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岩佐徹のOFF-MIKE

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黒田・ダルビッシュ 勝つ~イチロー&プホルスを圧倒~12/05/14

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05/12のツイート
間もなく黒田がNYでマウンドに上がる。
1時間遅れてテキサスでダルビッシュも。
また登板時間がダブった。ハーフイニング
ずれてくれ。せめて、投球の瞬間だけでも。
ダルビッシュ対プホルス、黒田対イチローに
注目する。


…先週、一度は2人の登板日がずれたのに、またしても重なってしまった。
ニューヨークとテキサスの時差1時間は貴重だった。ハハハ。

粘りの投球で3勝目

黒田は19日ぶりの勝利をものにした。彼らしい“粘りのピッチング”だった。
1回にいきなりアクリーに先頭打者ホームランを浴びたときはどうなるかと思ったが、
まったく表情を変えることなく次のバッターに向かっていた。6回にもモンテーロに
ソロ・ホーマーを打たれた。どちらもopposite field(逆方向)へのホームランだったし、
打った瞬間はそれほど飛ぶとは思えない当たりだった。ただし、“流し打ち”ではなく、
しっかり、hard hit(強く叩く)していた。パワーの差…としか言いようがない。

ヤンキースがすぐに同点にしてくれた。援護点が少ない黒田にとっては有難い1点だ。
しかも、ヘルナンデスにとっては18試合ぶりの“初回の失点”だ。去年の7月22日、
レッドソックスに許して以来だから 貴重な1点だ。なんという立ち上がりの安定感!
黒田に少し分けてほしい。ハハハ。
…ただし、キャリアのデータを見ると1回の防御率がそれほどいいわけでもないこと、
黒田の1-3回の防御率は悪すぎることを付け加えておく。
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黒田は2回にも無死1・2塁のピンチを迎えたが、落ち着いて後続3人を断った。
最大のピンチは5回に2本のヒットとフォアボールで1死満塁になったところだ。
2番のライアンはともかく、そのあとに3番・イチローが控えていた。
黒田はライアンを変化球の連投で三球三振に打ち取り、イチローには1-1から外角に
沈むボールで当てるだけのサードゴロに仕留めた。この場面でのピッチングは本人も
納得しているはずだ。

試合はマリナーズが6回、今年 ヤンキースから移ったモンテーロのホームランで
勝ち越したと思えば、その裏のヤンキースは元マリナーズのイバネスが逆転3ラン・
ホーマーを放った。移籍が多いからこういうことはよくあるのだが、なかなか面白い。

6回を終了92球だったので、ジラルディ監督がどうするかと思ったが、16連戦が
始まったばかりということもあってか、7回のマウンドに上がった。
先頭打者を歩かせたところではボールの抑えが効かなくなっている印象があったので、
交代もあり得たと思うが、ジラルディは我慢した。メジャーの監督の忍耐心はすごい。
しかも、出塁したソーンダースが何を思ったのか初球に盗塁を試みて失敗した!

打順はトップだったし、“積極野球”を好むメジャーでもあまり考えられない作戦だ。
黒田はこの“ミス”とマーチンのピンポイント送球&ジーターのスーパー・タッチに
救われたと言ってもいい。
2死のあと ライアンに3-0となったときもアップアップに見えた。隣で見ていた妻に
「歩かせたら交代だね」と話した。次がイチローだったからだが、一つストライクを
とったあと、サードゴロに仕留めて7回を投げ切った。
結局、イチローを3打数ノーヒットと完ぺきに抑えたことが勝ちにつながった。
この3勝目は“勝ちとった”と言っていいだろう。

