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岩佐徹のOFF-MIKE

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「茶番劇の幕を下ろそう~次の1歩を1日も早く~」              11/06/06

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2011年3月11日…少なくとも今後50年は日本人がこの日を忘れることは
ないだろう。アメリカ人が2001年9月11日を忘れないように。

この日、マグニチュード9.0の大地震とそれに続く数10メートルの高さの
巨大津波が東北地方を襲った。未曽有の大災害になった。
自分自身に直接の被害はなく、家族・親族、友人・知人にも被害がなかった
多くの者にとっても、この災害がもたらしたダメージは大きかったと思う。

菅直人を総理大臣とする内閣は発生直後から動きが鈍かった。
少なくとも、すぐに立ち上げた災害対策本部の長たる菅を初め、閣僚たちが
リーダーらしい仕事をするところを見ていない。
わずかに、初めの数日間、分かりやすい言葉でスポークスマンとしての仕事を
鮮やかにこなした枝野官房長官だけが存在感を示した。しかし、時間がたつと
メッキがはげる…というか、間違った説明や隠し事のたぐいがぼろぼろと出て
信頼感は急速に失われて行った。

参与や補佐官の肩書きを持つ人たちの口から、総理の様々な発言が伝えられ、
翌日には、否定、訂正、撤回されることが続いた時期がある。
多くの国民は、すべて、初めに伝えられたとおりだろうと思っているはずだ。
茶番劇の幕開けだった。

福島の原発事故については、結果として対応が後手後手にまわり、その間に
次々にウソがばれていった。信頼しろと言われたって、とても無理な相談だ。

菅総理にはリーダーシップの欠如に加え、大風呂敷を広げたがる性癖がある。
OECDで「自然エネルギーによる発電の比率を2020年代に20%にする。
およそ1000万戸の家の屋根に太陽光パネルを設置する」と演説した。
担当の経産大臣が茫然として「聞いていない」と語る暴挙だった。
帰国してすぐに“陳謝”したが、諸外国は今も信じているのではないのか?
根回しも展望もなく、受けのいい話をするのがこの男の悪いところだ。
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内閣不信任案は一国会に一度だけの“伝家の宝刀”だから、野党としては
最も効果のあるタイミングで出したいと考えるのは当然だろう。しかも、
今回は、国民に“政局”ととらえられる可能性が大だし、もし、可決されて
菅が解散・総選挙に踏み切れば、大きな政治的空白が生まれ、その責任を
負わなければならなくなるリスクもある。

考えた挙句に、自民・公明・たちあがれ日本が不信任案を提出したのは
6月1日だった。

その時点で、様々な情報が飛び交っていたようだ。
なかなか、態度を表明しなかった小沢一郎や鳩山由紀夫が賛成することを
明かしてから、流れは一気に“可決”に向かったかに見える。
採決が行われた2日の昼近くまでは「菅総理は辞めざるを得ないだろう。
間違っても解散してさらなる混乱を招くようなことはしないだろう」と
考えていた。

しかし、本会議の開会を前にして開かれた民主党代議士会でとんでもない
方向に流れが変わった。
菅総理が「復旧・復興に一定のめどがついたら、次の世代の人に責任を
引き継いでもらいたいと考えている。しかし、この大震災、原発事故に
一定のメドがつくまで、ぜひ、私にその責任を果たさせてほしい」と、
“早期退陣表明”と受け取れる宣言をしたからだ。茶番劇第2幕。
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しかも、鳩山が「復興基本法の成立と第二次補正予算のメドがついたら
身をお捨て願いたいと話した。党がバラバラでは何をしてるんだとの
そしりをまぬかれない。ぜひ一致して行動できるようにしてほしい」と、
出席した議員たちに呼びかけた。
いかにも、二人の間できちんと約束ができているような言い方だった。
茶番劇第3幕。

ダーイドンデンガエシ!!
呆然とするしかなかった。
以後、夕方にかけて立て続けに呟いた。

相撲の“いなし”だな。自身の立場が危うくなるとやる。
会期延長も同じだ。嘘ではないのかもしれないが、
実際は「まだ、めどがついていない」と居座りそうだ。
少なくとも9月の訪米までは。そういう奴だ。
   *いなし=相手の攻めをかわす取り口

