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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

気に入った「阪急電車」etc ~「ブラック・スワン」はダメだ~           11/05/25

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「ジュリエットからの手紙」80

雑誌“ニューヨーカー”でfact checker (調査員)として働くソフィーにはレストランの
オープンを控えたシェフのヴィクターという婚約者がいた。
その夏、二人はイタリア・ヴェローナへの旅に出た。ヴィクターが食材探しに出たある日、
ソフィーは“ジュリエットの家”を訪ねた。
シェークスピアの物語のヒロインが住んでいたとされるこの家を訪れる大勢の女性たちは
恋の悩みをつづった手紙を中庭の壁に張って行く。宛名はもちろんジュリエット。

まもなく、籠を手に現れた女性がその手紙を壁からはがして帰って行った。
思わずあとをつけるソフィー。行った先では“ジュリエットの秘書”と名乗る女性たちが
手紙への返事を書いていた。グループの仕事を手伝ううち、ソフィーは50年前に書かれた
イギリス人女性からの手紙を偶然見つける…
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事前に読んだチラシやネットの情報で、どんなストーリかは分かっていて、その意味では
予想通りの展開で、驚くようなハプニングは起きません。ただ、楽しめばいい作品です。
なによりも、世界遺産・ヴェローナの美しい風景に目を奪われます。
もう少し“見せて”くれてもいいんじゃないの、と言いたいほどでした。ハハハ。


「4月の涙」70

追いつめられた女性兵士だけで編成された部隊が捕らえられた。
乱暴した上「逃げろ」と命じ、後方から銃撃する理不尽な上官に反抗する若い兵士。
逃げた女性兵士の一人が生き残っていた。裁判にかけることを主張する若い兵士が彼女を
連行することになった…

敵も味方もフィンランド人です。この映画で描かれているのは歴史の暗部なのでしょう。
よく知られた話なのか“暴かれた”事実なのか、私には分かりません。どちらにしても、
この国の歴史を知らないと、監督がこの映画で何を描きたかったのかを理解することは
できないと思います。フィンランドの歴史と言えば、数回にわたってロシアに侵略された
ことぐらいしか知りません。とても、この映画を理解する助けにはなりませんでした。
「おいおおい、なんだいこれは?」と思いながら最後まで見ましたが。ハハハ。


「阪急電車」85

呼び出された翔子(中谷美紀)はあっけに取られていた。
3年の交際を経て結婚も近かったはずの恋人から、いきなり別れ話を切り出されたのだ。
しかも、彼の隣には会社の後輩が座っていた。妊娠している。
「彼女、死のうとしたんや。おれは男として責任を取って結婚する。お前は泣かへんし、
大丈夫や」と弁解する彼に絶望した翔子は別れを受け入れる。
ただし、条件が一つあった。結婚式に招待するという…
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吹田市千里山に住んでいた5年間は阪急・千里山線にお世話になりました。
次兄の結婚式に出席するため宝塚に行ったときは今津線に乗った覚えがあります。
2年前、長兄と同居生活をしている間、映画を見るためにしばしば三宮に行きましたが、
そのときに乗ったのは神戸線でした。
濃いあずき色の車体に白いふちどりの窓…阪急電車にはいろいろと思い出があります。

西宮北口から門戸厄神・甲東園・仁川・小林・逆瀬川・宝塚南口、そして、宝塚。
たった8駅しかない今津線を舞台にしたこの映画は、少しデフォルメされているものの、
街の片隅で目にしそうな、人と人の“接点”で起きるエピソードをつなぎあわせています。
いくつかの独立した話が少しずつ重なって行くところやそれぞれの物語のまとめ方にも
無理がありません。
大学で同じクラスになった、軍事オタクと野草オタクの生まれたての恋、女子高校生と
少しだけアホな社会人の意外にピュアな恋が気に入りました。若いっていいや。ハハハ。

この作品で大事なのは地域性のリアリティです。
関西出身の俳優を多く起用したのも、セリフのアクセントやイントネーションが不自然に
なることを避けたかったのでしょう。
その点、演技は光りますが、宮本信子(名古屋出身)のセリフが少し浮いていたのが惜しい!

