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岩佐徹のOFF-MIKE

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小島慶子の降板騒動~去るとき:饒舌な女と寡黙だった男w~12/01/31

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「スポーツ紙に“キラキラ降板へ”という記事が出てツイッターでも
私のアカウント宛てに“本当ですか?”と質問が来ているので 私から
お答えします。TBSさんも、ちゃんとPodcastで配信してくださいね」


…笑い声混じりではあったが、きっちり制作者側に注文をつけた上で、パーソナリティの
小島慶子が話し出した。26日の「キラキラ」だ。
今や、TBSラジオの看板番組になっている「キラキラ」は“小島慶子の…”とカンムリが
ついているぐらいだから、彼女が下りれば番組も消滅する。ラジオ界としては大事件だ。
YAHOOで記事を読んですぐにつぶやいた。

01/26
NHKの住吉アナをフジは久々の昼ワイドに
起用するんだとか。バカバカバカ。
「プロフェショナル」で“技”を感じたことはないぞ。
TBSラジオの小島慶子が「キラキラ」を
卒業するらしい。いいんじゃないの。


週末に聞いたPodcastで 小島の話は延々と続いていた。
降板は事実であること、彼女から申し入れたことや番組に対するスタンスが制作者たちと
決定的に違ってきたことに理由があるのだと分かる。
番組を預かった初代女性プロデューサーとはツーカーの仲だと聞いていたが、今は男性の
名前になっているところを見ると交代したようだ。ありがちな“女同士の友情は続かない”
だったのか、新プロデューサーとの間で何かがあったのかは分からない。

胸にたまった“思いのたけ”を吐き出したために、話はあっちに行きこっちに飛んで…
要するにどうなんだと、聞いていてかなり混乱したが、小島の話をまとめるとこうだ。
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・去年は、3.11以後、「放送って何なんだろう」と考える年だった。
・リスナー一人一人との“距離感”を大事にしてきた。それがラジオだと思う。
・ふとした一言で人とつながることができる。私はそれでいい。

…そう思っているところへ番組から“要求”された。
「新しいリスナーとして40~50代の男性自営業者を意識したトークを入れてくれ」と。
さらに、震災後に少女の詩を紹介したりしたが、あれではリスナーを取り込めない。
いろいろ取材を受けているが、“キラキラ”の宣伝をしてくれない…とも言われた。

私としては、聞いてくれている人に向けて話しながら、その向こうにいる今は聞いてない
誰かに向かって話すことはできないと思った。
人と人にたとえたら、「ああ、元気?」と寄ってきて会話してるときに、目は自分の後ろの
誰かを探してる相手と会話することになる、リスナーにしてみれば。
そんなのやだよ 私。そんなの、人との会話だと思わないから。

…そんなことで、TBSが私に求めている役割と自分がやりたいことは違うと思ったので
私から降板を申し入れた。

大幅にかいつまんでいるから、彼女の真意が伝わらないかもしれない。
しかし、おおむねそういうことだ。つまり、番組が期待することと彼女の考えがどうにも
ならないほどかけ離れてしまったのだ。
太字の部分は感情むき出しの言い方だった。まあ、どこまでも“激しい”女だこと。

2009年の秋、“魔女の一撃”をくらって安静にしている時期があり、偶然、TBSラジオで
「キラ☆キラ」を聴いた。パーソナリティ・小島慶子とはそれが初対面だった。
“物珍しさ”と切れのいいトークに引っぱられて、Podcastで聴くようになった。
女性、しかも局アナという立場は、本来なら“手かせ足かせ”になるはずだが、彼女には
何に対してもストレートに切り込んでいくきっぷのよさがあって新鮮だった。

しかし、1年後ぐらいに、名指しこそなかったものの 同僚女性アナをこき下ろすトークに
“遭遇”して、「うん?」と疑問を感じ、以後、ほとんど聴かなくなっていた。
26日のトークもそうだが、しばしば個人のうっぷん、“私怨”を電波に乗せることが多い。
それも、「この機会に言いたいだけ言ってやる」と言わんばかりに 激情的な口調で話す。

