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岩佐徹のOFF-MIKE

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「清須会議」に90点~エンタテインメントとして成立~13/11/15

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11/09のツイート

話題の映画「清須会議」を見た。
いやいやいや。これはこれは・・・。
久しぶりに三谷作品でいいと思う映画に出会った。
エンタテインメントとして立派に成立している。
楽しめた。
大泉洋の才能・個性がキラキラ光っていた。
90点だね。


「清須会議」90


明智光秀が織田信長に対して謀反を企てた“本能寺の変”からわずか25日後、
尾張・清洲城で会議が開かれた。信長の後継者を誰にするかを決める重要な
会議だった。多くの家臣が集められたが、実際の会議には5人の宿老のうち
4人だけが参加した。

会議の前夜から、宿老筆頭の柴田勝家(役所広司)・参謀の丹羽長秀(小日向文世)は
信長の三男・信孝を推す一方、明智討伐の功労者、羽柴秀吉(大泉洋)・その軍師、
黒田官兵衛(寺島進)は次男・信雄(ノブカツ)を推して、それぞれに、4人目の宿老、
池田恒興(佐藤浩市)を抱きこもうと必死に策をめぐらすのだった…
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映画として優れているかどうかは別にして、2時間20分まったく退屈することなく
存分に楽しみました。私はシニア料金の1000円ですが、一般料金の1800円でも
損をした気分にはならないと思います。

三谷幸喜は作家としてもキャラクターとしても好きですが、映画となると、処女作
「ラヂオの時間」を除くといいと思ったものがほとんどありませんでした。
本人と彼の“信者”だけが喜んでいて、一度 乗りそこなうと、そのまま置き去りに
されてしまう印象がありましたが。久しぶりに面白いと思える作品に出会いました。

喜劇ですが、いつもの“悪ふざけ”が行き過ぎていないのがいいです。
登場人物のキャラクター付けがうまくできています。
“デフォルメ”していますが、その“ほど”がいいと思いました。
普通の時代劇なら、会議に至るいきさつがもう少し詳しく描かれるのでしょうが、
テンポよくまとめてあります。省略のうまさが光ります。
…つまり、すべてがうまくできています。

劇中のセリフにも工夫があります。サムライ言葉、現代風の会話、その“中間”を
うまくミックスしています。あってもおかしくない違和感がなかったのですから
“成功”していると言っていいのでしょう。時代劇映画に新しい形を作ったのでは
ないかとさえ思います。
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俳優陣がいいです。乗っている雰囲気があります。
役所、小日向、寺島、佐藤…それぞれにいいですが、秀吉役の大泉が秀逸です。
この男の才能・キャラクターは半端じゃありません。“大泉洋ありき”の企画だと
言ってもおかしくないでしょう。

資料や証言が少ない時代の歴史を映画・ドラマや小説にするとき、ストーリーや
人物像、彼らの思考、交わす会話…などは作者の主観に左右されます。
この映画も、三谷幸喜の歴史観や人間観察に基づいています。人物像もセリフも
三谷の頭の中から生まれ出たものです。「本当にそうだったのかね」と言いたい
部分も多々ありますが、エンタテインメントだと思えば、すべて納得です。

私にとってはかなり面白い映画でしたが、今朝、いくつかのレビュー・サイトを
のぞいてみると、結構 厳しい意見もあるようです。映画は好みに左右されますから、
いろいろな受け止め方があって当然ですが、他人のレビューを読むと、自分だけが
舞い上がっていたのではないかという反省も芽生えたりします。
あくまで、映画「清須会議」を見て、岩佐はこう思った…ということで。ハハハ。

90 清須会議 三谷映画久々のヒット 娯楽時代劇として立派に成立 大泉洋に脱帽
by toruiwa2010 | 2013-11-15 09:23 | 映画が好き | Comments(0)
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