ドラマ「仁」に続いて、中谷美紀がいいと思いましたし、勝地涼という若手俳優の澄んだ
“目”に惹かれました。いい役者になりそうな予感。


「ブラック・スワン」75

ニューヨークを本拠とするバレエ・カンパニーが新しいシーズンを迎えることになった。
監督のトマは「白鳥の湖」を演目に選び 新しい振り付けで新しいスターを作ろうと考えた。
主役の候補はカンパニーの優等生、ニナだったが、彼女には高いハードルがあった。
純潔の白鳥を踊るのに問題はないのだが、王子を誘惑するブラック・スワンを、トマが
望むようには踊れないのだ。トマは恋愛経験が足りないのだと言う。
二つの踊りを完璧にマスターしようと、ニナの懸命な練習が続いた…
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終わったとき、
「4月の涙」と同じように「なんだこれは?」と思いました。
帰宅後、まさかと思いつつ確認すると、アカデミーの作品賞の候補作じゃないですか。
私の評価では、そんなレベルの作品ではありません。
団員同士の競争や反目があることは予想できましたが、ここまでドロドロした描き方に
なっているとはまったく“想定外”でした。ハハハ。
現実と妄想を混在させるのはよくある手法ですが、「なるほど」などとは思いません。
物語を複雑にしただけです。

ナタリー・ポートマンが力の入った演技をしているのは事実でしょう。
しかし、ほかの4人の候補者が出演した映画をまだ見ていないのでなんとも言えませんが、
アカデミーの主演女優賞にふさわしかったのかどうかは少々疑問です。
バレエ・シーンをこなしたことを含めて演技の熱っぽさに惑わされてはいないでしょうか。

バレエについては激賞されていた印象があるので、期待していました。努力は認めますが、
私の眼には、かなり“たどたどしい”踊り方に見えました。ハハハ。
特にコーチ役の女性と向き合ってレッスンする場面では、力の差がはっきり出ていました。
体の動かし方、しなやかさが天地ほど違うのです。
とにかくこの映画は、評価する人が40%、しない人が40%、残りの20%は劇場を出るとき、
小さく首を振っている…のではないでしょうか。

ブラック・スワンを踊るには男性経験が…と監督がニナに話す場面では、ラサール石井が
浅田真央について似たようなことをもっと露骨な言い方でつぶやいて袋叩きにされていた
ことが頭に浮かびました。ハハハ。


「レッド・バロン」80

第一次世界大戦下の1916年、連合国支配下のフランスの村でイギリス空軍のパイロットの
葬儀が営まれていた。国旗に包まれたひつぎが墓穴に下ろされたとき、ドイツ軍の4機の
複葉戦闘機が飛来した。参列者が逃げまどう中、そのうちの1機が何かを投下した。
正確に、ひつぎの横に落下したのは花束だった「敬意をこめてウォーカー大尉へ」という
リボンがついていた。
花束を投下したのは、のちに“撃墜王”としてドイツ空軍の伝説の男になった“レッド・
バロン”こと、マンフレート・リヒトホーフェン。敵国の兵士に敬意を表す行為だった…
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戦争映画もこのころのものになると、悲惨さが“非現実的”で、胸の痛み方が違います。
アナログ的な空中戦にレッド・バロンと看護婦の恋模様が絡んで映画としては面白いです。

85 阪急電車 街の片隅で起きていそうなエピソードをつないで人生の哀歓を描いた佳作
80 ジュリエットからの手紙 偶然見つかった手紙が50年前の青年と少女を結びつける
70 4月の涙 フィンランドの歴史の暗部 “部外者”には伝わらない部分が多すぎて…
75 ブラック・スワン 想像以上にドロドロした描き方に辟易 ポートマンの踊りも“?”
80 レッド・バロン アナログ的な空中戦に空軍兵士と看護婦の恋がからんで…面白い

