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岩佐徹のOFF-MIKE

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「懐かしい女優が死んだ~グラマー & グラマー…~」11/03/03

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1978年からメジャーの実況を担当するようになって困ったのは、日本の新聞・雑誌には
ほとんど情報が出ていないことでした。その代わり…と言えるのかどうか、アメリカに
行けば、嫌というほど手に入りました。ただし、全部英語です。当然ですが。ハハハ。
宝の山にいながら指をくわえているのもくやしいので、このときから、ありとあらゆる
記事を読みまくりました。当時の日本人で、メジャーの記事をあれほど読んでいたのは
私ぐらいだったのではないかと自負しています。パンチョ伊東は読まなくても、ラジオや
関係者との会話でどんどん新鮮なネタを仕入れられる英語力でしたから。

ボキャブラリーの少なさには悩まされながら、なんとか心が折れずに読み続けられたのは
中学・高校で英文法をかなり徹底して勉強したからだと思っています。記者が書くものなら
文法通りですから、言葉の意味が分かれば、何を言わんとしているかは分かります。
テニスのインタビュー・スクリプトで英語圏ではない国の選手が話したものが厄介なのは
文法通りでないことが多いからです。ナダルのインタビューやブログを訳すと、普通の
2倍は疲れたものです。ハハハ。
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ジェーン・ラッセルが亡くなったと聞いて、そんなことを思い出しました。
ハリウッド女優と英文法…接点がないように見えますが、二つを結びつける“カギ”は
ちゃんとあるのです。

ラッセルはbon-Q-bon(ハハハ)の豊かなボディーを武器にしてスターダムを昇りつめた
女優のひとりでした。同じころ、同じタイプで人気だったのがマリリン・モンローです。
「紳士は金髪がお好き」では共演しています。いかにもハリウッドらしい“あざとい”
企画ですが、あっさり引っかかった鼻下長族*たちが映画館に押し掛け、大ヒットしました。
ニキビ盛りの私ももちろん見に行きました。ハハハ。
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ぴったり来る日本語がなかったからか、我がマスコミは彼女たちを “グラマー女優”と
総称しました。この言葉は驚くほどの速さで世間に広まりました。今ならぶっちぎりで
流行語大賞ものでしょう。ハハハ。
“進化”は更に進んで、やがて、ふくよかな体を持つ女性を“グラマー”と呼ぶように
なったのです。
10年以上あとになって大橋巨泉がバラエティ番組「11PM」で言いだして猛烈にはやった
“ボイン”は、いつの間にか聞かなくなりましたが、グラマーのほうは今でも結構、耳に
するような気がします。若い人の間ではやはり死語かもしれませんが。

Glamour とEnglish Grammer。
…そうです。英文法と女優たちは“グラマーつながり”なんです。
区別して発音する自信は全くありません。なにしろ、ほら、読むだけですから。ハハハ。

彼女やモンローの写真をたくさん載せていた映画雑誌、「映画の友」や「スクリーン」を
購読していたので映画も何本か見た気になっていましたが、Wikipediaをチェックすると、
ジェーン・ラッセルの出演作は1本しか見ていません。
モンローには人間としての可愛さがあり、作り物ように胸が大きいだけのラッセルには
あまり興味がなかったのかもしれません。中学・高校生としては健全…。ハハハ。
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英文法じゃないほうのグラマーは少しあとに形を変えてよく使われることになりました。
トランジスター(transistor)が発明されてラジオがどんどん小さくなった時期があります。
1950年代後半から60年代にかけてだったと思います。
マスコミ“主導”で日本人は小さいものを“トランジスタ”と呼ぶようになりました。
その典型的な例は、小柄でも胸の豊かな女性を“トランジスタ・グラマー”…。ハハハ。
たとえて言えば、由美かおるとか榊原郁恵とかでしょうか。

ウォーリー与那嶺が85歳、ジェーン・ラッセルは89歳か。
岩佐徹…72歳で死んだら、何を言われるか分からないなあ。ハハハ。

*鼻(花)の下が長い…今や死語ですが、一時、よく使われた“造語”です。

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by toruiwa2010 | 2011-03-03 09:24 | 岩佐徹的考察 | Comments(0)
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