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岩佐徹のOFF-MIKE

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緊急! だから民放は…と言われてしまう~悔しいな 平岡へのインタビュー~12/07/29

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07/29 00:35AMのツイート
男子60キロ級キロ級決勝:平岡は一本負けした。
残念だが、平岡にはいいものを見せてもらった
気がする。試合態度はきれいだし、QFの逆転勝ちは
胸のすくものだった。メダル至上主義ではないが
彼のひたむきさが銀メダルで報われてよかったと思う。


北京で惨敗のあと、4年間 自分を鍛えた平岡が再びオリンピックの舞台に立った。
準々決勝で敗退のピンチもあったが、見事に逆転する様子を見てしびれた。
決勝はいいところを見せる前に敗れ去ったが、すがすがしさが残った。
称える気持ちで上記のツイートを書きこんだ。

…5分後、疑心暗鬼のまま、こんな風につぶやくことになった。

インタビュアーは「銀メダルに終わりました」って
聞いたかな?聞き間違いだよね。
もし、そう言ったのなら、すぐに荷物をまとめて
帰国しろと言いたい。
準決勝,決勝はビデオでいいと思ったのに、
最後まで見てしまった。こんなことを続けることは
できんぞ。

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畳から降りて間もない平岡をつかまえたインタビュアーが開口一番、「銀メダルに
“終わり”ましたが…?」と言ったように聞こえてギョッとしたのだ。
キーを叩きながらだったのできっと聞き間違えたのだと思った。
しかし、すぐに、何人かのフォロワーがその通りだったと確認してくれた。
これは“騒ぎ”になるなと、直感した。それもいろいろな意味で。
眠い目をこすりながら立て続けにつぶやいた。

…やっぱり。言葉がない。救いようがない。
しかし、非難を浴びてこのアナはきっと
トラウマを抱えることになるね。

福見へのインタビューもひどいものだった。
本当にTBS・Oアナだったの?「だから民放は…」
と言われることになるのが悔しい。


まず、ネットを中心にOアナ(私は確認できていないのでイニシャルにする)への
猛烈なバッシングが始まることは免れない。
本人が直接それを目にすることはないかもしれないが、コンソーシアム内、TBSの
上司・先輩・同僚から必ず耳に入ってくる。その前に、ビデオをチェックすれば
寒気がするほど狼狽するはずだ。
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Oアナだとして、どんな性格かは知らないが、よほど強心臓の持ち主でなかったら
相当に落ち込むだろう。私だったら、立ち直れないと思う。
平岡を、そして彼が苦労の末に獲った銀メダルをおとしめるつもりはなかったのに、
言葉の選択を間違えて、結果的にそうなってしまった。頭を抱えることだろう。
大会は始まったばかりだから、これから実況を担当する種目が最低でも二つはある。
影響が出る可能性を否定することはできない。“気を取り直して”と言ったって、
実況はそんなに簡単じゃないんだ。

次に、初めは単純に個人を責めるネット族の批判が「これだから、民放はダメ。
やっぱりスポーツ中継はNHK」という方向に流れていくことが怖い。
書くまでもなく、あくまで個人の資質・能力の問題だが、訳も分からず騒ぐ連中は
そんなことにはお構いなしだ。攻撃しやすい標的を見つけたら、そこに殺到する。

競技開始早々にこんな事態になったことが残念でならない。
今朝、ネットへの書き込みをいくつか読んだが、自分のことのように身がすくむ。
先ほど、現地の特設スタジオで水泳・銅メダルの萩野公介に話を聞いたNHKの
女性アナも決してうまくはなかった。
バンクーバーでシューズのひもが切れた織田信成にインタビューしたKアナも
ひどいものだった。あくまで個人。NHK、民放は関係ないのだ。
それでも、昨夜のインタビューのインパクトは強烈すぎる。

民放出身者としてこんなに悔しいことはない。
まことに寝ざめの悪い朝だ。
by toruiwa2010 | 2012-07-29 09:55 | アナウンサー・実況 | Comments(11)
Commented by しょう at 2012-07-29 13:13 x
岩佐さん、こんにちは。
オリンピック開幕で、眠れない夜が続きそうです。

「銀メダルに終わりましたが…」
銀メダルじゃダメなんかーい!と突っ込みたくなります。
マスコミ全体が、スポーツ中継ではなく応援放送をして
いることも影響があるのでしょうか。
そしてセンチメンタリズムへと流れて行く…。

開会式の女性アナウンサーもひどいもんでした(誰だか知りませんが)
終始ハイテンションでうわずったまま!
感動しているのは分かりますが、なんだかなーとしらけてしまいました。

実況やインタビューひとつでその場面の印象が大きく変わってしまう、
アナウンサーという職業はほんとうに大変ですね。
Commented by toruiwa2010 at 2012-07-29 13:28
しょうサン、こんにちは。

インタビューの件ですが、
可能性として考えられるのは・・・
取材を通じて、親しい間柄になっていた。
平岡が、常々、「頭にあるのは金だけ」と言っていた。
その印象が強くて、思わず、念願の金に届かなかったね、
というニュアンスであの言葉になった。

