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岩佐徹のOFF-MIKE

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華の“サンパチ”?~誰も言わないから自分でいう w~12/03/23

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大橋巨泉・藤村俊二・愛川欣也の「昭和9年会」、明石家さんま・島田紳助・掛布雅之、
江川卓の「昭和30年会」、松坂大輔・村田修一・和田毅らの「プロ野球昭和55年会」…
芸能界やスポーツ界には同じ年に生まれた仲間がグループを作ることがあります。
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大物やすごい才能の持ち主が揃っています。
いずれも少子化社会がスタートする前に生まれた人たちです。
最も遅い昭和55年でも157万人が生まれていますから、その中からだったら、こんな
人たちが出てきても不思議ではないような気がします。

ふと、アナウンサーの世界はどうなんだろう、と考えてみました。
八木亜希子、河野景子、有賀さつきがフジテレビに、永井美奈子、関谷亜矢子が日テレに
入社したのが1988年です。この年こそ “女子アナ元年”だと言われました。
検索が難しい上に いくら考えてもきっとあるはずのほかの “当たり年”と呼べる年度が
思い出せません。
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記憶の中から、唯一 簡単に引っ張り出せるのは1963年(昭和38年)入社組です。
この年、日本テレビに徳光和夫が入りました。
プロレス実況をしているころはまったく知りません。「こんなことをやらされてるんだ」と
気の毒に思ったのは、和田アキ子がメインのバラエティ番組で、和田やプロレスラーの
デストロイヤーにいじめられ、“4の字固め”をかけられているのを見たときです。
相当におかしかったですけど。ハハハ。
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「ズームイン朝」が大当たりしたあと、日テレの顔として定着しました。
70歳を超えた今も現役と言うのは立派です。

TBSはこの年アナウンサーの採用をしませんでした。当時のテレビ・ラジオでは、採用が
1年おきのところも結構あったのです。希望する局に入れるかどうかは、その局の人事の
事情任せでした。

フジテレビには、露木茂、能村庸一、そして岩佐徹が入社しました。ハハハ。
同期の女性も4人いますが、その頃のフジテレビは女子定年制と言うとんでもない制度が
あって、アナウンサー人生は短いものでした。
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ご承知の方も多いでしょうが、露木は「小川宏ショー」のアシスタントに大抜擢されて
能力を発揮し、以後長い間、フジテレビ報道の顔として活躍しました。
浅間山荘事件では、先輩アナと2人で、機動隊の突入から連合赤軍逮捕、連行の模様を
詳細にリポートして脚光を浴びました。私が“泣く泣く”帰京したあとです。ハハハ。
ほかにも、よど号ハイジャック事件では金浦空港からの中継、日航機の御巣鷹山墜落では
長時間の特番を仕切りました。間違いなく、日本を代表するアナウンサーの一人です。
現在は テレビ・ラジオで表立った活動をしていないようです。

能村庸一は昭和天皇や歌舞伎役者のものまねが得意な異色の人物でした。
型にはまったことが嫌いなタイプで、アナウンサー人生は短く、よその部に移ってから
能力を生かしました。
中でも、時代劇プロデューサーとしての仕事は特筆すべきでしょう。「鬼平犯科帳」は
世間の喝采を浴びました。

私・岩佐はバレーボールや大リーグの実況、「プロ野球ニュース」ぐらいしか実績がなく
フジテレビ時代に限れば“知る人ぞ知る”程度のアナでした。WOWOWに移ってからも
それはたいして変わりませんでしたが。ハハハ。

テレビ朝日には三好康之が入っています。
歯切れのいい口調のスポーツ・アナとして活躍していました。
早めにアナウンサーから足を洗ってゴルフ番組などのプロデューサーに転向しましたが、
3年前に故人となりました。

NHKに森本毅郎、西橋正泰、加賀美幸子、広瀬久美子が入局しています。
長い歴史の中でも粒が揃った期ではないでしょうか。
特に、加賀美は女性としては低い声でしたが、しっとりと落ち着いたトーンの語りは
NHKの“売り”でした。局のアーカイブには、彼女と松平定知のナレーションが
山のようにあるはずです。ハハハ。

森本はキャンパスで出会ったことはありませんが、慶応の同期です。
彼もまた歯切れがよく、口跡(言葉の発し方)がきれいなアナウンサーでした。
NHK時代から ニュースを読ませたら天下一品でした。“そのまま”だったら、間違いなく
NHKの看板アナウンサーになったはずです。
なにがあったのか知りませんが、44歳でNHKを辞めてTBSの専属になりました。
いまも、TBSでテレビとラジオの番組を持っています。才能だけを考えたら、もっと広く
活躍してもおかしくない男なのに、もったいないです。

