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岩佐徹のOFF-MIKE

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Archives「強敵Dan Brown !!~小説を英語で読むSeries 1~」 11/07/16

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1990年代の前半ぐらいから、小説を英語で読むようになりました。
たいした語学力もないのに無謀な話ですが、好きな作家たちの本が
“超訳”と称するひどい日本語訳で出版されるようになったことに
我慢できず、“ドン・キホーテ”のごとく挑戦し始めたのです。

「The Da Vinci Code」2004.12.08


相変わらず、本は出来るだけ原書を読むようにしています。
前にも書きましたが、英語の資料を読むことが多いので馴れておきたいのと、頭の中で
“自分の言葉”に置き換えられるところが面白いからです。
英語の達人は英語のままで理解していくのでしょうが、“置き換える”作業をしなければ
いけない時点で、少々つらいものがありますがね。ハハハ。

基本的には、WOWOWのオフィスに顔を出す日、行き帰りの電車の中で読むだけですから、
活字の大きさにもよりますが、1日にせいぜい15から20ページぐらいでしょうか。 
1冊読むのに3ヶ月ぐらいかかるときがあります。 スピードは、ひとえに、読みやすいか
読みにくいかにかかっています。ハハハ。
好んで読む作家はJohn Grisham、Jeffrey Archer、Ken Follett、Michael Connelly、
Nelson DeMille、Sydney Sheldon、A.J.Quinnell、William Tapply、Frederick
Forsyth…というところです。
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共通しているのは、難しい言葉(つまり、私が知らない単語、ハハハ)を使っていないことと
ストーリー展開のテンポが速いことです。したがって楽しめます。 
彼らの作品は、ほとんどすべてを読んだか、あるいは手元に持っています。
本棚には、読まれるのを待っているペーパー・バックがたくさん残っています。はじめは、
読むペースと新刊が出るタイミングがぴったり合っていて溜まることはなかったのですが、
好きな作家が増えるにつれて、少しずつずれるようになってきました。いつの日か、完全に
仕事から解放されたとき、そのときこそ、どっぷりと読書づけになるつもりです。

最近、ちょっとした問題が起きています。Dan Brown です。
読み始めたのはいいのですが、かなり苦労しています。
きっかけは「ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く」という本を本屋さんで見かけたことです。
原作そのものの評判がいいのは新聞などで見ていましたが、よくあることなのでそれほど
関心がありませんでした。 
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しかし、「ハリー・ポッター」や「リング・オブ・ザ・ロード」がそうだったようにこういった
解説本が出るのはよほど面白いからだろうと、そこから、にわかに気になり始めたのです。
読んでみようと思いつつ忘れていたのですが、全米の帰りにJFKのブック・スタンドで
棚を眺めていたときに、彼のコーナーを見つけました。
ただし、肝心の「ダビンチ…」だけありませんでした! ハード・カバーはあるのですが、
電車の中で読むにはねえ。

結局、「まだ読む本はあるし、とりあえずほかの作品を読んでみるか」と、そこにあった
彼の本を3冊、買い込みました。
入院などあって、途中だった本を読了するのに時間がかかり、彼の本に取り掛かったのは
10月に入ってからでした。まずは、「Deception Point」でした。

日本語で読むときでも同じですが、はじめの数ページで波に乗れるかどうかが、その本を
楽しめるか、いいペースで読み進められるかどうかのカギだと思います。
映画化されて話題になった「Cold Mountain」は、その点がどうにもならず、本棚の奥に
返してしまいました。いつか必ずリベンジしますが。ハハハ。

「Deception Point」は、NASAの衛星が北極氷山の深いところに数百年前に突き刺さった
隕石を発見し、しかも、サンプルを取り出してみると、そこには虫の化石が!! 
「これは、地球以外の天体にも生物がいた証拠だ」と、大騒ぎになります。
この序盤のあらすじだけでも、英語で書かれているのを想像してみて下さい。
想像力を働かせれば何とかなるものもありますが、“大気圏”、“引力”、“隕石の成分”…
専門的な言葉の連続に頭が痛くなりました。ハハハ。
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とうとう、途中で電子辞書を買うことにしました。
量販店の店頭にはたくさん並んでいて迷いましたが、その中から英語の文字数が多いもの、
英英辞典が載っているものを条件にして買いました。
…強力な援軍を味方にして、なおかつ悪戦苦闘の末なんとか読み終えることができました。

さあ、いよいよ、日本の本屋で見つけてあった「Da Vibci Code」です。ああ、しかし…
読み始めてすぐ、電子辞書の“選択”を失敗したことに気づきました。
ルーブル美術館館長が館内で殺されるところから始まるこの物語には、かなりたくさんの
フランス語が出てくるのです。カシオの「EX-word」シリーズは機種が豊富で、たしか、
英語以外に、フランス語やスペイン語の辞書も載っているものがあったはずなんです。
あっちを買っておくべきだったか! 

