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岩佐徹のOFF-MIKE

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「映画って最高 !! ~“非日常”の世界に遊ぶ~」11/07/29

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うかつなことに、この時代だから映画の上映もDVDなど、デジタルっぽい技術を使って
行われているものだと思っていました。先日、新宿の映画館で「フィルムなんですか」と
尋ねてみたところ、「ええ、フィルムですよ」と、“何を当たり前のことを聞いてるんだ、
この爺さんは”的な顔をされたので、そのあとの質問は呑み込んでしまいました。ハハハ。

私が子どもの頃、フィルムはいくつかの映画館で“使いまわし”していました。
若い従業員が 自転車の荷台に四角いフィルム・ケースをくくり付け、上映時間に間に合う
ように、と懸命に走っていたものです。
急ぐあまり転ぶこともあったでしょう。途中でひもが緩んで落としたこともあるでしょう。
フィルムの到着が遅れて、待たされることもありました。ハハハ。
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映画好きだった母に連れられて、小さいころからよく劇場に行きました。
子供向けの映画は少なくてほとんどは母好みの“恋愛もの”でしたが、十分楽しみました。
燃えやすいフィルムがあるというのに、当時の映画館は“禁煙”ではありませんでした!!
むらさき色の煙を縫うように光が前方に走り、スクリーンに映像を映し出す光景や後方で
回っていた映写機の音が今も鮮やかによみがえります。「シネマ・パラダイス」の世界です。

2005年9月いっぱいでWOWOWとの契約が終了し、現役を引退しました。
予想したことではありましたが、外出の機会が減り、人との会話が減りました。少しずつ、
社会との接点が失われて行くのを肌で感じ「こうして、人は老けこんでいくのだなあ」と
思ったものです。いずれ、皆さんも分かります。ハハハ。

“現役”時代は忙しかったこともあって、飛行機や自宅で見ることで満足し、わざわざ、
劇場に出かけてまで映画を見ようという気になりませんでした。
引退後、ひさしぶりで見るようになったのは、時間的な余裕ができたこともありますが、
“外出の機会を増やす計画”の一環でもあったのです。ハハハ。
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2007年 54本、2008年 77本(テレビ・DVDを含めれば100本以上)と劇場で見る機会が
増えて行き、おととし、去年と2年続けて100本を越え、大震災で3月から4月にかけて
ペースが落ちた今年も110本ペースです。
…おかげで、楽しみが一つ減りました。
以前は、毎月20日過ぎにWOWOWのプログラムガイドが届くと、「どれを見ようか」と
印をつけたものですが、ここ数年は「あれも見た、これも見たな」で、印をつける映画が
激減してしまったのです。

私にとって、旅、食べ歩き、マージャン、読書、音楽と並んで、映画は老後を過ごす上で
大きな楽しみです。劇場で見ても、DVDで見ても、俳優の力を借りて“非日常”の世界に
遊ぶことが出来る映画は大きな喜びを与えてくれます。
家から近い渋谷、吉祥寺、新宿はもちろん、銀座・日比谷・有楽町界隈の映画館はすべて
“制覇”したはずです。
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一番大きかったのはたぶん、日劇のスクリーン1 (900人以上収容)、逆に小さかったのは
38席しかなかった渋谷のライズ X(去年 閉館)です。よく、消防署が何も言わないなあと
行くたびに思っていました。ハハハ。
最近の映画館はいろいろ工夫があって見やすくなっていますね。スロープがあったり、
前の席と微妙にずらしてあったりして、鑑賞環境は格段に上がっています。
もっとも、先日 三原橋のシネパトスに行ったときは、前後の座席がまともに重なりあって
いたため、身長がない妻は子供用の補助シートを借りていました。最後方の席でしたから
誰にも迷惑をかけず、座り心地もよくて、快適だったようです。ハハハ。

見に行くのは基本的にウイークデーですから、そんなに混むことはありませんが、後方の
通路側が第一希望なので、いつも、上映開始の30分前には着くように家を出ます。
よほどのことがない限り希望はかないます。それどころか、2008年に「クライマーズ・
ハイ」を見に渋谷のシネマGAGAに出かけたときは、200ほどの座席に客は私だけという
“ぜいたくさ”を味わいました。飛行機なら飛ばなかったかもしれんのに。ハハハ。

現役中から始めたHP(ブログ)はテニスねたが中心でしたが、引退したあとは書く材料に
困ることが多くなり、いろいろなものに手を出しています。ハハハ。
その一つが映画のレビューです。
素人の“感想”の域を出ていませんが、もったいないことに、参考にして下さるかたも
おいでのようです。誰かの役に立つのは気分がいいものです。

映画館を出たときの“直感”で点数をつけています。評価の基準は…

95:皆さんに、お勧めしたい
90:自分としては大満足だった
85:見るに値する作品だった
80:料金分は楽しめた
75:見なくてよかったかも
70:金と時間を返せ


