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岩佐徹のOFF-MIKE

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Archives 「温厚なナダルが怒った !~屋根がなかったころ…~」 11/07/02

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現地にいないので細かいことは分かりませんが、今回は何度か 雨が降り、
屋根が効果を発揮したようですね。コートにカバーがかかっているのを
延々と見せられるのがウインブルドンのテレビ中継ではおなじみでしたが、
かたくななAELTCが重い腰を上げて屋根をつけたおかげで、スムーズに
放送が進んでいるのは何よりです。
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2007年を思い出します。かなり雨にたたられ、ミドル・サンデーにも
試合をやれという声もありましたが、結局やりませんでした。
“ひどい目”にあったのはナダルとソダリングでした。
ストレスがたまっていたのか、珍しくナダルは会見で対戦相手について
“ネガティブ”な発言をしていました。罪な雨…。ハハハ。


「Rain,rain and rain」07/07/04

Soderling vs Nadal 4-6 4-6 7-6 6-4 4-4 suspended

順延を繰り返しているこの試合(3回戦)はファイナル・セット、2-0とナダルがリードして、
第3ゲームの30-30から再開されました。
ソダリングがブレーク・バックし、さらに両者がブレークし合って4-4になったところで
またしても雨が降り出し、昨日、プレーできたのはわずか20分、残りは順延となりました。

ふたりにとって“眠れない夜”がいったい幾晩続いているのでしょうか?

この3回戦のカードは、当初、土曜日(6月30日)に組まれていました。
しかし、公式練習が終わったところで雨になり、順延。
日曜日は“伝統の”ミドル・サンデーとして試合がありませんでした。
月曜日、ようやく試合が始まりました。本来なら4回戦が始まる日ですから、この時点で
すでに予定より遅れています。2人の3回戦が始まらないうちに、ハースの棄権によって、
フェデラーは“プレーすることなく”QF進出を決めていたのですから焦ったでしょう。
ハハハ。

この日、ナダルは第3セットのタイブレークでマッチ・ポイントを握っていたのです。
しかも、彼自身は「勝った!」と思う瞬間さえありましたが“ぬか喜び”に終わりました。
そして、ファイナル・セットまでもつれ込んだ試合はサスペンデッドに…。
おかげで、昨夜のナダルとソダリングは金曜の夜から数えて5日連続 相手を意識しながら
眠りについたことになります。新記録かもしれませんね。ハハハ。
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8日目までに7日間雨が降ったせいです。
ふつうなら、今日(水曜日)は男子シングルスのQFが行われる日です。
ところが、予定されているのは、ナダルvsソダリングの順延分を含めて3回戦が2試合、
4回戦が3試合もあります!!

土曜日 センター・コートの観客にトータル57分しかプレーを見せられなかったときには、
去年からトーナメント・レフェリーになったアンドリュー・ジャレットは、「順調だから、
伝統に従って今年もミドル・サンデーに試合をしない」と言っていました。
しかし、現在のこの状況についてはこう言っているそうです。
“It’s ghastly”「ぞっとする」

そりゃそうでしょう。ハハハ。
それでも、大会側は予定通り日曜日に全日程を終えるように努力しているそうです。
…ということは、ちょっと待ってくださいよ。
ナダル、ソダリング、ジョコビッチ、キーファーの4人は、決勝まで勝ち進んだ場合、
今日の3回戦の残りを含めて毎日、試合をしなければいけないことになります。
5日間に5試合!!!

もう一日でも“順延”があれば、どこかで一日に2試合消化しなければ間に合いません。
QF-SFあるいはSF-Final を同じ日にプレーさせるとは考えにくいですが、それより前の
ラウンドならありえる話です。
“It’s ghastly”と言いたいのはレフェリーだけじゃなさそうです。ハハハ。

「堪忍袋の…」07/07/05

Nadal d.Soderling 6-4 6-4 6-7(7) 4-6 7-5

最初にこの試合が予定され実際にコートに行って公式練習を済ませた土曜日から数えると
なんと5日目、ようやく決着がつきました。
ファイナル・セット4-4から再開された試合は両者がキープのあと、第11ゲームで、まず
ソダリングにチャンスが来ました。
30-0とナダルがリードしますが、ソダリングは相手のエラー2本と、フォアのボレーで
逆転し、ブレーク・ポイント。しかし、ナダルはあわてませんでした。
いいサーブを入れ、完璧なポイントを3本そろえてキープし、6-5としました。