26日の話も付き合うのが苦痛だった。こまかいことは言わず、「番組に対する考え方が
違ってきたので」だけ言えばいいこと、どうしても“やりとり”をさらけ出したいのなら
自分のツイッターなどほかの場でやるべきだった。電波に乗せるというやりかたは、
サブ(副調整室)にいるスタッフへの当てつけにしか聴こえなかった。ひどいものだ。

それだけ“自分”を前面に出しておいて「キラキラはTBSのものですから…」と、何度か
口にしていた。冗談も休み休み言え、と言いたい。
たしかに、電波と時間枠はTBSのものかもしれない。しかし、同時に“キラキラ”という
番組そのものは始まったときから終了まで小島のものだということを忘れちゃいけない。
誰が1時~3時半の枠を引き継ぐにしても、「改めまして、XXXXのキラキラです」なんて
言うやつはいないのだ。

番組側の要求は、聴取率調査で「大竹まこと ゴールデンラジオ」に連敗していることと
無関係ではないだろう。一時期は「今回もおかげさまで1位になりました」と発表のたび、
自慢げに話していたが、最近は大竹が連続して勝ち誇っていた。

やれない、と思った以上、辞めるしかない。
予兆はあった。「ずいぶん危なっかしいトークをしてるなあ」と思うことがよくあった。
見え見えのしたたかさ、わざとらしい乱暴な口調やあけすけで露悪的な話し方、初めは
新鮮に聞こえていた“文学的な表現”も鼻に、いや耳についてきた。
つまり、“あばたもえくぼ”が“えくぼもあばた”になったのだ。
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「いいとも」にゲスト出演したときも、フジの若い女性アナを軽く“いびって”いたが、
それが、自分に求められていることだと分かっているからだということが見え見えだった。すべてに計算・演出が匂う。日曜日に「行列ができる…」に出たときも“蓮っ葉な女”を
演じていた。TBSの局アナ時代を聞かれて、周りの同僚たち(?)を「きれいな顔して、
面倒臭い人ばっか、と思っていた」と話していた。思い出すのもイヤとばかりに髪を
かきむしりながら。なに、一番“めんどくさい”なのは君なのさ。
「そこが好き」、というリスナーが多いのだろうが、“お腹いっぱい”だ。
“劇薬”だったのかもしれない。効果絶大でも“副作用”がハンパじゃないという…。


「なるほど。なるほど、分かりました。っへっへへ、分かりましたってのもアレですけど。
この件に関しては、僕はまったく意見はありません。言いようもないですしね」
…長い長い話を聞き終えたこの日のパートナー、ピエール瀧のかわし方が見事だった。
聴きようによっては 面倒なことにかかわりたくない、変に「分かる、分かる」と言って、
制作側との距離を間違えてはいけない、と考えているようだったが、顔が見えないので
真意は分からない。番組終了まであと2ヶ月もある。制作者との間に明らかな溝があると
知りつつ 相手をするパートナーたちも大変だ。

他人の話を整理することにかけては素晴らしい才能があると思う。
アドリブもきく。顔は好みにもよるが、人目を引く女性であることは間違いない。
たぶん、しばらくは、TBS以外のテレビが面白がって使うだろう。
そうか、芸もないエドはるみが毎日のようにテレビに顔を出していたあの頃と同じ苦痛を
ふたたび味わうことになるのか。やれやれだ。

