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岩佐徹のOFF-MIKE

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「興奮したフランス戦~ラグビーWCに思う~」11/09/15

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「こうなったら、○○とかXXにロシアの娘さんと結婚してもらって できた子供に
ホッケーをやってもらわないとどうにもなんないね」
…1990から92年にかけてアイスホッケーを取材していたころ、日本連盟の幹部が
20%ぐらいの本音をのぞかせながらそう言っていました。
“氷上の格闘技”、アイスホッケーは基本的に体格に勝るチームが有利です。
相当頑張っても“純血日本人”では限界があります。外国チームと対戦するたびに
まったく歯が立たない代表チームを見て 幹部はギブアップしたのです。ハハハ。
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ラジオで生島淳さんがラグビーを取り上げているのを聞いてこの話を思い出しました。
体格的には、激しいボディ・コンタクトがあるラグビーも日本人に有利とは言えない
種目でしょう。サッカーもショルダー・チャージやタックルで体の接触はありますが、
ラグビーほどの“危険性”はありません。
特に、サッカーのタックルは基本的にボールに向けて行われるもので、結果として
体に触れて倒されることはありますが、フルスピードで走っているときに脚や腰を
掴まれるラグビーのタックルとはくらべものになりません。

ニュージーランドでワールド・カップが開催中ですが、あまり話題になっていません。
1970年代後半から80年代にかけて 満員の観衆で盛り上がる秩父宮や国立競技場を
知っている者にとっては寂しい話です。
男の目にもカッコよかった松尾雄治(明大~新日鉄釜石)をはじめとするスター選手が
多かったせいで、スタンドには華やかなファションで身を固めた“ギャル”がたくさん
押し掛けていました。ローラン・ギャロス以外のスポーツ・イベントで、あれほど
美人が集まっているのを見た記憶はありません。ハハハ。
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ただし、ラグビーほど スタジアムの熱気とテレビの視聴率が比例しないスポーツも
珍しいのです。大学ラグビーの早明戦や日本選手権など スタンドが熱狂するビッグ・
マッチでも高い数字は出ません。いまは、スター選手不在のようですから、状況は
もっと悪くなっているでしょう。ここで言う“スター”とは、ふだんは見ないけど
「そういう選手がいるらしいから見てみようか」と思わせる存在です。

ケガを恐れて親が子供にラグビーをやらせたがらないという話もよく聞きます。
確かに、接触プレーの多い競技ですから“ケガはつきもの”と言っていいでしょう。
ただ、あくまでスポーツですから、過剰に怖がるのもどうかと思います。
去年、惜しまれつつ引退するまで日本ラグビー界の輝けるスターだった大畑大介は
2007年にアキレスけんを断裂したときにも「引退だろう」と言われました。
しかし、彼はこのとき 引退だけは絶対に避けたいと思っていたそうです。
先日の「深イイ話」で、その理由が次のように説明されていました。
「これで引退すると、ラグビーが危険なスポーツだと思われるから…」

生島さんは、ラグビーを取り上げるのをためらったと話していました。
「いまはマイナーになってしまったので分かる人がいないのでは」という懸念が
あったからのようです。思わず、ニヤッとしてしまいました。私もラグビーは
好きな種目ですが、このブログでラグビー関連の記事は1本しか書いていません。
「楕円球の行方~ラグビー 全国大学選手権~」 http://bit.ly/qS8IHI

マイナー・スポーツ…スタジアムが華やかに賑わっていたころもメジャーという
感じではありませんでした。テレビで中継されるのは、限られたカードだったし、
スポーツ紙の1面を飾ることなどめったにありませんでした。
いまだって、ワールド・カップの伝え方に熱が入っているとは思いません。
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日本の第1戦、フランスとの戦いぶりは“興奮もの”でした。忘れましたが、
ほかの番組と並べ、音を消して見ていてさえ思わず声が出るほどでした。
序盤でトライを重ねられて“ボコられ”そうな(こんな風に使うんですよ生島さん)
気配があったのに、少しずつ挽回して、一時は4点差まで追い上げたのですから
メディアがもっと大きく取り上げてもよかったのではないでしょうか。
なでしこだって、ソフトボールだって、柔道、体操、フェンシング、カーリングと、
普段はあまり見向きもしないのに 好結果を残すとてひらを返したように群がって
しゃぶり尽くす…これがマスコミの“あるべき”姿ですからね。ハハハ。

