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岩佐徹のOFF-MIKE

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メジャーも変わるのか?~新たに知ったふたつの言葉~ 13/11/18

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MLBを見るようになって35年になるが、この秋、新しく二つの言葉を知った。
“Plate Collision”と“Neighborhood Play”だ。

ホームでの激突

10/20のツイート

ALCS第5戦のあと、ホームでの激突を
禁止すべきとの議論が再燃している。
来月のウインター・ミーティングで
話し合われる可能性があるようだ。
DETのリーランド監督も賛同しているとか。
ポージーが大けがをしたSFのボチー監督ら
賛同者は多いらしい。MLBにも変化が?


アメリカン・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第5戦ではホームでの走者と
捕手の激突が2度もあり、タイガースのキャッチャーは1打席だけで交代した。
日本プロ野球では、たびたび外国人選手がホームをブロックするキャッチャーに
体当たりしてケガをさせ、張本に“喝!”をもらったりする。ハハハ。
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しかし、メジャーではこれまで当たり前のプレーとされてきた。キャッチャーが
ホームをブロックするのも走者が激しく体当たりするのも“job”(=仕事)だという
考え方だから互いに遺恨はない。両軍のベンチから選手が飛び出すこともまずない。

リーランドやボチーはメジャーの伝統や歴史を尊重する古いタイプの監督だと思う。
いわゆる“old school”出身者だ。主力選手が死球を受けたら、味方の投手にも
相手の主力にぶつけろと指示するタイプだ。
そんな彼らまでがホームでの体当たりの禁止に賛成し始めていることを考えると、
変わる可能性がある。反対論も当然出るだろうが。

2011年、SFジャイアンツのポージー捕手はこのプレーで重傷を負い、ほぼ1年を
棒に振ったし、そこまでのケガはしなくても、ひどい脳震盪を起こすことがある。
脳震盪の怖さもあるが、体当たりが当たり前のNFLで訴訟問題が起きたことで
経営者側が警戒感を強めているという事情もあって、間もなく始まるウインター・
ミーティングで話し合われるという。この件は、案外とんとん拍子で実施に向かう
可能性は濃厚だ。

ただし、ルールとして決めるにあたっては“基準”をどうするかについて球界の
コンセンサスを得るには少し曲折があるかもしれない。なんと言おうと、もともと、
マッチョが好きなお国柄だし。選手もファンも 強さ、速さ、激しさが好きで、
“女の子のような”(失礼!)プレーは絶対に認めない連中だからね。ハハハ。


“アバウト”でOKだったんだけどね

現在はホームランかどうか…だけに適用されている“リプレー”が来シーズンから
拡大適用されようとしている。両監督が1試合に3回のチャレンジ権(リプレーを
要求する権利)を持つのは多すぎる気がするが、“疑惑”を残さないようにするには
これしかないのだろう。選手・監督、観客、テレビの視聴者が納得いかないまま
試合が進むことを思えば、確認のために中断するストレスは我慢するしかない。

さて、新ルールが導入される来シーズン、監督がビデオ・チェックを要求するか
どうか 注目したいプレーがある。
それは、ケガを避けるためにこれまで互いが“暗黙のうちに”認め合って来た
プレーで、今回初めて知ったが“neighborhood play”と呼ばれているそうだ。
“近辺のプレー”?

MLBでは1塁走者がダブルプレーを阻止するため、セカンドベースにハードな
スライディングをするのが普通だから、middle infielders(ショート&セカンド)は
それを避けるために様々なテクニックを用いる。“近辺のプレー”はその一つだ。
ルールでは、ボールを保持してベースをきちんと踏んで初めてアウトなのだが、
足が必ずしもベースに触れていなくても踏んだとみなしてアウトにするのだ。
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今年、アメリカン・リーグ・チャンピオンを決めるためのDET vs BOSの第4戦で
こんななプレーがあった。
2回裏、タイガースは1死満塁からイグレシアスが強烈なセカンド・ゴロを放った。
ダブルプレーかと思われたが、レッドソックスのペドロイアがもたついたために、
セカンドでアウトを一つとれただけだった。このとき、ベースに入ったドリューの
足はキャンバスから遠く離れた位置だったが、塁審はアウトをコールした。
足が“ベースのあたり”にあったと認めたのだ。これがつまり“近辺のプレー”。

あくまで、“危険回避”が目的で、これまで大もめになることはあまりなかった。
選手にケガをさせたくないのは“お互いさま”だからだ。しかし、来シーズンから
ビデオが導入されると、いつまでこの“なあなあ”精神が続くか?どこかの監督が
チャレンジして判定が覆ったら、雪崩を打って、誰もがチャレンジするようになる。
ショート、セカンドはしっかりベースタッチするようになる。その結果として
ケガが増えるだろう。それとも、ハード・スライディングをゆるめるようになるか。
ならないよねえ。ハハハ。

リプレーの拡大はオーナー会議でも承認されたようだから、このあと選手会などと
協議したうえで正式に決定となるはずだ。期さの試合の終盤で明らかにベースを
踏んでいないと見えるプレーがあったとき、監督がどう動くのか、そのケースを
早く見てみたい気がする。

いずれにしても、来年はホームでの激突やセカンドの“近辺のプレー”の数が
減ることになるのかもしれない。“MLBらしさ”も様変わりするのか?
by toruiwa2010 | 2013-11-18 08:36 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
Commented by くに at 2013-11-18 13:34 x
岩佐さん、こんにちは。
タックルは禁止すべきだと思います。
特にライト前ヒットでクロスプレーという場面では、キャッチャーは視界に入らない所からやられる訳で、非常に危険です。
Commented by toruiwa2010 at 2013-11-18 14:15
くにサン、こんにちは。

そのことは前から言われていることですが
理屈が通ってますね。。
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