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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

「たとえ話はうまいけど…etc~Cogito ergo sum 風に~」       11/09/02

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ドジョウ政権誕生

民主党代表選がスタートしたころ、野田佳彦は最短距離にいた。
陣営の面々は自分のポストなどいろいろ思い描いていただろうが、
途中から風向きが大きく変わったとした上でこう書いた。

最近、これほど分かりやすい“ドンデン返し”は珍しい
かもしれない。大した根拠はないのだが、論客だし、
できる男だと思っているだけに、見た目が派手で、口だけ
達者という印象が強い前原ごときに“してやられる”のを
見るのは辛い。


第1回投票で前原が2位になり 決選投票で海江田を逆転する…と
勝手に予想し、少々憂鬱だったが、野田が勝ってよかった。なにより、
海江田が勝たなくて 本当によかった。小沢本人がなるのならいいが、
“見え見えのカイライ政権”は恥ずかしすぎる。

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「駅前留学はNOVA、駅前演説はNODA」
「小泉チルドレンが座る席はチャイルドシート」
「室伏はハンマー投げの、小泉総理は丸投げの金メダリスト」
「感動した。よしひこ頑張ります」(なでしこ優勝に)
「101回でもプロポーズします」(大連立に向けて)


身近なものを利用した“たとえ”がなかなかうまい。親近感がわく。
少なくとも、メッセージが伝わりやすいのはたしかだ。
ただし、総理になるまではこれでいいかもしれないが、いつまでも、
軽いたとえ話では済まなくなる。言葉の選び方も慎重にならざるを
得ないだろう。いわば、持ち味を殺されることになる。誰が考えても
話がうまいより仕事をちゃんとやることが大事なわけだが。

まもなく、野田内閣が誕生する。
“ドジョウ総理”のニックネームも定着しそうだ。
茫洋とした風貌そのままに、正体が“掴みにくい”ところも この男、
ドジョウによく似ている。
最初の支持率は低いかもしれないが、何をやっても、前政権よりは
高く評価されるはずだ。菅直人に感謝せねば。

NHK:グレート・サミッツ

画面に、絶壁の岩場を1cm刻みで登る男が映っている。
見ているだけで、お尻がむずむずする。
そんなとき、我が家ではどちらからともなく「カメラマンて ホントに
すごいね」という称賛の声が上がる。
どう見ても、“手ぶら”で登るのさえ大変そうなのに、撮影しながら
登って行くのは並大抵のことではないだろう。

BSプレミアアムで「エベレスト~世界最高峰を撮る~」を見た。
前後篇合わせて3時間、見ごたえがあった。
頂上アタックのタイミングが予定より数日うしろにずれた以外、特に
ハプニングがあるわけではなく、ストーリー性には欠けていた。

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唯一最大の“売り”はハイビジョン・カメラを用いた映像の美しさだ。
ただ、息をのむばかりだった。
…とは言っても、世界最高峰のエベレストに、カメラマンがカメラを
担いで登るわけではない。ハンディ・カメラは別だが、ハイビジョンの
大型カメラは、本体も三脚も全部 シェルパが運んでくれる。
その意味で この作品に限っては「カメラマン すごいね」とは思わない。

「稜線を行く取材班」、「頂上に立った取材班」、「取材班が見えます」…
番組中に何度出たか分からないフレーズも「なんだかなあ」だった。
クライマックスはもちろん8848㍍、世界最高峰の頂からの映像だ。
しかし、肝心かなめのパノラマ・ショットの完成度が低くないか?
360度のパンが“なめらか”ではない。カックン、カックンしている。
疲労や酸素の薄さが影響しているのか?

ともに登頂を果たした隊員やシェルパたちが喜びあったり、記念写真を
撮ったりしている姿が中途半端な形で映り込んでいるのも目障りだ。
“雰囲気”は出るかもしれないが、アタック成功をたたえ合うシーンは
既に十分見せたあとだもの。
8000メートル級を含む周囲の山々、遠くには中国やネパールの風景…
このパノラマは“それだけで”楽しみたかったなあ。

月曜日、WOWOWの友人とランチを食べたとき、この話をした。
「うちの方が、絶対面白いです」と言われた。
WOWOWのプログラム・ガイドでも一度「エベレスト」の文字を
見かけたのだが、番組は見なかった。最近、ノンフィクションに力を
入れている彼らが自信作満々だった。
それは是非見たいと言うと、「すぐ送ります」と約束してくれた。

…こら、K!まだ、来ないぞ。もういいわ。送らんでいいぞ!