追いつけそうで追いつけなかったことで、終盤、スタミナと気力が尽きて最終的な
点差が開いてしまったのは残念ですが、正直言って、あそこまでやるとは思って
いなかったのでビックリしました。認識不足。ハハハ。

認識…と言えば 日本代表の先発に6人の外国人選手がいたことにも仰天しました。
“所属協会”がものを言うようですが、これまで唯一のラグビー関連記事に書いた
大学ラグビー、箱根駅伝と同様の違和感はぬぐえません。
外国人を排斥する…ではないのです。All for One.One for All のラグビーですから
個人を問題にするのは気が引けますが、カギになるポジションを外国人が占め、
目につく活躍をする選手も外国人ばかり…サッカーのUCLなど、クラブ・チームの
場合はいいですが、国を代表するとなると、応援する側の感情移入が難しいです。

ただし、ヘッドコーチのジョン・カーワンについては誰も文句を言わないでしょう。
選手としての実績、母国での人気、人間としての魅力、晩年 日本でプレーした…、
私の中ではサッカーのガリー・リネカー(イングランド)とダブります。
…リネカー、と言っても分かる人が少ないかもしれませんが。ハハハ。

明日の深夜、日本代表はカーワンの祖国・ニュージーランドと対戦します。
どんな“秘策”があっても、どうにもならないでしょうね。
残念ですが、現実は受け入れないと。


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by toruiwa2010 | 2011-09-15 10:12 | スポーツ全般 | Comments(17)
Commented by m.matsuda at 2011-09-15 10:25 x
岩佐さん!
ブログのコメントの「数」が興味深いですね!
今日は伸(?)びるのかな~?
後輩の息子(結構なイケメン)も早稲田から神戸製鋼に行きましたが、騒いでいたのは父親だけでした・・・頑張れ、ラグビー!
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 10:33
m.matsuda さん、こんにちは。

昨日の記事に対するコメントの多さには
正直言って驚きました。
“晩年”野柳さんの解説にブーイングが出ていることは
なんとなく知っていただけに心配しましたが、温かい
コメントばかりでよかったです。
Commented by マオパパ at 2011-09-15 11:20 x
岩佐さん、こんにちは。私もラグビーファンなので、岩佐さんがラグビー好きと知り、うれしくなりました。大学ラグビーと代表のテストマッチはスタジアムやテレビで観戦する程度のファンですが、フランス戦で4点差まで日本代表が迫った時は、ジャイアントキリングが見られると久々に興奮しました。オールブラックス戦は期待できませんが、トンガとカナダには勝ってほしいものです。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 11:25
マオパパさん、こんにちは。

フランスと戦ったのがAll Japaneseだったら
もっと燃えたでしょうがね。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 12:16
m.matsuda さん,追伸

クリケットより分かりやすいだろ…
この一行だけという「大馬鹿野郎のコメントがありましたが
即削除してやりました。ハハハ。
Commented by shin555 at 2011-09-15 12:43 x
私もラグビー好きです!
私の通った高校は体育の授業でラグビーがありましたので一応プレーの経験もあります(笑)
初体験は小学2年!
当時の担任が運動場や体育館が空いていると勝手に体育にしてしまう型破りな人で
ある日ラグビーをするぞと言ってドッヂボールの空気を抜いてテープをグルグル巻きに!
まあ、子どもがじゃれてるだけだったんでしょうけど(^-^)
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 12:51
shin555さん、こんにちは。

