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岩佐徹のOFF-MIKE

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〇、×&勝ち負けなし~日本人3投手の明暗~ 13/06/04

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岩隈:10試合目のQS (SEA 3-0 MIN)

06/01のツイート

さて、岩隈が先発する。
5月は5試合に登板して3勝0敗だ。
4月最後の試合も含めた6試合を見ると2.63ERA、
40イニングで41三振を奪っている。
そう、去年に比べると彼の三振奪取率は
10~15%アップしているのではないか。

この日も岩隈は安定したピッチングを見せました。
序盤1~3回の3イニングスの出来がよくないのはメジャーのピッチャーの特徴です。
岩隈も、前回登板までの11試合の1~3回の防御率3.55は全体から見ると、あまり
よくありませんが、それでも、ダルビッシュの4.64、黒田の4.15とくらべれば、
悪くありません。
1回はわずか8球(ストライク7!)で三者凡退、2回は先頭打者を歩かせましたが、
次の打者を注文通り内野ゴロ併殺に仕留めるなど“らしい”投球で滑り出しました。
その後もランナーを出しても点は許しません。

助かったのは5回です。
2死1塁からこの日相性が悪かった9番のフロリモンにレフト線に打たれました。
1塁ランナーはホームまで走っていましたが、打球がスタンドに入ったため3塁に
戻されました。岩隈にツキがあったのです。

そのツキが6回の先制点を呼び込みました。いい“連鎖”です。
結局8回2アウトまで投げ、ランナーを1塁において打席に左の強打・モルノーを
迎えたところで交代しました。ランナーは出すけれど大きくは崩れないしぶとさを
発揮して6勝目を挙げました。

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7回2/3 98球(65-33) 7安打2四球5三振で失点ゼロでした。
三振はすべて3-6番から奪い、7安打のうち5本を7番と9番打者に打たれたのが
面白いところですね。

首脳陣にしてもファンにしても、今年の岩隈は頼もしく見えることでしょう。
先発に回って5,6試合、ピンチになったとき自信のなさそうな態度を見せていた
去年の岩隈は過去のものになりました。ランナーを出しても堂々としています。
76球以後の被安打率が極端に悪かったため6回ぐらいになるとそわそわしていた
ベンチも安心して見ています。今年は、25-50球、51-75球の被安打率とくらべて
76球以後の方がむしろはるかにいいのです。去年を1割以上、下回っています。

QSが10試合目でMLBをリードしています。それどころか6回を“2点”以下に
抑えた試合がこれで10試合になりました。6勝0敗、勝ち負けなしが4試合です。
いやあ、立派なもんだ。


ダルビッシュ、ツキがないね (TEX 3-1 KC)

06/03のツイート

ダルビッシュが12試合目の登板。中身を見ると、
最初の5試合は4勝1敗、1.65ERA。次の6試合は
3勝1敗で4.10 ERAだ。今日は中5日での登板になる。
チームのサイトに「中5日なら150球投げられる」と
語ったそうだが。w


150球…どころか、99球でマウンドを降りました。今年2番目に少ない投球数です。
アクシデントがあったようには見えませんから、監督の指示による交代でしょう。
試合後、「今までで一番駄々をこねた」と話した先月21日の交代が101球でした。
5,6,7回の投球内容に不安はなかったし、8回までは問題ないと見ていましたが、
監督やコーチには交代に踏み切る理由があったのでしょう。

勝負ごとに“れば・たら”は禁物ですが、2番手が2ベースと内野ゴロで失点し、
ダルビッシュは勝ち星を逃がしました。野球は、たった1球で勝ち投手になれる
こともあれば、99球投げて無失点でも勝てないときもあります。試合後の会見で
余計なことを言っていなければいいが、と思います。ハハハ。

2回に無死満塁、4回には無死1,2塁、2死2,3塁のピンチを切り抜けました。
1番・ゴードンを力のあるストレートで見逃しの三振に仕留めたときは、今日も
三振ショーになるかと思いましたが、結果は6三振にとどまりました。ボールに
ばらつきがあって、思うところに投げられていなかったようです。2回、4回の
ピンチも先頭打者を歩かせたことから始まっています。
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勝敗は付きませんでしたが、ダルビッシュもQSでした。今年9回目です。
これで勝てないのは“めぐり合わせ”でしょう。9試合目までは8.24の援護点を
貰っていましたが、最近3試合ではトータル5点しかありません。

