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岩佐徹のOFF-MIKE

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「見なくなったなあ 高校野球~いろいろ思い出すことがある~」             11/08/18

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今日、ベスト4が出そろいますね。この夏、甲子園の高校野球をあまり見ていません。
去年、大阪の学校の監督が選手に“インチキな”プレーをさせているのを見てなんとなく
興味を失ってしまったのです。“高校野球は純真”などと信じていたわけではないのですが、
あまりの“あざとさ”に嫌気がさしました。
つい先日も、サードとホームの間に挟まれた四国の名門校の選手がタッチに来るサードに
肩から体当たりをしていました。
今も語り継がれる有名な“松井秀喜連続敬遠”ほどではないにしても、勝つために手段を
選ばない姿勢は相変わらずそこここに見られます。
数十年前には、デッドボールで出塁しようと考えてユニフォームの前の部分を“微妙に”
膨らませる高校球児もいたことを思えば、だいぶ、すっきりしましたけどね。ハハハ。

関西高校との試合で明豊高校にトリプル・プレーがありましたが、これも怪しかったなあ。
6回裏、無死1・2塁で打球はサードの左へ。3塁手はほとんどベース上の際どいところで
ボールをキャッチするとベースを踏んで(捕球のときすでに踏んでいたかも)2塁走者を封殺、
セカンドに送球して1塁走者を封殺、ボールはさらに1塁に送られて打者走者もアウト…
珍しいトリプル・プレーが完成したのです。
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3塁手のグラブに収まったときボールはまだキャンバスの位置まで達していませんでした。
本来 この打球がセーフかファウルをか判定するのは主審だと思いますが、“ほぼベース上”
でしたから、3塁塁審がセーフと判定したことに異議は唱えませんが、主審が判定したら
“ファウル”だったかもしれません。打球とラインの関係がよりよく見えたはずですから。
分からんけど。ハハハ。

つぶやいた。

高校野球:明豊のトリプルプレー、指摘がないようだが、
打球がファウルだったのではないか?
サードの左足は確かにインフィールドにあったが、右足は
ファウルグラウンドでグラブはファウルエリアにあった
ように見える。結果と関係なくてよかった。うがちすぎ?


…「僕もそう思いました」というリプライがひとつあっただけでした。
大多数の視聴者には疑問はなかったようです。ま、そういうこともあるわな。ハハハ。

話がそれましたが、ハイビジョンの実験放送で実況できたことなど、高校野球にまつわる
思い出はいろいろあります。
1982年~84年、報道部でニュースのスポーツ・コーナーのデスクをしていました。
当時のキャスターは元フィギュア・スケーターのSと新聞記者Kでした。
K氏については、「球場に来ても関係ない原稿書いてて、動いてくれないんですよ」という
スタッフのクレームが重なったので“お引き取り”願いました。かなり恨まれましたが、
役目ですから仕方ありません。しかし、代わりにお願いした旧知の河村保彦さんは熱心に
仕事をしてくれて、結果はよかったと思います。
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83年だったと思いますが、甲子園の取材に出ていたスタッフから“SOS”が入りました。
「Sが主催者側から注意を受けた」というのです。聞けば、Sは短パンにビーチサンダルで
グラウンドに現れ、たちまち、“御用”になったのです。若かったから、と言えばそれまで
ですが、TPOってことが分からないようです。ハハハ。

スタッフは関東地区から出場したチームの動きをリポートしに行っていました。
この場合、スタンドにカメラを持ち込み、リポーターが取材することも可能です。しかし、
カメラをグラウンドに向けることはできません。試合の放映権はNHKとABCが持って
いるからです。

プレーイング・サーフェスとスタンドを分ける考え方は世界の多くのスポーツ・シーンに
共通しています。オリンピックでも、ワールド・カップやUCLでも同じです。
テレビ各局は、試合の模様はホスト・ステーションが提供する映像を使い、自分たちは
スタンドや周辺で独自の映像を作るのです。ネタが勝負になります。というより、ネタを
探す“センス”の勝負ですね。試合時間によっては、取材したディレクターが編集できず、
局に残っている人間が指示に従ってやることもありますから、なかなか大変です。
「いつも似たようなことばかりやってる」と責めないでやって下さい。ハハハ。

スタッフのやりくりがつかず、私も一度だけトライしたことがあります。
名前が思い出せませんが、四国の学校の監督が“宮本武蔵”と呼ばれていることを知って
その日のテーマにしました。チームが敗れたとき、タイトルはすぐに浮かびました。
「“四国の武蔵”敗れたり」…陳腐。会社の評判もいまいちでした。ハハハ。
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放映権の関係でプレーが写せないことから面白い番組が生まれることもあります。
カルチョの国 イタリアで、日本では絶対に成立しそうにないサッカー番組を見ました。
有料テレビが増えて、生中継が日常的になる前の話です。
スタジオに各チームのサポーターが集められています。9台のモニター・テレビが置かれ、
各地の試合の模様を9人のリポーターが見守っています。サポーターたちには見えません。

9ヶ所のスタジアムで試合が同時に始まり、司会者がサポーターと賑やかに会話をしながら
番組を進めて行きます。
突然、リポーターの一人が「ゴールだ!」と大声を出すと、全員がそちらを注目します。
彼は「前半○○分、XXが鮮やかなゴールを決めました」と叫びます。あくまで“結果”を
伝えているのです。
やがて、スタジオの大きなモニターに喜び合う選手たち、肩を落とす守備側の選手たちの
映像が映し出されます。
プレーを映すのはダメですが、ポジションに戻って行くところなどはOKなんです。

