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岩佐徹のOFF-MIKE

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黒田A+ ダルビッシュA イチローB+~2013 MLB通信簿中間報告~13/07/19

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A+ 黒田博樹(New York Yankees:通算6年目)
19試合 8勝6敗 防御率2.65  118回2/3 24四球・84三振 

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球宴前最後の登板で8勝目を挙げたのは彼にとって大きかったと思います。
長い中断をはさんだ雨の中の“粘投”に男・黒田の真骨頂を見ました。

トータルで見ると、毎シーズン、前年の成績を上回る結果を出してきました。
ケガを除けば、5月中旬までに6勝(2敗)をマークするなど今年も快調でしたが、
直後の試合で打球を脚に受けて降板したのをきっかけに勝ち星が止まりました。
6勝目までの9試合の防御率が1.99だったのにくらべ、そのあとの10試合では
3.30と落ちています。

それにしても、防御率3.30で2勝4敗は“割”が合いませんね。ハハハ。
4敗した試合は投球回数も少なく、失点も多かったですから仕方がないでしょうが、
ツイてないなあ、と思うのは勝ち負けがつかなかった試合です。
6回を3点以下に抑えることをQS(クォリティ・スタート)と読んで一定の評価を
与えますが、それを上回る、7回以上を2点以下に抑えた試合が9試合あります。

4勝は当然として、残り5試合は1敗プラス“勝敗なし”が4試合です。
彼が投げるとバットが湿る…何とかならんかと思いますが、こればかりは意図的な
ものではないので、不満を口にすることもできず、我慢するしかないですね。
そしてまた、黒田ほど“ガマン”が似合う男も珍しいですが。ハハハ。

課題だった1-3回の防御率で著しい改善が見られました。
10試合目までは27回1/3で12失点、防御率3.95と去年とほとんど同じでしたが、
以後の9試合は27回で6失点、防御率は2.00です。
黒田の場合、序盤を切り抜ければ勝利が見えてくるだけにこの改善は大きいですね。
リーグ2位で折り返した通算防御率2.65はそのおかげでしょう。

今年は18勝を期待しましたが、前半、あまりにも勝ち星が伸びなかったですし、
今シーズンの登板はあと13回ですからかなり厳しいです。
故障者が全員戻ってからの打線の爆発が楽しみですが、それも難しそうです。
それより、マウンド周辺に飛んでくる打球に手を伸ばすのをほどほどにしましょう。
ハハハ。


A ダルビッシュ有(Texas Rangers:2年目)
18試合 8勝4敗 防御率3.02 119回1/3 41四球・157三振

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環境にも慣れた2年目ですから、今年のダルビッシュは大きなことをしそうだとは
思っていましたが、いきなり“ニア・パーフェクト”のピッチングを見せたときは
興奮しつつビックリしました。“unhittable”(とても打てん)と言う印象でした。
しかし、振り返ると、前半のピークがあの試合だったとも言えそうです。
球宴前、18試合に先発しました。前半9試合と後半の9試合をくらべると…

60回2/3 7勝1敗 防御率 2.97 22四球・86三振 7HR 
58回2/3 1勝3敗 防御率 3.08 22四球・71三振 8HR


投球回数をはじめ、防御率、フォアボールや被ホーマーなどほとんど差がないのに、
後半はさっぱり勝てなくなりました。
三振の数が大幅に減ったのが目につきます。被安打率も.175から.213へとかなり
悪くなっています。最後の数試合は明らかに“疲労”の影を感じさせました。
ただ、後半の防御率3.08で1勝3敗は黒田以上にバランスが悪すぎます。ハハハ。

すさまじかったのは、前半のTEX打線の援護でした。
4月中旬からの1ヶ月を見ると…

4/19 vs SEA 1-0の5回裏、TEX 一気に6点
4/24 vs LAA 0-0の4回表、TEX 一気に9点
4/30 vs CHW 4-2から4∸4とされた6回裏、TEX 一気に6点
5/05 vs BOS 1-3から6回にTEX 2点 取って同点→勝ち負けなし
5/11 vsHOU 1-3から6回表、TEX 一気に6点
5/16 vsDET 1-3から3回裏、TEX 一気に7点


苦しい試合の中で打線が頑張ってくれたことが分かります。ここに出ている数字を
足しただけでもレンジャーズは6試合で44点 取っています。ものすごい破壊力。
リードされても、味方を信じて投げていれば、いずれ追いつき追い越してくれると
思って投げられるのはピッチャーにとって財産でしょう。
半分でいいから黒田に回してやりたいですね。ハハハ。