柳恵誌郎さんは、試合が終わったあとも「最後の解説だった」と言われることを拒んだ。
私は、解説者・スタッフが帰国するまで「さらばWOWOW」を公にすることを控えた。
“美学”とは言わないが、番組からの去り方はいろいろだ。
by toruiwa2010 | 2012-01-31 09:13 | アナウンサー・実況 | Comments(12)
Commented by amedas at 2012-01-31 11:46 x
キラ☆キラの初代女性プロデューサーが降板したのは、上杉隆の「官房長官が機密費をネコババした」という発言で番組が政府から抗議を受けたことによるものだと思います。その半年後に上杉自身も降板させられました。
Commented by toruiwa2010 at 2012-01-31 11:51
amedas サン、こんにちは。
なんとなく察していましたが、確証がないので
ぼかして書きました。テレビ・ラジオの世界は
いろいろあって難しいのです。
Commented by デルボンバー at 2012-01-31 22:14 x
当然プロの方々の目からすれば、評価すべきところはいくつもあるのでしょうが、僕はダメですねぇ…いくら立派な事を話していたとしても、その腹黒さばかりが目について、嫌悪感ばかりが残ってしまいます。元文化放送の梶原しげるさんは「彼女が今の女性ラジオパーソナリティの中では一番だ!」等と言ってましたが、どこまで本気なんだか…です。
Commented by toruiwa2010 at 2012-01-31 22:25
デルボンバーさん、こんばんは。

いいところがないとjは言いません。
書いたとおり、mのごとを整理する能力は
ぬきんでています。梶原は、嫌な部分に
気付かないのでしょう。
Commented by ハッピーカムカム at 2012-01-31 22:27 x
40代自営業ですが、仕事しながら聞くのはやっぱり『大竹まことゴールデンラジオ』です。
ゴールデンラジオは確かに30~50代男性のリスナー(自営業の人?)からのメールが凄く多いですよね。
話が楽しく、番組のリズムも耳に心地好く、聴取率トップも納得です。
逆にキラキラは聴いてて『つきあわされる感』が強くて疲れます。今回の件も稚拙ですねぇ…。まあ、我々40代男性自営業向けに無理にトークされても、聞く気もしなかったでしょうが。
※フジテレビ地上波のF1中継が無くなると聞き驚きました。曲がり角だったのでしょうか?
Commented by chibita at 2012-01-31 22:31 x
岩佐さんこんばんは。私は「キラ☆キラ」は聴いた事はないのですが、情熱大陸で久々に小島慶子を見ました。
なんというか相手に答える隙間を与えない押しの強さがある人だなぁ。と思いました。最近テレビでも何度か見かけましたが、辛口や毒舌でも感じのいい人もいます。でも彼女はあまり好きなタイプの人ではありません。お局様が愚痴ってるようにしか聞こえなくてこっちが恥ずかしくなります。顔つきもキツイし…なんだかんだ言ったところでテレビに出たい人なんだな、って印象でした。そこがイイ!って人も大勢いるんでしょうけどね。
Commented by ひろ☆はっぴ at 2012-02-01 06:26 x
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と申します。

そんな感じだったんでしょうか?
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-01 07:27
ハッピーカムカムさん、おはようございます。

番組のターゲットド真ん中でしたか。
小島ははまってしまうとアリ地獄…なのかもしれません。
私のようにはまりかけて自力で抜け出したのは
きっと、珍しいのでしょう。
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-01 07:29
chibitaさん、おはようございます。

しっかり考えるのだと思います。
その結果、自分は絶対正しい、という結論を持って
話始めるので、譲る、相手の発言に耳を傾ける・・・
ということはできないのだと思っています。
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-01 07:32
ひろ☆はっぴ サン、おはようございます。

視聴者が番組を見るときに、無用の情報を
インプットしたくなかったということ。
スタッフにも、普段と同じ状況で仕事をして
ほしかったし、やめると分かるのはすべてが
終わってからでいいと思ってました。
Commented at 2016-01-27 06:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toruiwa2010 at 2016-01-27 07:07
カギマークのgonta…サン、おはようございます。

いろいろ、"しでかす"女性だったようですね。
昨今の“ご活躍”を見れば、優秀な
女性であることは事実で、当時の言動は
世をしのぶ仮の…だったと思うことにしています。
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