叱られた

…若輩者として失礼ではありますが、まともに見ていないのに、
映画評論家の評論を愚弄するような姿勢はいかがなものかと
思いましたので、失礼しました。


…並行して別途 営業中のブログの方にあった書き込みだ。
「ツリー・オブ・ライフ」のレビューが気に入らなかったらしい。
途中で退席したくせに偉そうなことを言うな、ということのようだ。

たとえば、レストランで注文したものがまずくても 評価は最後まで
食べてからにしろ、ということだろうか?カンベンしてくれよ。
最初の一口でうまい・まずいは決まる。
食事は、食べなきゃ腹が減るから無理をしても食べるかもしれないが、
映画などは我慢する必要がないのさ。

「ツリー…」は35分で席を立った。つまり、監督は 導入部で観客に
見続ける気持ちを失わせてしまったのだ。全体を見てから評価しろと
言いたければ、最後まで見たい気持ちにさせる作り方をしなくちゃね。
映画だって小説だって、導入部は大事だ。見る者、読む者を惹きつけ、
おもむろに物語を展開して行くのが監督や作家の腕の見せ所だろうに。

この“若輩”は、私の年齢を知らなかったらしい。
文章やタイトル、画像の挿入のセンスなどから、若いと思ったと言う。
これほど自然に若さや明晰さを感じさせることが
出来るのはすばらしいですね。


…すぐれた“分析力”があるのに、某高名評論家の記事のひどさには
気づかなかったらしい。惜しい!

Big Shoes?

島田紳助のトーク、絶妙な“客いじり”が最高に楽しかったテレビ東京の
「なんでも鑑定団」、30日の放送は今田耕司が司会をしていた。
今田にしてみれば、チャンスでもあり、とばっちりでもあるのだろう。

英語ではbig shoesと言う。
“Shinsuke’s shoes are too big to fill”だ。「紳助の代役は大変だ」…

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「紳助さんのライフワークだと思っていた。“やらせていただきます”と
熱い思いをつづった長いメールを送りました。
紳助さんからの返事はたった一言、“ホイ”でした」
…オープニング・トークで、軽く笑いを取ってスタートしたが、立ち位置を
間違えるなど 硬さは否めなかった。
しかし、キャリアはあるし、本人が慣れ 視聴者が慣れれば、彼で十分に
やれるのではないだろうか。

“靴”が大きかったら、ティッシュでも詰めたらよろしいがな。

あらまほし…

話の引き出し方が好きじゃないので「徹子の部屋」はめったに見ない。
ザッピング中に、加賀まり子が母親の話をしているのをたまたま見た。

ご主人を亡くしたあと、毎朝 仏壇に手を合わせるのが母の日課だった。
少し耳が遠かったせいで亡夫に話しかけるその声は娘・まり子の耳にも
はっきりと届いた。「どうか ぽっくり逝かせてください」。

90歳の誕生日が近付いたある日 気分が悪いと訴えるので医者を呼んだ。
聴診器をあてられながら「ああ、気持ちが悪い」と言ったかと思うと
そのまま息を引き取ったのだという。

誰の身にも訪れる死だが、そのときは苦しむことなくぽっくりと…と
すべての人が願う。
“あらまほしき”死とは、まさにこのようなものではなかろうか。

根性ブス

一昨日の朝日新聞夕刊で目を引いたのはこの絵だった。
岡田三郎助「あやめの衣」。

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しかも、見出しに“どこが「美人画」なのか”とある。
一瞬「顔が見えないからなあ。馬鹿なことを書くものだ」と思った。
もちろん、記事には、たしかな美人画であると書かれていたが。

“美人”は顔や年齢だけで決められるものじゃない。
映画「うさぎドロップ」ファースト・シーンの芦田愛菜はすでに美人だ。
“夫が消えた”バージョンのCMで見る樹希樹林は凛として美しい。
造形的な美しさには限界があり、内面の充実からにじみ出る美しさには
限界がない。見る側の気持ち次第だが。

逆に、“根性ブス”という存在がある。
造作に欠点がなく化粧もばっちり。しかし、その心根には問題がある…
そういう女性は“岩佐徹的美人”のカテゴリから外れるのだ。
岡田三郎助が描いたこの女性からは、内に持つものの豊かさが見える。
後ろを向いていても“紛うことなき”美人なのだ。

“偏向”というもの

「こんな記事がここにある」「ここに行けばこんな動画が見られるよ」…
今でもときどき 私が求めていない情報が寄せられる。
これまで何十回、同じURLを見せられたことか。
知りたい情報があれば自分で探す。知恵を借りることはあっても。
見た、読んだ情報は自分で整理し、判断する。間違えることはあるが、
流されることはない。いい大人なら、みんなそうすべきだ。

