ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

「茫然自失・虚脱感~新しい記事は書けません~」11/03/14

d0164636_9335641.jpg
おはようございます。

M9.0…日本が初めて経験する激しい地震が発生してから4日目の朝を迎えました。
家族や愛する人の命、家事道具など、かけがえのない多くのものを一瞬で失った
被災地の方たちばかりでなく、国中の人に“重いもの”を残していった自然の猛威。
今度の災害では全国民が“当事者”であるような気がします。

今年に入ってエキサイトに転居したのを機に、土曜日、日曜日は古い記事の中から
更新するだけにしていましたが、今回は2本ずつ、4本のエントリーを書きました。
すべて、報道に関わるものです。発生直後からテレビの前に座り続け、もどかしい
思いを綴りました。一本目を書いたとき、いつも通りツイッターで告知したところ、
このブログとしては異常なスピードでアクセスが増えました。

報道にかかわるセクションで仕事をした期間は短いですが、アナウンサーとして
ニュースはたくさん読みましたし、飛行機の墜落事故などでなんども現場を経験し、
特番の司会をしたこともあります。こういうときに報道部内でスタッフが何を考え、
どんな動きをするかは、手に取るように分かります。事件・事故のたびにその時の
光景が目に浮かびます。外部の人にはうかがい知れない部分だけに“読者”の関心も
高いことが分かります。

私が見聞きしたことはフジテレビだけの“特別”なケースかもしれませんが、各局の
放送を見る限り、同じ“におい”がします。すべてを書くことはためらわれます。
しかし、昨日の朝 更新した「素の声が出てしまった !!~失われた信用・信頼~」は
決して特殊だと思わないほうがいいでしょう。
今朝、ツイッターを見たとき、私宛にこんな書き込みがありました。

ずっと報道みてますが、同じ映像垂れ流しでドラマもどきのワイドショーに仕立て、
壊滅しないと災害ではない、報道する必要ない、という考え方がマスコミならぬ、
マスゴミの報道方針での理解でよろしいのでしょうか?(原文のまま)


…そこまで極論されても、と思わないでもありませんが、ポイントをついています。
d0164636_9345214.jpg
内容はほぼ地震関連に限定されていますが、各局とも通常編成に戻りました。。
猛烈なスピードで事態が動いているときには放送する余裕もなかった映像が少しずつ
見られるようになってきました。大津波が人命や家屋を蹂躙するつらい映像のあと、
数十時間ぶりに再会を果たした家族の姿を見るとほっとします。
同時に、地震発生時、津波に襲われた時の体験談を聞くにつけて、被災者が味わった
恐怖がどれほどのものだったかと、恐怖にかられます。

ツィッターにあるprayforjapanには日本語のほかに、英語、ドイツ語、フランス語、
スペイン語、アラビア語、ロシア語…ありとあらゆる言語で世界中からメッセージが
寄せられて感動を呼んでいます。
いまも、読み切れないほどのスピードで増えています。
http://bit.ly/ex8Ewa  
http://bit.ly/fZIpMG心に残るものを集めた日本語のツイート集


スポーツ界、芸能界からも声が上がっています。
ブログ、ツイッター、フェースブックと、ツールが増えたことで彼らがメッセージを
発信しやすくなったためですが、勇気・元気をもらう被災者もおいででしょう。

昨日の夕方 更新した「M9.0とテレビ~伝えたこと・伝えなかったこと~」に…

マスメディアの持つ力はとてつもなく大きい。
そのパワーを使って、テレビだからこそできること、
テレビにしかできないことをやってほしい。


と、書きました。具体的に“何か”は頭にありませんでした。
しかし、フジテレビの特番に電話で出演していたお笑いコンビ、サンドウィッチマンの
伊達みきおの言葉が“目からうろこ”でした。
「連絡がつかず心配している人がたくさんいる。ぜひ、避難している人たちの顔を
写してあげてほしい」と話しました。それを見て安心する人もいるからです。
年配者で家族の消息を知るために急きょツイッターを始めた人もいらっしゃいました。
顔を写す…簡単なことですが、それこそテレビにしかできないことです。

