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岩佐徹のOFF-MIKE

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「焦るな 錦織!~トップ10との差~」11/01/22

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Mens 3R
Verdasco d.Nishikori 6-2 6-4 6-3


錦織の4回戦進出はなりませんでした。世界のトップ10は、やはり格が違いました。
1ポイントずつを見て行けば、十分に戦えるものはありますが、トータルでは、残念ながら、
まだまだ、差があることを認めないわけにはいきません。
土橋氏は「緊張はなさそう」と言っていましたが、私にはそうは見えませんでした。
“気負い”ではなく、早い段階で相手のほうが力が上だと実感したように見えました。
とにかく、動きに無駄がなく、ショットは正確、サーブも効果的でした。
今朝の新聞などで、彼がこの見方を裏付ける発言をしていることを知って、現場を離れて
久しいですが、“見る目”は衰えていないなあ、と我ながら嬉しかったです。
冗談ですよ、冗談…。通じない人がいるからなあ。ハハハ。
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2ブレーク・ダウンで0-3になったとき、錦織は第1セットはもう無理をしないだろうな
と思いました。スタミナに不安があるからです。
相手のエラーがあって1ゲーム、ブレークバックしたことが良かったのかどうか。
もちろん、“やれるぞ”という自信が持てたことはプラスですが。
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1-3の第5ゲーム、15-15からの長いラリーを取りそこなったところで、このセットは
終わったように思います。このゲームの第1ポイントのとき、右の腰を押さえていました。
第6ゲーム、0-40からのポイントでは、もうボールを追う意欲もなかったようです。
第7ゲームが終わり、顔をしかめながらチェアに戻る錦織を実況陣は見落としたようです。
さらに、次のゲームに備えて立ち上がった錦織が主審に一言二言、声をかけたのも…。
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アナはスコアや資料に目を落としていたかもしれず、その意味では、仕方がないでしょう。
しかし、土橋氏は見ていたのです。トレーナーが入ってくるタイミングで「さっき…」と
話しましたが、こういう情報は早く伝えるべきです。コートの全景を見ることができない
視聴者に、放送席にいるからこそ分かることを伝えるのはコメンタリーの義務ですから。
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第1セットは30分たらずで終わり、錦織はメディカル・タイムアウトを取ってロッカーへ
戻りました。故障個所の手当てにはパンツを下げなければいけないからです。ハハハ。
スタンドにスペイン女性らしきグループが掲げる紙が見えましたね。
“Verdasco Hot as Tabasco”、つまり、ベルダスコはタバスコみたいにhotだぜ…。
hotは、“暑い”、“辛い”のほかに“乗ってる”、“絶好調”に近い意味で使われます。
この大会の彼…特に、ティプサレビッチ戦のマッチポイント・ダウン以後の彼はまさに
ホットそのものです。

第2セットに入ると、最初のゲームをサービス・エースで締めくくるなどいいスタートを
切った錦織ですが、ベルダスコの自信に満ちた試合運びは全く揺らぎません。
センターへのエース、ワイドへの効果的なスライスなど、サーブで優位に立たれ、錦織は
対応することに精いっぱいで攻撃に移るきっかけがつかめませんでした。
相手を苦しめ、追い詰めるショットもありましたが、少しテンポが上がるとベルダスコに
はっきりと分があったようです。

それでも、3-3までは五分に渡り合えていたと思いますが、エアポケットに入ったように
第7ゲームのサーブを落としましたね。集中力の面でも差を感じました。
結局、第2-3セットはブレーク・チャンスをつかめないまま、ベルダスコに屈しました。

2回戦に勝ったあと、こう書きました。
3回戦の相手はベルダスコか…。うーん、これは厳しいなあ。
正直言って、1,2回戦の“格上”とは力が違いますからね。
ま、一気に“高望み”するのではなく、目標を、試合の中で
自分のテニスがやれる時間を1分でも長くする、というところに
置いたらどうでしょう。


錦織らしいテニスも少しはあったと思います。しかし、おそらく、錦織キャンプ(陣営)が
考えていたほどではなかったでしょう。一段階ずつ上がって行くしかありません。
気がかりなのは、ケガです。世界の21歳と比べると、まだ体力が十分ではないようです。
1‐2回戦を比較的短い時間で勝ってきたのに、スタミナやケガを心配しなくてはならない…
では、トップには行けないでしょう。
焦らず、じっくりと体力をつけることに時間を割いてほしいと思います。
短期間 調子が良くてランクを上げても、そこで故障したのでは、トップ30、トップ20の
壁を破れないでしょうから。

ついでに、もうひとつ。

アガシ、ロディック、マレー…彼らがギルバートと決別した理由は主に、ギャラのことで
両者の考えが一致しなかったからだったと記憶しています。
アガシはともかく、若手二人は、少々高くても、このコーチを手放すべきではなかったと
今でも思っています。
錦織陣営は一度つかまえたこの有能なコーチを、間違っても“ギャラ”で解任するような
“愚かな”ことをしないようにと願います。

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by toruiwa2010 | 2011-01-22 10:14 | テニス | Comments(4)
Commented by オオソネ at 2011-01-22 10:37 x
おはようございます、岩佐さん。
残念ながら、昨年の全米を最後にwowowの契約をやめてしまったために、全豪が見れていませんが錦織は完敗だったようですね。
それにしても、コーチにギルバートがついているのは驚きでした。彼は試合に勝てるようになるコーチだと思うので、ぜひ長く見てもらってもっと上位に行って欲しいです。
Commented by toruiwa2010 at 2011-01-22 12:33
オオソネさん、こんにちは。
“微妙”ですが、私だったら、錦織の完敗より
ベルダスコの完勝を選んだと思います。ハハハ。

ギルバート…あのように書きましたが、彼は
錦織に見込みがないと判断したら、さっさと
次の“獲物”を狙いに行くでしょう。ハハハ。
Commented by 遊び人の優さん♪  at 2011-01-22 15:41 x
岩佐さん、こんにちは!

昨日の試合を観終わったトコです。
圭クンのほうは、坂本サン(@hide_sakamoto (Masahide Sakamoto))のTwitterの呟きから「治療と日本サッカー戦の観戦終了…夜分遅くなりましたがしっかり治療できたようです。たくさんの心配を頂きましたが彼の臀部は問題無いです!ちょいとプルしたぐらいですので問題無し。ご心配感謝です!また明日から気持ち切り変えわたしも頑張ります! 」との事です。

B・ギルバートについては『心・技・体』をレベルアップさせるのに一番必要な人材!
特にメンタル面での『心』の部分は去年と雲泥の差!ですよね。
(今シーズンを通して、じっくり観ていきたいトコですが…。)

ベルダスコは対戦前に「あわや2回戦負けか?」って思わせる試合もあり、気を引き締めて試合に臨んだために慢心するトコがなかった感じ…。「巡り合わせの点で、仕方ないのかな?」
Commented by toruiwa2010 at 2011-01-22 16:33
遊び人の優さん♪サン、こんにちは。

ギルバートから学ぶべきは、たしかに“心”ですが、
戦術・戦略的な心です。
コートに出たら、自分で考えなければいけません。
相手の戦術・狙いを読み、弱点を見つけ、そこを
どう攻めるか…アガシでさえ、ギルバートに出会うまで
コートに行く時 no plan だったそうです。錦織には
ギルバートから、それを吸い取ってほしいのです。ハハハ。

そのためには、スポンサーに会うために一時帰国など
してる暇はないのでは?と。ハハハ。
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