3試合続けて勝ち星に見放されています。
1試合は“油断”から同点HRを浴びたものですが、あとの2試合は6回を1点、
7回を0点に抑えているのですから不運と言わざるを得ません。油断がなければ、
そして、援護が1点でもあれば3試合とも勝てました。思うようにはいきませんね。
ピッチングに大きな乱れはありませんから、いずれ続けて勝つ時期が来るでしょう。

いろいろ確認するためにビデオを再生してビックリしました。
2回無死満塁から7番・フランクールがセンターに浅いフライ…まさかと思った
3塁ランナーがスタートしてホームでタッチアウトになった場面です。
NHKの実況はイニング・リプレーのときにも「ジェントリーの好返球で…」と
描写していたのです。明らかに間違いですね。はっきり逸れていました。アウトに
なったのはキャッチャーのソトが巧みなスウィーピング・タッチをしたからです。
ソトに借りはありませんが、「褒められるべきはソトだ」と書いておきます。ハハハ。


黒田:相手が悪かった?(NYY 0-3 BOS 6回表途中コールド)

黒田がレッドソックス戦のマウンドに上がる。
今日は大変だ。相手の先発が7勝0敗、1.73ERAの
バックホルツだからね。もっとも黒田だって
ヤンキースタジアムでは4連勝中(0.90ERA)だから
負けてはいない。いい投げ合いを期待しよう。


バックホルツは今メジャーで最も輝いているピッチャーでしょう。しかし、プロは
「相手が悪かった」などとは口が裂けても言わないでしょう。見出しはファンの
気持ちを代弁したもので、黒田にしてみればむしろ「相手にとって不足なし」と
言いたいところでしょう。

結果は投げ負けました。勝負ですから仕方がありません。

“鬼門”の1回を三者凡退で切り抜けたのはいい兆候だったはずです。公式戦では
去年の8月以来、実に9か月、20試合ぶりの“快挙”でしたから。
そのまま、3回までまずまず無難に無失点で進みました。しかし、バックホルツは
それを上回る好調ぶりを見せヤンキース打線を寄せ付けませんでした。右鎖骨の
不具合で中10日での登板でしたが、まったく影響を感じませんでした。この故障、
娘さんを抱いているうちに眠ってしまったことによるものだと言われています。
なんだかなあ。ハハハ。

この日の黒田は、思わず「よっしゃ」と叫んでしまういいボールがあるかと思えば、
投げそこなってドキッとするような危ないコース&高さに行ってしまうボールが
“ない交ぜ”になっていました。
4回にペドロイアとオルティーズに連打された無死1,3塁から1点を失ったのは
仕方がないでしょう。しかし、悔やまれるのは続く5回に先頭のイグレシアスに
浴びた一発です。初球を“何気なく”投げてしまいました。まさか油断したとは
思いませんが、かなり甘く入りました。慎重に打者を料理する黒田にしては珍しく
不用意な一球でした。たぶん、試合後の談話の中に出てくるでしょう。
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珍しいと言えば、6回にオルティーズにホームランを打たれた場面もそうです。
丁寧に投げたつもりのボールですが、ちょうど伸び切ったオルティーズの腕が
捕らえるポイントに行ってしまいました。
何があっても粘り強く投げるのが身上の黒田ですが、このときは不用意というより、
何かが“切れて”いるように見えました。相手のバックホルツのピッチングを見て、
1点でも厳しいと思っていたのに、失投で2点目を失ったことで緊張感が保てなく
なったのかもしれません。去年から集中的に黒田を見ていますが、こんな状態の
彼を見たのは初めてです。

なおもヒット、外野フライで1死1塁のとき、雨による中断になりました。
中断が何分になるにせよ、再開後、黒田がマウンドに上がることはないだろうと
考えてスコアブックをしまい、リハビリに出かけました。スポーツマンシップには
反しますが、ヤンキースを応援するものとしては、長く中断して、バックホルツが
交代することを期待するしかないなあと思いつつ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-06-04 06:04 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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