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岩佐徹のOFF-MIKE

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「進まぬ救援活動 etc」11/03/17

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相変わらず、福島原発の状況は深刻だ。
いろいろ、読みあさってみると、“チェルノブイリ”のようになる可能性はないのだという。
しかし、国民の中に、原発に対する恐怖心が植え付けられたことは間違いない。
将来のエネルギーを考えて、もともとは容認派の私でさえ「これほどモロイのでは」と
ためらう気持ちになっている。
“想定外”というが、これまでにマグニチュード9.0以上の地震がなかったかと言えば
海外とはいえ実際にあったのだし、津波はスマトラとくらべてどうだったのか。
関係者は“想定を超えた”と言う。しかし、原子力という危なっかしいものから人命を
守ることを考えたら、“想定をはるかに超えるレベル”を想定すべきではなかったのか。

朝日新聞で“驚愕”の記事を読んだ。

福島第一原発でも、復旧に当たる作業員の被曝防止の対策は大きな課題だ。
顔全体を覆えるマスクを「かき集めて」(東電)配ったが、マスクでは、放射性物質が
鼻や口から体内に入るのを防ぐことしかできない。
放射線を浴びるのは避けられない状態だ。
個人に許される放射線量には限りがあり、各自の作業時間を減らす必要がある。


15日付け朝刊…つまり、14日夜の状況を伝える記事だ。

別の記事にはこう書かれていた。

原発が自動停止した後、通常なら送電線からの電気でポンプを回して炉心を冷やす。
停電の場合は原発が持つ非常電源を使う。
今回、地震で周辺が停電し非常用電源は津波で水をかぶってすべて動かなくなった。
「起こりえない」とされてきた電源喪失が起きた。


原発敷地内には完璧な防護服が常備されていると思っていた。
あってはいけないのだが、放射能漏れはそんなに珍しいことではないのだから。
電源は東電か東北電力から特別な供給を受けているものだと思っていた。
原子炉は“冷やす”ことが重要で、そのための電源確保はmustのはずだから。

NHKテレビの情報だが、東海原発の事故のとき、復旧作業にあたった作業員たちは
2人1組になり、わずか1分で次の組と交代したそうだ。つまり、非常時にはそれほど
危険な状態になるということだ。
そして、十分な情報を与えられないまま、圏外避難や屋内退避を指示される。
当初は、どこにどう非難すればいいのかを知らない住民がたくさんいたと聞いた。
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昨日の夜、電話でテレビ出演した福島・南相馬市の桜井市長は怒りを抑えながら訴えた。
「あなたたちから屋内待機を命じられた。なのに、救援物資は入ってこない、30キロ圏の
外に逃げるためのバスも来ない」
いつもながら、切々と訴える市長の声は悲痛で胸を打つ。政府関係者、県の行政関係者に
こういう声は届いているのだろうか?
非難のための非難をするつもりはないが、移動するためのガソリンがないため、圏内に
取り残された老人ホームの問題と併せ、何とか手が打たれることをと祈るばかりだ。

取材班の中には仙台市内から被災地や避難所に通っているところもあるようだ。
それなら救援物資も運べそうだが、搬送する車両のためのガソリンがないという。
灯油とともに、“不足している”の声は発生直後から上がっていたと記憶するが、適切な
対応は取られていたのだろうか。
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昨夜の東北は雪が降っていた。朝の最低気温はマイナス3度と言っていた。
ある避難所では毛布が一人当たり2枚、行きわたっていると話していたが、2枚とも
体の上に掛けられるわけではないだろう。体育館など、板張りの床から伝わる冷気を
防ぐために、下にも敷かなければいけないのだと思う。
あれこれ想像すると胸が痛む。そんな人が40万人以上いるのだ。
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「油なくしては、被災地の救援・再建に向かえない。今日の一滴が命を守るんです」…
隣県の岩手・宮城を想って政府関係者に涙声で訴えた青森県知事。
対策本部が手をこまねいているとは思わない。
しかし、発生直後に党首会談が行われて全面協力が合意されたはずなのに、“挙国体制”で
ことに当たっているとは思えない。菅も枝野も疲労困憊しているという。
ならば、メンツを捨て野党からも人材を登用したらどうなのか?

