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岩佐徹のOFF-MIKE

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「42 世界を変えた男」 90点~ひどいなあ 「人類資金」~13/11/08

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「ランナウェイ」85

ベトナム戦争が泥沼化する中で政府の建物を爆破し、銀行を襲撃する一団があった。
“ウェザーマン”と呼ばれる彼らは世間を震撼させたあと、忽然と姿を消した。

30年が過ぎた。
ある日、平凡な主婦に見えた女性(スーザン・サランドン)が逮捕された。銀行を
襲ったときに警備員を殺害したとしてFBIから指名手配されていた女だった。
担当を命じられたオールバニの小さな新聞の記者、ベン・シェパード(シャイア・
ラブーフ)が取材の過程でジム・グラント(ロバート・レッドフォード)が女の弁護を
引き受けると読んで接近したが、答えはNoだった。

さらに取材を進めると、意外なことが分かった。ジム・グラントが実は…。
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あまり話題になっていないようですが、面白かったです。公開1週目だというのに
場内がガラガラだったのがもったいないと思いました。ハハハ。
カテゴリとしては“サスペンス”なのでしょうが、ハラハラドキドキする場面は
それほど多くありません。私はむしろ“人間ドラマ”として楽しみました。

実話だそうです。
音信不通のまま長い時間が過ぎ、散り散りになっていたグループのメンバーたちが
“ジム・グラント”を軸に短い時間 再会します。銀行襲撃事件を探るシェパードは
当時の関係者に接触します。なつかしむ者もいれば、拒む者もいます。
30年のときが人々を変えますから当然です。レッドフォードが監督として、そこを
さらっと描いていて、かえって印象的です。

撮影のとき、おそらく私と同い年だったと思われるレッドフォードの“老い”を
隠さない潔さが渋くてカッコいいです。俳優がみんないいと思いました。
特に、ラブーフとレッドフォードの幼い娘を演じたジャッキー・エヴァンコが
素晴らしいです。


「人類資金」70

戦争末期、日本軍は集めた財宝を「将来の日本と国民のために役立てる」ことを
目的に地下に潜らせた。戦後、経済がらみの事件のたびにその金の存在が囁かれた。
“M資金”と呼ばれている。

このM資金をネタに、“ちんけな”詐欺を繰り返していた真舟雄一(佐藤浩市)に
ある日、声がかかった。「ご同行願いたい」。
連れていかれた場所で“M”と名乗る正体不明の男から告げられた。
「時価10兆円のM資金を盗み出してほしい。報酬は50億円」と…
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封切り直後に見たいと思っていたのに、風邪をひいて10日も遅れてしまいました。
その分、大いに楽しみにしていたのにがっかりです。ひどいですね。
「なんだかなあ」と何度つぶやいたことか。ハハハ。

この映画は、その存在が謎に包まれているM資金とそれをめぐってうごめく人々を
描いている…はずですが、ストーリーも人物も すべてが怪しすぎ、薄っぺらすぎて
話になりません。

それなりに金もかかっているし、NYの国連本部の大会議場など大掛かりなロケも
行っていますが、格闘シーンを含め、いたるところにツッコミどころが満載です。
アメリカのテレビ局がNNC…はまだ我慢ができます。
しかし、佐藤浩市が演じる主役と“敵”の一味がかわしたこの会話はどうでしょう。

「英語がうまいね」「留学してたから」「どこに?」「駅前」…これはギャグかしら?
とてもじゃないが、古いし、笑えないわ。ハハハ。


「42 世界を変えた男」90

1945年8月、第二次世界大戦が終わった。
戦地に行っていた選手たちが戻り、1946年のメジャー・リーグは活気を取り戻した。
その年、2リーグ16チーム、400人の選手はすべて白人だった。
しかし、1947年シーズンが幕を開けたとき、白人は“399人”だった。
初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンがブルックリン・ドジャースの一員として
登録されたからだ。カラー・ラインが破られたのだ…
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アメリカ社会ではまだ黒人に対する差別が合法とされていた時代にロビンソンが
メジャーに挑戦するチャンスを得ました。42は彼に与えられた背番号です。
映画は想像を絶する根深く厳しい差別に負けず、しっかりと足場を築いていった
ロビンソンと、彼が進む道を“整備した”オーナー、ブランチ・リッキーの苦労を
描いています。

きっと、ロビンソンが経験した苦難の数々が丹念に描かれていると“覚悟”して
いました。しかし、そこの部分が予想より短く、その結果、物語の上では、苦労は
するものの、活躍につれて彼がチームメイトやファンから受け入れられていきます。
そのテンポのよさが観客のつらさを救ってくれます。
しかも、実際はそんなに簡単ではなかったはずということは伝わっています。

心地よい感動が残る映画でした。野球を知らなくても問題はありません。
プレーのシーンにはかなり不満がありますが、ロビンソンとリッキーの人柄は
よく描けています。

ジャッキー・ロビンソンはMLBの“差別の壁”を破った男として歴史に名前を
残したが、私の“認識”を改めてもくれた。

これまで、彼ありき…つまり、まず、ジャッキー・ロビンソンという選手がいて、
その才能に目をつけたリッキーがメジャー入りさせたと思っていました。
しかし、そうではなかったとこの映画が教えてくれました。
リッキーが「これからは黒人がメジャーでプレーする時代」と考え、スタッフに
集めさせたデータからロビンソンを選んだというのです。


85 ランナウェイ 評価は高くないようだが人間ドラマとして面白い お勧めだ
75 飛べ!ダコタ 制作者や俳優の熱気は伝わるが英国兵を演じる俳優が下手すぎ
75 危険なプロット 高く評価する人もいるようだが面白さを理解するのは至難
70 人類資金 仕掛けが大がかりなだけ 期待しすぎたこちらが悪いがつまらない
90 42 世界を変えた男 MLB初の黒人選手を描いた作品 テンポの良さがいい
by toruiwa2010 | 2013-11-08 08:40 | 映画が好き | Comments(2)
Commented by shin555 at 2013-11-08 19:40 x
ランナウェイも42も興味津々です!
スーザン・サランドンとレッドフォード、どちらも好きですし♪
ロビンソンを選んだという話、思いもしませんでした。
Commented by toruiwa2010 at 2013-11-08 19:49
shin555さん、こんばんは。

ロビンソンありき…ではなかった件は
私もかなり驚きました。
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