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岩佐徹のOFF-MIKE

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最強だった「最強のふたり」~「踊る…」には踊らされ?~09/19

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「最強のふたり」95

夜のパリ。
1台のスポーツカーが走っていた。運転しているのはスラム街出身の黒人、ドリス。
助手席にひげ面の白人が座っている。首から下が不自由な大富豪、フィリップは
ドリスの雇い主だ。信号待ちで止まったドリスは少し待っただけでしびれを切らし、
いきなり列から飛び出した。タイヤをきしませながらスピードを上げ 前を走る車の
間を縫って飛ばして行く。

やがて、後ろからサイレンが聞こえてきた。暴走に気づいたパトカーが追ってくる。
慌てることもなく、2人は逃げ切れるかどうかで賭けをする余裕を見せていた。
抜群のドライブ・テクニックでパトカーをまいたはずのドリスだったが、最後は
はさみうちだった。車から引き出されるドリス。万事休すか。しかし、この主従の
コンビは見事なあうんの呼吸で窮地を脱するのだった…
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ドリスはパラグライダーの事故で車いす生活を余儀なくされているフィリップの
身の回りを世話するために住み込みで雇われています。
上流階級の生活しか知らないフィリップと下層階級で生まれ育ったドリスは何から
何まで対照的です。もちろん“価値観”も違います。生きる喜びってなんだろう?
幸せとは何か? 大勢のスタッフによる行き届いたケアを受けながら制限の多い
生活を強いられているフィリップの目には 出身は貧しくても自由気ままに日々を
過ごすドリスの生き方は新鮮でうらやましいものに見えます。そして、なによりも、
自分を“対等”に扱ってくれるドリスの態度が嬉しいのです。

ほぼ24時間 生活を共にするうちに、互いに心を許す間柄になっていく二人。
こまかなやりとりにフランス映画らしい“粋”やユーモアがちりばめられています。
障害者が主役であっても暗さをまったく感じさせないのもいいです。
おしゃれで楽しい映画でした。

先週、邦画のNo1の決定が難しくなったと書いたばかりですが、今度は、今年の
洋画部門No1決定で悩みそうです。これまでは「ファミリー・ツリー」でしたが、
いまは、この作品も捨てがたく、最後まで結論が出そうもありません。嬉しい悩み。
ハハハ。

アメリカでリメークするという話を聞きます。主役のふたりに誰が扮することに
なるのか、注目です。ダスティン・ホフマンはあまりにもフランス版のフランソワ・
クリュゼに似すぎています。本当はクリント・イーストウッドにやらせたいですが、
少し、年を取りすぎています。ロバート・デニーロじゃ平凡すぎるかな?
ショーン・ペン、トム・ハンクス、ニコラス・ケイジ、“宇宙人”、トミー・リー・
ジョーンズ…なら面白くなりそうです。

いっそのこと、白人と黒人を入れ替えて、フィリップ役をモーガン・フリーマンが
演じたらどんな映画になるでしょうか?ほかにも、デンゼル・ワシントン、ウィル・
スミス、サミュエル・L・ジャクソン…達者な俳優たちが車いすに乗っている姿が
次々に目に浮かんで“一人”を選ぶのが難しいです。ハハハ。

日本でも、作れそうですが、そのときは、顔(目)だけで演技できる北大路欣也と
ボビー・オロゴンの組み合わせでどうでしょうかね。ハハハ。


「踊る大捜査線」80

下町の商店街。
からあげ専門店のおかみが亭主の尻を叩いている。2人のやりとりを近所の住人が
楽しそうに聞いている。店先の長いすでアブラを売っていた亭主の視線がある男を
捉えた。手配中の男だった。亭主・青島(織田裕二)がおかみ・すみれ(深津絵里)に
声をかけ、店で働いている和久(伊藤淳史)とともに男を追い始めた…
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初日の今月7日に見に行きました。ええ、なんだかんだと言いながら見るのです。
午後早い時間の2回目でしたが、平日だというのに渋谷TOHOは満席でした。
このオープニングシーンを「どうせ最後は“夢でした”って話になるんだよな」と
思いながら見ていましたが、“オチ”は違いました。「そんなのありか!」という
オチでした。もっとも、そのあとクライマックスにかけて「そんなのあり?」は
テンコ盛りですが。ハハハ。

彼らが、警視庁湾岸署に引き揚げて間もなく、管内で相次いで事件が発生します。
刑事課強行班の出番です。
上映開始からこの辺りまでおよそ10分です。かなりバタバタしますが、先日の
ドラマ「LAST TV」にくらべたら耐えられる範囲でした。
…なので、そのあと捜査が始まってから1時間ぐらいはドラマよりはるかにいいと
思いました。ああ、しかし。ハハハ。

