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岩佐徹のOFF-MIKE

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Archives「TVニュース&キャスター~ジェニングスの告知から~」 11/07/31

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日本とアメリカではテレビの歴史が違います。
テレビへの依存度は圧倒的に日本の方が高いと思いますが、
さまざまなテクニックはアメリカの後追いになっているのが
現実でしょう。
テレビ朝日で「ニュースステーション」がスタートしたとき
そのスタイルやセットが“斬新”だと言われたものですが、
所詮、すべてアメリカ・スタイルの真似でした。

「ニュース・キャスター」2005.04.10


けさ、何気なくアメリカABCのニュースを見ていました。
あちらでも息が長く、定評のある夕方のニュースです。
キャスターがジェニングスではありませんでしたが、休暇だろうと、思っていました。
“法王死去”関連のニュースが一段落したところで、代役の女性キャスターが、「それでは、
ピーター・ジェニングスです」とカメラに向かって話し掛けました。
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画面が切り替わってジェニングスが登場し、話し始めます。
メジャー・リーグを見るときの習慣で副音声(英語)になっていたので、細かいところまでは
分かりませんでしたが、「この数日間、法王のニュースもフォローしていなかったが、実は
肺がんと診断された」という告白でした。
顔を見てもやつれていますし、なにより、かなりかすれた声に病状が現れていました。

今年に入ってからだったでしょうか、NBCのブロコー、CBSのラザーが相次いで降板し、
つい先日、ABCの夜の看板だったコペルも今年一杯でやめることが決まっています。
ジェニングスは「調子がいい日には出演するつもりだ」と言っていましたが、病状次第で
彼まで降板となれば、最近20年から25年間、アメリカのテレビ報道番組を支えてきた
キャスターたちが総入れ替えということになります。おそらく、こんな状況はアメリカの
テレビ史上初めてのことだと思います。

ブロコー、ラザー、ジェニングス、コペル…批判がいっさいなかったとは思いませんが、
全員、広く国民の信頼を得ていたと言っていいでしょう。
私は、アメリカに行くたびによくニュース番組を見ています。半分も理解できません。
しかし、若い頃、今とは違うスタイルではありましたが、かなりニュースを読んだ経験が
ある私には彼らの、番組に対する取り組み方を見ているだけで飽きることがないのです。
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そんな私の目には、日本のニュース番組は「ひどい」としか映りません。ハハハ。
かなり以前の磯村尚徳さんの「NC9」(NHK)、田英夫さんの「ニュースコープ」(TBS)は
安心して見られました。今なら筑紫哲也さんの「ニュース23」でしょうが、老人には時間が
遅すぎて・・・。ハハハ。
久米宏の「ニュースステーション」は、面白いと思える日と、途中で見つづける気持ちが
なくなる日が半々だったでしょうか。

あとを受け継いだ形になった古舘伊知郎の「報道ステーション」…
期待はしていましたが、いつまでたっても彼の「味」が出てきません。
なにより違和感があるのは、ひとつの項目が終わって次に移るときに“変わった”という
雰囲気が全くないことです。テレ朝時代にあまりニュースを読まなかったのでしょうか。
経験があればテクニックは知っているはずです。彼ほどのキャリアの男が…と驚きます。

夕方のニュースは内容のひどさに目を覆うばかりです。
メニューについては制作側の責任でしょう。「デパ地下特集」、「行列のできる店」、「万引き
常習犯」、「ゴミを捨てられない女性たち」…ハハハ。

この辺はまだいいと思うのです。
ほんとにひどいと思ったのはライブドアの堀江社長に対するテレビ局の態度です。
ニュースの渦中の人物に接触することは報道機関、ジャーナリストにとって大事ですから、
そのためにいろいろな手を使います。
しかし、今のテレビは彼に出演して“いただく”ためにプライドをかなぐり捨てて(ハハハ)
ひれ伏しているように見えます。
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最近では、彼に代わって広報の美人女性社員に「媚び」を売っている局がありますねえ。
そして、彼らからフジテレビに対するネガティブな発言を引き出そうと躍起です。
私はフジテレビのOBですが、「フジテレビならこんなことはしない」などと言うつもりは
毛頭ありません。逆の立場だったら、必ず同じことをやったでしょう。ハハハ。
 