最後のクライマックスは直後の第12ゲームです。小雨が降り出していました。
今度は、ソダリングに強烈なエース(21本目)はあったものの、“誘われた”感じのエラーが
続いて15-40のピンチです。

フォアの強打  30-40
ナダルのフォアのパスはジャスト・アウト  ジュース
フォアがワイド  マッチ・ポイント
サービス・ウイナー  ジュース
フォアの強打でネットへ。ナダル、フォアの素晴らしいクロスパスマッチ・ポイント
フォアの逆クロスは有無を言わせぬウイナー  ジュース
フォアの強打で優位に。ナダルはロブで体勢を立て直し、ソダリングのフォアがネット   
マッチ・ポイント!!

深いリターンのナダルにソダリングもフォアを深く打って対抗しました。
しかし、さらに深く返してきたナダルのフォアのクロスを打ったバックハンドはベース
ラインを越えました。チャレンジも不成功に終わってナダルの勝利が確定します。
ソダリングの握手はそっけなく、勝者へのリスペクトはカケラもないものでした。(後述)

ふたりとも、“いろいろ”溜まっていただろうことは想像に難くありません。ハハハ。
この時期のイギリスの天気に、ミドル・サンデーにはプレーをしないウインブルドンに、
そして、“Play”の声がかかってから、3日間もネットの向こうに顔を見てきた相手にも…。

だいぶ冷静になってから書くブログでは、自分の感情を抑えていたのでしょう。
しかし、会見でのナダルは、溜まっていた“思い”を吐き出しました。
「変なヤツ(guy)なんだ。ツアーに出始めてから、僕は少なくとも7回は“ハーイ”って
言ったけど、彼は一度も答えたことがないよ。ほかの選手にも聞いたけど、僕に対して
だけではないみたいだね」

ソダリングに対しては、思うことがたくさんあるようです。ハハハ。
握手についても「4日間(日曜日は除いて)のあとで、あれはふつうじゃないよ」と言いました。
ナダルが転倒したときにも無関心だったし、特に許せないのは、ネットコードにふれて
ラッキーなポイントを得たときにも、ふつうなら見せる“ごめん”というジェスチャーが
なかったことです。
たしかに、再開直後のファイナル・セット、第9ゲームにありました。
“会釈”する代わりにガッツ・ポーズでしたから、まずいかもしれません。ハハハ。

ソダリングのほうはこう言っています。
「(ナダルは)今日は不満を言いたい日なんじゃないの。
僕は、相手が“ごめん”と言わなくても気にしないよ。人生で最高にハッピーなときに、
なぜ“ごめん”って言わなきゃいけないの?」
若いですから今はいいと思いますが、このままトップ10に入って行くようだと、ツアーで
友達は出来ないでしょうね。「それも気にしないさ」と言うかもしれませんが。ハハハ。

ソダリングにしてみると、ナダルの“スロー・プレー”(彼の側から見れば…)にいい加減、
うんざりしていたのです。
第5セットがはじまるときに、ナダルはサーブの準備が出来ていましたが、ソダリングは
ラケットを換えに行きました。“メッセージ”です。
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ナダルにもそれはしっかり伝わったのでしょう。
ソダリングが戻るとナダルは「準備はいいかな?」とボールを示しました。
するとソダリングはくるりとうしろを向いて、パンツのうしろを引っ張るナダルのクセを
真似してみせたのです!

「あれまでにも僕は200回以上待たされたよ。ポイントごとに待たなきゃいけないのさ。
彼が待ったのは1回だ。やるべきじゃなかったかもしれないね。だけど、僕は彼に対して
まったく腹を立てていないよ」

大会の運営にはもっと言いたいことがあるナダルです。ハハハ。
ファイナル・セット2-0とナダルがリードした場面から再開された火曜日、ソダリングは
4-4と追いつきますが、この6ゲームを消化するためにふたりは雨の合間を縫って、8分、
11分と2度コートに出ています。
「情報は持っているはずなのに、なぜ、15分プレーするためにコートに出て行くんだろう。
選手にとっては、とてもタフなんだ。彼らは選手のことをあまり考えないのさ。たぶん」

