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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

日本プロ野球の後進性~メジャーを見るにつけても…~12/04/12

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04/07のツイート
昨日 Jスポーツに加入した。
今朝はいきなりビン・スカリーの美声を聞いている。
さすがに声の艶は少し衰えたが、84歳なんて誰が
信じるだろうか。めったなことでは大声を出すことなく、
淡々と事実を適確に伝え、豊富な情報をちりばめる。
他の追随を許さない。

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ダルビッシュも当然見たいですが、ヤンキース・黒田のピッチングが楽しみなので
3年ぶりで契約しました。放送予定をチェックすると、アイスホッケーも見られる
みたいだし、フィギュアスケートの世界選手権もディレーで中継があるし、深みに
はまりそうで怖いです。ほかにやることがないわけじゃないんだから。ハハハ。 

Jスポーツを含めて、週末は日米の野球をたくさん見ました。
同じルールでプレーしているのに、大げさに言えば思想・哲学が違うなあと感じる
ところがありました。たとえば・・・

04/06 のツイート
1回表無死1塁で外国人選手にバント指令。
2番だし、ここは日本プロ野球だから、いいだろう。
しかし、ボウカーは1塁コーチとの握手に
応じなかった気配。恥ずかしいと思っているのかも
しれない。アメリカではありえない作戦だからだ。
この箱庭野球、面白いか、という話だ。


…広島に3連敗して甲子園に乗り込んだ巨人の戦術でした。
エース・沢村をマウンドに送って、1点取れば勝てると思ってわけじゃないでしょうし、
相手の能見からはあまり点が取れないと考えたとも思えませんが、野球を楽しみたい
ファンには物足りない采配でした。
日本ではよくある作戦ですが、ボウカーはビックリしたんじゃないでしょうか。
不振のピークだったから納得したか? そうは思えません。
うがちすぎているかもしれませんが、バントを成功させ、Uターンしてベンチに戻る
彼に1塁のベースコーチが手を差し出しましたが、スルーしたように見えました。
それこそ、イチローが言う“プライド”です。ハハハ。

来日したときに監督・コーチが日本の野球のやり方についてきちんと説明していれば
問題はないはずですが、“1回から”には野球文化の差を感じたでしょう。ハハハ。
決して、音締めようと考えて書いているわけではありません。日本には日本の野球の
やり方があっていいと思います。しかし、この“せせこましい”野球が面白いか?と
聞かれれば、答えはNoです。「絶好のチャンスだから、も少し待ってもよかった」的な
解説も聞きあきました。ハハハ。

日米で戦術も違えば、選手の考え方も違います。
いい例が、日本での開幕シリーズです。
イチローがいいスタートをしたのに 次の打者が打ちに行って盗塁できなかった場面が
何度かありました。イチローはアクリーが走ったときバットを出しませんでした。
どちらがいいのか…正解はないでしょう。
今シーズン、イチローが走るとき、打席にいるのは4番か5番です。
彼らは「ストライクなら打つ」のが仕事ですから、積極的にバットを振るでしょう。
100年以上、違う哲学で野球をやってきているのですから、何時間かけて議論したって、
結論にたどりつくことはないと思います。ハハハ。
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04/06のツイート
田中将大がアイシングをしながらベンチにいる。
本人の意思とは思えない。つまり、監督かコーチの
指示だろう。9回2死から2点を失って勝ちそこなった
ペナルティ、みせしめ・・・そんなところだ。
日本野球の後進性を示していないか。
選手は球団の財産、もっと大事にしようよ。


いま 始まったことではありませんが、日本の野球で見られるあらゆるシーンの中で、
審判を愚弄するのと合わせて、もっとも見苦しくて恥ずかしい場面です。
何の意味があるのでしょうか?期待を裏切った選手は誰だって反省するし、次は
しっかりやろうと考えるはずです。


04/08のツイート
MLB TBvsNYY:「ヤンキースの」黒田が初登板。
ピンストライプでないのが残念だ。がたいがいいから
ピンストライプも似合うはずだ。むき出しではなく、
抑えの利いた前向きの気持ちを持っているので
日本人投手の中で最もメジャー向きだと思う。15勝を!

黒田が1回に2点を失った。先頭打者をSSのエラーで
生かしたのがすべての始まりだ。ジーターではない。
彼は今日はDHだ。2死3塁から4,5番と勝負、
結果は連続四球、さらにヒットでもコーチが出てこない。
MLBのそこが好きだ。
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黒田のヤンキースでのデビュー戦はほろ苦いものでした。
1回 のエラーは不運でしたが、連続フォアボールのあとの初球が甘く入って先制され、
3回の先頭バッターには不用意な初球をライトに叩き込まれました。
黒田本人も エラーをしたショートを責めるつもりはないでしょうが、リズムを作りたい
ところでしたから影響があったと思います。始まったばかりです。次を期待しましょう。
今年の彼は必ずやってくれるはずです。

それにしても、ピッチャーだけでなく 先発させた選手をとことん信頼するメジャーに
好感を持ちます。
1回2死3塁で4番、5番と正面から勝負していました。“逃げ回って”の四球では
なかったところが気持ちいいです。そして、エラー、四球、四球と、黒田が苦しんで
満塁になったとき 日本ならコーチがマウンドに行くでしょう。遅くとも 続く打者に
先制タイムリーを打たれたところで行くはずです。
ヤンキースのベンチはまったく動きませんでした。それでいいんです。
先発としてマウンドに送ったピッチャーが2点取られたぐらいでバタバタすることは
みっともないし、そのピッチャーを信頼していないことをチームの内外に示すことに
なるのです。