メド…主観的な言葉で実にあいまい。ずるいやつです。

鳩山、原口、大いなる茶番…ということですかね。
これは造反が大幅に減りそうだ。それで、前に進むのなら
いいが、そうはなるまい。

小沢一郎:「今まで引き出せなかったことが引き出せたの
だから(賛否は)自主判断でいいだろう」と。
これで決定した。不信任決議案は大差で否決だ。
とんだ茶番だった。つきあって、時間とエネルギーを
無駄にした。やれやれ。

民主党の小沢一郎元代表のグループは2日午後、
菅内閣への不信任決議案への対応を協議し、グループとして
「強制はしないが、反対する」との方針を決めた。
…朝日ドットコムが伝えた。おーーーーい。
どうしようもないぞ。これは、菅の顔を見続けなければ
いけないのか。トホホ。

「スーパーJチャンネル」後藤謙治「菅政権の終わりの始まり」
「今日は政治全体が不信任を可決された日」…大納得だ。

民主党:あきれた。一件落着ではないんだ。
鳩山「復興基本法成立+2次補正のメド…で退陣と約束」。
岡田「それは条件じゃない」鳩山「嘘だ。人間嘘をついちゃ
いけません」と。またもや鳩山由紀夫の“宇宙語“ということで
うやむやになる予感も。ったく、この党はどうなっているんだ。


採決の結果、不信任案が否決された段階で国民の多くがこう考えたはずだ。
菅は“近く”辞める。与野党で話し合いが行われ、“大”なり“中”なりの
連立で内閣が作られ、少しは物事がスムーズに進むようになる…と。
しかし、いきなり、鳩山と岡田の“食い違い”が明らかになる。
更に、夜の会見で「原発事故収束の工程表のステップ2が“メド”だ」と
辞任は“早くても年明け”であるようなことを菅が言ったことで、再び、
幕が上がった。茶番劇第4幕の…。
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3日に開かれた参議院予算委員会では「辞めるとは言っていない」とまで
言い始めた。政府・与党の幹部たちもこの段階では、“早期退陣”を必死で
否定していた。世間ではこれを“居直り”と言う。
そして、きちんとした文書がないことを逆手にとって「言っていない」と
言い張るのは“ペテン師“のやり口だ。
しかも、それで逃げ切れると思っていたフシがある。あきれるほかはない。

4日になると、また流れが変わる。
「早期退陣はない」と言っていた連中が、今度は「長くやるつもりはない」
「居座る気持ちは持っていない」と、同じ口で言いだした。茶番劇第5幕。
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これまで、何人もの“程度の低い”、“恥ずかしい”、“低タラクな”総理を
見てきたが、これほどツラの皮の厚い男は初めてだ。
退陣は“8月”説が有力らしいが、早まりそうな予感がする。
“死に体”ではにっちもさっちもいかないだろう。
今日から本格化する駆け引きの中で 1日も早い辞任と、現実味を帯びてきた
“大連立”へ向けての動きは加速するはずだ。
なすすべなく、泣きっ面で“立ち往生”する菅直人を早く見たいものだ。

とっととお遍路に出かける支度をしろい!
ああ、時の総理大臣をこんなに憎たらしく思ったのも初めてだ。ハハハ。

3/11~3/31で連日、災害関連の記事を書きました。
災害の中身ではなくマスコミ側の話が中心ですが、
こちらにまとめてあります。よろしければ…
7日までは大丈夫です。こちらからDLしてください。
→ http://bit.ly/mDxpmb


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見ごたえがあったファイナル!

2011 Roland Garros Final
Nadal d.Federer 75/76/57/61


グランド・スラマー同士がグランド・スラムの決勝で戦う…
これ以上のセッティングはなかったでしょう。
この二人の対戦ですから、期待していたのは、もっと、ミスの少ない、
内容の濃いものでしたから、期待を下回っていました。
しかし、それは、両者が戦ったからこそのものだったのでしょう。
ですから、大いに満足しました。言ってることがおかしい?
「たてxほこ」じゃありませんが、私の中で矛盾はありません。ハハハ。

フェデラーのスタートはナダルを上回っていました。
仕掛けが早く、鋭い攻撃で完全に主導権を奪っていました。ナダルには
彼らしい会心のショットがないまま終盤に入り、フェデラーが押し切る
のではないかと思いました。
しかし、土壇場でブレークバックすると、逆転で第1セットを先取。
舞台はローラン・ギャロス、しかも決勝、しかも相手はナダル…たとえ、
フェデラーでも、このセットを落としたのはショックだったはずです。

