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岩佐徹のOFF-MIKE

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「横綱・白鵬を称える~日本の心・相撲の心~」11/01/24

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白鵬が18回目の優勝を飾って大相撲初場所が幕を閉じた。
ヒール役の朝青龍が引退した直後から始まった6場所連続優勝だから割り引かなければ…
という意見もあるだろう。それも一つの見方だから否定はしない。

子供のころ、東富士という横綱がいて応援していた。当時は4横綱の時代だった。
栃錦には若乃花がいた。
輪島には初代・貴ノ花が、大鵬には柏戸が、そして貴乃花には曙が…
いつの時代にも、強い横綱には好敵手がいたものだ。
白鵬の“悲劇”は、生まれてくるのが、貴乃花、朝青龍から微妙に遅れたことだろうか。

朝青龍の、動きが速くて、しかも強い相撲が好きだった。大関になるまでは、かなり
肩入れしていた。惜しいなあ。彼が“事件”を起こさなければ、今頃、相撲人気は大いに
盛り上がっていただろうに。

“朝青龍以後”だから割り引く…には一理あるとして、一方で“一人横綱”の難しさも
考えなければいけないだろう。
勝って当たり前、手抜きはもちろん、ケガをすることもできない。
精神的には辛いものがあるに違いない。
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白鵬には人間としての魅力もある。
小学校時代、クラスの人気者は“優等生”ではなく、“いたずらっ子”タイプだった。
白鵬の場合も、朝青龍のような際立った個性はないから、爆発的な人気にはならない。
しかし、日本人より日本の文化や伝統に深い関心を持ち、“相撲の心”を理解するための
努力を惜しまないモンゴルの青年に相撲ファンはもう少し敬意を払ってもいいと思う。

「親方をはじめ、日本に連れてきてくれた旭鷲山関、お父さん、お母さん、
部屋の皆さんにありがとうと言いたいです」

2006年の5月場所で優勝したときのインタビューで「おめでとうございます」と言われ、
“通りいっぺん”ではないこの感謝の言葉を聞いて、一気にこのモンゴルの青年に対する
リスペクトが高まった。両親や部屋の関係者はともかく、モンゴルから相撲界への流れを
作ってくれた郷土の先輩の名前は、思い付きで出てくるものではないと思う。
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場所に入ってから風邪をひいたと聞くが、稀勢の里に連敗したのはいただけないにしても
立派な優勝だった。14日目、大関把瑠都の190キロの巨体を右からすくって投げ飛ばした
豪快な技には舌を巻いた。技とタイミング…朝青龍も、しばしば、派手な相撲を見せた
ものだが、モンゴル相撲には何か、特別の秘密が隠れているのだろうか。
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年始の週刊朝日の表紙を飾った白鵬は、「ちょっと恥ずかしいです」と、はにかみながら
カメラに向かっていたそうだ。
そして、撮影が終わると、「今度はみんなで撮りましょう」と、その場に居た人たちとの
記念撮影を提案したのだという。
土俵を離れたら、常識が通じる普通の青年ということだろう。

そんな大横綱なのに、“ふさわしい敬意”が払われているようには見えない。
テレビやスポーツ紙など、相撲ジャーナリズムの責任ではないのか。


参考:「モンゴルに学べ」
http://bit.ly/glrQH5


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by toruiwa2010 | 2011-01-24 09:07 | 大相撲 | Comments(2)
Commented by shin555 at 2011-01-25 18:24 x
白鵬関といい、先日も紹介されていた長谷川穂積選手といい
極めた人たちというのはやはり素晴らしいですね。
ふさわしい敬意、是非とも払いたいものです♪
Commented by toruiwa2010 at 2011-01-25 19:41
shin555さん、こんばんは。

一流のアスリートには、それに“ふさわしい”リスペクトが
払われるべきだと思います。
ちなみに、私は一部の熱狂的ファンにはイチロー嫌いと
思われていますが、それなりの経緯は持っています。

もうひとつ、ちなみに・・・
あなたのコメントは2日ぶりのものです。
延べ1200人以上が“読み逃げ”したあとで。
ハハハ。
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