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岩佐徹のOFF-MIKE

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胸にひびいたオバマの言葉~コネチカット州・銃乱射事件を受けて~ 12/12/15

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12/15のツイート

アメリカの小学校で銃の乱射事件…26人が死亡。
「彼らの行く手にはたくさんの人生が待っていた。
誕生日、卒業、結婚、彼ら自身の子供たち…」。
オバマ大統領のコメントだ。
言葉だけではどうにもならないが、分かりやすく、
血が通っている。少なくとも「福島の復興なくして
日本の復興なし」よりは。


病めるアメリカ…そんなことを言った時代があった。
貧富の格差、ドラッグ、そして銃。病気はまだ続いている。
「これでもアメリカ社会は銃の規制に向かうことはないのか」と思ってしまう。
アメリカの人々も慣れるということはないだろう。そんな人々に大統領の言葉は
響くものがあったに違いない。

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事件発生後に大統領は記者会見でこう語った。貧しい英語力で訳してみた。

過去数年、我々はあまりにも多くのこのような悲劇に耐えてきた。
ニュースに接するたび、私の反応は大統領としてではなく、みなさんと同じように
一人の親としてのものだった。今日は特にそうだ。
アメリカで私と同じ大きな悲しみを覚えない親はいないはずだ。

今日亡くなった人の大多数は子供たち、5歳から10歳の素晴らしい幼子たちだ。
彼らの行く手にはたくさんの人生が待っていた。
誕生日、卒業、結婚、彼ら自身の子供たち…

(ため息)

教師の方々もいた。我々の子供たちの夢の実現に人生を捧げてくれた人たちだ。
今日、我々は 子供たちの両親、祖父母、兄弟姉妹や犠牲になった大人の家族を思い
悲嘆にくれている。
難を免れた子供たちのご両親に対しても同じだ。子供たちを家に迎え入れても、
彼らの無邪気さはあまりにも早く奪われてしまったのだから。傷を癒す言葉はない。

これまで、我々は国家としてこの悲劇をあまりにも多く経験してきた。
ニュータウンの小学校であったり、オレゴンのショッピングモールであったり、
あるいはウイスコンシンの寺院やオーロラの映画館、シカゴの街角だった。
これらの地域は我々の地域であり、子供たちは我々の子供たちだ。
我々はこれ以上このような悲劇を起こさないための意味ある行動を起こすために
団結しなければならない。政治がどうあれ。

今夜、ミシェルと私はアメリカ中の親たちと同じことをする。我々の子供たちを
いつもより少し強めにハグして愛しているよと伝える。
コネチカットには、今夜 それができないご両親たちがいる。彼らには我々が必要だ。

犠牲者たちに神のご加護がありますように、そして聖書の言葉が悲しみに暮れる
人々を癒し、その傷口に包帯が巻かれんことを。


…用意された声明を読み終えるとオバマは質問を受けずに会見室をあとにした。

スピーチライターが書いたものだろうが、ときににじむ涙をぬぐいながらゆっくり
間をとり、深く息をつき、時間をかけて読んだ声明は“大統領の言葉”として
国民の胸に届いたと思う。
どんな達人が書いた文章でも 読む人間から血が通った“温かさ”がなければ
そうはならない。

困難に直面したとき人の心はもろくなる。わずかな言葉でも癒しになるものだが、
3.11のとき、菅直人が何を語ったか…残念ながら記憶に残っていない。
by toruiwa2010 | 2012-12-15 15:10 | 岩佐徹的考察 | Comments(3)
Commented by shin555 at 2012-12-15 17:05 x
ありがとうございました。
読む人間に温かさ、大事なことですね。
Commented by スノゥリリィ at 2012-12-16 16:27 x
またしても、という事が起きてしまいましたね。
涙が出ましたが、ライターが書いたであろうものですか。
でも普通はこんな時に、スラスラと悼みの言葉は出て来ないですしね。

日本の政治家の言葉は…失言しか記憶にありません(笑)
Commented by toruiwa2010 at 2012-12-16 17:24
スノゥリリィサン、ライターが書いたものだと思います。

たとえ、演出があったにしても、そこにいたのは
大統領ではなく、バラク・オバマというひとりの
父親だったと思わせたところがすごいと思いませ。
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