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岩佐徹のOFF-MIKE

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またまたフジのアナが…~塚越孝アナ 痛ましい~12/06/28

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06/27のツイート

フジテレビの塚越孝アナが亡くなった。
局のトイレ内で・・・と聞いて嫌な予感がしたが、
「自殺」と伝えているメディアもある。
ニッポン放送から移籍してこれという仕事も
なかったようだから思い悩んだことは想像できる。
悪いニュースが続く母局だが「自殺」だけは
嘘であってほしい。


アナウンサーにもいろいろな人がいるから一概には言えないが、自分のことを
踏まえるなら、プライドは高く、気は小さい…そんな人が多いかもしれない。
フジテレビでアナウンサーをやめ、報道、スポーツと異動しながら、「自分は
ウツになるのではないか」と心配だった。
「アナウンサーとしてやり残したことはありません」と言いきって辞めたものの、
未練はたっぷりだった。スポーツ・アナでも「プロ野球ニュース」などで顔出しを
していれば、世間的にはそれなりにちやほやされることもあって、一応、華やかな
職業だから、その“刺激”がなくなったとき、寂しさに耐えられるのかと。
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報道に移って半年ぐらい経ったとき、原因不明の下痢が長く続き、入院したのだが、
診断は「ストレスによる心身症に近いもの」だった。病院に入ったとたんに下痢は
おさまったのだから、きっとそういうことだったのだろう。
ただ、私の場合は幸いなことに “深刻”な事態にはならなかったが、中には悶々と
思い悩んだ末に自ら命を絶った同業の先輩・後輩がいる。

塚越アナ(正しくは1年前に異動していた)がそうだったのかどうかはわからない。
亡くなった人の胸の内を推しはかるのは難しいことだが、かなり漠然となら、彼の
心境が理解できなくはない。
ニッポン放送(ラジオ)の局アナだったが、ライブドアの買収騒ぎの“あおり”で
2006年に数人の同僚アナと一緒にフジテレビに移籍した。ニッポン放送側の
経済的な“事情”によるものだった。
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厄介なのは、同じアナでも、テレビとラジオでは採用のプロセスから違うことだ。
局によって差はあるものの、3~5秒間“音の空白”があると、放送事故扱いになる
ラジオのスポーツ・アナは休まずにしゃべり続ける。極端に言えば試合のスコアや
ボール・カウントを繰り返ししゃべる。一方、テレビのアナは画面に出ることは
言わない。彼の場合はスポーツではなかったが、しゃべり方や間合いが大きく違う
テレビの仕事に慣れるのにも苦労したと思う。

一方、制作側もテレビ番組で起用するのにためらいがあったはずだ。
そもそも、フジ育ちのアナたちはテレビで起用することを前提にした試験を経て
採用されているが、ラジオのアナはその“ふるい”にかかっていない。
こまかいことは分からないが、ニッポン放送から移籍したアナで目立った活躍を
しているのは「ほこxたて」で“実況”をしている福永一茂アナと「とくダネ」で
リポーターをしていた冨田アナぐらいだ。
塚越アナも一時期、現在「ノンストップ」を放送している枠で顔を出していたが、
違和感は否めなかった。微妙なところが何か違った。

フジの制作スタッフが移籍組だからと言って冷遇していることはないと信じたい。
外部の人間は使っているのだから、才能があり適材なら起用しているはずだ。
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最近は見ないなあ、BS,CSで仕事をしているのかな、と思っていた矢先だった。
ラジオではリスナーにも人気のパーソナリティーだったと聞くし、きっとバリバリ
仕事をしていたのだろう。フジに移るときに、“期待”が膨らんでいたかもしれない。
しかし、仕事が回ってこない。フジ採用のアナたちは自分より後輩でも 超多忙な
スケジュールで仕事をしているのに…。私なら耐えられないだろう。

