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岩佐徹のOFF-MIKE

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“カラキリ”って何?~イタリア語&韓国語~12/02/17

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02/09
インテルで頑張っている長友だが
現地メディアはときに辛らつだ。
先日も「ハラキリ」という言葉を使って
酷評していた。イタリア語にはKで
始まる言葉は外来語しかない。
その一つがkarakiriだ。
どこでどうなったのか分からないが
なぜかHがKに代わっている。


…セリエAの実況をしているときに少し勉強しただけですが、イタリア語にはKとJで
始まる単語はほとんどないはずです。アルファベットとしてはありますが、Q,W,X,Y
とともに、使われていないのです。Juventusなどの外来語は別にして。
私が持っている小さな辞書だと、“i”のあといきなり“l(エル)”に飛んでいます。
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知人の少し厚めの辞書を見ているとき、“K”のところで見つけたのがkarakiriでした。
もちろん“ハラキリ”=切腹のことです。
長友のプレーのどの部分かが彼らにハラキリを連想させたのでしょう。
誰かが聞き間違えたのでしょうね。もしかすると、イタリア人には“K”と“H”の音の
区別がないのかもしれません。
“荒唐無稽”に聞こえるでしょうが、根拠があるのです。

2002ワールド・カップの実況で韓国に行ったとき、日本語が達者なコーディネーターから
「朝鮮半島の人の耳にはBとPの音が同じように聞こえるんです」という話を聞きました。
日本語では“フザン”と発音する釜山の英語表記は“BUSAN”です。私にはどう考えても
“ブサン”です。しかし、日本で大ヒットしたヨー・チョンピルの「「釜山港に帰れ」では
サビの部分で「♪トラワヨ “プサン”ハンへ」と歌われています。そのことを思い出して
「なるほど、そうなんだ」と納得しました。
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3位決定戦、韓国vsトルコは韓国南部の大邱で行われたのですが、“てぐ”スタジアムの
英語表記はDaegu Stadiumでした。「どうして、“D”なんですかね?」と質問した私に
コーディネーターが同じ話をしました。“T”と“D”も同じに聞こえるようです。

…ここまで書いて、確認した方がいいと思いました。
頭に浮かんだのは去年の世界フィギュアのときに相互フォローした韓国人の方でした。
ダイレクト・メッセージでの私の質問に返ってきた答えにビックリしました。
「そんなことはない。区別できる。最近、韓国語ができる中国人などのガイドが増えて、
安いから(たぶん)よく使われ、彼らが観光客に間違った情報を流しているらしい。
そのコーディネーターは韓国人じゃないと思う」…。

えーっ!?危なかったー。ハハハ。
だから、確認作業は大事なんだ。まあ、話としては面白いので、このままにしておきます。
あくまで、聞いた話として。

閑話休題。
長友はダービーに初めて先発出場するなど頑張っているし応援する気持ちはありますが、
少しでも出来が悪いとメディアから総攻撃されますね。
私は1998~99年シーズンまでセリエの実況にかかわり、10回近く現地から実況した
ダービーの中でも91年秋の1戦(ドイツ・トリオvsオランダ・トリオ)の記憶が強烈です。
ファンには申し訳ないことに、“長友が出られる”ダービーはもうひとつピンときません。
ツイッターで長友ファンらしき若者に感想を聞かれてそう返信したら、途端に切れられて
しましましたが。ハハハ。

地元記者の頭の中には 在籍期間は短かったものの、アンドレアス・ブレーメやロベルト・
カルロスの印象が強く刻まれているのではないでしょうかね。そりゃ、長友がどんなに
頑張っても、攻撃的サイドバックということでは“あの”ロベルト・カルロスにはとても
かなわないですから。ハハハ。

イタリア・カルチョがらみではもう一つ呟いています。

02/09
「めがねフェチ」イングランド代表監督
ファビオ・カペッロが辞任した!
人種差別発言をしたとされるテリーを
イングランドサッカー協会(FA)が主将から
外したことに異議を唱えてのものだ。
誰もが自説を譲らない欧米らしい
「ハプニング辞任」だがうまくいっていたのに
惜しい話だ。

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いったい、何本持っているんだ?とビックリするほど、試合ごとにファビオ・カペッロの
メガネは変わっていましたね。1991年、アリゴ・サッキの後任としてACミランを率いて
サンシーロのピッチに立ったときにはメガネはかけてなかったけどなあ。
UCLでミランの試合を実況中 画面に彼が映ったときとっさに“メガネ・フェチ”と一言
呟くように言ったら 隣で早野さんがぷっと、吹き出しました。
実況人生の中で私にとっての“勲章”です。伝説のイエローカードとともに。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-02-17 08:38 | 岩佐徹的考察 | Comments(8)
Commented by ひろ☆はっぴ at 2012-02-17 09:38 x
早野さんが吹き出してしまうなんて至難のことですね。岩佐さんとのコンビネーションあってのことですから、他のアナウンサーとではありえないことだと思います。是非ともWOWOWには、掛け合い名場面総集編のDVDでも作って欲しいですね!

ちなみにユベントスの語源であるjuventusは青春や若者を意味しますが、ラテン語では元々jとiを区別しないのでiuventusとも綴ることもあるそうです。蛇足まで。
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-17 10:06
ひろ☆はっぴ さん、こんにちは。

ユベントスの左サイドで活躍したMark Iulianoも
その流れでしょうかね。
Commented by ひろ☆はっぴ at 2012-02-17 10:50 x
ユリアーノはラテン語でユリウスですね。そしてマルディーニの父親チェーザレの語源はカエサル。とくれば、行きつくところは希代の将軍ユリウス・カエサル。
ローマ人の物語を著した塩野七生女史が初心者向けに書いた「痛快!ローマ学」の中に、歴史上の名将を集めてサッカーチームを作るという楽しいコラムがあります。ユリウス・カエサルは典型的なファンタジスタ。自ら点を取り、周りを活かすこともでき、魅せるプレイで観客を沸かせるのが得意。もちろん背番号は10番です。
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-17 11:33
ひろ☆はっぴサン、いつもいつも
勉強になります。当ブログの常連”読者”も
同じ気持ちでしょう。代表して御礼申し上げます。
Commented by デルボンバー at 2012-02-17 12:31 x
どんなビッグネームに対してでも、“普通に”良い悪いを書くのが当たり前ですからね。早く日本もそうなって欲しいですけれど…。まぁ、長友もロベカルも、ルックスは目クソ鼻クソだと思いますが。はは。
あ、メラーはユベントスですね。バッジオと一緒に日本にも来ましたよ。
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-17 16:01
デルボンバーさん、こんにちは。

僕は、顔もロベルト・カルロスのほうが好きです。
長友が嫌い、というわけじゃなく。ハハハ。

アンドレアス…と書いたところで私の脳が
勝手に予想変換してしまったようです。
修正しときます。
Commented by td at 2012-02-17 18:54 x
解説界の闘牛早野さんを笑わせるとはさすが岩佐さん。wowowの実況解説で岩佐さん早野さんの回はいつも二人のやり取りにワクワクさせて頂きました。早野さんのダジャレをサラリとかわす岩佐さんはさながらマタドールの様でしたよ。思い出しただけで少し笑っちゃいます。また伝説のコンビで実況解説見たいなぁ・・・
Commented by toruiwa2010 at 2012-02-17 20:03
tdさん、こんばんは。

アナウンサーは皆、早野さんと組みたがったものです。
視聴者の反応がいいからです。
NHKのアナはどうかな?

私は年齢のせいか、聞き逃すことがありました。
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