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岩佐徹のOFF-MIKE

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「家政婦のミタ」が40% !!~あっぱれな編成マンに脱帽~ 11/12/23

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12/21 posted at 16:10:43
「家政婦のミタ」が今夜最終回だ。
“特別版”と称する9時からの枠ではミタが
亡き夫と息子の墓参りに行くところなど
前回描かれていなかった部分を撮り足して
あるのだという。30%狙い…。
フジテレビとの激しい視聴率争いがあるから
仕方ないが、いかがわしいなあ。ハハハ。


浮気中の夫(長谷川博己)から離婚してくれと告げられた、4人の子供の母親でもある妻は
「あなたに捨てられるぐらいなら」と自宅近くの川で自殺した。
四十九日が過ぎ子供たちの面倒をみるために家政婦の三田(松嶋菜々子)がやってきた。
彼女は ニコリともしないかわり 家事は完ぺき、言われたことは“危ない”ことさえも 的確に
実行するミステリアスな存在だった…
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10月期のドラマを展望したとき、コンセプトを読んだ限りでは魅力がなさそうでした。
1,2回でギブアップする“におい”がぷんぷんしていたのです。ハハハ。
ひいきの松嶋が久々に登場するドラマだから、とりあえず、と見始めたのですが、なぜか
やめられず、とうとう、最後まで見てしまいました。

成立しえない”家族がいて、“存在しえない”家政婦が登場し、“想定外”の物語が進む…
設定と筋書きに相当の無理があって、本来なら 私が見続けるはずのないドラマですが、
制作者が何か仕掛けたわけじゃないでしょうね?サブリミナル。ハハハ。

12/21 posted at 21:16:44
「家政婦のミタ」…9時からの枠に付けたタイトル“特別版”、
日テレ編成部としては、うまくやった、というところか。
クレームがついても、どうにでも言い逃げられる。
策士がいるんだ。これで10時からの本編最終回が30%を
マークしたら特別ボーナスだな。ハハハ。


一昨日、9時の枠が始まった直後のツイートです。
朝刊テレビ欄を見たとき、「これは、きっと“うまくやった”に違いない」と思いました。
9時から11時09分がひとつの枠になっていて、そこにはこう書かれていたのです。
「さよなら“家政婦のミタ”特別版 最終回への序章…
三田灯が亡き最愛の夫と向き合う新撮場面公開!(以下 略)」

つまり、最終回の放送は10時からだが、その前に9時から“特別版”がある。そこには
新しく撮影したシーンがあるよ、と告げているのです。
…墓参りするミタ、子供たちだけの家族会議など、2~3シーンが追加されていましたが、
基本的には総集編でした。そうだろうと思いつつ“新撮場面”と言われれば、どうしても
見てしまうのが視聴者心理というものですよね。
「どんな作り方をするかみてやれ」という少々“意地悪”な気持ちで見ていたのですが、
途中から 見る見るうちに視聴率が上がっていくのが目に見えるようでした。
「テレビ屋はいつの時代も“厚かましい”し“あざとい”なあ」とつくづく思いました。
今、始まったわけじゃないですが。ハハハ。
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12/22 posted at 09:42:34
「家政婦のミタ」最終回はなんと40%!どえらい数字だ。
ラスト近くでミタさんがほほ笑んだ場面でどれぐらいの
数字が出たのだろうか?恐れ入った。まさに社会現象と
言っていい。事件だ。9時に“盛り上げ枠”を作ったのも
大正解だった。 日テレ編成部の大勝利とも言える。


ドラマでの40%台は木村拓哉主演だった「ビューティフルライフ」(TBS・2000年)以来、
11年ぶりだそうです。つまり、今世紀初めての快挙だし、もしかすると、21世紀 最初で
最後かもしれません。メディアが多様化し、録画で見る人も増えている今、30%どころか
破天荒な数字を叩き出したのですから ビックリです。

ただし、嫌みでも 負け惜しみでもなく、ドラマとして上質だったかとなるとどうでしょう。
テーマは“家族の再生”とか言っていましたが、私にはそうは見えませんでした。
終盤で、子供たちが口をそろえて「お母さんになって」と訴えていました。
しかし、最後まで感情を見せなかったミタと我がまま放題で見ていて腹が立つ子供たちの
関係がお互いの感情のひだを分かりあえるほどのものだったとは思えません。
コメディだと考えるようにしてから見やすくなりましたが。ハハハ。
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“視聴者を引っ張る”という点では脚本がうまかったことは認めざるを得ません。
ミタは次に何をしでかすのか…思わず引っ張られました。ハハハ。
最終回で末っ子のキイが「“奇跡”ってどういうこと?」と聞いたとき、私は、「普通では
起こり得ないことが起きること」ぐらいしか頭に浮かびませんでした。
セリフとは言え、ミタさんの答えは見事でした。

「奇跡というのは普通に考えれば絶対起きない出来事が、
そうなって欲しいと願う人間の強い意志で起きることです。
奇跡は起こるから奇跡と言います。
自分には無理だとあきらめている人には絶対起きません」


“30%を超えるか”が注目されている中で40の大台を達成したかげに9時の枠が果たした
役割は大きかったと思います。
どの時点で、この枠を作ったのか?当初 この枠に入っていたのはどんな番組か?…
YAHOOの知恵袋で調べてみました。
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もともとの番組編成表(左)では、ミニ番組を除くと、通常通り4時53分から2時間枠の
ニュース、そのあと 7時~10時に中居のスペシャル番組が入り、10時から15分拡大版の
「家政婦のミタ」最終回…となっていました。

