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岩佐徹のOFF-MIKE

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The Fabulous Three~岩隈・ダルビッシュ・黒田で18勝~05/20

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7点貰ってマウンドへ(SEA 12-2 NYY)

05/16のツイート

日本人3投手が3日連続で登板。まず最も安定している岩隈だ。
最近の岩隈で目立つのは奪三振数だ。25回で33三振を奪っている。
登板のたびに自信が増しているように見える。
4試合連続4-0のイチローにも注目する。


去年の岩隈は.先発に回ってからも三振を取るより打たせてアウトを重ねていく
タイプのピッチャーでした。それが、ここ数試合はたくさんの三振を奪っています。
何がどう変わったのかは専門家じゃないので、分かりません。25回で33三振は
ダルビッシュもビックリでしょう。ハハハ。
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この試合はその辺に注目して見ようと思っていましたが、マウンドに上がる前に
味方が7点も取ってくれました。こうなると、投げ方が変わってきます。
別に下や横から投げるわけじゃありません。0-0ならいろいろ考えながら投球を
組み立てていくところですが、この状況ならとにかくストライクを投げて相手に
打たせることが最優先になりますね。フォアボールなどもってのほかです。

この試合で2本のソロHRを打たれました。まったく関係ありません。
ヒットやフォアボールで走者をためるのはいけませんが、打たせているのですから、
いつもよりコントロールが甘くなるのは仕方がありません。岩隈はやるべきことを
きちんとやったのです。

7回でマウンドを降りました。89球でしたから球数的にはもっと投げられました。
しかし、12-2という点差を考えたら、交代は当然でしょう。
やや“ごっつぁん”的な勝利ですが、6勝目を9試合で8回目のQS(クオリティ・
スタート)で飾りました。あっぱれです。

余談ですが、この日のツイート中にフジテレビで大リーグ中継を見ていたという
人から“話しかけ”られました。私が日本で初の本格的なメジャーリーグ実況を
していたのは1978~81年の4年間です。地味なアナウンサーでしたからテレビで
見たことを記憶している人はかなり貴重な存在です。ハハハ。


Dream Duelじゃなかったね(TEX 10-4 DET)

06/17のツイート

ダルビッシュ登板。6勝1敗 2.73ERAは上々。
今日もキャッチャーはソトだ。あんまり首を振るなよ。
壊れた扇風機みたいに。w。
相手は勝ち星こそ上がっていないがMLB屈指の好投手、
バーランダーだ。楽しみだね。

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バーランダーとの投げ合いを制してハーラー・ダービーのトップに並ぶ7勝目を
挙げました。地元紙が“夢の対決”と煽ったほどの内容じゃなかったですけどね。
ハハハ。

8回まで投げたのは“ニア・パーフェクト”以来6週間ぶりです。6回が終わって、
104球でした。10-4とリードした試合ですから、交代だろうなと思い、スコア・
ブックを閉じてリハビリに出かける準備に入っていました。

ところが、ダルビッシュは7回のマウンドにいました。おやおやと思いながら
見ていると、この回は11球で三者凡退に切り抜けました。115球です。
間違いなく、これで終わりと着替えを済ませてリビングに戻ると、ダルビッシュが
ベンチを出る映像が目に入りました!
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7回を終わったところで監督・コーチと話していましたし、マダックス・コーチは
ブルペンに電話をしていました。投球数と考え合わせたら、誰だって当然交代だと
思いますよね。あとで知ったのですが、レンジャーズは前夜、オークランドでの
ナイトゲームを終えたあとそのままテキサスに向かい、朝早くに着いたらしいです。
10日間のロードのあとですから全員が“帰心矢の如し”だったのでしょう。ハハハ。

そんな状況の中ですから「ブルペンを休ませられてよかった」とのダルビッシュの
言葉から、彼が「もう1回、行きましょう」と申し出たことが想像できます。
ただし、130球は投げすぎです。あとでツケが回ってこなければいいですね。

それにしても、彼が登板する日は打線が活発です。
ダルビッシュが先発した9試合、レンジャーズの得点合計は65点!
1イニングに6点以上取ること5回!
投球のリズムが打者に影響しているとする説もありますが、めぐり合わせでしょう。
遠慮は無用です。ツキを味方にどんどん、勝ち星を積み上げるべし。いつか、悪い
めぐり合わせになることもあるんだから。ハハハ。