1日付けの朝日は37面でフジテレビへの抗議デモを取り上げていた。
韓流ドラマやK-popなど、同局が韓国を“ごり押し”しているとする
人たちが台場に集まった件だが、大手の新聞が書くのは珍しいことだ。
記事の本文は、“デモ”のきっかけが高岡蒼甫のツイッターだったこと、
当日の状況や“リーダー”の話などが客観的に書かれている。

しかし、腑に落ちるのは記者の見解がうかがえる前文だ。

…ネットから既存メディアへの異議申し立ての性格を帯びる半面、
不確かな情報をネタに盛り上がる「祭り」のような危うさも潜む。


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そして、ニュースサイト編集者の談話も冷めたものだ。

…テレビ局は経済合理性で動いているだけだろう。
「偏向」と批判する前にネット上の都合のいい情報しか信じない
自分たちの方が変更してないか自問してほしい。


これも情報だが、このことを私に知らせてくれる“嫌韓・嫌フジ”派は
誰ひとりとしていなかった。普段はあんなに“ご親切”なのに。
まあ、誰だって自分に不都合なことには目をつぶりたいものだけどね。

報告&お礼
「岩佐さんは悪くない」…見つかりました。
お騒がせしました。ありがとうございました。


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by toruiwa2010 | 2011-09-02 10:07 | 岩佐徹的考察 | Comments(16)
Commented by モクレン at 2011-09-02 11:08 x
岩佐さん、こんにちは。

グレートサミッツを見終えた時、同じ感想をもちました。
自然だけの映像も見たかったですね

先日、黄老へ行ってきました。最初の一口を食べ、「美味しい!!」娘と二人ニンマリです。
もちろん途中で席を立つ事もなく、追加注文して大満足した夜でした。岩佐家とモクレン親子は同じ味覚の様です。これからも美味しい情報楽しみにしてます。(^^♪
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 11:17
モクレンさん、こんにちは。

黄老、気に入られた由、やったあ、です。
海老マヨ、ギョウザ、チャーハンは特に
お勧めです。
今度行ったとき、マネジャーらしき女性がいたら「東京の岩佐に
勧められた」と言ってみてください。
モクレンさん一家にいいことがなくても私が行った時のサービスが
よくなるかもしれませんので。ハハハ。
Commented by モクレン at 2011-09-02 11:44 x
前に教えて頂いたので、勿論それらは食しました。
最初にきたギョウザ・・小エビがプリプリだし付け合せの野菜も美味でした。

マネジャーらしき女性いらっしゃいましたよ
お勘定の時に「大変美味しかったです。ある方のお薦めで遠路参りました」と申し上げました.岩佐さんのお名前を出していいものか迷ったからです。
次回は必ず言います!両家のために・・(^o^)丿
Commented by えそらいろ at 2011-09-02 12:02 x
昨日は、こそこそと失礼しました。
よいことは書かれていないサイトだったので、
あまり多くの人の目に触れない方がよいかと思ったのですが、
結局は…(^_^;)

ところで、タイトルですが、
Cogito ergo sum 「風に」、となっているのは、
以前の Cogito ergo sum とは何か違いがあるのですか?
ひとつひとつが長いこと…?

すみません、細かいことが気になって。

Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 12:35
モクレンさん、
「年に4,5回来る」と付け加えないと思いだして
くれないかもしれません。電話で予約すると、
「ああ、いつも、ありがとうございます」と言って
くれますから、大丈夫だと思いますが。

確かに遠路ですね。でもおいしいと思って
いただけてよかったです。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 12:40
えそらいろサン、こんにちは。

どれだけ低級なやつを相手にしなければならないかを
知っていただくのも悪くないかと。ハハハ。

復活させるほど続くかどうかわからないので
とりあえず“風”としただけです。
Commented by 初コメント at 2011-09-02 20:32 x
もう少し気の利いた名前にしたかったのですが、思いつかないので、誠に失礼ながらこの名前で。
ん~朝日の記事に関しては、ここへの「突撃」が落ち着いた事と、件の記事がさほど話題になって
ないからでしょう。ネット民が一番目の敵にする朝日新聞が書いたのですから、もう少し話題になっても
良さそうなのですが、いつもの朝日・・・的な反応ですね。2chもTwitterでも。
そのコメントの方も以前からネット批判を繰り返している"元・博報堂"の方なので「また?」って感じの様で。
(電通ほどでなくても、博報堂も叩かれる)
むしろ今回は、この方が以前twitterに投稿した「つぶやき」の方がネタになってますね。
自分がネット民からは信頼されないと言う事がよくわかっているのね?と言う事で。

