ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

自薦・厳選300?あこがれのホテル 14/01/26

d0164636_9017100.jpg
♪きた~のやど ( 2006.02.06 初出)

テレビの旅番組で見たときから泊ってみたいホテルがありました。
お金持ちの親子が最上階のフランス料理店で食事をするシーンが記憶に残っています。
窓の向こうに一面の銀世界と遠くには海が望めました。
ザ・ウインザー・ホテル洞爺。

「マイレージは残ってるし、よし、行ってみよう」と考え、日曜日から出かけてきました。
寒いのは苦手なのに、こういうときは雪の深いところに行くのも億劫ではないのです。
玉にキズは、遠いことです。家を出てからホテルに着くまで7時間近くかかりますからね。
ハハハ。

行きも帰りも、空の旅は快適でした。
青森の東から海の上に出て、苫小牧あたりの工場の煙がまっすぐ立ち上るのを眺めながら
スケジュールどおりに千歳に着きました。

40数年前、取材で函館に来たときのことを思い出します。
1963年、本州を抜けて日本海に出た台風が、北海道の西に浮かぶ奥尻島を襲いました。
その爪あとを取材しに行ったのです。
入社したての私が生まれて初めて乗った飛行機はデハビランドという、胴体の上に翼が
ついた小型機でした。台風が通過した直後ですからまだ気流が悪く、津軽海峡の上空では
ものすごく揺れ、もう少しで“アウト”でした。それに比べるとジャンボは楽ですね。
d0164636_905082.jpg
千歳からは列車で洞爺に向かいましたが、その朝、久しぶりに大雪が降ったという札幌の
周辺で除雪に手間取り、ダイヤはかなり乱れていました。千歳の隣、南千歳で函館行きの
特急に乗り換えです。10分ほどの遅れと聞いて、その時間に合わせてホームに出ましたが、
そこからさらに15分遅れ、おかげで、自販機で買った焼きおにぎりは冷えて、普通の
“焼いた”おにぎりに変わっていました。ハハハ。
ちなみに、この朝の札幌はマイナス16度ぐらいだったそうです!!しかし、私の数少ない
経験では、短い時間ならプラス4度、5度も、マイナス10度もあまり変わりません。

これまで経験した中で最も寒かったのは72年札幌オリンピックの前年に行われたプレ・
オリンピック取材のときのマイナス15度です。
ほかに、正確なところは分かりませんが、80年モスクワ・オリンピック出場のチームを
決めるバレーボールの最終予選会(ブルガリア・ソフィア)を取材した帰りに、モスクワの
空港で経験した寒さがあります。
バルカン航空からJALに乗り換えるのに、一度建物の外を5分ほど歩かされたのですが、
たぶんマイナス20度ぐらいだったのではないかと思います。
外気に触れた瞬間に、顔のあたりで「シュワシュワシュワー」という小さな音がしました。
鼻の中の水分が凍りついたのです!!
あとにも先にも、このときしか経験したことのない出来事でした。ハハハ。

電話で到着を知らせてあったので、洞爺の駅には迎えが来ていました。
40人ぐらい乗れるバスに私ひとりという贅沢さでした。
およそ40分ほどで、地元の人が幌内山(ほろないやま)と呼ぶ625メートルの山の上に建つ
ホテルに着きました。もちろん、一面の雪の中です。
d0164636_92342.jpg
開業から4年になるというウインザー・ホテルは、今では貴重な、外資が入っていない
ホテルだそうです。
一歩、館内に足を踏み入れるとその豪華なつくりに圧倒されますが、私が気に入ったのは
従業員たちのホスピタリティー、もてなしの心です。
部屋まで案内してくれたお嬢さんをはじめ、滞在中に接したすべての人が、このホテルで
働くことを喜び、誇りに思っているのが感じられました。めったに経験できないことで、
こちらまで幸せな気分になります。教育がいいのでしょうね。
ロビーでは、外国人のミュージシャンによるナマの音楽も流れていました。
d0164636_933518.jpg
翌朝は(ディナーについては0508をどうぞ)、「美しい」と聞いていた洞爺湖に昇る朝日を
楽しむために早くからカーテンを開けて手ぐすね引いて待ち構えましたが、残念ながら
雲が多くもうひとつ納得できる日の出ではありませんでした。ハハハ。
ホテルで焼いたばかりのパンをメインにしたチョイスで朝食をとりましたが、窓の外は
静かに雪が降っていました。
d0164636_934772.jpg
去年、札幌に行ったときはすべてが“はずれ”でしたが、今回は “あたり”でした。
ただひとつ、「飛行機に乗ると耳が痛くなるから」と妻が同行しなかったのが残念です。
次は、緑の美しい季節に訪れたいと思います。ただし、妻が「行く」といえばの話ですが、
ダメでしょうね。ハハハ。


絵描きの宿 ( 2006.02.06 初出)

晩御飯は少し迷ったのですが、イタリアンを選びました。
実はホテルに向かう途中で、雪深い脇道に入るところに“PIZZERIA”の文字があったのを
見逃さなかったのです。近ければ行ってみようと思いました。
しかし、車はそこを過ぎてから山道に入り、ホテル到着まで15分ほどかかりましたから、
「これじゃあ、館内で済ませなきゃしょうがないな」とあきらめました。
ところが、部屋で眺めていたレストラン案内の中にそのピッツェリアがあったのです!

店もホテルの一部で、もちろん送迎もするというのです。
当然、その店、La locanda del pittoreに行くことにしました。
“絵描きの宿”という意味のようです。違っていたらごめんなさい。
フレンチを選ばなかったのは高そうだからではありません。単に苦手だからです。ハハハ。
d0164636_92225.jpg
この選択は大正解でした。
時々、くべられた木がポンとはじける暖炉が落ち着いた雰囲気を演出していました。
従業員の態度もホテル同様、抑制がきいていて居心地のいいものでした。
何よりも料理が最高でした。
グルメではない私は、イタリアンならアリオリオ(スパゲッティー)、チャイニーズなら
ホット・アンド・サワー・スープ(辛酸湯)で店の“良し悪し”を決めることにしています。
その物差しで言えば、「星みっつー」でした。ハハハ。

迎えの車を待つために外に出ると雪でした。
…と思ったのですが、店の人の話では、降っているのではなく、積もった雪が強い風で
舞っているのだそうです。
店の外観をデジカメに収めたら、ちょっと幻想的な写真が出来上がりました。
d0164636_932061.jpg

by toruiwa2010 | 2014-01-26 09:07 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。