速報 !! カルガモの産卵 始まる

5月24日午後、カルガモが最初の卵を産みました。
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廊下のすぐよく横の、茂みを挟んで、とても微妙なところに卵があります。
できるだけストレスを与えないようにしたいものです。
ウイキペディアによると、産卵は1日に一つずつ、卵を抱いている期間は
およそ4週間です。住民みんなでそっと優しく見守ろうではありませんか。
酔って帰ったときなど、特にご注意ください。ハハハ。
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警戒心が強く、昼間 池の中で昼寝をするところなどを見ると、去年とは
違う個体だと思われます。なぜ、この池のことを知っているのか?
神秘じゃありませんか?

マンションの掲示板に貼りだしたもの

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by toruiwa2010 | 2011-05-25 06:08 | 映画が好き | Comments(8)
Commented by えそらいろ at 2011-05-25 09:20 x
おはようございます。

カルガモちゃんの卵~、こんなところにころっと産むんですね!
かわいいひな鳥ちゃんの写真が見られるまで4週間、楽しみです♪
Commented by Carl's Bar at 2011-05-25 11:51 x
岩佐さん、こんにちわ。
「阪急電車」、試写会で見て、いい映画だなと思っていたので、岩佐さんのブログに登場するのを、密かに待ってました。
気に入っていただけたようでうれしいです。
私は、ピュアな大学生カップルと同じ大学に通っていたので、今津線は、若かりし頃の思い出の電車なんです。
あんなにピュアではなかったですけどね(笑)
宮本信子さんの話し方は、不自然には感じなかったです。
神戸、西宮、芦屋の山の手の方では、標準語風の言葉を関西弁のイントネーションで話される方が多いように思います。言葉遣いがきれいで、べたべたの関西弁じゃないんですよね。
大学に入ってからそういう人達と知り合って、同じ神戸でも、こんなに話し方が違うんだ!と驚いた記憶があります。

カルガモちゃんネタ、大好きです。
今後の経過も楽しみにしています(*^ω^*)ノ
Commented by ななえ at 2011-05-25 12:31 x
岩佐さん、こんにちわ。
先日WOWOW(だったと思いますが)で放映された「オーケストラ!」を観ました。
喜劇と思い楽しく観ていたら、最後は大泣きしていました。
岩佐さんもご覧になっていましたら感想をお聞きしたいです。
Commented by pon at 2011-05-25 18:42 x
岩佐さん、こんにちは。
阪急電車は原作(有川浩)がすごく面白かったので、
映画も見たいような見たくないような複雑な心境ですが、
面白かったようなので見たい方の気持ちが大きくなりました♪
最近、岩佐さんの邦画の評価が高くて良い作品が多そうですね。

カルガモの卵、そっと見守りたいですね!
ウチの裏の川にも3羽くらいのカモが、悠々と泳いでます。
朝、けっこう大きい声で鳴くのでちょっとびっくりします。
Commented by toruiwa2010 at 2011-05-25 22:03
えそらいろサン、こんばんは。

忙しくなるかもしれません。
去年のようにはとてもできませんが。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2011-05-25 22:06
Carl's Bar さん、こんばんは。

あれは、関学ですよね。
バスケットをしたくて高校を受験しました。
合格したのですが、兄が先に入っていて
父から「財政的に難しい」と言われて
諦めました。
試験の時、学校に向かう途中で下敷きか何かを落とし、
後ろから、女学生の「あ、落ちた」の声が聞こえ、
縁起でもない、と思ったことを覚えています。
ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2011-05-25 22:10
ななえサン、こんばんは。
「オーケストラ」はいい映画でしたね。
こちらをどうぞ。
http://bit.ly/ksLJ0U
Commented by toruiwa2010 at 2011-05-25 22:12
ponさん、こんばんは。

「阪急電車」…なかなかでした。
逆に原作を読んでないのですが、
文章でどう表現するか、難しそうな気がしました。
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