ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

「ミッション…」「RAILWAYS」よし!~“大当たり”続く2012映画~ 12/01/13

d0164636_8261997.jpg
「ミッション・インポッシブル」90-

ブダペスト。
ひと仕事終えたIMFのエージェントがビルの屋上に現れた。銃を手にした追手が迫ると、
男はためらうことなく宙に身を投げた。用意されたエアマットに着地した男は“獲物”の
バッグを肩にかけて慣れた足取りで角を曲がる。
反対方向から若い女がこちらに向かって歩いて来た。
持っているデバイスで確認しようとした瞬間、女が隠し持っていたサイレンサーつきの
拳銃が火を吹いた。2発、3発。即死状態の男のバッグから資料を抜き取ると女は足早に
その場を去って行く。

モスクワ。
厳重警備のはずの刑務所に忍び込んだIMFの男が次々に各房のカギを開けていた。
飛びだす受刑者たちで渋滞する通路にイーサン(トム・クルーズ)が悠然と姿を現した…
d0164636_8263618.jpg
「マネーボール」は“90+”でしたから、比較すれば この映画の評価は少し下になります。
しかし、理屈なしに面白かったのですから90点でおかしくないと思います。すくなくとも、
私の中で違和感は全くありません。ストレスがたまっているサラリーマンにはお勧めです。
帰りの足取りが軽くなるはずです。ハハハ。

実につまらないことだし 他人のことですから放っておけばいいのですが、舞台を提供した
ドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファはあの“扱い”で納得しているのでしょうか?
タイアップだというのに、丁寧に撮られていないし、豪華さがほとんど伝わってきません。
IMFのメンバーが最上階の部屋の窓ガラスをカッターで切り取るシーンがありました。
とんでもない異常事態のはずですが、感知しないこのビルのセキュリティって、いったい
どうなってるんだ、と突っ込んでまいました。大真面目に考えるのばかばかしいことだし、
きっと制作者は「操作して セキュリティには分からないようにコントロールしている」と
説明するでしょうけどね。IMFの能力をなめんな、と。ハハハ。


「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」90-

北アルプスを望む富山市郊外の田園地帯を単線運転の電車が走る。この日も運転席には
滝島(三浦友和)がすわっていた。高校時代はカメラマンになりたいと思っていたぐらいで
はじめから希望して運転士になったわけではなかった。しかし、悔いがあるわけではない。
乗客の安全を第一に考えて勤め上げた運転士生活も間もなく終わる。1ヶ月で定年だ。

退職したら 苦労させた妻(余貴美子)を旅に連れ出そうと考えて資料を手に帰宅した彼に
妻は別の話を持ち出した。「看護師として働きたい」というのだ。
「それはもう結論が出ている。蒸し返すな」と、まったく受け付けない滝島と妻の間で
激しい言い争いになるが、そこに会社から電話が入る。
急病人が出たための交代を依頼する電話だった。

交代勤務を終えた滝島が深夜に帰宅した時、妻の姿はなかった…
d0164636_8271085.jpg
しみじみとした味わいの佳作でした。
中井貴一・高島礼子が出演した「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった…」の
リメーク的なものかと思っていましたが、別ものでした。ただし、コンセプトは同じです。
家族、夫婦、親子、ふるさと、病気、触れ合い、助け合い、思いやり…前作と同じように、
この作品には日本映画の良さがいっぱい詰まっていると思いました。
何一つ不満がない、というのは珍しいことです。

人が優しい。風景が優しい。方言が優しい…とにかく、すべてに優しさを感じます。
若い人には“刺激”が足りないかもしれませんが、ある程度の人生経験がある40歳以上の
年代の方には必ず共感を覚える部分があるはずです。まだだったらお勧めします。
地方都市の貴重な交通手段である鉄道を舞台にしてシリーズ化するようです。すばらしい
企画で、間違いなく、毎回 見に行くと思います。ハハハ。

三浦友和がいい俳優になりましたね。
若いころは典型的な人気アイドルでした。山口百恵と結婚してからは、気の毒なことに
“百恵の夫”と呼ばれる時期がありました。年齢を重ねるに従って、歩んできた人生が
役柄に 演技ににじみ出るようになりました。画面に登場するだけでその場を“支配”する
貫録も身についてきました。もう「アウトレイジ」のような二流映画には出ちゃダメだ。
ハハハ。

余貴美子の芸達者は相変わらずですが、小池栄子がいいと思いました。
グラビア・アイドルから出発してバラエティ番組のヒナ壇でも達者なトークで楽しませて
もらいましたが、いつの間にか、映画の世界でも自分の居場所を見つけていました。
この人の演技には彼女の内面がよく出ていると思います。


骨折から3ヶ月間、映画を見なかったため、“飢餓感”は相当のものがありました。
我慢したご褒美でしょうか、見始めてからの3作品がすべて90点クラス!!
3年ぶりの“大当たり”です。2009年の夏に「剱岳」「ハゲタカ」「ディア・ドクター」を
続けて見ましたが、採点は85-90-90点でした。今年は春から縁起がいいかも。ハハハ。

90 ミッション… クルーズは相変わらずカッコいいし娯楽作品として文句なしに面白い
90 RAILWAYS しみじみと胸に沁み込んでくる名画 三浦友和 小池礼子が素晴らしい
by toruiwa2010 | 2012-01-13 08:29 | 映画が好き | Comments(4)
Commented by フェデラーが好きなふぇでらー at 2012-01-13 16:21 x
岩佐さんこんにちわ。

お久しぶりでした。骨折の回復、順調のようで何よりでした。

ハリウッドの物凄い予算で作られ、世界配信前提の映画と、少ない予算で日本国内向けの製作の映画を並べて観るとどうしても前者へ軍配が上がりがちになってしまいそうですね。そんな中、RAILWAYSは善戦と言ったところなのでしょうか。前作は、鉄道大好きな私としてはとても楽しめました。今回の作品も楽しみです。

岩佐さん、人生の先輩としてどうでしょう、50歳くらいと言うのはやはり「最後の一花」的な何か変化を自分に期待してしまう年頃なのでしょうか・・・自分にもRAILWAYSの様な出来事を最近期待してしまいます。
Commented by toruiwa2010 at 2012-01-13 20:51
フェデラーが好きなふぇでらーサン、こんばんは。

RAILWAYSはもしかすると、私のランクで
今年の邦画のトップになる可能性もあります。
善戦どころではありません。ハハハ。

私がWOWOWに出航したのは
50歳の誕生日の2日あとでした。
結果的に大成功でした。
幸運を祈ります。
Commented by うりゃ at 2012-01-14 12:22 x
人が優しい。風景が優しい。方言が優しい・・・

感想を読ませていただき思わず笑顔になりました。^^
方言に関しては、優しいとはちょっと驚きですが。(笑)

この映画のクランクインの日がちょうど3月11日だったそうです。
いろいろな思いを抱きながら役者さんたちも演じていらっしゃったかと
思うと、映画の中の些細な会話までもが心に染みてきました。
心があったかくなる地味な映画はホントにいいですね。^^

小池栄子さん、私もとっても存在感があったと思います。
「パーマネント野ばら」のエキセントリックな彼女も好きです。

三浦友和さんは、ドラマ「流星の絆」「新参者」などを観て、素敵だなと思い始めました。年をとってもいい男だなって思います。
Commented by toruiwa2010 at 2012-01-14 22:07
うりゃサン、こんにちは。

クランクインが3.11・・・そうでしたか。
方言は、やはり優しいと感じましたよ。
「ぱまねんと…」の小池栄子も、たしかに
よかったですね。これからも楽しみです。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。