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岩佐徹のOFF-MIKE

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「キャプテン・フィリップス」90点!~ストレス解消に「REDリターンズ」~13/12/06

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11/28のツイート

映画「キャプテン・フィリップス」を見た。
サスペンスに満ちた1作だ。事実に基づいているから
結果は分かっているのに開始15分から終了5分前まで
見る者を惹きつけて放さない。見事な演出力だ。
しかし、この映画を成功に導いているのはやはり
主演のトム・ハンクスだ。


「キャプテン・フィリップス」90

2009年4月12日、バーモントの自宅でリッチ・フィリップス(トム・ハンクス)は
出発の準備に余念がなかった。中東・オマーンに飛び、そこから 救援物資を積んだ
貨物船、マースク・アラバマ号の船長としてモンバサまで航海する予定だった。
空港に向かう車の中で見送りの妻とかわす会話は、あまりにも早い世の中の動きに
ついていけないと嘆き、二人の子供の行く末を案じるいつも通りのものだった。

オマーンからモンバサまでのインド洋はソマリアの武装海賊船がしばしば出没する
危険な海域だった。出向して間もなく、フィリップスは副船長に命じて不意打ちの
対応訓練をすることにした。しかし、始めてすぐ、ブリッジのレーダーに高速で
接近して来る2隻の小型船が写る。訓練は“本番”に変わった…
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ここまで、上映が始まってから15分ぐらいだったと思います。観客はそこから
物語が終わる直前まで息をつめてスクリーンを見続けることになります。
ツイートにも書いた通り、実際に起き、フィリップス以下、貨物船の乗組員は
全員無事だったことを知った上で見ているのに、一つのピンチを脱したと思えば、
すぐに次のピンチが襲い掛かってくる、そのスリルが半端じゃありません。

いつもは、監督の存在などほとんど意識しないのですが、この映画は見ている間、
「この監督はほかにどんな作品を撮っているんだろう?」と考えていました。
帰宅後の検索でポール・グリーングラスが9.11を描いた「ユナイテッド93」を
撮った監督だと知って納得しました。緊迫する管制塔内のテンポの速い会話から
始まってたちまち見る者を引き付けていました。演出の方法は違っても、観客を
物語の中に引き込んでいく能力がある人なんですね。
本作は舞台が“船”に限定されている中で最後まで飽きさせません。

もう一つ感心したのは、“いまさら”ですが、トム・ハンクスの演技力です。
“演技とは何か”を語るほどの材料・知識は持ち合わせていないので漠然とした
言い方になりますが、ひとつひとつの何気ないしぐさを演技と思わせない演技で
フィリップス船長その人をそこに再現していました。若いころに見た森繁久彌や
三国連太郎に感じた自然さです。残念ですが、今の日本にはこれほどの演技力を
持った俳優は見当たりません。

監督もこの映画の制作にあたって、ハンクスと海賊のリーダーを演じたソマリア人、
バーカッド・アブディという二人の最高の俳優に出会えたと語っているそうです。
そう、この映画の成功はこの二人抜きではありえなかったでしょう。


「REDリターンズ」80

郊外のコストコでカートを押しながら恋人のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と
ショッピングを楽しんでいるのは元スパイのフランク(ブルース・ウィリス)だ。
サラがフランクのそばを離れたとき陳列棚の反対側から一人の男が話しかけてきた。
スパイ仲間のマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)だ。かつての作戦で敵に回した
国や組織が今も彼らを追っている、何とかしなければと“復帰”を促しに来たのだ。

現在の生活に満足しているフランクがかたくなに断るとあきらめて去って行ったが、
駐車場内でマーヴィンの車が爆発炎上した。フランクとサラの目の前だった…
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危険な現場に戻ったフランクからサラは離れません。マーヴィンと3人の行方には
次々に“敵”が姿を現します。いずれも腕利きの男たちです。互いに相手の息の根を
止めようと死力を尽くしますが、結果はまあ、お察しの通りです。ハハハ。
話の筋を追うより、3人が 相次ぐピンチをどのように脱していくプロセスを楽しむ
映画だと思って見るのがいいのではないでしょうか。

いったい、何千発の銃弾が発射されたことか。
死者もたくさん出ます。しかし、むごたらしい場面はほとんどありません。そこが
「ジャンゴ」のタランティーノや「アウトレイジ」の北野武などと違うところです。
死人が出ても楽しめる…とはこういう作品に使うんじゃないのかな、柳下君?

出演者が豪華です。上記3人以外にアンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホン…特に、見ようと決めたのは
予告編で見たヘレン・ミレンがやけにカッコよかったからです。結局、予告編を
超えることはありませんでしたが。ハハハ。

とにかく、上司に嫌味を言われた、会社で陰口を叩かれていることが分かったなど、
ストレスがたまっているあなたには発散するのにもってこいの映画です。ハハハ。


もう一本は、先日、別のエントリーに入れてしまったので、ここに再録します。
ええ、自分の都合です。


「マラヴィータ」80

映画は「マラヴィータ」を見ました。
“デニーロ主演”という理由だけで見ることを決めました。
アメリカの犯罪小説によく出てくる“証人保護プログラム”によって守られている
元ギャングの一家を描いた作品です。
いかにもアメリカらしい制度で、凶悪犯罪を告発し裁く上で重要な証言をした人を
生涯にわたって国家が保護するのです。極秘に用意された場所に住み、経済的な
援助を受け、別の名前で新しい人生を歩むことになります。

設定が面白いし、デニーロだから“すごみ”のある映画に違いないと思いましたが、
見事に裏をかかれました。映画の形を借りた“漫画”ですね。
妻は面白がっていましたが、私の感想は少し“おふざけ”が過ぎる…でした。ハハハ。
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90 キャプテン… ハンクスの演技に支えられてサスペンスが途切れない 見事だ
80 REDリターンズ 見ないジャンルの映画だが予告編のミレンに引っかかった
80 マラヴィータ デニーロ主演だから見た 結果はふざけすぎの印象を免れない
80 ふたりのアトリエ エンディングがちと意外 画家とモデルの関係が分からん
by toruiwa2010 | 2013-12-06 08:13 | 映画が好き | Comments(2)
Commented by DMy at 2013-12-07 16:43 x
こんにちは。WOWOW時代から楽しく読んでおります。岩佐さんの本も持っております。
RED2を隣で鑑賞しておりました。終わってから声をかけようと思っていたら、すぐに立たれてしまったので残念でした。
Commented by toruiwa2010 at 2013-12-07 16:56
DMyさん、こんにちは。

お隣に・・・!!
それは失礼しました。

昔はエンドロールが終わるまで
見たものですが、今はタイアップがおおすぎるのと、
何しろ時間が惜しくて。ハハハ。
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