店員の説明を一生懸命消化して選んだつもりだったんですが、失敗でした。ハハハ。
ここという場面のフランス語は、そのあとに英語に直されているはずですから、何とか
なるでしょう。問題は、死ぬ間際に館長が残したメッセージをめぐって、その謎解きが
始まってからだと思います。ますます、頭の痛いことになりそうです。

この物語には宗教が絡んでいるために、人生で初めて目にする英単語が多いです。
それでなくても、これまで読んできた作家と違って、かなり難しい言葉が使われていて、
極端に言えば、1ページに10、あるいは15個ぐらい辞書を引きたい言葉が出てきます。
しかし、高校1年で大病をしたために受験科目から英語をはずした私はボキャブラリーが
圧倒的に少ないですから、知らない単語が出てくるたびに辞書を頼っていたのではキリが
ありません。
そこで、物語の展開上 大事だと思われる言葉と、カギとなる登場人物に関する情報だけに
しましたが、それでも、これまでの作家たちの作品とはくらべものにならないほど頻繁に
辞書を開くことになっています。

読み始める数日前、辰巳のスタジオから赤坂の本社まで運行しているシャトルバスの中で
こんなことがありました。
かかっていたラジオでたまたまこの本の話になったので耳を傾けていると、同乗していた
技術部員が、「僕も一度ぐらい原書で読んでみようと思ってトライしたんですが、20ページ
ぐらいでギブアップしました」と言うのです。あとで社内の英語の達人にその話をしたら
「バカだなあ、初めにあんな本に挑戦するなんて無謀すぎるよ」と笑われたそうです。
「一冊(Deception Point) 読んだけど、もっと難しいのか、困ったぞ」と不安を感じながら
スタートしたのです。
苦労はしていますが、150ページを超えました! 勝ったぜ、山口。ハハハ。
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ペーパー・バックは同じ作品が数社から出版されることがあります。
NHKのサッカー実況じゃありませんが、“要注意”です。ハハハ。
厚みも、表紙も違うため、うっかりすると…いや、うっかりしなくても、すでに持って
いるものをまた買ってしまうことがあるのです。
はじめは、海外出張のとき、手元にある本のタイトルをメモしていましたが、数が増えて
くるとそうもいかず、これまでにおそらく10回は「2度買い」をしているでしょう。
いま、思いつきました。メモを作るのは大変ですが、本棚をデジカメで撮っておくという
方法が使えますね。

ちなみに、妻は私以上に本が好きです。あらゆるジャンルの本を読んでいます。
もともと、ジョルジュ・シムノンの「メグレ警視」ものが好きで、ほとんどすべての作品を
読破していますが、最近、なにがきっかけになったのか、日本の女流作家にはまっています。
桐野夏生、乃南アサ…いわゆる速読術ではないのですが、おそろしいスピードですから、
あっという間にほぼ全作品を読んでしまったようです。
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日本語と英語の違い、一日の読書時間が違うとはいえ、たぶん、私が1冊読んでいる間に
15冊ぐらい読んでしまうのではないでしょうか?そんなに早く読んだのでは楽しめないと
思うのですが、そのスピードで読まないと気持ちが悪いみたいです。ハハハ。

「読書の秋」…と言うより、もう「初冬」ですが、時間がたっぷりあることには変わり
ありません。サッカーの実況をしていたときは、毎週火曜日ぐらいから次の担当試合に
ついての準備に入っていましたから、気持にユトリがなかったのですが、今はその時間を
読書に回せます。この贅沢さを生かして年内はせっせと読みたいと思っています。


…現役を引退した今、時間は十分にあるはずですが、
ブログを書いたり、映画を見に出かけたりすると、
読書に回す時間はそれほど残りません。少しずつ、
読まれるのを待っている本が増える現実。ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-07-16 08:41 | 読書・歌・趣味 | Comments(6)
Commented by しょう at 2011-07-16 21:52 x
岩佐さん、こんばんは。
私はスティーブンキングが好きなのですが、
彼の特徴の、不必要に(笑)細かいディテールを直接感じたい!
と何度思ったことか。
しかし悲しいかな、そんな英語力は持ち合わせていません。
原書で読めたらもっと楽しめるのだろうな、と毎回思っています。

中学生レベルでは無理ですよねぇ…。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-16 22:19
しょうサン、こんばんは。

私の英語は“高校レベル”です。
それ以上ではありません。ただ、たくさん
読んだのは確かです。
今季が続くかどうかが問題ですが、
1ページでも読めると、気分は変わります。
ハハハ。
Commented by t at 2011-07-17 17:52 x
こんにちは。この記事はオリジナルでも読んだはずなのですが、今改めて読み返してみて、よし、今読んでる本最後まで読んでみようかなーと思いました。(脳科学の入門編、みたいな薄い本で、内容は素人にもわかり易く書いてあると思うのですが、変な単語がいっぱい出てきて後悔してたところです。)

辞書で牽いてもひいても片っ端から忘れてしまうので、裏紙利用のメモ用紙にひいた単語と意味を書きなぐりながら読んでます。
でもこれじゃ時間がかかりすぎますか?
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-17 19:17
t さん、こんばんは。
入門編とはいえ、脳科学じゃ大変ですね。
“変な単語”じゃなくて、専門用語でしょうが。ハハハ。

時間がかかるのはいいのではないですか。
きっと、達成感が半端じゃないと思います。

それにしても、オリジナルで読んだとすると
7年前ですよ。
Commented by megaptera at 2011-07-18 18:39 x
こんにちは
小説を原書ですか。すごいですね
私は医学や政治論文ような文献の方が読みやすいと思います。理解してもらえるように書かれてありますから…

私は小説が苦手で原書で読んだのはハリーポッターくらいですけど,これも「正確に」訳すには相当イギリスについて,またラテン語等熟知する必要があると感じました

話は変わりますが我が家の庭に怪我をしたひよどりのひなが落ちていてお世話しているのですが…岩佐さんの所の鴨ではないのですが鳥のお母さんの大変さを実感する毎日であります(^_^)
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-18 18:53
megaptera サン、こんばんは。
理解してもらえるように書かれているから…
目からうろこでした。
その国の歴史を知らないと理解しにくいのは
映画なども同じですね。

ひよどり・・・元気になることを祈っています。
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