何もできないくせに批判ばかり…と非難されそうだが、遅々として進まない救援活動に
ストレスがたまるのは事実だ。


9時20分から計画停電に入るため、推敲が不十分ですが、取り急ぎ更新します。
by toruiwa2010 | 2011-03-17 09:18 | 岩佐徹的考察 | Comments(10)
Commented by seiya at 2011-03-17 12:10 x
トップには、リーダーシップを発揮して復旧や支援をして欲しいです。
確実な情報を待たないと動けない(救援者も危険になる可能性のため)のか、情報を待つよりも行動するのか…とても難しい判断だと思います。その成果は全て結果論で語られるような気がします。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-17 12:38
seiyaくん、こんにちは。

成果は全て結果論で語られるような気がします。…
自戒しなければいけないと思ってます。
Commented by オオソネ at 2011-03-17 13:20 x
こんにちは、岩佐さん。
原発問題はまだまだ予断を許さないですね。原発が非常に危険なのは良くわかったものの、電力のことを考えると原発以外でなんとかなるのか?とも思います。
今はただただ良い方向に進むことを祈るだけですね・・・。
Commented by ynwa at 2011-03-17 13:34 x
蓮舫大臣が都内のコンビニに品薄状態把握のために視察に訪れたようですが、そんな事必要なんでしょうか。
パフォーマンスにしか過ぎないと感じてしまいます。
原発情報に関しては海外の方が詳しくショッキングに報道していますね。
どの情報が正しいのか、もはや私にはわかりません。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-17 13:53
オオソネさん、こんにちは。

今回、安全対策がかなりゆるーいものだったことが
分かってしまったのは大きなダメージですね。
石炭を探しますか?温暖化阻止に逆行することになりますよ。
水力発電に戻りますか?町や村がダムの底に沈むことになるけど。

…という話になるわけですが、容認派だった私でさえ、
万一、近くに建設、となれば考えてしまうでしょう。
Commented by Molly at 2011-03-17 13:55 x
ynmaさんへ

>蓮舫大臣が都内のコンビニに品薄状態把握のために視察に訪れたようですが、そんな事必要なんでしょうか。

その答えはあなた自身がコメントしています。

>どの情報が正しいのか、もはや私にはわかりません。

正しい情報を得るために大臣は視察をしたのではないのですか?
ひとりひとりの個人がデマ、風評、誤った情報にまどわされないことが大切です。正しい情報を得て、それを判断材料として行動することが求められています。それは一市民、大臣に限らずみな同じです。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-17 13:57
ynwa さん、こんにちは。

原発に関しては海外のほうが敏感のようですね。
帰国指示が出た国もあるようだし。

R女史については眉を寄せる表情も作りものにしか見えません。
まあ、ヴォーグの写真を撮らなかっただけましかと。w
Commented by Molly at 2011-03-17 14:21 x
岩佐さん、こんにちは。

お忙しいことと存じます。もしも、お時間ならびにご興味がありましたら「マスメディアから見たパフォーマンス論」について執筆いただけないでしょうか?

たとえばメディアに事前に告知してから行動すればパフォーマンス性は高いでしょう。逆に告知をしなかったがマスメディアが察知し、追いかけて報道した場合は低いと思うのです。

また優先順位のこともあります。本来するべきことがあるのに、メディア露出性の高いほうを選んだ際にはパフォーマンス性が高い、と思います。失礼ながら今回の総理のヘリによる現場視察はパフォーマンス性が高い、と感じました。

岩佐さんのご経験からはいかがでしょうか?体験談などお聞きできれば幸いです。

政治家ならびに著名人がなにか行動するたびに「あれはパフォーマンスだ」と画一的な反応が返ってくるのには閉口しています。

よろしければ執筆ください。
Commented by toruiwa2010 at 2011-03-17 15:05
Molly さん、こんにちは。

おっしゃっているのは、このブログの中で、ということですね。
今は頭の中でイメージがまとまりませんが、まとまるようなら
書いてみます。
どちらにしても、今はその時期ではないでしょう。
Commented by Molly at 2011-03-17 15:20 x
岩佐さん、返信ありがとうございます。

>おっしゃっているのは、このブログの中で、ということですね。

そのとおりです。ブログの中、ということです。

>どちらにしても、今はその時期ではないでしょう。

お待ちしております。
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