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岩佐徹のOFF-MIKE

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「いかにもメジャーらしい話~転んでもタダでは…etc~」            11/07/27

したたか
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1977年9月3日、後楽園球場。
王貞治が世界新記録となる756号ホーマーを打ったとき、マウンドにいたのはヤクルトの
鈴木康二郎でした。試合のあと、打った王が大勢の記者たちに囲まれたのは当然ですが、
鈴木も同じように追いまわされました。追いかけられたのは彼が逃げたからです。ハハハ。
体は大きい(189cm)のに、とても気持ちが優しい男でした。
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「頭がボーっとしてます。悔しいです」と口数も少なく、インタビュアーも苦労しました。
756号を打たれた投手には航空会社から“サイパン島ペア旅行券”が贈られることになって
いましたが、彼はこれを断っています。
その頃の私は連日、巨人の試合を“取材”に行っていました。仕事のときもありましたが、
仕事でないときも、球場に足を運んでいました。「なんとしても、その瞬間を見るんだ」と
決めていたのです。
この日は、幸いなことに、私が「プロ野球ニュース」の巨人戦を担当する日でしたから、
しっかり、この目に焼きつけました。
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34年後…
先日、ヤンキースの主将、ジーターが3000本安打を達成しました。
ゲーリッグ、ディマジオ、マントルなど、すごい選手がいたチームですから、1人や2人
打っていてもおかしくないのですが、これが球団史上初の快挙でした。
ヤンキースだけでなく、全米でも圧倒的な人気のジーターがこの日5打数5安打、しかも
3000本目は左中間にライナーで叩き込むホームランで達成したのですから、スタジアムが
大いに盛り上がったのは当然です。

この記念ボールを手にした青年が、無償でジーターに返すという“美談”がさらに話題を
さらったことはお伝えした通りです。
もうひとつ、いかにもアメリカらしい“後日談”が出てきました。

3000安打の“被害者”はタンパベイの先発、デビッド・プライスでした。
ファウルで粘られたあと完璧に打たれたホームランで記録を達成されたのですから、相当
悔しいはずですが、彼は鈴木康二郎とはだいぶ違った男のようです。つまり、“転んでも、
ただでは起きない”タイプでした。ハハハ。
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一方、何でも商売にしてやろうとする“抜け目のない”会社もあります。
サイン入りユニフォームやボールなど、スポーツに関連した記念品を扱う“スタイナー・
スポーツ”です。旧ヤンキー・スタジアムのグラウンドの芝なども販売しています。
スタイナーが接近したのでしょうが、両者の間に合意が生まれました。
ボールや写真などにサインをして売ろうというのです。こう書き添えて…。
“I Gave Up DJ’s 3K,” (ジーターに3000本安打を打たれたのは私です) ハハハ。

まさか、ラルーサが…

もし、代打のジェイがヒットを打って追いつき 試合が延長に入っていたら、10回の守りで
カージナルスはユーティリティ・プレーヤーのトニー・クルーズをキャッチャーとして
起用しなければならなかったでしょう。観客は「えっ?」と思ったはずです。
レギュラーのモリナがまだ残っていたからです。

…7月8日の出来事です。

思いもかけない監督のミスがあったことが分かりました。
試合が終わってだいぶたってから、ワールド・シリーズに2度優勝した経験を持つ名将、
ラルーサ監督が自分のミスを認めました。
この夜 監督はモリナを休ませ、キャッチャーにはレアドを起用する予定でした。しかし、
試合前、アンパイアに渡されたメンバー表にはモリナの名前があったのです!!
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1回の裏の守りについたカージナルスを見て対戦相手、アリゾナのギブソン監督が主審に
歩み寄りました。しばらく、話し合いが行われたあと、主審はラルーサに告げました。
「モリナからレアドに“交代”したものとする。モリナはこの試合には出られない」と。

「判断ミスではない間違いがあったということなんだ」と、ジェイが凡退して、そのまま
6-7で敗れたラルーサ監督は言っています。試合中に起きる作戦ミスのたぐいではない、
メンタルミスだと言っているのです。もし、モリナが使える状況だったら、この試合の
いくつかの局面で違った作戦を実行できただけに凡ミスが許せなかったようです。
「言い訳はできない。自分にものすごく腹が立っている。やってはいけないミスだ。
試合がきわどい勝負になったらモリナは使うつもりだったんだ」

日本では試合開始30分前にきちんと行われるメンバー表の交換ですが、MLBでは直前に
行われます。もちろん、審判と相手チームに渡されるこのメンバー表が“公式”です。
しかし、実際は数時間前に互いに知らせてあります。ダグアウトに行くと早々と両軍の
スタメン表が貼り出してあります。そこには正しい名前を書いていたラルーサが肝心の
公式メンバー表を訂正しないまま出してしまった…ということのようです。

まさに、弘法も筆の誤り。ハハハ。

そして、紅毛碧眼…

似合ってないのに…
夜なのに…
室内なのに…
意味もなくサングラスをかけたがる日本男子が多いですね。ハハハ。

テキサス・レンジャーズの主砲、ジョシュ・ハミルトンにとっては笑い事じゃありません。.
今年の調子はもう一つのようですが、去年は3割5分9厘を打ってアメリカン・リーグの
MVPに選ばれました。
彼には、どうにもならない弱点があります。欧米人に共通しているのですが、彼の場合は
“仕事柄”、影響が大きいのです。
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その弱点とは…日本人にとっては憧れとも言うべきblue eyes、“青い目”です。
太陽の光に弱いことはよく知られています。そのために欧米人はサングラスを重用します。
ダテやおしゃれじゃないんです。ハハハ。

デーゲーム18試合で.111しか打てていません
球場内には白いものがたくさんあり、白球がよく見えないのだそうです。
一時はデーゲームの左投手に対する結果が21打数で安打なしだったこともあります!!
カラーコンタクトを使ったり、サングラスをかけたり…いろいろ工夫をしますが、どれも
効果がありません。彼のロッカーにはサングラスが山のように積まれているそうですが。

西地区で首位をキープするレンジャーズのキー・プレーヤーですから、ワシントン監督は
“デーゲーム&左投手”でもハミルトンを外す考えは全くないと言っています。
「彼に何が見えて、何が見えないのかは誰にもわからない。確かなのは、それを言い訳に
してほしくないということさ。やれることをやってほしいね。打てなきゃ、打球を追う。
フォアボールで出て盗塁するとかね。打てなくても、彼がいるだけで違いはあるのさ」と
聞きようによっては厳しいことも…。

ある意味“平凡”な黒い(茶色い)目を持つ私たちにとって吸い込まれるような“青い目”は
魅力十分ですが、ご本人にしてみると、いろいろ厄介なことはあるようです。ハハハ。

土曜日に更新したばかりですが、ブレットの“松やに事件”もメジャーでなければ
起こり得ない話しかもしれません。スキップした人はこちらからどうぞ。→
http://bit.ly/oxilY7 


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by toruiwa2010 | 2011-07-27 11:23 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
Commented by マオパパ at 2011-07-27 12:06 x
岩佐さん、こんにちは。先日のコメントは失礼しました。さて、岩佐さんと別所さんお若いですね。とても懐かしいです。鈴木投手にインタビューしているのは大川アナでは?あの頃はプロ野球ニュースを見るのが楽しみでした。期末試験や受験の時もかかさず見ていました。でもときどき11PMに浮気しましたが。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-27 13:45
マオパパさん、こんにちは。

別所さん…亡くなった時76歳でした。
大川は元気です。ハハハ。
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