キャスターそのものにも、物足りない面があります。
先日NHKのニュースで「…手中に収めました」を「テチュウに…」と読んだアナウンサーが
いたのにはビックリしました。

いま、一番注目しているのは、キャスターではありませんが、TBSの朝番組に出始めた
みのもんたです。飛ぶ鳥を落とす勢いのタレントですから、ファンも多いのでしょう。
私も「ミリオネア」は見ますし、司会ぶりにはいい味が出ています。
しかし、土曜日朝の番組と言い「朝ズバ」と言い、見ているのが苦痛です。
前番組のラサール石井がいい感じだっただけに、余計に腹が立ちます。
何でも知っていると言わんばかりの傲慢さ、あれでクレームは来ないのでしょうかね?

激戦区と言われる夕方のニュース番組のキャスターで、視聴者の信頼を得ている人は
いるのでしょうか?
“電子紙芝居”と呼ばれた時代もあったテレビのニュースは、その草創期から「テレビ・
ジャーナリズムの確立」がテーマでした。
アメリカと単純に比べるのは無理があるでしょうが、内容、ありかた、演出、キャスター・・・
残念ながら、どれをとっても遠く及ばないような気がします。

ジェニングスは視聴者にがんであることを告げた日から4ヶ月後の、
2005年8月7日に亡くなりました。
NY州のブルームバーグ知事はABCニュースがあるブロックを
Peter Jennings Way と命名してその功績をたたえました。
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現在、日本のテレビでキャスターを務める人の中では「NC9」の
大越氏が一番安定していると思います。異論はあるでしょうが。
ハハハ。


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by toruiwa2010 | 2011-07-31 08:37 | 放送全般 | Comments(5)
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-31 16:59
ジャスパーさん、こんばんは。

この投稿にはそれなりの“根拠”があるのでしょうね。
なければ、投稿する意味は何ですか?

あるのなら、どうぞ、それを示してください。
今夜10時まで待ちます。返事がなければ
あなたの投稿は削除させてもらいます。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-31 20:17
ジャスパーさん、これでは答えになっていません。
某集会、関係新聞、株式相場、某隣国…
すべて、ネット上でしたり顔で言われていることですが、
具体性がありません。

しかも、“カギつき”はなぜでしょう?
根拠に自信がないことが見え見えですね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-07-31 20:44
HNジャスパーさん、

<<<どうも琴線に触れてしまったようです。>>>

「琴線」の使い方が完全に間違ってますよ。

<<<カギつきは一種の逃げです。根拠云々ではありません。
ただの訳知り顔で言っていると思われているのは残念です。>>>

結局、具体性のある根拠は示せない無責任な
投稿と判断します。
基本的に当ブログは書き込み自由ですが、
ネット上にある話をここで拡散するのはやめましょう。
今後、こういう書き込みはなさらないように。
これまでのコメントは削除させてもらいます。
Commented by ひろ☆はっぴ at 2011-08-01 08:21 x
フジテレビに所縁のある方でがんの闘病をなさったといえば逸見さんは有名過ぎますが、もうお一人山川千秋さんを思い出します。朝のニュースを担当していらしたのですが、のどを患われて声が擦れきっていたのに、その体調を押してお仕事をなさっていらっしゃいました。文字通り、命がけでお仕事をなさっていた姿を思い出します。

ニュースウォッチ9のエンディングで必ず「そのニュース、核心はどこだ?」という言葉を画面に出すのはどうなんでしょう?用意された言葉が胸を打たないのはスポーツもニュースも同じような気がしますbyひろ☆はっぴ
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-01 08:40
ひろ☆はっぴサン、おはようございます。

山川さんは食道がんでした。
マグカップを持って登場し、腕時計を外すという
アメリカン・スタイルをテレビに持ち込みました。
当時55歳定年制でしたが、誕生日の直後に
亡くなりました。仲のいい先輩でした。

NC9…最近は最後まで見ないものですから。
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