職場ではストレスがたまる一方だったと想像できる。
結婚していると聞いていたのに「喪主は未定」と書かれているのを見ると、複雑だ。
離婚、あるいは別居中? 職場でたまったストレスが原因で夫婦の間に亀裂が入った
のではないか…と考えてしまう。時計の針を巻き戻せば“ライブドア"に行きつく。
いわば、運命にもてあそばれたようなものだ。
遺書もあったというから“自殺”は間違いではなかったのだろう。
最後までアナでいたかったらしい。異動したが、1年で戻れると思っていたらしい。
希望がかなわないと分かった翌日、死を選んだようだ。痛ましい。
面識はなかったが、冥福を心から祈りたい。
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大相撲実況ではNo1と評価するNHK岩佐英治アナが長く休んだとき、心配したが、
4月に復帰していると聞いてほっとしたが、「のど自慢」の松本和也アナについては
その後の情報がない。1年近く前に彼が休み始めたとき、我々の仕事とストレスの
関係について少し詳しく書いている。
「“心の病”がアナを襲う!~プロセスが想像できる~」 http://t.co/DJCFQeD

NHKの松本アナは、今年初めから日曜日の「ダーウィンが来た!」の
ナレーションに復帰しているようです。よかったですね。(06/30 09:00AM)

by toruiwa2010 | 2012-06-28 07:45 | アナウンサー・実況 | Comments(6)
Commented by NINJA at 2012-06-28 12:58 x
岩佐先輩、こんにちは。 今回の塚越氏の件は実に残念に思えてきます。ご本人しか理解出来ない事とは云え、自らの命を絶つとは、、、それもご自身の勤務先で。 塚越氏ぐらいの力量・ネームバリューだとフリーになられるという道もあったのではありませんか?彼自身、落語・演芸の方面での対外活動での実績もおありだっただけに、、、残念でたまりません。
Commented by toruiwa2010 at 2012-06-28 13:30
NINJAさん、こんにちは。

フリー・・・冷静に考えればそうですね。
簡単な道ではないですが、死ぬ気なら
なんとでもなったはずです。
人が死を選ぶときは、冷静じゃないのでしょうから・・・
Commented by takutaku at 2012-06-30 08:40 x
 岩佐さん、こんにちは。 久しぶりの書き込みです。 NHKの松本和也アナ、我が家で欠かさず見ている日曜日の「ダーウィンが来た!」の
ナレーションで声を聴くことができます(以前のように毎週ではないようですが) 
 声から徐々に復帰ということでしょうか。 それとも休養前に録っておいたものを放送しているのでしょうか?
Commented by toruiwa2010 at 2012-06-30 08:50
takutakuさん、おはようございます。

その番組を見ていないので気づきませんでしたが、
今年初めから復帰してナレーションをやっているようですね。
よかったと思います。NHKもストレスのかかる顔出しは
控えるでしょう。
Commented by しぐま at 2012-06-30 18:21 x
岩佐さん、ラジオ放送の「しゃべり手」でもっぱら活動している方は、
局アナやタレントも含めて、
シャイな性格の方が多いらしく、
それゆえ、テレビでの顔出しへの対応が構造的に出来ないという、
問題があるのでしょうね。
例えば、現在もTBSラジオの平日朝の番組パーソナリティをしている、
大沢悠里さんは、昭和59年4月から、
TBSテレビの日曜お昼の生情報番組(全国ネット)の司会を務めましたが、
やはりテレビになじめなかったとかで、半年で降板、
その後は、テレビ番組は顔を出さないナレーションの仕事はあっても、
顔出しでの出演はほとんどしなくなりました。
Commented by toruiwa2010 at 2012-06-30 18:51
しぐまサン、こんばんは。

久米宏やみのもんたの例もありますから
ラジオアナ=シャイ とひとくくりにするのは
問題があるかもしれません。
しかし、うなずける話ではありますね。
昔、ラジオで達者なパーソナリティだった
土居まさるが「プロ野球ニュースの司会を
1年で降りたことがありました。
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