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岩佐徹のOFF-MIKE

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「マレーが逃げ切った~決勝はDjokovic vs Murray~」11/01/29

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Mens SF
Murray d.Ferrer 4-6 7-6 6-1 7-6


男子SF第2戦は二つのTBを圧倒的なスコアで取ったマレーがフェレールを下しましたが、
面白さという点では前日のフェデラーvsジョコビッチに及びませんでした。

間もなく、男子SF第2戦が始まる。この選手入場を待つわくわくした時間が懐かしい。

…最初のつぶやきです。
試合が始まる30-40分前には放送席に座ります。席から見える“景色”に慣れるためです。
スケジュール通りに進行することは少ないですが、知らされているWalk On、選手入場の
時間が近づくとどんどん気分が盛り上がってくるものです。少年のように。ハハハ。

フェレールの SF進出はナダルのけがに助けられた部分もありますが、それ以上に彼の
出来の良さがあったと思います。特に、序盤のプレーを再現できれば、このコートでは
苦手とするマレーに勝つチャンスも十分あると予想していました。
マレーの試合を見るのは初めてでしたが、“しっかりした顔”になっているのにビックリ。
勝ったら、もしかして決勝にショーン・コネリーが来るかなと思いました。
数年前のウインブルドンでマレーが快進撃したときもVIP席にコネリーが来ていましたが、
同じイギリス人でも、スコットランド人同士の結束は強いようです。

始まって、間もなく久保田アナが「マレーのサーブの確率はそれほどよくありません。
大体、50%の後半です」と言いました。
マレーのサーブは、入れば優位に立てますから、50%後半なら悪いとは言えないのでは
ないかと疑問がわきました。調べてみると、現にファーストが入れば80%前後、ポイント
できています。5試合中最低が75%でした。こちらの常識が間違っているのでしょうか?

5G終わって3-2でF。両者のキープが続く。まだ二人ともBPがない。
FのファーストSvが53%しか入っていないのが気になる。
そろそろ試合が“動いて”もいいころだが。


第6ゲームをマレーがキープして3-3のあと第7ゲームで最初のブレークが生まれました。
このゲームの序盤で柳さんも同じようなことを言いましたね。
たくさんの試合を見ていると、独特の“カン”が働くことがあります。
ファースト・サーブがフォルト。「ここまで○○のダブル・フォルトは4っつです」と言う。
果たして、セカンドもネットにかかる…そんなことを数多く経験しました。
根拠はありません。選手がそれっぽい“空気”に包まれて見えるのです。ハハハ。

特に、柳さんと組むと多かったような気がします。
この試合を一緒に放送していたら、5ゲーム終了後のやりとりはこんな具合だったかも。
岩「両者キープが続いてますが、どうですか、そろそろ?」
柳「そうですね。動いてくるかもしれませんね。そんな気がします」

それが“呼吸”ではないでしょうか。言った通りになったときの快感はたまりません。
“実況アナ冥利”です。柳さん、遠藤さんと組んだとき、何度もそんな瞬間を経験しました。

決して、「そろそろ動くと思うんですが、どうですか?」と言ってはダメなんです。
アナウンサーが先に“判断・断定”したのでは、解説者の立場がなくなります。ですから、
“誘導”するのです。ハハハ。

フェレールがすぐにブレークバックして4-4。もつれそうな気配です。ナダル戦ほどでは
ありませんが、なかなか面白い試合になりました。
結局3-4から3ゲームを連取したフェレールが第1セットを先取しました。
マレーのエラーが16本もありました。光ったのはフェレールの守備力です。
ずいぶん飛ばしてるけど大丈夫か?という声もあったようですが、彼らはあのスタイルで
5セットでも戦えると思います。ハハハ。
ブレーク・ブレークで始まった第2セット、マレーがいらついています。
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外見は大人っぽくなったけど、精神的には子供っぽさから抜け切れていないのでしょうか。
集中している空気が感じられませんでした。
どのゲームだったか覚えていませんが、相手のサーブで40-15になったあとのポントでは、
追う姿勢をまったく見せませんでした。トッププレーヤーです。グランドスラムでは決して
見たくないシーンでした。

マレーはもがいていました。キープできても、精神的に危ない局面が続きました。
勝負はまだ分からないものの、ここまでだけで見た感じでは、マレーの“自滅”だなあと
思いました。
しかし、第10ゲーム(4-5:サーブ)で相手のセットポイントを逃れます。この辺から、少し
集中力が戻ってきた感じです。
TBをものにして1セット・オールです。

マレーが第2セットの勢いを第3セット序盤に持ち込んでそのまま取り1セット・アップ。
今度はフェレールに精彩が見られなくなりました。肉体的な“疲れ”ではなく、マレーの
勢いが増し、何をやってもポイントが取れない…精神的な疲れが出たのだと思います。

これなら、マレーが一気に行くなと思っていると、第4セットはまたもつれましたから
勝負というのは分からないものです。ハハハ。
しかし、TBになると、強いサーブを持っているマレーに分があることは否めません。
途中、4ポイントを連取して勝利をものにしました。
フェレールにはハードコートでのマレー戦に苦手意識があったのかもしれませんね。

決勝はジョコビッチvsマレーですか。
どう考えても、ジョコビッチの優位は動かないでしょう。
二人ともメンタル面に問題がありますが、ジョコビッチは“やや弱い”だけなのに対して
マレーには“ムラ”がありすぎます。
いいときはいい、悪い時悪い…では、グランドスラム初優勝は難しいと思います。

もし、マレーがストレート勝ちしたら?
勝負とはそういうものですから、謝ったりしません。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-01-29 10:17 | テニス | Comments(4)
Commented by にゃお人 at 2011-01-29 12:15 x
 こんにちは。
 ボールを10回以上つくジョコビッチ、攻撃力は十分あるのにのらりくらりのマレー、どちらもあまり好きではありませんが、テニスそのものの技術的にはもうフェデラー、ナダルと差はほぼないんでしょう。
 岩佐さんおっしゃる通り、精神面の差がレジェンド2人とはありすぎます。ジョコビッチは詰めが甘いですし(ロディックのように闘争心が弱いというか変に相手をたたえてしまう)、マレーは脆いと思います。
 MSを何度も優勝出来ているマレーは早くGS優勝体験をすべきですね。一皮むければ大人になると思います。当てつけのようで恐縮ですが、期待料込みで明日はマレーと予想しておきます。
Commented by toruiwa2010 at 2011-01-29 13:36
にゃお人サン、こんにちは。

水泳の1500Mに例えると、キャリア全体では
フェデラーのほうが上、現在はナダルが体一つリード、
水があいてジョコビッチ、僅差でマレー…

期待料込みで明日はマレー…お好きなように。ハハハ。
Commented by loverafa63 at 2011-01-29 14:46 x
岩佐さん、こんにちは。
QFアクシデント敗退で一気にテンションが下がりSF、Fの録画予約も
取り消しました。久保田アナは勝手に先に解説しちゃいますよネ(笑)
柳さんとは長く組んでるのに呼吸って難しいんですね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-01-29 15:58
loverafa63さん、こんにちは。

ハハハ。録画予約を取り消しましたか。
気持ちは分からなくもないですが、
それだとほかの選手のよさを知らずじまい…

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