試合後、「マルチネスとの対戦が楽しかった」という主旨の発言をしていると知って、
よかったなあと思いました。3回にホームランと犠牲フライで2点を失い、なおも
1死満塁のピンチで打席にマルチネスを迎えた場面です。
結果はセンター・フライでさらに1点を追加されたのですが、かなり苦労しました。
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あらゆる球種をミックスして勝負を挑んだものの、1球目、空振りのあと、ボール
一つを挟んで七つのファウルで粘られました。1球、1球にスリルがありました。
ダルビッシュはさらに高いレベルでの勝負がしたくてアメリカに行った男ですから、
こういう場面にはしびれるのでしょう。七つ目のファウルのときの二人の表情が
その“醍醐味”を物語っていました。

「なかなか、やるなあ」or「今のは打ちそこなったんだぜ」とマルチネス。
「もう一つ近めに投げるべきだったか」or「次は仕留めるぜ」とダルビッシュ。

この日もソトとのコンビでしたが、あまり首を振るケースは多くなかったようです。
ただし、130球目、最後の1球にダルビッシュ“らしさ”が顔を出していました。
サインの交換に15秒ほどかかっていました。最後に、明らかに不満げな表情で
視線を外して外野方向を向いていました。サインが気に入らなかったのでしょう。
6点リードした8回のマウンド、2死走者なし、打者を1-2と追い込んでいました。
常識的には、それほど“こだわる”理由はなさそうな場面です。
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しかし、ダルビッシュにはこだわる理由があったのでしょう。
考えられるのは、打者がマルチネスだったことです。この打席でも0-2から三つの
ファウルを打たれていました。「今度こそ、きっちり打ち取っておかなきゃ」と
思った可能性はあります。だからこそ、“投げたい球種”にこだわったのでしょう。

長く野球を見ていますが、キャッチャーのサインにあれほど露骨な拒否反応を示す
ピッチャーは記憶の中にありません。
「そう、カッカするな」と右手を上から下に抑え込むようなジェスチャーを見せ、
最後は、両手を合わせるようにしてソトがサインを出しなおしました。
投げたのは154キロのストレートで、結果はレフトフライでした。

あれだけ呼吸が合わないのなら、2人で、あるいはコーチを入れて3人でしっかり
話し合いをすべきです。テレビを見ている限り、ダルビッシュはキャッチャーに
対するリスペクトが足りません。日本ではそれで通ったのでしょうが、メジャーで
そのままやっていけるとは思いません。「それじゃ、お前の好きなようにやれよ」と
キャッチャーを敵に回したら損をするのは自分なんだぜ。

以上、誰も言わないので書かせてもらいました。賛成はしてもらえないでしょうが。
ハハハ。


抜群の安定感(NYY 5-0 TOR)

06/18のツイート

ヤンキースタジアムで黒田が先発。
5-2 2.31といいスタートを切った。しかもNYでは14-7で
目下3連勝中。もっとも優勝候補だったTORは4連勝と真価を
発揮し始めている。
4試合の打率は.340で36点を叩き出している。要警戒だ。


しかも、相手の先発はヤンキース戦、1勝9敗、防御率6.19のバーリーでした。
いいデータが揃っているときほど気をつけなければいけません。
試合前に考えたのは、2日前のマリナーズは岩隈が1回裏のマウンドに上がる前に
7点を先取していたこと、前日のレンジャーズはダルビッシュが投げている間に
10点を叩き出していたこと…当然、知っている黒田がどう思っているかでした。
ハハハ。
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人間ですから、うらやましかったはずです。
チームは2連敗中だし、まだ、ジーター、ロドリゲス、テシェイラのいない打線…
「まあ、人は人、俺は俺だから、自分の仕事をやることにするか」と言い含めて
ダグアウトを出たかもしれません。まさかね。ハハハ。

課題は相変わらず“立ち上がり”です。1回さえ切り抜ければ、あとはスイスイと
投げていくのが黒田です。数字が裏付けています。
この試合までの8回の登板では1回に7点を失っていました。
しかし、2回以後は42回でわずか5失点、防御率にすると1.07です。

