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岩佐徹のOFF-MIKE

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青木A-・松坂B-・黒田B+~MLB通信簿 2013 その1~10/18

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メジャー・リーグはワールド・シリーズ出場を目指して
ポスト・シーズンの戦いが続いています。
恒例の日本人選手についての通信簿をお届けします。
評価はS,A+,A,A-,B+,B,B-…の順です。

異論・反論はご自由に。ハハハ。



A- 青木宣親(Milwaukee Brewers:2年目)

151試合 .288(520-150) 出塁率.355 10HR 50打点 43四球・55三振
155試合 .286(597-171) 出塁率.356 8HR 37打点 55四球・40三振


メジャー1年目と2年目をくらべるとこうなる(上:2012、下:2013)。
打率、出塁率、ホームランなどはほとんど変わらない数字を残した。
長打率が大きく下がっているほか(.433→.370)、打点が減り、盗塁も減って(30→20)、
失敗が増えた(8→12)ことが目につく。
しかし、フォアボールが増えて三振が減ったのはいい傾向だ。
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手探りでスタートした去年にくらべて2年目の今年は初めからレギュラーだから
精神的にはゆとりをもって開幕を迎えたと思う。その点に大きく期待した。
途中で3週間ほど“1番”以外を打ったが、首脳陣の信頼は厚かったと思う。
出場試合数は4しか増えていないが、打席数を見ると去年より86も増えている。
その中で、全体として去年とほぼ変わらない数字を残したのは立派だ。
本当は去年と同じ“A”でもいいのだが、諸条件を考えたら打率3割、出塁率は.375、
40盗塁も可能だと“勝手に”期待していたのでその分を引かせてもらった。ハハハ。

“左へのヒット”が今シーズンの“テーマ”と聞いていたが、昨シーズンの27の
ほぼ倍の47本を打った。立派な成果だと思う。これを続けていった先に200安打、
3割が待っているのではないか。


B- 松坂大輔(Cleveland Indians:通算7年目)
7試合 3勝3敗 防御率 4.42

去年は松坂の登板を見るのがつらかったことを思い出す。今年の終盤にMLBに
昇格してからの3試合も惨めなKOシーンが続いて、さらに救いようがなかった。
しかし、がけっぷちに追い込まれたあとの最後の4試合ではいい投球を見せた。


3試合 12回1/3 15点 防御率10.95 7四球・12三振
4試合 26回1/3  4点 防御率 1.37 9四球・21三振


インディアンズでの昇格をあきらめてメッツを選んだのは正解だった。
エージェントの“ファインプレー”だったかもしれない。ほかのチームでは昇格の
チャンスがなかった可能性が大だし、たとえ、上がっても最初の3試合の内容を
考えたら、そこでリリースされただろう。チーム事情も後押ししたらしいが。
監督が日本野球に通じているコリンズだったことも味方した。あそこまでよくぞ
我慢してくれたと思う。どこにツキが転がっているかわからないものだ。ハハハ。
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勝てるようになると顔つきもシャープに見えたから不思議だ。体調もいいのだろう。
打球に飛びついたり、1塁ベースカバーに走ったりする動きも日本ではゴールド・
グラブの常連だったことを思い出させるものだった。現地アナも「まるでショート
みたいな身のこなしだ」と称賛していた。

2011年に受けた肘のトミー・ジョン手術はリハビリに時間がかかる。手術のあと
スピードが増す投手もいると聞いたが、松坂は145キロ前後どまりだった。
今の彼はカーブを中心とした変化球投手と呼ぶべきだろう。そのカーブについては、
現地のコメンテーターも「ダイスケ復活のカギだね」と言っていた。
確かに、今シーズンに限っては有効だったが、このままで来年も勝てるかとなると、
そう簡単ではないだろう。相手も研究して来るからあのカーブ中心の投球で上位の
チームをかわせるとは思えないのだ。球速を取り戻すことが急務ではないか。


B+ 黒田博樹(New York Yankees:通算6年目)

33試合 16勝11敗 219回2/3 防御率3.32 205安打(25HR) 51四球・167三振
32試合 11勝13敗 201回1/3 防御率3.31 191安打(20HR) 43四球・150三振


上が2012年、下が2013年の成績だ。投球回数との関係で考えたら、数字に大きな
変化はないが“勝敗数”は冷酷だ。
7月までは素晴らしい投球が続いていたから、球宴休みのとき、シーズン終了後の
評価が“B+”になることなど想像もしなかった。

8月の声を聞いたとたんに“急ブレーキ”がかかった。
ヤンキースを取材している記者の記事に“疲労”を意味する単語がちらほら見えた。
体格だけを見ればいかにも頑丈だし、“使い減り”しそうにないが、知らず知らず
疲れをため込んでいたのかもしれない。例年は球宴後の方がむしろ成績がいいのに
8月以後閉幕までの成績がひどく落ち込み、1勝7敗、防御率は5.41だった。
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開幕前の黒田への注文は“悪くても18勝して負けを1ケタに抑えること”だった。
守護神・リベラが打たれて逆転された試合もあるし、今年も、シーズンを通して
援護点に恵まれなかった。しかし、エース格のピッチャーとして11勝は寂しいし、
負け星が勝ち星を上回ってしまったことはまことに残念だ。

全登板をリアルタイムで見たから、この勝敗データが内容を表わしていないことは
十分 分かっているが、ポスト・シーズン出場を目指すチームの大事な時期に調子を
落としたのは言い訳ができない。B+の評価は妥当だと思う。

10/02のツイート

すでに今シーズンの仕事を終えている黒田が
NYポスト紙に聞かれて「来年のことはまったく
考えていない」と答えているね。
ま、この時期に「NYYと再契約するよ」とか
「XXXに行きたい」とか話すFAはいないわけだが。
ハハハ。


終盤の失速には驚いたが、それとは関係なく、一貫して 彼にとって今シーズンが
MLB最後になるのではないかと言ってきた。根拠はなく、カンに過ぎないが、
彼の「決して断つ」を読むと、広島という街への愛着やカープへの思い入れから
選手生活の最後は広島でと考えていると思う。それも、力があるうちに…だ。
今シーズンの終わり方には納得がいかないだろうが、“いい形で”復帰したいなら、
今が潮時だと思うのだ。

NYポストへのこの発言だけで日本復帰の可能性が高まった…というのは早計だが、
注目しておきたい。
戻るなら広島以外は考えられないが、金銭面がネックになるかもしれない。
今年ヤンキースが彼に支払った年俸は1500万ドル(およそ15億円)だ。広島には
とても手に負えない数字だろう。しかし、黒田の性格から考えたら、メジャーで
十分な実績を残した彼のプライドを逆なでしない額が出れば納得すると思う。

…“先走り”しすぎていることは承知だが、一方で、自分の“hunch”(カン)を
信じたい気持ちも強いのだ。
頼むから、あっさりとヤンキースとの契約を延長したりしないでくれ。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2013-10-18 08:17 | メジャー&野球全般 | Comments(0)
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