「なぜ日曜日にプレーしなかったのか理解できないよ。天気はよかったんだ。
昨日(月曜日)や火曜日、そして今日よりはるかにね」

ふつうなら、大会ごとのやり方があるのだからいやなら出なければ…と言うところですが、
今回は少し事情が違います。
昨日ようやく3回戦にケリをつけたナダルとジョコビッチは、決勝まで進むとこれから
毎日、つまり、月曜日から数えたら7日連続でプレーすることになるからです。
昨日までは、プレーした時間こそ少しずつだったかもしれませんが、グランド・スラムの
3回戦の準備をする、プレッシャーの中でプレーすることに関してはおなじです。
まして、今日からの4日間はすべて5セット・マッチになる可能性もあるのですから。
あくまで天候が許せば…です。ハハハ。

…ナダルは決勝まで進み、前年に続いてフェデラーに敗れましたが、
2008年決勝でとうとうフェデラーを破って優勝し、少年のころの夢を
実現しました。


今年は、絶好調のジョコビッチがムラのあるツォンガを下して
初の決勝進出を決め、同時に、月曜日に発表されるランキングで
初めてNo1になることも決まりました。
ナダルは地元期待のマレーに第1セットを先取され、第2セットも
押され気味でしたが、あわてることなく、少しずつ調子を上げて
逆転勝ち、出場5大会連続の決勝進出を果たしました。
男子については月曜日にまとめて書く予定です。

今日は女子決勝です。 Sharapova(5) vs Kvitova(8)
全豪、全仏に続いてウインブルドンも“シードNo1-2不在”の
決勝になりました。
顔合わせが決まったときに思い出したことがあります。
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今世紀の初めからWOWOWのテニス放送を見ている方なら、
「アラカルト」というコーナーがあったことを覚えているかも
しれません。テニスに関する小ネタを集めて紹介していました。
2002年全豪で放送した項目の中には「オバ族 全滅」がありました。
女子のドロー表を見たとき、名前のスペルが”“OVA”で終わる
選手が多いことに気づき、数えてみると、14人が該当しました。
ロシアを初め、チェコなど旧東欧ブロックから若い選手が急激に
力をつけてきたことを示していました。
このときは、“しゃれ”で日本の小畑(OBAta)も強引に仲間に入れ、
“15人”として報告しました。ハハハ。

今年の決勝は見事なOVA対決になりました。
チェックしてみると、エントリーの中に全部で26人います。
5人に1人が“部族民”です。

ユーロ2000出担当したグループ・リーグの試合では忘れがたい
経験をしました。決勝トーナメント進出をかけてスペインと
激闘を演じたユーゴスラビアの先発イレブンのうち9人が
“なんとかビッチ(VIC)”だったのです。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-07-02 09:16 | テニス | Comments(5)
Commented by 老・ましゃこ at 2011-07-02 11:56 x
なんとかビッチ(VIC)・・・の中でも、イワニセビッチが最高にカッコいい選手だなと思います(^^)
今回は会場に何度も足を運んでいるようですネ、画面で紹介されるたびにうっとりしています(^^)
アナウンサーの方が、彼の最高に雰囲気のある現在の容貌・風貌について何もおっしゃらないのが私には、少々不満です…なんちゃって。
Commented by nekoneko at 2011-07-02 13:57 x
こんにちは。通りすがりですが気になる点がありますのでコメントさせていただきます。

ナダル初優勝は2008年です。2009年は怪我で欠場ですよね。
ラファファンなもので気になりましたので・・・。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-02 15:37
nekonekoサン、ご指摘、ありがとうございました。
Commented by masa at 2011-07-02 17:46 x
岩佐さん、こんにちは。
4年前は3回戦でこの組み合わせになるくらいソダーリングはまだランキングが低かったのですね。今は第5シードとはいえ最近よくない負け方をしているような気がします。やっぱり友達はできてないのでしょうか(^^;;;
フェデラー大好きの夫は昨年末のナダルとのチャリティーマッチを見てフェデラーはもうナダルに勝てないと判断したらしく今年は全くテニスを見なくなりました。それもどうなんでしょうね(^^;;;
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-02 19:26
masaさん、こんばんは。

ピークを過ぎた選手を見るのはつらいですね。
しかし、私は、サンプラスをひそかに応援し続け、
最後の優勝を見ることができました。

ご主人に「それはどうでしょう」と言っておいて
ください。ハハハ。
関連した話を月曜日に書く予定です。
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