あと、今月、東京と大阪でそれぞれ予定されているフジと花王へのデモへの関心の方が高いですね。
さて・・・こんどは何人集まるやら。
Commented by しょう at 2011-09-02 20:43 x
岩佐さん、こんばんは。

政治に詳しくはないけれど、選挙には必ず行くしょうです(笑)。

野田新総理には「不気味さ」「不自然さ」というものを感じません。
包容力もありそうだし。
前総理や海江田氏などは、なんだか胡散臭くて心が狭そうに見えるんですよねー。
まあ、あくまでも見た目だけの判断です(汗)。

ジョークのセンスがいいですね。
ジョークが上手いということは頭の回転も良いということでしょう。
是非、底辺まで落ちた政府への信頼が回復されるような、
堅実かつ現実的な仕事をしてもらいたいです。
でも増税はイヤだ…。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 20:50
初コメントさん、
ずいぶんお詳しいのですね。
感心します。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 20:53
しょうサン、新聞やテレビの情報が
すべてを伝えているかどうかわからない以上、
我々は「見た目」しか判断材料がないのですから
いいんじゃないでしょうか。

確かに、話はうまい。でも、肝心なのは
どんな仕事をしてくれるか?ですね。
Commented by 初コメント at 2011-09-02 21:11 x
今しがた投稿したばかりなのに度々失礼いたします。
今回の騒動ほど、一旦吹き上がった火を消さない追加の「燃料」となる芸人・週刊誌の識者の
コメントが多い騒動はちょっと記憶にないのですが、ついに?フジの広報が(既視感のある文を
出してきたのですが、さっそくアラ探しが始まっております。

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/company/news/110902.html
2chをぱっと見た限りでも
・サッカーの国名表記がFIFAの規則に則っている? (フジで)相手国が先とか韓国戦以外で見た事ない
・スケートの2008年の(浅田の)表彰式を放映した??
・すぽるとやとくだねでの浅田への扱いの理由は?
・「より良い番組作りのために効果的な楽曲を使用する」と自社管理のK-POPばかりになるんだね?
等々・・・・・・
自分は、サッカーもフィギュアはルールがサッパリで見た事がないのでその関連は分かりかねますが、
とりあえずは今月東京、大阪でそれぞれ予定されているフジと某スポンサーへのデモは盛り上がりそうだなぁ~と。
この勢いだと(笑)
何故このタイミングで出すかな? >フジテレビ
実施済/計画中のデモが効果ありと自分から宣伝するようなものなのに。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 21:33
初コメントさん、落ち着いて、少し文章を整理してみませんか?
とりあえず承認しときますが、このままでは、あなたの言いたい
ことがよく伝わりません。
Commented by chibita at 2011-09-02 22:06 x
岩佐さんこんばんは。
とりあえず、私より若い首相が誕生しなくて良かったです。
先月生まれて初めての登山をしました。標高2000メートル程の月山です。比較的ゆるいと言われてますが、私にはしんどかったけど気持ちよかった~。それ以来、山の番組が気になって…。本当にカメラマン、音声さんなどスタッフは大変なんだろうなぁと尊敬いたしております。山専属、海専属の方達がいるんでしょうね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-02 22:12
chibita さん、こんばんは。

月山、大好きな山です。
地元の人が見た目よりはるかに
厳しい山だと言ってました。
Commented by 宝船 at 2011-09-03 12:43 x
まあ、企業は経済合理性で動いているだけだろう。
「派遣切り」と批判する前にネット上の都合のいい情報しか信じない
自分たちの方が変更してないか自問してほしい。
そんなことを感じた今日この頃
Commented by 元フジ大好きっ子 at 2011-09-03 13:56 x
ご指摘の紙面に、何一つ不都合な情報は見当たりませんが。
我々は反フジに偏向しているからこそ、フジを攻撃する。
ごく当たり前の事であり、何の異論もございません。
メディアと違い公正中立を求められるいわれは無いですから。

なかなか外の世界に出て行かない内弁慶のネット民が、
デモまでするぐらいだから、その偏りは相当なもの。
ネットで扇動された衆愚が、天下のフジテレビを取り囲む。
そういう時代が到来したというだけの事。

評論家やブロガーや大新聞までが定期的に燃料を補給するのだから、
ネット民の怒りは当分の間、収まりそうにもありません。
岩佐さんが以前指摘されていたように、初期対応を誤りましたね。

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