2/3が過ぎたあたりから15分ぐらい、犯人にたどり着く糸口を見つけるところから
解決までのプロセス(ここはぜひ語尾上げで)、決着の付け方(同じく)…に至るまでが、
いくら映画でもひどすぎないかと思ってしまいます。
すでに見た人、これから見る人はぜひ報告してくれませんか。眉間に縦を寄せた
室井管理官が電話を手にして言う「バナナだ」の一言にあなたは笑ったかどうかを。
ちなみに、私が見た日の場内ではあまり笑いは起きていませんでした。
笑わなかったわけは、たぶん私とは違うでしょうけどね。ハハハ。

「踊る…」信者でない人には難しいのかもしれません。
つまり、小さなことについては目をつぶり、ひたすら楽しむ、そして別れを惜しむ、
そういう気持ちで見ないとついて行けない映画です。興行成績はいいようだし、
15年間、このシリーズを愛し続けた人たちは楽しんだようですから、これ以上、
とやかく言うのはヤボというものでしょう。

「組織の中の人間は書類によって生きてるんです」
小栗旬のセリフです。思わずうなずきました。官僚の世界の話として、ですが。

「SMAPxSMAP」で深津絵里が「映画としてはファイナルですよね」と意味深な
言い方をしていたほか、キャストがいろいろな機会に“煙幕”を張っています。
まあ、常識的にはこれで終わりでしょうが、この世界の常識ほど当てにならない
ものはありません。野田首相の「近いうちに」と同じぐらい。ハハハ。

でも、もうやめた方がいいですね。全部見ましたが、“わたし的”によかったのは、
結局、スピンオフの「交渉人 真下正義」、「容疑者 室井慎次」の2本です。
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10年ほど前に“青島コート”を通販で買ったことがあります。
画面で見ていたグリーンがいい感じだったからです。届いたとき、箱を開けながら
わくわくしました。
色は“まずまず”でしたが、品のない金色のジッパーを見てがっかりしました。
数回 着ただけで、“処分”しました。私の美的センスが耐えられなかったのです。
青島が着てるコートのジッパーは“シルバー”じゃねえか!…なんてな。ハハハ。

95 最強のふたり 大金持ちの白人に仕える貧しい黒人青年 あと味のいい作品
80 踊る大捜査線 「踊る…」ファンには“普通”でも突っ込みどころは満載
85 デンジャラス・ラン D・ワシントンありきの作品 迫力はあるけどね
80 フェイシング・アリ グラブをまじえたボクサーたちが語るアリの肖像
by toruiwa2010 | 2012-09-19 07:56 | 映画が好き | Comments(4)
Commented by ポセイドン at 2012-09-19 20:49 x
アリの映画、見に行けていません。
点数が低いのは、ドキュメンタリーだからでしょうか?
Commented by toruiwa2010 at 2012-09-19 20:57
ポセイドンさん、こんばんは。

私の評価は、ほかの人にくらべると
平均で5点ぐらい高いはずです。
80点は「料金分は楽しめた」という評価です。
私んの場合シニアなんで1000円ですが。ハハハ。

話しの部分がながく、試合のシーンは雑になってました。
Commented by 老・ましゃこ at 2012-09-23 10:17 x
今回の「踊る…」は展開がややこしくて?「バナナだ」はさっと流してしまって…。
面白がる感じじゃなかったようです、笑い声も起きませんでした。
それよりもバスの突入に度肝を抜かれてしまいました!
あんなのあり~?って感じでした(^^)
エンドロールを最後まで見て立ち上がる人が多くて、
何人かは涙を拭いながら劇場を出て行かれました。
実は私もその一人で…フフフ。
これは、もう!踊る信者でしょうか…なんちゃって。
エンドロールにTVシリーズの場面が映って、あれは凄く面白かったなぁと、改めて思いました。
TVの「踊る…」は、“いかりや和久”さんの演技をはじめとして
いい間合いと味があって、どの回も面白く楽しめました。
なれるものなら裏方の一人になって、カット!の声がかかった後にみんなで爆笑したかったです…なんちゃって。
以上、踊る信者レポート(@@)でした…フフフ(^^)
Commented by toruiwa2010 at 2012-09-23 10:40
老・ましゃこサン、こんにちは。

泣けた・・・うらやましい。
だって、料金分楽しめたわけですから。ハハハ。

旧作ドラマを見てつくずく思うのは、劇場版になると
いろいろ仕掛けを考え、派手にしなければいけないと
考えてしまうのだろうな、ということです。
紅白になると、後手後手飾り立てた、金だけかかって
センスの悪い衣装を着る歌手に似ています。ハハハ。
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