本人も球団も「大事を取っただけ」と言っていますが、最後の登板を回避したのは
見過ごせません。去年も終盤の肝心なところで2度先発を飛ばしています。あえて
言えば、レンジャーズがプレーオフ進出を逃がした一因でした。今年もAL西で
激しく首位争いをしているチームにとってダルビッシュの右腕は不可欠です。
くれぐれも、ケガをしないように気を付けてほしいです。

課題は立ち上がりです。
1回の防御率(4.97)が悪すぎます。1~25球の被安打率(.297)も同様です。
ここを改善できたら、打線の援護と合わせて、勝ち星は面白いように転がり込んで
来るはずです。んなわけはないか?ハハハ。

ファンは“A”という評価に納得しないでしょうが、20勝の可能性を秘めている
ダルビッシュだからこそ…だと思ってください。


B+ イチロー(Seattle Mariners→New York Yankees:通算13年目)
89試合 .283 (318-90) 6HR 25打点 出塁率.320

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マニアックなイチロー・ファンはもうこのブログを読んでいないとは思いますが、
もし読んでいたら血圧が上がったでしょうね。「なぜ、B+なんだ!」と。ハハハ。
待ってください。これが川崎や田中、中島だったら“A∸”だったでしょう。しかし、
相手は“ほかでもない”イチローなんですから…。

今年のイチローには大いに期待していたのです。
2012シーズンが幕を閉じたとき、彼の将来には不確かな要素が待っていました。
ヤンキースに残れるかどうか。再契約できるとしても、1年か2年か。その場合の
チーム内での役割がどうなるか…イチローにとっては初めての経験でした。
ファンにとっても本人にとっても幸いなことに再契約できました。それも2年。
優勝を狙える名門チームで開幕からプレーする喜びはきっと“格別”でしょうから、
その高揚感が彼を若返らせるのではないかと思いました。毎日張りつめた気持ちで
プレーするイチローが2010年までの輝きを取り戻しても不思議ではないと。

・・・たぶん、本人もかなり充実した気持ちでシーズンをスタートさせたことでしょう。
しかし、結果は、ファンや本人が求めていたほどではありませんでした。
ジーター、ロドリゲス、グランダーソン、テシェイラ、ユーキリスと、主力選手に
相次いでけが人が出たことでベンチの空気も変わりました。その点は不運でした。
「それじゃあ、俺が…」というタイプでもないですからね。

打率.283が偶然にも去年のトータルと同じだったように、すべての数字が去年と
ほぼ同じレベルです。球宴明けから、ヤンキース移籍後に見せた去年後半の活躍が
再現できる保証はありません。
シーズン前に期待したのは、1,2番を打つと想定して、.320、フォアボール50個、
出塁率.365でした。“再生”・イチローですから高すぎるとは思いませんでしたが、
どの数字もまったく届きませんでした。だから、“B+”なんです。

前後を打つ打者の質はマリナーズより上ですから増えると思ったフォアボールが
相変わらずです。いまも、ヒットで塁に出たいという気持ちは変わらないようです。
ボール・ゾーンの球に手を出す率が高すぎます。
3-2からのバウンドしそうなボール球に体勢を崩しながらバットを出してヒットを
打ったのをたまたま見ましたが、NHKの実況アナは「さすが」と言っていました。
解説者も「そうですねえ」と。

こんなことを言うのはいい加減にしませんかね。日本メディアは、ダルビッシュと
イチローのことになると手放しでほめます。それが、間違った認識を生むことなど
お構いなしに。おかげで、まともなことを書くと叩かれる私のような“被害者”が
生まれるのです。困ったチャンだこと。ハハハ。


藤川球児(Chicago Cubs:1年目)
12試合 1勝1敗1SV  12回 2四球・12三振


正直なところ、大魔神・佐々木主浩の大活躍を再現するのは難しいと思う。

“期待”のときにそう書きました。図らずも当たってしまいました。

4月中旬から1ヶ月休み、5月末以後、メジャーでの登板はありません。いすれも
右腕の故障によるものです。夢の舞台ということで張り切り過ぎたようです。
気持ちは分かるのですが、和田と言い藤川と言い、簡単に故障するケースが続くと、
あとにつづくピッチャーたちにメジャーが手を出しにくくなりますね。

彼のストレートとフォークがどこまで通用するかにも大いに関心があったのですが、
答えを知る前に“壊れて”しまいました。
まず、ケガを治すことを考えて焦らずにやってほしいです。

昨日と今日の記事中の数字には
写し間違いや計算違いがある
可能性があります。
そのつもりで読んでください。

by toruiwa2010 | 2013-07-19 09:21 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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