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岩佐徹のOFF-MIKE

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政治家も作家も言葉が軽い~安倍・野田・橋下&佐野眞一~12/11/27

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政治家の言葉の軽さ

11/22のツイート

「自民党のマニフェストを貫いているのは
“できることしか書かない”ということだ」と安倍総裁。
あのねえ、安倍ちゃん、この際 風呂敷はあまり広げない
方がいいよ。勝てそうだからって気分が高揚してるんだ
ろうけど今は謙虚であることが求められると思うぞ。
危ねえなあ。

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このツイートを書き込んだとき、かすかに心配だった。
若い人に「(大)風呂敷を広げる」の意味が伝わるかどうかについて。ハハハ。
40年近く前のことが頭にあったからだ。

その日、フジテレビのアナウンサー室で50歳を過ぎた室長が弁当を食べていた。
近くのソファセットで新聞を広げていた入社2年目の女性アナが急に笑い出した。
「キャハハ。小間物屋を広げた、ですって」
とたんに、食事中だった普段は温和な室長が血相を変えて激怒した。
「お前は人が食事中になんてことを言うんだ!」
当時でもそうだったのだから、今、激怒の理由が分かる若い人はごく少ないだろう。

…それはともかく、政治家の発言が軽くなったものだ。“言った者勝ち”状態だ。
民主党があれだけ立派なマニフェストを掲げて政権交代を実現したのに、“約束”で
守られたものは少なかった。選挙戦の中で言われることには嘘が多いのだとあれで
よく分かった。「できることしか書かない」というが誰が信じるものか。ハハハ。

安倍だけじゃない、野田も石原も橋下も勇ましいことを言っている。
人の発言の揚げ足を取っているだけだし、乱暴な話も多い。

「二世、三世…ルパンじゃない!」野田
「最後はじゃんけんで決めてもいい」橋下
「憲法を改正して国防軍…」安倍
「日本は核武装すべきだ」石原


どれも、前後の脈絡やニュアンスを無視して独り歩きを始めている。こわい。
しかし、政治家だったら、そのことは予期し、覚悟して話さなければいけない。
北風が吹く中の選挙戦だ。物言えば、くちびる寒し…。ハハハ。


ますます腹立つわあ

週刊朝日の“橋下市長攻撃”は雑誌側の完全敗北だった。
それはまた、物書きとしての佐野眞一が負けたことも意味していたと思う。

先週号の週刊朝日は10ページを割いてお詫びと朝日新聞社の第三者機関である
報道と人権委員会の見解などを掲載していた。
その最後に佐野氏のコメント全文が載っている。

初回で打ち切りになったことで、現在の政治的停滞状況と言論の
置かれた危機的状況を橋下徹氏を通じて描きたいという自分の
真意が読者に伝えられなかったことが残念。

人物評伝を書くとき、生まれ育った環境や文化的歴史的な背景を
取材して書かなくてはその人物を等身大に描くことはできない。
まして、公人の場合、家族の歴史をさかのぼって取材することは
自分に課した信念だ。

取材で得たことをすべて書くわけではないが、取材の自由は
保障されるべきで、それが許されなければまさに、言論と表現の
自由の危機だ。

しかし、ハシシタというタイトルが橋下氏の出自と人格を安易に
結びつける印象を与えてしまい、関係各位に迷惑をかけた。
人権や差別に対する配慮が足りなかったという報道と人権委員会の
指摘は真摯に受け止める。また、記述や表現に慎重さを欠いた点は
認めざるを得ない。

私の至らなかった最大の点は、差別に苦しんでいる人々に寄り添う
深い思いと配慮を欠いたことだ。

原文通りではないが、文意は変えていないつもりだ。
読むと、矛盾に満ちていることが分かる。
最初から分かりにくい。
“現在の政治的停滞状況と言論の置かれた危機的状況”と橋下徹とどこでどう
つながるのか?橋下の危なっかしい言動を考えれば“政治の危機と橋下”なら
分からないでもないが。ハハハ。

“信念”はいい。間違ってないし。
ただし、取材の制限があったような言い方は間違っている。
単に、信頼に足る取材対象の選択に失敗しただけじゃないか。
さらに、タイトルを“ハシシタ”としたのは“本意”のはずだ。
意図的だったはずだ。
激しい言葉を使うことで関心を呼ぼうとしたのに、今になって本意でなかった
ような言い方をするなどチャンチャラおかしい。なら、本意は何だったんだ。
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“ハシシタ”を持ち出した時点で佐野&週刊朝日が橋下徹をどう見ていたかが
露骨になっていたのだ。出発点が間違っている。その意味では、佐野眞一が
人物評伝を書くとき“信念”とすべきは「先入観を持たない」なのさ。