こんな災害は二度と御免ですが、万一、再び起きたときに、テレビはこの言葉をぜひ
ヒントにしてほしいものです。

4日目の今日になっても、この関係以外の記事を書く気になりません。
明日は、休むかもしれません。

by toruiwa2010 | 2011-03-14 09:41 | 放送全般 | Comments(11)
Commented by tom☆ at 2011-03-14 10:03 x
私は職場で地震に遭いましたが、取り合えず外に避難したは良いけれど「どんな規模で・今どうなっているのか」知る術が全く無くてとても不安でした。 災害の初期に携帯は全く役立たず、情報収集にはまずラジオ!って事を痛感しました。
TVに出来る事私もずっと考えていました、何しろ災害の映像を流してもそれは既に過去の事ですし・視てる者の大半は安全な場所に居る者です! 「津波の恐れがあります、絶対に海に近付かないで下さい!」との呼びかけが必要な人に、その声が届く訳がないのです★  誰がどういう立場で視ているのか?~そこを知らずして必要な放送が出来る筈ないですね! ☆ 
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-14 10:08
tom☆さん、おはようございます。
緊急時のラジオの有効性はすでに実証済みですが、
テレビはテレビで、特性を活用した生きる道を
探らなければいけないでしょうね。
Commented by ysphoto at 2011-03-14 11:16 x
伊達みきおの言葉、重いです。
Twitterでは、どうやら被災者へのインタビューや津波の映像はいらないという論調が増えてきていますが、津波の映像は不要ですが、被災者へのインタビューは必要だと思います。というかむしろたくさんの人の顔を映して欲しいです。
未曾有の災害、経験した事のない災害に誰もが戸惑っています。
批判や批評は後からで良いと思います。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-14 11:37
ysphotoさん、こんにちは。
伊達は見事でしたね。スタジオの反応が薄いの驚きましたが。
TVができること…、Googleが始めた避難所名簿も素晴らしい。
http://bit.ly/dG14kX
Commented by chibita at 2011-03-14 14:04 x
私もテレビを見ていて、伊達さんの言葉に胸がつまりました。その通り!と強く思いました。私の親戚も塩釜で避難出来てるとの事で安心しましたが、どうなってるのかは全くわかりません。
山形は被害は少なかったのですが、停電が普及した後にガソリンと灯油を求める人があふれ、売り切れ店が続出し殆ど買うことができなくなりました。電池はどこに行っても買えません。

地震が落ち着いたとしても、これからもっと大変になる事が想像できます。
原発の事も不安ですし、テレビができるこの先、どうすればいいのか、みんながすこしでも冷静に動ける正確で正しい情報が欲しいと思います
Commented by rosemay_hiroe at 2011-03-14 18:26
ご無沙汰しております。私も親友のご両親が陸前高砂駅の近くに住んでいらしたので、避難所が映ると探してしまいます。
twitter上でもつぶやきから、消息が掴めず心配していらっしゃるかたがいっぱいおいでなのがわかります。
やはり多くの方を映してほしいですね。
できるだけ早く多くの方々が、ご家族の方にお会いできるとよいのですが。そうお祈りしております。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-14 18:40
rosemay_hiroe さん、こんばんは。

顔を映し出すことがそんな意味をもつとは…。
テレビの中で育った者には、灯台もと暗し、なんです。
NHKなどは総合・教育に衛星1.2.ハイビジョンと5波も
持っているのですからぜひやるべきです。
Commented by toyamaji at 2011-03-15 00:32 x
岩佐さんこんばんわ。
疲れたら、まずはいつでも休んでくださいね・・・と言うほど毎日見に来てる立場でないので僭越ですが・・・
ずれてるかもしれませんが、とりあえずテレビはいつでも消して見ない、という選択肢もあるので。。
自分が生活してる場所が無事だったことを感謝して、桜のつぼみがふくらんだり、空が晴れてたりする景色をありがたいな、って思って散歩したりすることも今できる大事なことなのかな・・・と、私もずーっとテレで被災地の情報を受け取りつづけて、ふとそんなこと思っています。
明日は満開になっている早咲の桜を見に散歩に出ようかと思っています。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-15 07:25
toyamaji さん、おはようございます。

少し、ほかのことに目を向けたいと思いつつ、なかなか…。
「不要不急の外出は控えて」といわれると、年寄の外出は
病院に行く以外は、ほとんど、不要不急なので・・・
Commented by ジャスパー at 2011-03-15 17:01 x
岩佐さん こんにちは。

このような災害の報道の時いつも感じるのですが、レポーターが被災地に行って仰々しい格好で、疲れきった被災者に「今のお気持ちは?」などと聞く失礼極まりない間抜けさ。「見ればわかるだろう」と私なら一発見舞ってやります。

フジのAアナが直接現地に行ってリポートしていましたが、私が見る限り、広いロケバスにスタッフだけでガラガラ。わざわざ行くのであれば、少しでも救援物資を積んでそれを配って「大変でしたね。」と労ってリポートするぐらいできるだろうと。インタビューでの金品のやり取りは、報道コードにでもかかるのでしょうか?

連絡手段のないところに行くのであれば、すこしでもその架け橋になるとか。報道のすることじゃないと言えばそのとおりですが、悲惨さの垂れ流しばかり。報道陣であるとともにに人であってほしいと思うのは無理なんでしょうか。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-15 17:54
ジャスパー さん、こんばんは。
この件、長くなるので本編に急いで書きます。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。