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岩佐徹のOFF-MIKE

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美しきアスリートたち~見逃したくない一瞬~ 13/05/02

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04/28のツイート

NYYvsTOR:ウエルズのタイムリーでホームインしたカノー …
3塁を回る時の姿が美しかったね。一流アスリートは何気ない
動きに一般人が作れないフォルムを見せる。
それが世界レベルのスポーツを見る醍醐味だ。

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「飛んで来るゴロをどう捕ってどう送球したら
お客さんが喜ぶかを学生時代から考えていました」
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1981年、ヤンキースvsドジャースのワールド・シリーズでごコンビを組んだとき、
長嶋茂雄さんから直接聞いた。常に“魅せる”ことを考えている人だった。
三遊間のゴロが最高の見せ場だった。飛び出してショート前でカットして捕ると、
流れるような動きで1塁にボールを送る。勢いのまま、走り続けながらのフォロー
スルーではボールを放した右手の指先が伸びて、それをひらひらさせていた。
スタンドはどっと沸くのだが、トンビに油揚げをさらわれたカラスのように、先輩・
ショートの広岡は納得がいかない顔をしていたものだ。ハハハ。

スポーツは人間が生身の体一つ、あるいは器具を使って速さ、強さ、美しさを競う。
生やテレビで競技を見るとき、当然、勝ち負けやプレーに注目するが、その中で
選手たちが見せる一瞬の動きの美しさに目を奪われることがある。
特に、オリンピックやワールドカップなど世界レベルのスポーツを見ているときは
目を皿のようにしていないと見落としてしまうことがある。
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マイケル・ジョーダンがドリブルで相手をかわし、バネのある体を大きく弾ませて
リングの真上からボールを叩きこむダンク、10万の観衆の目が自分一人に注がれて
いることを十分に意識したイシンバエワが流れるような助走から、体をたわませて
バーを越えていく棒高跳び、ヘビー級の常識を超えた速いステップからキレのいい
パンチを繰り出して相手をダウンに追い込んだモハメド・アリ、脚にまとわりつく
ボールを自在に操りながらディフェンダーをかわしていくメッシ、ダイナミックな
フォームでコーナーを曲がり、さらに加速してゴールに向かう200㍍のボルト…

ヤンキースのセカンド、カノーの運動能力のすごさにはしばしばうならされる。
専門的なことはよく分からないが、自然体のスタンスから、最短距離でボールを
とらえているように見えるバットの軌道、そのスウィング・スピード、ランニング・
フォーム、守備では、捕球からボールを取り出して送球に移るまでの無駄のない
動きなど、見ていてほれぼれする。
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カノーに限らず、メジャーを見始めてから多くの選手の“ワールド・クラス”の
プレーに何度もしびれた。
個人的には“The stretch(まっすぐ伸びたもの)”と呼ばれたヤンキースのサード、
グレッグ・ネトルズのどこまでも華麗な守備は忘れられない。三遊間や三塁線への
打球に飛びつくときのピーンと延びた体の線は“セクシー”だった。
本拠地での1回表、名前を告げる場内アナウンスとともに軽やかな前方宙返りを
しながらショートの守備位置に向かったカージナルスのオジー・スミスは不可能と
思える打球にもなんなく追いついて打者を嘆かせた。
世界最小(?)のグラブを使っていたレッズのセカンド、トム・モーガンだったが、
必ず、そのグラブの真芯でボールをキャッチした。

…1970-80年代のメジャーには守備の名手が多くて打球が飛ぶのが楽しみだった。
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イチローは守備の名手としてもアメリカのファンの記憶に残るだろう。
スライディング・キャッチも見事、フェンスを越えている打球をつかみ捕る技術も
完成されていて鮮やかだ。1塁から3塁、2塁からホームへ走る選手を刺す送球の
速さと正確さはメジャーの歴史の中でも一級品だ。

この写真は数年前の球宴を見ているときに「美しい」と感心したイチローだ。
センター寄りのフライを最後はジャンピング・キャッチした。彼のレベルだったら、
捕球そのものは大したことではない。勢いがついてなおも走り続けながら、バック
ハンドでボールをスタンドに投げ入れたところがイチローの真骨頂だ。
流れるような体の線が美しかった。
異論はあるだろうが、この年 最高のファインプレーだったと思っている。ハハハ。

この4連休は更新を休みます。
by toruiwa2010 | 2013-05-02 09:10 | スポーツ全般 | Comments(6)
Commented by shin555 at 2013-05-02 11:02 x
まさしく同感、ハゲ同ですね!
どの写真も惚れ惚れするものばかりです。
いつ飛び出すかわからない、この瞬間を見たいがためにスポーツ中継を見ています♪
連休前にいいモノを見せていただきました(^-^)
Commented by toruiwa2010 at 2013-05-02 12:25
shin555さん、こんにちは。
カノーは今日もHRを打ち、
いいプレーをみせたいました。
Commented by デルボンバー at 2013-05-02 21:21 x
1978年のWシリーズだったと思いますが、シリーズの流れを変えたとまで言われたネトルスの超ファインプレイがありましたよね?ドジャースのラソーダ監督が、「自分が見た三塁手の最高のプレー」とまで言ったとか…。彼は打撃も良かったですよね。
良い連休を…。
Commented by toruiwa2010 at 2013-05-02 21:46
デルボンバーさん、こんばんは。

ドジャース2連勝のあとの第3戦でした。
彼の再三のファインプレーでヤンキースが勝ちました。
翌日のLAタイムズの見出しは
翌日のロスの新聞の見出し。
”The series score is really Dodgers 2, Nettles 1”

これで、シリーズはドジャースの2勝、ネトルズの1勝・・・。
私の大好きな話の一つです。ハハハ。
Commented by 一夫 at 2013-06-19 17:45 x
ネトルズ、懐かしいですね。ファインプレーの写真を憶えています。岩佐さんのブログには昔のメジャーの選手が出てきますね。レジー・ジャクソンの記事も良かったです。
広岡さんの性格の歪みはミスターの影響ですかね。
Commented by toruiwa2010 at 2013-06-19 18:18
一夫サン、こんばんは。

昔の話が多いのは今をあまり知らないからです。
ハハハ。
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