…ずっと、この調子です。
司会者もリポーターもごく普通の“おっさん風”が多いのですが、彼らのとぼけた発言に
スタジオの中は笑いがたえることなく、見ているこちらも、言葉は分からないのに2時間、
十分に楽しめました。プレーの映像がなく、実況も聞こえないサッカー中継に盛り上がる
彼らを見て「さすがイタリア カルチョの国よ!」と感心したことを思い出します。

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by toruiwa2010 | 2011-08-18 09:36 | メジャー&野球全般 | Comments(12)
Commented by chibita at 2011-08-18 11:54 x
岩佐さん、突然ですが、前から気になっていたので質問してもよろしいでしょうか?岩佐さんは学生の頃(中、高生)部活は何をなさってましたか?私の予想では…文化系なんですが…
Commented by akapon at 2011-08-18 12:54 x
岩佐さん、こんにちは。赤ぽんことakaponです。
昔、本塁打を打った打者が喜びすぎでアウトにされたり、松井の5連続
敬遠や私立高校の選手集め、エースの酷使、審判の「アレッ?」と思わせる
判定にも絶対服従、なんでもかんでも一塁へのヘッドスライディングetc
私も見なくなりました。というかどんな方々がTVを見ているのか今でも不思議です。
【オラがふるさとのチームを応援、青春の汗と涙、一生懸命・ひたむきさ・・・】
高校野球のキーワードが未だに良く理解できぬまま今に至ります(笑)
ま、やってる選手達はただただ勝ちたい気持ちでやっているのでしょうが、
感心できない「あざとさ」やらが選手や監督達から見えてしまうと幻滅です。
しかしこれほど「高校生」の競技を全国放送で流し続ける国(関西では
2局同時!)は
世界中でも珍しいのでは?アメリカはじめ欧州でも野球やサッカーの
若年層の大会を流し続けている国ってあるんでしょうかね?

それよりイタリアのサッカー番組に興味があります。面白そうですねw
視聴率も大切だろうけど見せ方が日本には全く無いやり方ですね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-18 13:07
chibitaさん、こんにちは。
常連さんに書き込んでいただくと
ホッとします。ハハハ。

中学時代は12人しか部員がいない野球部、
中学3年から高校1年にかけて弱小校の
バスケット部、病気をして、新聞部に1年間…
そんなところで、帰宅部に近いかも。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-18 13:12
akaponさん、こんにちは。

“高校野球ファン“というジャンルがありますから、
見る人はそれなりにいるでしょう。相撲と同じです。

イタリアのサッカー番組はタイトルを忘れたのが残念です。
アメリカでは、高校どころか大学も日本のような“全国大会”は
基本的にないと思います。州大会が最高の舞台かと。 
Commented by masa at 2011-08-18 18:26 x
岩佐さん、こんにちは。
私はもともと高校野球はそんなに見ていなかったので、高校野球が終わると夏休みももう終わりやねんな~くらいのかんじです。

今、甲子園の近くに住んでて特に思うのですが、やはり高校野球OBって多いんですよね。その方たちから球児(自分たちも含めて)は頑張ってるって話をよく聞きますし、地方から関西に出てきている人たちにとって自分の出身地の高校が出るときは同窓会の場になるみたいですし、
そういう所でも甲子園での高校野球の存在価値ってあるんだろうなぁと思うようになりましたね…
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-18 19:00
90-91年の夏は、JR芦屋から6~7分山に登った母のマンションから
甲子園口?に出て、そこからタクシーを飛ばして行きました。
毎日1試合ずつ実況したのがいい思い出です。
Commented by masa at 2011-08-18 19:31 x
甲子園口です。
甲子園球場まで結構遠いのですが歩いている人もいます。
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-18 19:49
masaさん、あの2年間は、時間が不規則になるし
母に料理をさせるのも悪いので芦屋周辺で食事を
済ませて帰ったものです。駅近くのうなぎ屋、駅ビルの
奥のほうにあった、外資系のステーキハウスとか・・・
懐かしいなあ。
Commented by alcyone at 2011-08-19 07:24 x
サッカー番組のお話、すごいですね(笑)。試合経過を聞いてサポーターが盛り上がるのは分かりますが、その様子だけで番組が作れるとは(笑)。
高校野球は私も観なくなってしまったのですが、今年はブラスバンドをぜひ映してあげて欲しいと思っていました。春の時にはいかにも高校野球らしい理由で禁止されてましたからねぇ。
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-19 07:49
alcyone さん、おはようございます。

カルチョ番組はイタリアに行くたびに
楽しみました。プレーが一度も映らない、
言葉は分からないのに、なぜあれほど
楽しめたのか不思議です。

ブラスバンド・・・頑張りますねえ。
試合なんて、ほとんど見ずに・・・
あんな風に、何かに「突き動かされた」
経験がないのでうらやましいです。ハハハ。
Commented by chibita at 2011-08-19 14:29 x
岩佐さん、ありがとうございます!野球部とは以外でしたが、ボールを追う岩佐少年も目に見えるようです(笑)新聞部というのも目に浮かびます。黒縁メガネでビシっと?
私も新聞部にいた事があります。部活というより、生徒会の一部だったような…ガリ版が大好きで、学校で特別な任務を任されているようで嬉しかったです。
岩佐さんは学生時代の部活が今に繋がっているんですねー。考えようによっては、帰宅部も世間を知るのには貴重なのかも!
Commented by toruiwa2010 at 2011-08-19 15:08
chibita さん、こんにちは。
小学校低学年のとき、将来の夢として
「職業野球の選手」と書いた記憶があるほどの
野球少年でした。職業野球って。ハハハ。

今日は、かなりの書き込みがあって対応に
追われると覚悟してましたが、ヒマです。
突っ込みどころがなさすぎたかもしれません。
こいつ、どうしようもないと攻撃目標を変えたか?
ハハハ。
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