“見おろし”で5勝目

ダルビッシュについては一貫して“活躍する”と書いてきた。
日本での実績がすべて通用するわけではないが、彼の場合は 逆に“活躍できない”
理由が見つからなかったからだ。
しかし、まさか短い間にここまでメジャーに溶け込んでしまうとは思わなかった。
言葉の違い、風土・文化・習慣…初めは絶対に戸惑うはずの日米の違いにもまったく
動じるところはなかった。この日のピッチングには風格さえ漂っていた。
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1回にハプニングがあった。プホルズが思い切り振りまわしたバットがキャッチャー、
トレアルバの頭を叩いたのだ。治療のために間が空いたが、影響はなかった。
このとき、プホルズのバットは折れ、サードのファウルフライだった。胸元をついた
ボールにはそれだけの力があったのだ。2打席目も内角球でサードのファウルフライ、
3打席目は外角のストレートで空振り三振に打ち取った。有無を言わさなかった。

相手はメジャー屈指の好打者だ。ルーキーだった2001年から10年連続で3割、30HR、
100打点以上を続けたあと、去年は打率で1厘、打点で1点だけ及ばなかったという
ケタはずれのバッターだ。もっと“歯ごたえ”のある打者と対決したいと思って海を
渡ったダルビッシュにしてみれば“男の本懐”だろう。

1回裏のテキサスの攻撃中に強い雨が降り始めて長い中断になった。
30分ぐらいまでなら続投もあるが、この日の中断は2時間に及んだから、メジャーの
“常識”では 当然、再開時には別のピッチャーが投げる。
しかし、妻の買い物に同行して帰宅したとき、なんと、テレビの画面にはブルペンで
投げるダルビッシュが映っていた!1回の投球数は16だったから、次の登板までの
“調整”のために少し投げておこうということだと思ったが、違った。

2日前の試合が雨で中止になり、前日、ダブルヘッダーを戦ったあとボルチモアから
ダラスに戻ったのはおそらくこの日の未明だったのだろう。
しかも、レンジャーズのスケジュールは前日から14日間連続でプレーする(2日前の
降雨中止がなければ20連戦だった!)という厳しいものだった。
投手事情が苦しいことを知った上で続投を承諾した、あるいは申し出たのだろう。
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再開時、テキサスのリードは1点だったが、ダルビッシュの“男気”に呼応したのか
強力打線は得点を積み重ね、攻撃が終わってマウンドに向かうとき、点差は6点まで
広がっていた。
6回1/3、2本のホームランで3点を失ったが、“役割”はしっかり果たした。

追記 5/14 10:30AM

しっかり聞きとれなかったがダルビッシュは長い中断のあと
続投を志願したときワシントン監督にこう言ったらしい。
「高校のときに経験があるから大丈夫」と。
好意的に聞こえたが、現地コメンテーターは「高校でやったことを
メジャーでもやるか」と苦笑交じりで話していた。ハハハ。

おまけ

翌日の試合でエンジェルスの先発はまたしてもウイルソンだった!
22球だったが前日の試合でも先発して中断まで投げていた。めったにないことだ。
2日続きの先発は2002年以来だという。
ただし、レンジャーズのピッチャー、アーロン・マイエットは前日の試合でわずか
2球を投げただけだった。退場させられたのだ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-05-14 07:30 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
Commented by マオパパ at 2012-05-14 16:14 x
岩佐さん、こんにちは。今日の話題関係ないのですが、MLBつながりでコメントさせてください。先週フジテレビのキカナイトという番組を見ていたところ、中野美奈子アナがライアン・ハワードのプロフィールを以下のように紹介しました。「ハワード選手はサトウサダです」一瞬、私は何を言っているのかわかりませんでしたが、なんと左投左打をサトウサダと読んでしまったようでした。中野アナなかなかワイルドだろう。
Commented by toruiwa2010 at 2012-05-14 19:03
マオパパさん、こんばんは。

左投左打・・・原稿書いたほうも
問題ありだな。

叩きこみ・・・相撲を全く知らない人は
叩きこみ、と読むかもしれないし。

中野は「置き土産」のつもりだったか?
青山が「せきまき」とやったように。ハハハ。
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