第3セット終盤で逆転した過程でのフェデラーには、この試合で最高の
勢いと切れが感じられました。
結果的に、第4セット第1ゲーム(ナダルのサーブ)、0-40でブレークを
果たせなかったことがすべてでした。0-40以後の5ポイントをしっかり
プレーして逆転でキープしたあと、最後までナダルのプレーのレベルは
落ちませんでした。フェデラーがそうさせたのでしょう。

今日の体調も考えてテレビを消したとき、4S/1Gの0-30でした。
このレベルで2セット・ダウンからの逆転勝ちは考えにくいのですが、
“流れ”は明らかにフェデラーに来ているから分からないなあ、と
思いながら眠りにつき、1時間後に目が覚めて、 携帯でナダルの優勝を
確認しました。そこからはぐっすり眠れました。ハハハ。

SFでジョコビッチに勝ち、決勝でナダルをかなり苦しめたフェデラーに
拍手を送りたいと思います。力そのものが全盛期より落ちていることは
確かでしょうが、彼には、それを補える経験とテクニックがあります。
第1ポイントから“フルスロットル”で臨み、ここと言う場面では
“カサ”にかかっていた昨日の試合にもそれは出ていました。
ウインブルドンでテニス競技が行われる2012年のロンドン五輪までは
なんとしてもプレーしたいのでしょうが、金メダルも夢ではありません。

歴史と伝統のレッド・クレーで6度目の優勝…
ナダルの偉大さは短い記事では書き切れるものではありませません。
コートでは常にファイトし、プレーを離れれば礼儀正しく、控えめな
この青年はもっとリスペクトされていいと思います。
少し目を離している間にいろいろあったようですが、年齢的には、
まだ“ピーク”は続くでしょう。このまま、グランド・スラムの数でも
フェデラーを激しく追ってほしいものです。

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by toruiwa2010 | 2011-06-06 09:25 | 岩佐徹的考察 | Comments(14)
Commented by ysphoto at 2011-06-06 10:28 x
岩佐さん こんにちは。
民主党の迷走劇、全く唖然としてしまいました。政治家ってこれほどまでに御身大切なのでしょうか?
ハチャメチャな筈なのに信念を持って行動した松木議員が正義に見えてしまいます(汗)

それにしても菅さんは「アカン」ですが側近を切り捨てた小沢さんにも今回はがっかりです。
残念ですが小沢さんの求心力も急速に萎んでいるのかもしれませんね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-06-06 10:47
ysphotoさん、こんにちは。

小沢の件は、“一応“同意です。
裏で、ポスト菅に向けて何か仕掛けていた
可能性も捨てきれないので。ハハハ。
Commented by 四国愛 at 2011-06-06 11:07 x
四国を愛するものですが、菅首相のような人にお遍路に来て欲しくないです。
Commented by ジャスパー at 2011-06-06 11:29 x
こんにちは。

全仏ファイナルは、相応のすばらしいものでしたね。
ただとても気になったのは、コートインの前のショートインタビューの時からもナダルの表情に「気」が感じられなかったことです。

これまでどんなにつらいときでも目だけは死んでいなかったのに、
試合中にも見せたあの表情はどうしたのでしょうか。

試合終了後のフェデラーとの握手の際に、ふと「特別な何か」を語りかけたように見えたのは気のせいでしょうか?
NO.1のまま引退!!エナン嬢のようなことがないといいのですが。
Commented by toruiwa2010 at 2011-06-06 11:45
四国愛サン、そうですよねえ。
しかも、お遍路再開の札所が延命寺って
ふざけすぎです。ハハハ。

四国で、入国阻止の運動を起こしてください。
Commented by toruiwa2010 at 2011-06-06 11:46
ジャスパー さん、まさk、この時点で引退はないでしょう。
あるとしても、しばらくツアーを離れる…ぐらいでしょう。
Commented by えそらいろ at 2011-06-06 13:08 x
こんにちは