どんなスタイルでもやったとやらないでは
ずいぶん違うと思います。
Commented by えそらいろ at 2011-09-15 15:01 x
こんにちは

私はラグビーは見ないのですが、
理由は、「ルールがわからない」からです。

知識無しにただ見ているだけでは、
どうしたらどれだけ点が入るのか全くわかりません。
スクラム、という言葉は知っていても、何のためにしてるの?という感じで(笑)

テレビの視聴率が上がらないのは、
直感的にはわからないルールのせいじゃないかと思ってみたりします。

Commented by ヤップンヤン at 2011-09-15 15:28 x
私、北国生まれで、高校時代は体育の授業で雪上ラグビーがありました。雪がクッションになってけがした生徒はゼロ。服の中に雪が入った瞬間は冷たいですけど(苦笑)。
ラグビーは戦術的なスポーツでもあるので、戦術(サッカー、野球など)が大好きな日本人にはハマリやすいスポーツのような気もするのですが、上記で岩佐さんが書いたように、やったとやらないではかなり違うでしょうね。人気度や理解度に大きな差が出る気がします。人気スポーツへの道、残念ながらまだ遠そうですね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 16:21
えそらいろ サン、こんにちは。

私の持論はルールを知らなくても、
世界一流のものはどんな競技でも
大変面白い…です。

オリンピックでは射撃でも自転車でも
面白いじゃないですか。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 16:23
ヤップンヤンさん、こんにちは。

翌日の学校や職場で話されるようなレベルの
人気スポーツにはならないでしょうね。
純粋日本人だけで世界に伍していけるなら
話は違いますが。
Commented by m.matsuda at 2011-09-15 18:07 x
岩佐節、炸裂、ハハハ!
ちなみに雪上ラグビー、私もやりました!
もういっかい、ちなみに、今は「どこ、いった?」なアイスホッケーをやってました、学生時代・・・頑張れ、アイスホッケー!
Commented by えそらいろ at 2011-09-15 18:26 x
なるほど、そうですね。

射撃なら的に多く命中させた方が勝ち、
自転車なら速い方が、というのが直感的にわかるし、
オリンピックではなじみの薄い競技では、
割とルールなど解説してくれる事が多いからと思っていましたが、
よく考えるとスポーツを見るときに、勝つか負けるかだけを楽しんでいる訳ではなくて、
一流の技術や鍛え上げた肉体と精神のぶつかり合いを見てすごいなーと感動しているんですものね。

世界一流のラグビー、機会あれば見てみたいと思います。

Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 19:21
m.matsuda さん、こんばんは。

国内で見たホッケーでは国土と王子の試合が
いつも好ゲームでした。
アイスホッケーも一流は面白いですね。
Commented by akapon at 2011-09-15 20:56 x
フランス戦後のインタビューで、カーワンヘッドコーチがあれほど日本語
上手だとは知りませんでした。普通に会話できてましたね。
なでしこのインタビューやマスコミ対応も見ていてきっと女子サッカーのために!頑張っているんだろうなぁと思いましたが、ラグビーの選手やコーチ達の対応や答えはおおむね素晴らしいと思います。
ま、男子サッカーに比べての話ですけど・・・(笑)


Commented by あおき at 2011-09-15 21:22 x
こんばんは。

もう一つのフットボールですね!!流行り物に飛びつく癖が有るのか、大学選手権をテレビでよく観てた記憶や、のワールドカップともう一つの大きい大会を観てました。
マスコミの悪い癖がラグビーにも来ないと・・日本でワールドカップが行われるんですからね。
アメフトもルールが分からないのに、真面目に観てた時期が有りました。。
Commented by toruiwa2010 at 2011-09-15 21:26
あおきサン、こんばんは。

きっかけは何であってもその競技が
好きになれるといいんですけどね。
そうやって、すそ野が広がっていくわけで。
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