西橋は慶応の放送研究会で同期です。
フジテレビ受験の申し込みも一緒に行き、私が1番、彼が2番でした。
途中まで揃って合格していましたが、商社が第一志望だったので“放棄”したのです。
学生時代は気づきませんでしたから、NHKに入局後だったのでしょう、“反戦運動”に
参加して上層部からにらまれて地方を転々としていました。
実力は文句なしで、最後は東京のアナウンサー室次長(by Wikipedia)をつとめました。

年賀状には長く続けていた「ラジオ深夜便」の担当が3月いっぱいで終わるとありました。
ご苦労様でした。
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加賀美と広瀬のナレーションは女性アナの歴史の中でも超一流です。
特に しっとりと落ち着いたトーンで彼女が読んだものはNHKのアーカイブに山のように
あるはずです。ハハハ。
好みで言えば、広瀬の読みの方が好きでした。テクニックがあり しっくり聞かせました。

東京以外では、東海テレビに入った吉村功はレベルの高いスポーツ・アナでした。

…自分が入っているところがいささか“イタイ”と言われるのが目に見えるようですが、
公平に見ても、これはなかなかの顔ぶれだと思います。ハハハ。
少なくとも、徳光、露木、加賀美の3人は日本のテレビの歴史に名前が残るはずです。

(敬称略)
by toruiwa2010 | 2012-03-23 08:49 | アナウンサー・実況 | Comments(8)
Commented by レニ at 2012-03-23 12:12 x
こんにちは。

三好アナが亡くなられていたとは知りませんでした。
ジョー小泉さんのリング・ジャパンから入手した「スリラ・イン・マニラ」モハメド・アリvsジョー・フレージャー第三戦の実況テープは私のお宝です。解説者がいない三好アナ一人の実況でしたが、何度繰りかえし聴いても興奮させられました。
吉村アナについては、競馬中継で中京の重賞レースを楽しみに聴いていました。
過去のスポーツは実況とともに記憶に残るものですね。

Commented by デルボンバー at 2012-03-23 12:30 x
いつになく“素直に?”誉めてらっしゃるので少し驚きでした。なんて!?
永井さんや、八木さん達のときは、女子アナタレント化元年?と個人的には思ってます…。
Commented by toruiwa2010 at 2012-03-23 12:41
レニさん、こんにちは。

「スリラ・イン・マニラ」を彼が実況していたとは知りませんでした。
バレーボール日本代表のヨーロッパに遠征に同行したとき、
ソビエト軍がプラハに侵入しました。
電話リポートした彼が「ソビエト・チームが…」と口走って
少し話題になりました。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2012-03-23 12:42
デルボンバーさん、こんにちは。

褒めるときはほめますよ。
今日は、ほめないで自分を紛れ込ますのは
難しいでしょう。ハハハ。
Commented by ysphoto at 2012-03-23 13:31 x
岩佐さん、こんにちは。
吉村アナの声はぎふチャン(岐阜放送)の甲子園岐阜県大会の実況
で未だ聞くことが出来ます。
高校球児を応援するかのような実況はどこか安心感を覚えます。
岩佐さんの記事に名前が出てきたのでコメントしました♪
Commented by toruiwa2010 at 2012-03-23 14:07
ysphotoさん、こんにちは。

まだ頑張ってるんですね。
元気なうちはマイクの前にいるのが幸せだと思います。
Commented by 赤ぽん at 2012-03-23 21:36 x
岩佐さん、こんばんは。

こうして名前が並ぶと、たしかに”揃って“いますね。
徳光さんと露木さんが同期なのはテレビ番組で紹介されていたので
知っていましたが、NHKの森本、加賀美、広瀬さん達が同期とは。
これも揃ったものですね。私も広瀬さんの語り口、好きでした。
森本さんの声のトーンと口跡のきれいさは好きだったのですが、なぜかTBS?!
そしてなんか今一歩の感が…本当に何があったのでしょう?
それにしても岩佐さんの世代、ある意味「黄金世代」ですね!

逸見さん松倉さん世代の68年入社、そして68年生まれのアナウンサーも
揃っていたといわれていたようですが。調べていないので確かなことは?ですが。
Commented by toruiwa2010 at 2012-03-23 23:45
赤ぽんサン、こんばんは。

探せば、ほかにもあると思いますけどね。
チャンと把握できるのは自分たちの世代だけなので。
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