総選挙は最悪、と思いましたが、それ以上かもしれない最悪の事態になってますね。
さすが菅総理、ただものではないですね…

「1000万戸」はさすがにハッタリだと思いましたが、
兎にも角にも浜岡原発を停めたこと、
電力会社の送電網を分離するという検討を始めたこと(その後どうなっているのかわかりませんが)、
に関して、その流れを止めて欲しくはなかったこと、
「根回しも展望もなく、受けのいい話をする」この男にしかできないこともあろうかと、
やや逆説的な期待を抱いていましたが、こうなっては一刻も早く去って欲しいです。

テレビであのにやけた顔をもう見たくないですから。
Commented by ヤップンヤン at 2011-06-06 15:24 x
ナダル相手だと先手を取ることが必要だと思うので、フェデラーは第1セット第10ゲームをキープできず、その時点でセットを取りきれなかったことが敗因かと思います。あ、岩佐さんの意見は第4セット第1ゲームですから、私の見解とは違いますね(苦笑)。まあ、結果論ですから、われわれ外野はどうでもいえますし(笑)。
フェデラーは、特に第2セットがそうでしたが、エラーが多すぎました。特に右シングルハンドのフラット系のエラーが・・・。半分自滅ですね。ナダルのあの特別な左のフォアは、片手右のバックハンドで対応するのはいくらフェデラーでもちょっと辛いのかもしれませんね。
Commented by akapon at 2011-06-06 17:57 x
3・11・・・日本人なら生きている限り忘れることは出来ない日になりました。
しかし短期間の連立といいますが、結局やることは消費税を中心とした
増税のカードをいつ、どうやって切るかってことしかないんじゃないでしょうか?
国民を向いての政治ができているのでしょうか?

私事ですが学生時代にふざけてテニスしてましたが、30代中盤から
スクールに通い始め本格的にテニスを始めて以来、バックハンドはシングル派の
自分は、フェデラーやサンプラスが大好きで、どうしても肩入れして決勝をみてました。
しかし岩佐さんの記事を読み、ナダルの人間性の一面を改めて垣間見た気がしました。
外見では解らない事が多いんだなと思いました。
クレーの王者ナダル、さすがでしたね。一時代を築いたフェデラーは
引退をさぐる時期にはいってきているのでしょうか。。。

でも、僕はバックハンドはシングルハンド派ですw
Commented by toruiwa2010 at 2011-06-06 18:16
akaponサン、こんばんは。

シングルのバックハンドはきれいに見えますね。
フェデラーも、まだ引退は考えないと思います。
来年のオリンピックが終わった時に考えるのでしょう。
Commented by jerry at 2011-06-07 02:39 x
真夜中ですが、岩佐さんこんばんは。
”時の総理大臣をこんなに憎たらしく思ったのも初めてだ。”
激しく同意します!
歴代の総理の中でも、ここまで人間味に欠ける人はいたでしょうか・・・。
しかし退陣も時間の問題なので、とりあえずは前進ですね。

私はまだ小沢さんに期待しています。
小沢さんはこの状況は想定内ではないのでしょうか?

全仏テニス、ナダルが優勝しましたね。
フェデラーのプレースタイルが好きなので残念でしたが、ナダルはインタビューを見ていても好青年ですし、フェデラーへのリスペクトも感じられ見ていて気持ちがいいです。
最後のスピーチでまたフェデラーに謝っていました。
彼の人柄ですね。
Commented by yoshie385 at 2011-06-07 05:46
岩佐さん、おはようございます。
これから秋頃までテニス三昧!のいい季節ですね。
いま我が家はWOWOW視聴不可世帯なので、岩佐さんのブログやつぶやきの発信を楽しみにしていました。
ナダルとフェデラーのツーショット。これはWOWOWですか?
「クレーキング」…いい言葉です!TBSの世界陸上も見習え!(笑)
政治の世界には、ほとんど絶望しています。いっそドイツに住みたいです。。。
Commented by toruiwa2010 at 2011-06-07 09:39
jerryさん、こんにちは。

小沢一郎は“大連立“ということを考えたら、
今回は出番がないと思います。
得意な、裏方で力を発揮してもらいましょう。
Commented by toruiwa2010 at 2011-06-07 09:42
yoshie385さん、こんにちは。

今、WOWOWを見られないテニス・ファンはつらいでしょうね。
わたしも、映画を劇場で見るようになってからは、テニスと
ドラマしか見ていませんが。
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