12月下旬に、その年のNo1を決めています。ちなみに…

2006年:「父親たちの星条旗」
*一般的には「硫黄島からの手紙」の方は高い評価でしたが。

2007年:「ミリキタニの猫」
*直後は100点をつけたほど高く評価しましたが、他とのバランスで95点に。
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2008年:「イントゥー・ザ・ワイルド」
*「歩いても 歩いても」など3本とともに95点。最も気に入ったのはこの1本でした。
ただし、1年の終わりの判断は「おくりびと」がNo1でした。微妙に変わります。ハハハ。

2009年:「フロストxニクソン」
*邦画のNo1は「沈まぬ太陽」を抑えて「ディア・ドクター」でした。

2010年:「春との旅」
*洋画No1は「ハート・ロッカー」を抑えて「インビクタス」。また、審査員特別賞として
「ハーブ&ドロシーでした。
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…“年に100本”のペースがキープできるのはシニア料金・1000円のおかげです。
ただし、“手当たりしだい”に見るかと言えば そうではありません。
アニメ、ホラー/カルト、SF/近未来ものなどにはまったく興味が湧かないのです。
友人に勧められた「アバター」にはどうしても食指が動かず、“覚悟を決めて”見に行った
「第9地区」は40分ほどで途中退場、SFものと知らずに見た「わたしを離さないで」も
登場人物が“クローン”という設定が分かってからは見続けるのが苦痛でした。
このジャンルの映画こそ“非日常”そのものなんですが、私が求めるものとは違います。

それなのに、最近、予告編で見る5本に3~4本はこのジャンルの映画という体たらく…
だんだん、見たい映画が減って行く。ああ。ハハハ。

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by toruiwa2010 | 2011-07-29 09:55 | 映画が好き | Comments(7)
Commented by しょう at 2011-07-29 22:20 x
岩佐さん、こんばんは。

いつも映画ネタ、楽しみにしています。
「第9地区」40分でギブアップですか!
個人的には楽しく鑑賞しました(笑)。
南アフリカであの事態、というところに監督の心意気を感じました。

「イントゥ・ザ・ワイルド」は私も大好きな作品です。
決してハッピーエンドとは言えない展開でしたが、
とても胸に響きました。
原作を読んでいないので余計に揺さぶられたのでしょうか。
もっと若い頃に観ていたら、人生観が変わっていたかもしれません。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-29 22:29
しょうサン、こんばんは。
「第9地区」はあまりにもおぞましくて・・・

「イントゥ・ザ・ワイルド」のレビューは、我ながら
よく書けた一本です。
→ http://bit.ly/r6ehAK

Commented by らすかる at 2011-07-30 15:46 x
私は岩佐さんのお好みとかぶるところがあります。神戸では映画館ではなくアートセンターのホールで一週間だけ、パイプ椅子に座ってという作品もあります。そういう作品は東京より上映時期が遅いのでいつも映画評を参考にさせていただいています。ありがとうございます!
『ミリキタニの猫』は評を拝見して見たいと思いたまたま上京のタイミングが合ったので渋谷の映画館を探して行った思い出の一本です。そんなファンがいますのでこれからもぜひ続けて下さい。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-30 17:12
らすかるサン、こんばんは。
いつも、地方の方を意識して書いています。

冒頭の15分前後を、映像が目に浮かぶように
文字にすることで、映画のイメージをつかんで
もらおうと思っていますが、そのために、肝心の
せりふを聞きもらしたりします。ハハハ。

「ミリキタニ…」見られてよかったです。
私と同じ感想を持たなくても、多くの人に
勧めたい作品でした。

神戸ですか?
おととし、兄と同居した2ヶ月半の間に
かなり通いました。新型インフルエンザをものともせずに。
ハハハ。
Commented by らすかる at 2011-07-30 20:52 x
なるほど書かれる時のポイントがわかりました。これからイメージしながら読ませていただきます。

そうですね、こちらにしばらくおられたことは存じています。『黄老』は私もおすすめのお店です。たしか神戸のトアロードにあったのが一号店だったのですが今はもうなくなってしまいました。

季節がよくなりましたらまた関西にもお越しください。長々失礼しました。
Commented by はつかいち美術ギャラリー at 2014-07-24 15:24 x
岩佐さんが以前100点→95点をつけられていたドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」のジミー・ツトム・ミリキタニの展覧会「第18回平和美術展 「ミリキタニの猫」-ニューヨークで描き続けた不屈のアーティスト」が故郷広島で初めて開催されます。トレードマークの猫などアメリカ・ウイングルーク博物館寄託作品のほか、世界初公開の墨絵など約70点が出品されます。ミリキタニが過酷な環境な中でも尊厳を失わず、不屈の精神をもって描き続けた作品を通して、平和の大切さや、彼を支えたアートの力について考える機会です。映画の上映やプロデューサーのトークイベントもあります。よろしくお願いします。
Commented by toruiwa2010 at 2014-07-24 15:58
はつかいち美術ギャラリーさん、こんにちは。

過酷な環境な中でも尊厳を失わず・・・
今思い出しても、彼の毅然としたたたずまいは
印象的でした。

展覧会の成功を祈ります。
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