04/07のツイート
セスペデスが放ったHRは140M飛んだらしいが
すごかった。打たれたバルガスは彼が打球の行方を
見過ぎていたとおかんむりだったそうだ。
打った本人も反省しているという。それほどとも
思わないのだが、それがMLBというものだ。

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とりあえず、ビデオを見てもらおうと思っていましたが、もう削除されていました。
写真だけですが、セスペデスはこのあと ほんの一瞬ですが手ごたえを楽しむように
打球の行方を見ていました。しかし、問題になるとは思えないほど短い時間でした。
フィルダーの方がよほど長いです。ハハハ。
それでも試合後「キューバではそうするけどメジャーではもうやろうとは思えない」と
語っています。たぶん、関係者から「あれはまずいよ」と言われたのでしょう。
“これみよがし”はメジャーで一番のタブーです。unwritten rule=仁義です。
かつて、新庄がHRを打ったあと、バットを高々と放り上げるのを見てひやひやした
ことを思い出します。

環境の変化や過酷な日程、日本人とは比べようもないケタはずれのパワーとスピード…
対応すべきことはたくさんありますが、忘れてならないのは、この“仁義”です。


04/03
MLB:手術から回復中の松坂大輔がマイナー相手の
打撃練習に登板して151キロを記録したという。
順調のようだ。しかし、あまり喜びすぎないで
両刃の剣と考えたほうがいい。調子に乗って早く
結果を出そうと飛ばし過ぎるとまた故障する。
くれぐれも自重を。

先日も書いた通り、松坂が受けた“TJ(トミー・ジョン)手術”は成功率がかなり高く、
手術前より球速が増すピッチャーも少なくないと聞きます。松坂も期待した以上の
結果をもたらしたようです。
球団がしっかりコントロールすると思いますが、順調すぎるのが逆に気がかりです。
決して急がないことが大事と心得てほしいです。


04/11のツイート
TEX vs SEA:3回裏の攻撃でキンズラーの盗塁を阻止した
マリナーズの守りは見事だった。ワンバウンドになったが、
オリヴォがいい送球を見せ、捕ったショートの川崎が実に
素早いタッチでアウトにした。特に川崎のプレーは首脳陣の
評価を得るはずだ。

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川崎には厳しいことを言い続けてきましたが、25人枠に入ったことと少しずつ結果を
出していることを祝福したいですね。いいことは誉めなければ…ね。ハハハ。
昨日のタッチプレーは見事でした。走ってくるのは俊足キンズラー、いい送球でしたが、
ショートバウンドではなく、少し高めに弾みました。ボールがグラブに入った瞬間に
素早くタッチ…内野手の基本プレーではあるでしょうが、鮮やかでした。
英語では、たぶん“bang bang play”と表現すると思います。
NHKのハイライトには入っていなかったらしいですが、そんなアホな、です。ハハハ。

そんなわけで、~盛りだくさんだった週末2~は明日に“順延”です。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-04-12 10:13 | メジャー&野球全般 | Comments(5)
Commented by マオパパ at 2012-04-12 10:47 x
岩佐さん、こんにちは。岩佐さんのブログを読ませていただいて特に良かったなと思うのは、今日のような野球文化論を読ませていただいた時です。ヴィン・スカリーもすばらしいですが、岩佐さんの大リーグのアップデートな情報や大リーグ野球文化などを伝えてくださった放送もすばらしかったです。あの放送がなければ、大リーグファンにはなっていなかったと思います。これからもいろいろ教えてください。
Commented by toruiwa2010 at 2012-04-12 11:02
マオパパさん、こんにちは。

このコメントはうれしいですね。
一番、読んで分かってほしいテーマですから。
私の考えがすべて正しいわけはありませんが、
こういう考え方もあるということを知ってほしいです。

アナウンス論も同じです。
Commented by デルボンバー at 2012-04-12 12:38 x
ウ゛ィン・スカリィ!まだ健在だったんですね…。70年代の(第一次?)大リーグブームのときは、日本の雑誌でもよく取り上げられてましたよね。彼の目には最近のドジャースはどう写るんでしょうか。
Commented by toruiwa2010 at 2012-04-12 12:45
ルボンバーさん、こんにちは。

スカリーが日本の雑誌に取り上げられていたのは
まったく知りませんでした。
風邪をひいて、ドジャースタジアムでの開幕戦を
実況できませんでした。77年に一度あったらしいですが、
35年ぶり、63年の実況人生でわずかに2度目です!

主砲ケンプはツイッターでお見舞いしたそうです。
Get well soon Mr.Vin Scully!! ・・・

Mrつきで敬意を表しています。

Commented by ヤップンヤン at 2012-04-12 21:06 x
岩佐さんの感じですと、Jスポーツの視聴料金は簡単にペイできそうですね!! 
文化や哲学の違い・・・私は商習慣の違いで苦闘しています(苦笑)。正解がないのが辛いです・・・。
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