唯一考えられるのはそんなシナリオです。
開会式については明日、書きます。
後輩へのダメだしは見苦しい、と嫌みも
言われますが、知ったことではありません。
ハハハ。
Commented by 赤ぽん at 2012-07-29 14:12 x
岩佐さん、こんにちは。

私もまさに自分の耳を疑った瞬間でした。柔道は金メダル以外は認めない!
とほざく一般人の輩がいるのは事実でしょうが、仮にも今しがた試合が終わった
「敗者」の銀メダル平岡に対する聞き方としては最悪だと怒りさえ覚えました。
平岡の態度を見ていて、すがすがしささえ覚えた後だっただけに…

男子サッカーで岩佐さんも誉めた曽根アナ、52年ぶりのサッカー『イギリス代表』の
実況・酒井アナ、それに対してなでしこ初戦の日テレのアナ…どうしても
近年のNHK・民放合同放送では、NHK対民放の図式が判りやすく露呈してしまう
のも事実だと思います。無論、個人の力量差であるのは判りますが、サッカーの場合
テレ朝とNHKが同時にW杯予選等を放送するなど判りやすい図式になりがちです。
そんな中でも個人差だと思いながら「見ようとしている」自分ですが、どうしても…

開会式の女子アナの話は別枠だそうですね。
Commented by toruiwa2010 at 2012-07-29 14:20
赤ぽんサン、こんにちは。

NHKアナの評判がいいのは分かる部分もあります。
基本に忠実だし、ミスが少ない。
でも、私には面白いとは思えないのです。
真水みたいで。ハハハ。
Commented by H.N. at 2012-07-29 14:21 x
残念なインタビューでしたね。ウィンブルドンのマレーへのインタビューのように「(please) be proud」の気持ちを持ってインタビューすればこんな言い方にならないと思うのですが。
Commented by しぐま at 2012-07-29 20:21 x
日本の民放のオリンピック放送といえば、
もう40年前の1972年ミュンヘン、1976年モントリオールは、
開会式は民放全社ネットの統一番組として放送されました。
1984年ロサンゼルスでは、
開会式に加えて、女子マラソン、男子マラソン、閉会式が、
系列ごとの横並びで全民放で放送されましたが、
開会式の日時が日本時間で日曜の朝から昼にかけてだったため、
通常の人気番組が全面休止された事から、
視聴者の不満が噴出しました。
当時の民放関係者は、モスクワでの日本が不参加だった分、
余程力を入れたかったのでしょうが・・・
次の1988年ソウルからは、
開会式の全民放テレビ統一番組は実施されなくなりました。
それもこれも、衛星放送とか、2局地区の民放3~4局化など、
多チャンネル化進展が予測されていた当時の状況では、
致し方ない事だったでしょうね。
Commented by 蒼龍 at 2012-07-29 22:11 x
実況と解説は聞けるんだけど・・・・ 試合後のインタビューで何聞いてるんだ?っていうのが多い あとは、NHKの日本のスタジオにいる女が酷い 柔道の審判がアレだった試合の後に、勝てて良かったですね!って・・・・
Commented by ハッピーカムカム at 2012-07-29 23:12 x
今回の五輪中継、とにかく
NHK総合の東京のスタジオ進行の女性アナが本当にヒドくて、見ていられません。
どこかの学生の放送部のバイトの子か?と思うほどぎこちないし、
アドリブも全然効かない、無理して何か言うと的外れな事ばかりで解説者に失笑されたり。
ビックリするほどヒドいです。よほど人材不足?
なるほど、だからフリーのミニスカートのキャスターを重宝するのかと(笑)。
NHKも墜ちたなと思います。
民放の女性アナは進行もアドリブ対応も上手だなと改めて思わされています。
Commented by toruiwa2010 at 2012-07-29 23:33
ハッピーカムカムさん、こんばんは。

そもそも、スタジオの女子アナは要らんだろう
という話ですね。
Commented by O型台風 at 2012-07-30 00:11 x
初めまして。最近このブログの存在を知り、いつも楽しみに読ませて頂いております。
「プロ野球ニュース」を担当されていた当時の岩佐さんを彷彿とさせる歯切れの良さに、常々敬服しております。

それにしても今回の、男子柔道66Kgの準々決勝、NHKのスタジオ進行の女子アナ(水戸局からの派遣だそうですが…)のコメントはひどかったなぁ。
判定が覆った一連のシーンの後、「…しかし、勝ちは勝ちです!」…と、スパッと言い切ってまとめていました。
そりゃぁ結果はそうかも知れないけれど、あまりにも相手の敢闘に対する敬意が欠けてやしないか?…と、違和感が拭えません。こんな微妙な展開の試合だったのに。
彼女は多分まだ、夜のスタジオ進行に出続けるのでしょうが…正直、勘弁して欲しいですね。
Commented by toruiwa2010 at 2012-07-30 01:12
O型台風サン、はじめまして。

たまたま私もあの場面みていました。
お粗末な発言でした。つまり、個人の資質・・・
ハハハ。
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