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岩佐徹のOFF-MIKE

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実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

嵐のような4時間だった~メジャー、なでしこ。女子バレー~12/08/10

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08/10のツイート
睡眠不足の老体にムチ打って起きてきたのに、
な、な、なんと雨かい!オリンピックもあと
4日だから、何とか頑張ろうと思ってはいるが、
心が折れる。


アラームに眠りを破られたのが午前1時42分だった。
重なる睡眠不足の体にムチ打って起き上がり、リビングに行ってテレビをつけると、
デトロイトは雨だった。黒田が登板するヤンキース戦が予定通り2時5分に始まる
気配はなかった。困るなあ。
見たいものがこれだけなら構わないのだが、今日は、3時30分から女子バレーの
準決勝、45分から女子サッカー、なでしこの決勝が始まる。予定通りに始まっても、
黒田は4時ごろまでマウンドにいるだろうから、重なりすぎるのだ。ハハハ。
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結局29分遅れで試合が始まり、スコアをつけながら、つぶやきながら見た。
2回裏、ヤンキースの攻撃中に、隣のテレビに吉田沙保里が映った。
まずい、レスリングの決勝が始まってしまう!!!
最悪なことに、ちょうど黒田がマウンド上にいるときに決勝が始まってしまった。
一瞬の動きがカギを握るレスリングと野球を並べて見るのはチョー難しい!ハハハ。

吉田が難敵を相手に立ち上がりから積極的に攻め続けた。危ない場面はなかった。
…なかった、と思う。ね、こうなるんだ。こまかいところが分からない。ハハハ。
しかし、黒田はいいピッチングで2回を終わって2-0とリードしているし、これは
いい朝になるぞ、と思った。
オリンピック3連覇の偉業を達成した吉田が父親を肩車してマット上を歩き回る。
続いてコーチが吉田を肩車。笑顔がはじけて、輝いて、いい光景だった。
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東京?のスタジオに切り替わると、眠そうな目の中居が写って喜びの声を挙げていた。
これまでも、彼の司会ぶりには感心することしきりだが、このリアクションには
“ウソ”を感じなかった。某松岡のは作りものっぽいのだが。ハハハ。

さて、そうこうするうちに、3時半が近づいた。決断しなければ!
悩みに悩んだ末に決めた。メジャーと陸上競技を録画に回し、バレーとサッカーを
並べて見ることにした。これだけのカオスの中ではこれ以上しぼることはできない。
これでなんとか集中できるだろう。

「サッカーの聖地」…ウエンブリーから実況すると、NHK・民放を問わず、どの
アナも枕詞のようにこのフレーズを口にする。聖地だったのは取り壊された昔の
ウエンブリーであって、建て直された現在のウエンブリーが聖地になるかどうかは
これからの話でなんだけどね。

実況は今回のコンソーシアムでは最年長の内山アナだ。
準決勝ではさんざん叩かれていた解説の川上直子は第一声を抑えていた。
いくつかのシナリオが頭に浮かぶ。
「私たちの経験では、ウエンブリーのような大きな会場ではとても大きな歓声に
引きずられて実況も上ずることがあります。第一声を高く、大きく出てしまうと
修正は難しいです。話し始めるときに抑え気味で行きましょう」…
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私が実況だったら、試合前、川上にそう話す。気がきいたディレクターだったら
彼がやるだろう。そして、しゃべり出す直前にもう一度「抑えて行きましょう」と
ゼスチャーで川上に念を押しておく。内山アナもそれをやったのではないか。
あの、準決勝を彼らは見たはずだし、日本での反応も伝わっているだろうから、
ディレクターを含め、誰かがそれをやっていないとしたら“怠慢”というものだ。
今朝の川上のトーンが甲高くなかったかげにそんなことがあったと思う。

バレーは日本女子がブラジルとの準決勝を戦っていた。
第1セットの中盤までは五分で推移したが、中盤で離され始めた。粘りたかったが
一気にリードを広げられた。

なでしこも立ち上がりから攻められて苦しい立ち上がりになっていた。準決勝も
最後は攻められっ放しだった。初めからこれでは守り疲れるぞと思っているうちに
前半8分、きれいにボールを回されてゴールを許した。運動量の豊富なモーガンが
ずいぶん自由に動けていたという印象がある。流れの中で点を取ったアメリカ…
次の1点を相手に取られたらまずいと思ったが、日本も反撃に転じた。

15分過ぎだった。左から川澄が彼女らしい動きからシュートまで持って行った。
直後に大儀見のシュートがアメリカのGKソロにセーブされた。
この項で、一度だけ、“れば”、“たら”を許してもらうならば、どちらかがネットを
揺らしていれば、試合の結果は違ったものになったかもしれない。

女子バレーの第2セットは序盤から離されかかっていた。今日は、いつもの粘りが
ないような気がした。ブラジル相手には粘っていくしかないというのに。
波がつかめない。それだけブラジルが強いわけだが。

なでしこの前半は0-1で終わった。
よく1点差で終わった、とも言えるし、1点、取れてもよかった、とも言える。
気になったのは日本選手の疲れの色だ。笛が鳴ったあと次のプレーに移るときの
動き出しに差があるように見えた。

バレーは第3セットに入っていた。セットカウント0-2、このセットも序盤から
リードが広がりつつある。厳しいところに追い込まれた。
ブラジルの容赦ない攻撃が続く。力のあるチームはこういうところでぐいぐい来る。
敵ながらその迫力は見事だ。 
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…結局、日本はブラジルに0-3で屈した。文字通り、屈した。力の差はどうにも
ならず勝機はまったくなかった。現実を受け入れなければいけない。切り替えて
銅メダルを狙いに行ってほしい。

