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岩佐徹のOFF-MIKE

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“「奇跡」:小品ながら good~~前田航基 おそるべし!~”           11/07/22

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大阪で暮らしていた夫婦が離婚して4ヶ月が過ぎた。子供が2人もいるのに、いつまでも
幼いことを言う夫(オダギリジョー)に妻(大塚寧々)が愛想をつかした形だった。
長男・航一(前田航基)は母とともに鹿児島の実家に、二男龍之介(前田旺司郎)は父とともに
福岡に移り住んだ。

鹿児島は今日も桜島が噴煙を上げ、市内に灰を降らせている。
「意味分からん」…桜島にあまり関心を持たない周囲に、癖になっている言葉がついつい
口をついて出る航一。 彼には、なんとかまた4人で暮らしたいという強い思いがあった。

福岡に移った龍之介は元気いっぱいだった。ぐうたらな父親の尻を叩き、家事をこなし、
新しい環境にもすぐなじんだ。

航一が耳寄りな話を聞き込んだ。
間もなく全線開業する九州新幹線の上下の一番列車がすれ違う瞬間に願いごとをすると
“奇跡”が起きるのだと。
航一の頭にアイディアが浮かんだ…

一種のメルヘンです。あり得ない、起こり得ない奇跡ではなく、望みがありそうな奇跡に
小学生が夢を乗せる。その夢に友達が参加し、周囲の大人が背中を押す。
爆笑するような場面はありませんが、いたるところで、登場人物たちのわずかなしぐさや
セリフに、思わずクスッと笑ってしまう、そんな心やさしいドラマです。
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子供漫才コンビとしての“まえだまえだ”はテレビで何度も見たことがあって、いかにも
大阪の子供らしい達者な漫才コンビだなあと思っていました。
もともと“子役”だということのようですが、特に兄、航基はタダものではありません。

最近の子役は実に“達者”です。
特に“ちゃんと”泣く子が多くなりました。それがドラマにリアリティを与えているのは
いいのですが、中には、計算した演技をしているな、と思わせる子役がいて白ける
ことが多いのも事実です。

前田航基は違います。
自然体で役をこなしています。“直感”に従っていると言ってもいいかもしれません。
しかも、それでドラマ全体を引っ張っているのですから恐れ入ります。
今後も大阪弁で通すとなると微妙ですが、彼にはこれからも注目しようと思いました。
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もう一人、内田伽羅という少女からも目を離してはいけないようです。
目が非常に印象的な美少女です。元木雅弘の娘さんだと分かって腑に落ちました。ハハハ。
同じ場面には登場しませんが、この映画に出ている樹希樹林の勧めでオーディションを
受けて合格したそうです。樹希の孫、元木の娘だから…ではなく、やがて、輝きを増すに
違いない女優として注目します。

わきを固める出演者が豪華です。ベテラン同士、橋爪功と先日亡くなった原田芳雄の
“からみ”などはまさに絶品です。
教師役の長沢まさみはほとんどアップがないという贅沢な使い方をされています。
是枝作品には「それでもいいから出たい」と思わせる何かがあるのでしょう。
「奇跡」の前には「歩いてもあるいても」しか見ていませんが、とても気に入り、95点を
つけました。“岩佐ランキング”の年間No1は僅差で「おくりびと」にゆずりました。

2本の映画には共通するものがあります。
オープニング・シーンから「あ、この映画はリズムとフィーリングがぴったりくるな」と
見る者に思わせ、会話の一つ一つに違和感がなく、ムダな、あるいは余計な演出・演技が
ないところです。

出会えて嬉しい映画です。
小品でもいい作品があるなあ、と思わされます。
東京はそろそろ上映が終わりますが、地方はこれからのところも多いようです。
お時間があったらぜひどうぞ。決して損はしません。ハハハ。

おめでとう 松井秀喜 500HR !!

時間がかかりましたが、松井が日米通算500ホームランを達成しました。
アメリカに渡ったときから“日本では長距離打者だったかもしれないが、
メジャーでは中距離ヒッター”と見ていました。
それでも年間20本は打つと思っていましたから、8年強で168本は
ほぼ予想通りです。
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しかし、今年は開幕から調子が上がらず、いつ 自由契約になるかと
心配するほど、綱渡りが続く苦しいシーズンを送ってきました。
その中での記録達成ですから、ホッとします。おめでとう、松井!
本人はいつも通り「あす以降、500ホーマーについての質問をされなく
なるのでよかった」という“とぼけた”反応でしたが。ハハハ。

星稜高校が甲子園に出場したとき、WOWOWは朝日放送と共同作業で
ハイビジョンの実験放送をしていました。実況アナウンサーとして
参加していた私は、蒸し風呂のようなスタンド下で話を聞きました。
ニキビいっぱいの松井は当時から、独特なユーモアを交えて取り囲む
記者たちの質問に“大物”感を漂わせながら対応していました。
以来、“イチローより松井”で後押ししてきました。

それにしても、昨日の朝日新聞の夕刊には驚きました。
“左肩”とは言え、大きな写真入りで一面じゃないですか!!ハハハ。
本人が言う「数字は意識していなかった」が本心かどうかは分かりません。
しかし、トップから12.5ゲームも離されているチームの状況を考えたら
喜んでいられないでしょうし、数字自体も日本人として9人目です。
ここまで騒がれると、かえって恐縮するのではないでしょうか。
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これまでの“500HR”が同じ扱いだったかなあ、と疑ってしまいます。
ヤクルトの青木が200安打を達成したときはどうだったか、とも思います。

整理部のデスクがよほどの“松井ファン”だったのでしょうか。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-07-22 10:13 | 映画が好き | Comments(0)
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