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岩佐徹のOFF-MIKE

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「ザ・ファイター」「神々と…」90点!~打率が高かった3月の映画~      11/04/06

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「ヒア アフター」85

東南アジアのリゾート地。
フランスの人気キャスター、マリー(セシル・ド・フランス)が恋人と休暇を楽しんでいた。
チェックアウトの朝、土産を買うためにマリーが外出したとき、巨大な津波が襲った。
理不尽な強さで押し寄せる波に飲み込まれたマリーは後頭部を強打して脳震蕩を起こす。
意識を失って水の中を漂う彼女が見たのは死後の世界だった。

サンフランシスコ。
兄が強引に友人を連れてきた。いやいや、その男の手を握り、あちらの世界との接触を
試みるのは弟のジョージ(マット・デイモン)だった。
いまは安い給料に甘んじているジョージだが、その前は、兄と組んで才能ある“霊能者”
として大金を稼いでいた。しかし、死者と交信することに疲れて“廃業”していたのだ。

ロンドン。
母と小さなアパートに暮らすジェイソンとマーカスは仲のいい双子の兄弟だった。
薬物中毒の母が深夜に帰宅した翌朝、早い時間に来訪者があった。福祉局の係官だ。
この親子に問題ありとして、チェックをしに来たのだ。
兄弟は、まだ眠っていた母を起こして裏口から出し、係官たちにはその場を取り繕った。
厳しい環境の中でも兄弟は母思いなのだった…
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オムニバス映画のような序盤ですが、そうではありません。
しかし、こういう作り方の映画では、どこかで登場人物たちの“交流”が始まるのですが、
この作品では、三者の人生が交錯するのは物語の終盤になってからです。
その辺の演出がクリント・イーストウッドならでは…なのかもしれません。
もっとカルトっぽい話かと思ったのですが、違いました。

私はそれなりに楽しめましたが、ネット上の評判があまりよくないみたいですし、冒頭が
“襲いかかる津波”のシーンですから、今の日本では上映再開が難しいでしょう。
大好きなイーストウッドが80歳を超えて、なお元気だと分かっただけで十分です。


「ツーリスト」80

話としては単純で、目新しい展開があるわけではありませんが、ジョニー・デップと
アンジェリーナ・ジョリーが画面にいるだけで“ぜいたく感”があります。ハハハ。
この映画は二人の共演が実現し、ヴェネチアでのロケが決まった瞬間に娯楽作品としての
成功が約束されたと言っていいでしょう。実際、興行成績がどうだったか知りませんが。

分からないのは、例えば、gooの映画レビューで平均点が71点しかないことです。
レビューに参加したのは、見たからですよね?この二人を楽しみに行ったんですよね?
それで71点ですか?私の理解力を超えてますね。ハハハ。


「恋とニュースの作り方」80

若い女性プロデューサーが任された“お荷物”トークショーを立て直すだけの映画です。
これも、ありきたりのストーリーだし、作り方です。ある意味、あまりにも想像通り…。
しかし、視聴率が劇的に持ち直すきっかけになったネタも安直過ぎて笑えるぐらいですが、
昔から好きなダイアン・キートンとハリソン・フォードの共演で1000円分は安い!ハハハ。
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「SP 革命篇」85

上映開始から間もなく、出動に備えるSP・尾形班の面々が銃器庫で交わす会話。
A「今日は誰の警護か?」
B「与党幹事長」
C「野党政調会長」

…やれやれと思いました。ハハハ。
そりゃ、“民主党”とか“自民党”とは言えないだろうけど、いくらなんでもひどすぎる。
制作の過程で誰も問題にしなかったのでしょうか。

その昔、フジテレビのアナウンサーを受けた慶応・放送研究会の1年後輩の男が面接の
段階で落とされました。ひそかに応援していたので、人事の友人に理由を聞くと、「だって、
支持政党は?と聞かれて、“与党”って答えたんだぜ。自民党でも共産党でも与党なら
支持するってことだもん、そりゃまずいだろう」と教えてくれたことを思い出します。
意味合いが違いますが。ハハハ。

ただし、岡田准一や堤真一たちの気合いの入り方が伝わってきて、75点しかつけなかった
前作(野望篇)にくらべたら、はるかにいい出来でした。
特に序盤は、ストーリーの行方がある程度見え見えなのに結構、ドキドキしました。