…いきなり、先頭打者に2ベースを打たれたときは素直に1点献上を覚悟しました。
“慣れ”というのは恐ろしいものですね。いつものことですから、そのたびに気を
もんでいたら体が持ちません。ハハハ。
しかし、この日の黒田はがんばりました。2者連続三振のあと痛烈なライナーを
とっさに出したグラブに収めて無失点でした。打球がグラブの側に飛んできたのは
“ツキ”だったかもしれません。黒田のことですから、右手側でも、思わず手を
出していた可能性がありますからね。

これで、去年の途中から17試合連続で公式戦では1回を三者凡退に退けていない
ことを覚えておきましょう。

この日のキャッチャーは初めて組んだ若いロマインでした。メジャーでの経験が
16試合しかない“ルーキー”です。苦労すると思いましたが、呼吸は合っている
ように見えましたね。ほとんど出されるサイン通りに投げていました。いかにも
黒田らしいと思いました。ダルビッシュは見てなかっただろうなあ。ハハハ。

安定したピッチングが続きました。
1回先頭の2ベース以後、7回1死後のヒットまで、出した走者は、3回1死から
フォアボールの川崎だけでした。0-1とリードされたトロントにとっては貴重な
ランナーでした。集中力を乱そうと考えたのか、川崎は大きなリードをとります。

こら、川崎、ちょろちょろするんじゃない!

そう呟いた直後、絶妙の牽制球に刺されました。

言ってるじゃないか。I said so.

スプリッターで空振り三振に仕留めた気分でした。ハハハ。

黒田は8回まで投げて危なげない6勝目を挙げました。7試合連続のQSです。

日本人3人の見事なピッチングが続きます。合わせて18勝はすごいです。
そろそろ、誰かが“Fabulous Three”(あるいはFabThree=素晴らしい3人)と
呼んでもいいのですが、その気配gないので私が書いておきます。ハハハ。
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前日の試合で23打席ぶりにヒットを打ったイチローが、この日も2打席目まで
ノーヒットでしたが、7回に最高のテクニックを見せました。
無死2塁から3塁線にセーフティバントを鮮やかに決めたのです。
グラウンドに落ちた瞬間にセーフ間違いなしというパーフェクトなバントでした。
1、3塁とチャンスが広がって、この回、ヤンキースは勝利を確定的にする3点を
追加したのですが、イチローのバント・ヒットが果たした役割は大きいと思います。
アイディアだけでなく、“実行”が最高でした。あれだけ完璧なセーフティバントを
決められる選手はメジャー広しと言えどもそんなにはいないでしょう。
素直に脱帽です。

…ね、褒めるときは褒めるんですよ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-05-20 06:29 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
Commented by 赤ぽん at 2013-05-20 09:54 x
岩佐さん、こんにちは。

イチローの“パーフェクト・バント”、珍しく褒めておられますねw

冗談はともかく投手3人はいいですね!
黒田、岩隈ともに素晴らしい!岩隈はなにが彼を変えた?のか。
黒田は立ち上がり“だけ”は相変わらずですが、その後の安定した投球は
見事としか言いようがありません。

ダルビッシュとマルチネスの『対決』!!
記事中の写真の二人の“笑顔”が素晴らしいですね。何度観ても数年に一度の
「何度も観たい」場面の一つになりました。

おっしゃるように、キャッチャーを敵にまわしてもいいことはないですねぇw
Commented by toruiwa2010 at 2013-05-20 11:14
赤ぽんサン、こんにちは。

FabThreeについてはいずれ来るはずの
「反動」がこわいですけどね。
Commented by デルボンバー at 2013-05-20 12:33 x
謙遜されてますけども、70年代のフジの中継でメジャーニに興味を持った人間は無数にいるでしょうから、当然岩佐さんのこともみんな知ってますよ…〔ま、ほんとに謙遜されてるだけですよね?(笑)]その洗礼を受けた人間がここにもいますが…。
Commented by toruiwa2010 at 2013-05-20 12:40
デルボンバーさんもそうでしたか。

謙遜・・・もありますが、「知っている人は少ない」は
昔も今も、スポーツ・アナの知名度はあまり高くないからです。
年代的なこともありますから。

どっちにしても、こそばゆいです。ハハハ。
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