バレーが準決勝で散った数分後、なでしこも2点目を失った。
ゴール正面で相手にドリブルを許してしまった。あのエリアで自由にやらせたら
守りようがない。やはり、DF陣に疲れがあるのだ。準決勝のカナダとの激闘で
疲れているはずのアメリカの方がいい動きをしている。

バレーが終わったあとのテレビに陸上男子200決勝のビデオが流れる。
ボルトが2大会連続の2種目制覇だった。最後はブレークに追い込まれたようだが、
カーブを曲がるときの走りは見事なものだ。そして美しい。
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ボルトについて呟いている間になでしこが1点を返した。
後半19分、エリア内 深いところからの大野のパスを受けて澤がシュート。
そこからの連続攻撃で最後は大儀見が叩き込んだ。1点差で20分以上残っている。
攻撃陣の動きは悪くない。まだ、同点にするチャンスはある。

途中から入った岩淵が自分で作った絶好のチャンスを逃がした。ドヤ顔のGKに
セーブされた。うーん、killer instinctがほしかったなあ。ここでも“れば”を
使いたいが我慢しよう。数分後にワンバックが枠を外して“くれた”。ベテランでも
あれを外すんだから若い岩淵を責めることはできない。いい経験になったはずだ。

試合終了直後 05:34:42のツイート
なでしこ、金メダルに届かなかった。
しかし、存分に戦った。あそこが惜しかった、
ここが残念だった、と言い出せばきりがないが、
100%やってダメだったんだ。
アメリカが強かったということ。敗因探しはしない。
国民は納得すると思うよ。お疲れさま。

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表彰式での笑顔がすべてを物語っているように思う。力を出し切ってプレーをした
アスリートだけが作れる笑顔だ。
しかし、このオリンピックは女子が頑張ってるなあ。
嵐のような4時間が終わり、食事のあと書き始めた。猛烈なスイマちゃんが来てる。
ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-08-10 09:30 | スポーツ全般 | Comments(9)
Commented by eita3 at 2012-08-10 10:33 x
バレーは第一セット以外は一方的でしたが、レスリング、サッカー、ボルトといいプレーが見れた早朝でしたね。

岩佐さんにおかれましてはとりあえず少しお休みください。そしてまた今晩サッカーありますから。
Commented by しょう at 2012-08-10 12:46 x
岩佐さん、こんにちは。

敗因探しはしない。

という言葉の重みをシミジミ感じています。
例の彼も含めてジャーナリストはそうもいかないでしょうがw

浜口選手は残念でしたが、レスリングの女子は強かったですね。
柔道の松本選手にも感じたのですが、
やはり気持ちの強さは重要ですね。
根性論否定派の私ですが、本人が納得し良い方に
働けばそれもありなのかな、と思いました。
Commented by toruiwa2010 at 2012-08-10 12:57
しょうサン、こんにちは。 浜口については、
オヤジに責任があると思っています。
一見、スパルタ風ですが、実は、そこに
甘えが生まれる 素地があるのだと。
彼女の負け方を見るといつもそう思います。

別のコーチについていたら違った人生が
有ったと思うのです。父親には気の毒ですが。
Commented by てず at 2012-08-10 14:06 x
岩佐さんこんにちは

敗因探しはしない。

そうですよね。
試合終了後の涙や表彰式の笑顔を見ていたら、にわか解説者を気取ってあれこれ言ってみることが馬鹿らしく感じました。

選手たちには心からおめでとうと言いたいです。
Commented by toruiwa2010 at 2012-08-10 14:15
てずサン、こんにちは。

プレーするところもいいですが、
表彰式のなでしこは最高でしたね。
Commented by BBB at 2012-08-10 16:59 x
岩佐さんお疲れさまでした。
確かに表彰式の彼女達は最高でした。仮にアメリカに勝ってあれをやってたら
顰蹙を買ったかもしれませんが、試合後に号泣していた彼女達が再びピッチに
姿を現したらあの笑顔w 凄く救われた気分になりました。
ああいうのもグッドルーザーって事でいいんですよね。
Commented by toruiwa2010 at 2012-08-10 17:06
BBBさん、こんばんは。

今回に限って言えば、画面にはあまり
とらえられなかったようですが、アナが言った通り、
敗戦後のピッチで澤を先頭にアメリカチームを
祝福しに行ったというのが事実ならそれこそ
グッドルーザーでしょうね。

試合前の、両国選手による儀礼的な
握手が続く中で澤とワンバックがハグしているシーンで
すでにうるっと来てしまいました。

あれは描写がほしいところですね。
Commented by 赤ぽん at 2012-08-10 19:58 x
岩佐さん、こんばんは。

決める所をキッチリ決めたアメリカ、決められる機会を何度も逃した日本
クロスバーは敵にも味方にもなる公平な存在が再認識できましたw
私はアメリカの「絶対に今日は日本に勝つ!」この執念にも似た強い気持ちが
日本よりも勝っていたのではないかと思いました。日本も必死で戦いましたが。

それにしても赤いセカンドユニフォーム…五輪で他競技なら何も思いませんが
ことサッカーになると「チョット待ってよ!」と青白でずーっと見てきた人間には
非常に違和感が強く残りました。無論、なでしこになんの責任もありませんけど。
夕方のニュースで見たワンバックの澤に対するコメントはさわやかでした!
Commented by toruiwa2010 at 2012-08-10 21:04
赤ぽんサン、こんばんは。

「強い気持ち」で勝てるとも思えず。ハハハ。
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