「ザ・ファイター」90

兄・ディッキー(クリスチャン・ベール)はかつてシュガー・レイ・レナードをダウンさせた
こともある有望ボクサーだったが、今は引退して弟・ミッキー(マーク・ウォールバーグ)の
トレーナーを務めている。
必ずカムバックすると言いながら女とクスリにおぼれるディッキーにくらべ、おとなしく、
地味な性格のミッキーはマネジャーを務める母親(メリッサ・レオ)たちの言いなりだった。

やがて、ミッキーを世界チャンピオンにするという一家の夢に近付くチャンスが来た。
きっかけは、入所中のディッキーがミッキーに授けた作戦にあった…
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実在のボクサーを描いたものです。
「あしたのジョー」もふくめてボクシング映画を何本も見てきましたが、練習風景までは
よくても、いざ、試合の場面になるとあきたりないものがかりです。この映画も同じです。
それを除けば、スポーツ好きには納得できました。
作品賞を獲った「英国王のスピーチ」や有力候補だった「ソーシャル・ネットワーク」と
並べて、どれが好きかと聞かれたら悩みます。ハハハ。

「獲りやすい役柄・演技ですが、男女助演賞に輝いたベールとレオの演技は見せます。
撮影現場の熱気が目に浮かぶ作品ですね。


「神々と男たち」90

舞台は北アフリカ、内戦が広がりつつあるアルジェリア。
丘の上に修道院が建っていた。そこには、フランスから派遣された修道士たちが住み、
イスラム教を信仰する周辺の村人たちと共存して、平和な暮らしを営んでいた。
ある夜、テロリストのグループが訪れたことをきっかけに修道士たちに動揺が生まれる…
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オープニングの、まったく無音で描かれる修道院の朝のシーンに引き込まれました。
全編を通じて何度となく流れる、7,8人の修道士が穏やかな“旋律”で唱える祈りにも
魅せられます。
信仰を持たない私には、この映画の本当の意味は理解できていないと思います。
しかし、深い信仰に支えられた人たちの、死をも恐れぬ強さに胸を打たれました。

宗教を扱った映画のときはいつもためらいがあるのですが、見て良かったと思います。
万人に向く映画ではないので、同じ90点をつけたほかの作品と同列には語れませんが、
間違いなく、今年見た中では最高の“拾いもの”でした。

レビューはすでに書きましたが、「英国王のスピーチ」も3月に見た作品です。
7本見た中に3本が90点でした。“打率”の高さに驚きます。ハハハ。

85 ヒア アフター カルトっぽいかと思ったが違った イーストウッドらしさは少しだけ
80 ツーリスト A・ジョリー&J・デップ+ヴェネチアロケもあって娯楽性はたっぷり 
80 恋とニュースの作り方 安直と言えば安直だが 覚悟してみれば楽しめるのでは
85 SP 革命篇 前作よりはるかによくできている なにより岡田准一&堤真一が熱い
90 ザ・ファイター 実話に基づく映画 ボクシング・シーンは納得しないが役者はすごい
90 神々と男たち 今年一番の拾いもの 信仰に支えられた人たちの強さに胸を打たれる
90 英国王のスピーチ 吃音症の国王と治療にあたる男 最後のスピーチは感動的だった

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関心があるかどうか分かりませんが、3月11日から31日の間に私がこのブログに書いた
震災関連記事をPDFにまとめました。
オンライン・ストレージ“Giga File便”に収容してあります。
↓のURLをコピーしてアドレスバーに入れ、現れた画面で「ダウンロードを開始」を
クリックすればOK…のはずです。うまく行くといいですが。

http://bit.ly/fLMM10

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by toruiwa2010 | 2011-04-06 09:33 | 映画が好き | Comments(2)
Commented by 老・ましゃこ at 2011-04-06 23:13 x
オープニングの、まったく無音で描かれる修道院の朝のシーン≫

とても素晴らしい演出ですね。その後の展開との対比もあるのでしょうネ。
Commented by toruiwa2010 at 2011-04-07 08:04
老・ましゃこ サン、おはようございます。
無音のオープニングシーンには意味があるのでしょうが、
私にはわかりませんでした。思わず息を止めて見入った
だけでした。
老・ましゃこ サン向きの映画だと思います。
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