回を追って視聴率が上昇し始めたどこかの時点で「おい これを逃がす手はないだろう」と
編成部の中で声が挙がり、番組表を検討した結果、ニュースを1時間枠にして中居SPを
繰り上げたら、9~10時に1時間枠が取れる、そこに“あおり”番組を入れられないか…
さっそく、「家政婦の…」のプロデューサーが呼ばれた。
「急な話だけど、なんとかしろ」と命じられたプロデューサーはもちろんこう答えた。
「はい、承知いたしました」…。ハハハ。

ええ、想像ですけど、おおむねそんな流れであの枠が生まれたに違いありません。
枠が減る報道の了解を取り付け、放送時間が変わる中居SPのスポンサーや番組の
関係者にも納得してもらわなければ実現しませんから大変な作業だったと思います。
おそらく「“打倒フジテレビ”の切り札にしたいんだ、頼む」と、編成局長が関係部署に
頭を下げて回ったのでしょう。
そんな努力が特別版の視聴率28.7%、本編最終回40.0%に結びついたのです。

“敵”ながらあっぱれ、と脱帽する以外にありません。
0.1%の争いになっていたと聞く日テレとフジテレビの年間視聴率争いは、たぶん日テレの
大逆転勝ちに終わるでしょう。いいんじゃないでしょうか。政権交代はテレビの世界にも
必要ですよ。ハハハ。
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by toruiwa2010 | 2011-12-23 10:03 | ドラマ | Comments(8)
Commented by ひろ☆はっぴ at 2011-12-23 10:53 x
 コメディだと考えるようにしてから見やすくなりましたが。ハハハ…という岩佐さんの評価に同感です。亡くなった母親の振りをして病室を訪れる前に、鳥や動物の鳴き声のモノマネもしてましたね。テレビの前で私は「ミタさんは江戸屋猫八門下だったのかいっ!」と突っ込んだぐらいでした。物語としての出来はともかく、今度はミタさんが何をするんだろう?という視聴者の好奇心を搔き立てた功績は大したものだと思います。

 さあ今後は他局、特にフジテレビの反転攻勢が楽しみになってきました。視聴率40%は、起こりえないことではないのですから。
Commented by toruiwa2010 at 2011-12-23 11:10
ひろ☆はっぴサン、こんにちは。

次は松嶋が月9に出るという話ですが、
きっと、笑うシーンが多くなると。ハハハ。
Commented by そら耳 at 2011-12-23 15:09 x
「家政婦のミタ」私は最初にこのテロップ見た時、
脚本家が「女王の教室」遊川和彦さんでテロップ見たとき「女王の教室」と同じ匂いがしたのでそこそこ当たるだろうなと思いました。
しかし、「特別篇」旨くやりましたね、裏のフジが21時から「トリビアの泉」だったわけでしょう。
「トリビアの泉」もそこそこ視聴率が期待出来る番組な訳で、21時台から「特別篇」を設けて視聴者をある程度とっていこうとする意図が見え見えでした。
また「特別篇」も基本今までのあらすじな訳ですが、最初から見ている視聴者にはおさらい、途中から見だした視聴者には見ていない話やエピソードなどがわかる訳でココも旨かったですね。
今回は日テレの戦略勝ちて所でしょうね。
現在はHDD等の録画やDVDセール・レンタルが発達してますので10年前の40%と今の40%は全然意味が違います。
そう考えるとドラマで40%は凄いですね。
Commented by toruiwa2010 at 2011-12-23 15:19
そら耳サン、こんにちは。

すべておっしゃる通りです。
Commented by 赤ぽん at 2011-12-23 15:56 x
岩佐さん、こんにちは。

30%台前半くらいで、それでも後にミタ現象と呼ばれる大々ヒットだろうと
予想していたらなんと40!サッカー代表戦並みとは驚きました。
90年代後半以前とはメディア環境の全く違う今、40%の持つ意味が相当
変わっていると思います。
内容はコメディタッチの実写版ドラえもん的要素でありながら、「決めるのは
あなた自身」だと言って責任の所在をハッキリさせ、時に星一徹なみの厳しさと
花丸をつけほめてくれるやさしさを兼ね備えたスーパーロボミタ。
そのスーパーロボも実は人間だったというラストの”涙ながらの笑顔”
普段ドラマを見ない私が最初から惹かれ、最後まで見通したドラマだけは
ありました(笑)
日テレはこの暮れに「臨時ボーナス」でしょうか?まさか社食無料だけじゃないですよねw
脚本と編成の勝利ですね。斉藤のテーマソングも良かったです。
Commented by toruiwa2010 at 2011-12-23 16:10
赤ぽんサン、こんにちは。

斉藤のテーマソングも良かった・・・
本当によかったと思うのはそれだけでしたね。ハハハ。
Commented by えそらいろ at 2011-12-24 14:51 x
こんにちは

「家政婦のミタ」、すごかったんですね~
私は、岩佐さんのブログに何度もこのドラマが登場するのに驚いてました @o@
どれだけすごいドラマなんだと興味深々でしたが、見る機会はありませんでした ^^;

Commented by toruiwa2010 at 2011-12-24 15:11
えそらいろサン、こんにちは。

見なくてもどうということはありません。
ただし、テレビ・ウォッチャーとしては、
こんなドラマが40%撮ったんだ、という
現場を目撃できてよかったです。
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