最後の2点はすでに触れたので割愛する。
作家としてはしばらく休筆するぐらいの反省が必要だ。
私でさえ、それこそ“不本意ながら”多くのリーガ・ファンに不快な思いを
させたときにはブログの更新を休んだ。
…比較にはならんが。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2012-11-27 09:30 | 岩佐徹的考察 | Comments(10)
Commented by S_NISHIKAWA at 2012-11-27 10:35 x
恥ずかしながら、「小間物屋を広げる」は、今まで知りませんでした。
また1つ勉強させていただきました。ありがとうございます。
Commented by toruiwa2010 at 2012-11-27 10:43
S_NISHIKAWAさん、こんにちは。

あなたが知らなかった・・・ということは
知っている年齢層のラインをだいぶ上に
修正しないといけませんね。
Commented by H.N. at 2012-11-27 12:03 x
岩佐さんこんにちわ。

前と何にも変わってない安倍が総理になるのは本当に勘弁して欲しいです。言ってることも本当に薄っぺらい。民主党批判の時のみ饒舌になるけど何がしたいのか全くわからない。

国防軍ですか…。また唐突に。
何故国防軍にする必要があるのか説得力ある説明をせずに、国民はおろか公明党に対しても急に発表する交渉力、実行力のなさ。この人見ていて政治家としての資質を全く感じないです。大嫌いです。
Commented by toruiwa2010 at 2012-11-27 12:14
H.N.さん、こんにちは。

ご意見として承っておきます。
ちなみに、私、昨日安倍の特別補佐官として
アメリカ大統領に会う…夢を見ました。
まだ、野党なので扱いが悪かったです。
ハハハ。

別に、応援しているわけではありません。
でも、野田も同じか安倍以下だと思ってます。
本人は党首討論で勝ったと思ってるようですが。
ハハハ。
Commented by H.N. at 2012-11-27 13:50 x
それは変な夢ですねー。笑

しかし野田さんも二世、三世ルパンじゃない!とかどうでもいいですね。世襲でも実力があれば構わないわけですし、自らの党の失政を棚に上げて何が言いたいのって感じですね。

日本の政治、どうしてこんなことになってしまってるんでしょうか。岩佐さんから見てどこでどうおかしくなったと思われますか?
Commented by ポセイドン at 2012-11-27 17:32 x
石原は間もなく寿命だろうから、安倍はいつも守ってもらえるお坊ちゃんだから、あのような蛮勇発言を繰り返すのでしょうか。
巻き込まれる身にとっては、冗談では済まされません。
責任をとる気もないのに余計な火種を投げ込むような輩は、何もせずに座っているような議員にも劣ります。
Commented by toruiwa2010 at 2012-11-27 22:42
ポセイドンサンこんばんは。

いえ、私は何もしないやつの方が
許せません。人それぞれ。ハハハ。
Commented by BBB at 2012-11-28 13:38 x
岩佐さんこんにちわ。

政治家の質が落ちているとしたら国民の質も落ちているのではないかと。
モンスターペアレンツだの生活保護の不正受給だのネット上のバッシングだのと
一部とは思いますが国民側の質も結構酷いものだと思います。
そんな私たちに媚びた政治はやっぱり駄目なんじゃないかと。
政治家側は厳しい事も正直に言い、国民側は現実を踏まえて大人の判断をする、
そうじゃないと政治の質の向上って難しいのでは。
Commented by toruiwa2010 at 2012-11-28 15:53
BBBさん、こんにちは。

私自身も、偉そうなことを書いていますが、
政治とのかかわりは「面白い」と思った
ときだけですから、恥ずかしいです。
Commented by BBB at 2012-11-28 16:22 x
岩佐さん、ご返事ありがとうございます。
私自身、酷い国民の一人ですし、立派な事なんてとても言えません。
最近は政治のニュースが流れると不快になる事が多いのでチャンネルを変える事が
多い位で(苦笑)
ただ今回の選挙は雰囲気に流されず、日本の将来を考えて投票しなきゃ不味いな
とは感じます。なので嫌でも政治に関するニュースを見なければ・・・
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