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岩佐徹のOFF-MIKE

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小さいおうち」85点~女優・松たか子、すごい!~14/01/31

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01/25のツイート

映画「小さいおうち」を見た。いいと思う。
90点つけられると思ったが最後の15分の処理に
納得できず5点を減点した。惜しい!ハハハ。
黒木華、倍賞千恵子ら女優陣と吉岡秀隆が
素晴らしかったが、抜きんでているのは松たか子だ。
40代以上なら良さが分かる映画だと思う。

「小さいおうち」85


遠くの山々には雪が残っている。火葬場の煙突から灰色の煙がまっすぐに上がっていた。
一人暮らしをしていたタキ(倍賞千恵子)が亡くなったのだ。

タキの妹の息子夫婦とその次男・健史(たけし:妻夫木聡)が遺品を整理した。
健史はタキを“おばあちゃん”と呼び実の祖母のようになついていた。
整理が終わるころ、クッキーの箱が出てきた。ふたに「健史に渡してほしい」と書いた
紙が貼ってあった。中に入っていたのはノートに綴られたタキの“自叙伝”だ。
そこには、山形から上京し、女中として奉公に上がったタキとご主人一家のかかわりが
こまかく記されていた…
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映画は、健史が自叙伝を読み進む形で描かれていきます。
戦前から戦中にかけての東京で暮らす中流階級の生活ぶりがよくわかります。ただし、
物語の肝はその家の若妻(松たか子)が抱え、タキも“共犯者”になる“秘密”にあるのです。

実を言うと山田洋次が苦手です。本人にその意識はないかもしれませんが、テレビなどで
話しているのを聞いたときの「皆さんには分からないだろうけど」的な物言いが好きに
なれないのです。異論があることは承知です。好き嫌いは人によってさまざまですから。
人柄に触れる前に、そもそも「男はつらいよ」を2本ぐらいしか見ていないのですから、
私には山田洋次を語る資格がないと言ってもいいでしょう。ハハハ。

それでも、「たそがれ清兵衛」、「武士の一分」、「おとうと」、「東京家族」などを見ました。

…と、ここまで書いて、これらの作品についてどんな評価をしたのだろうと、古い記事を
チェックしてみてビックリ。2007年の「武士の一分」についてこう書いていました。
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よかったでがんす。映画としては・・・。ハハハ。
日本アカデミー作品賞になった「ALWAYS 三丁目の夕日」より
はるかにいいと思いました。やっぱり“食わず嫌い”はダメですね。

(中略)

前作の「たそがれ清兵衛」によく似た物語です。
山田洋次は賞を獲るコツを心得ていますね。
この人といい山藤章二といい、作品は嫌いではないのですが、
“上から目線”の物言いは嫌いだなあ。
・・・どこかにも、「実況は好きだったけど、ブログの中身は
気に入らない」と言われることが多いヤツがいましたね。
そんな男にこんなことを言う資格があるかどうか分かりませんが。
ハハハ。


“印象”というものは数年では変わらないようです。ハハハ。

横道にそれてしまいました。本題に戻ります。
「たそがれ清兵衛」、「武士の一分」は好きな作品でしたが、「おとうと」は狙いがあまりに
見え見えで高い評価はしませんでした。そういうのは誰の作品であっても認めません。
ハハハ。

1年前の「東京家族」はいい映画でした。私が見た邦画作品の中でトップ10に入ります。
今度の「小さいおうち」もいいと思いました。監督の好き嫌いと作品の評価は別物です。
時代は違いますが、「東京家族」とテーストが似ています。作り方も。山田洋次の得意な
分野と言っていいでしょう。

「90点かなあ」と思いつつ見ていたのですが、最後の15分で5点下がってしまいました。
東京大空襲の描き方がとても中途半端でした。“あえて”でしょうが、リアリティに欠け、
かなり“ちゃち”な作り方でした。あれなら、せりふで処理した方がよほどマシです。
そのあと、現代に戻って、健史と恋人がある人物を訪ねるあたりの演技も稚拙でした。
俳優の力というより“演出”でしょうから、監督の責任だと思います。
ド素人が何を言うかと思われるでしょうが、映画を見る人の99%はド素人です。ハハハ。

吉岡…持ち味が出ています。
黒木…近い将来、大きく開花しそうです。
倍賞…出番は多くありませんが、その中で存在感がありました。

松についてはあまり高く評価していませんでしたが、2012年の「夢売るふたり」を見て、
一変しました。よろしかったら、こちらをどうぞ。
→ 「夢売るふたり」90点~衝撃だった松たか子の本気度~ bit.ly/SmQSxG

“その気”になった女優さんはすごいなあと思いました。
「小さい…」では、好きな男に会いに行く支度をするときの演技が強く印象に残りました。
鏡の前で着物を着るシーンで、後ろ手に帯をきゅっと締めあげるしぐさを見せるのですが、
そのときの、半身に鏡を振り返って確認する目に彼女が演じる女性の秘めた喜びと
“覚悟”がしっかりと見えました。このシーンで唸ってしまいました。すごいなあ、松たか子。
ハハハ。
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80 鑑定人と顔の見えない依頼人 考え方はいろいろだが「落とし方」がずるいわ
80 ビフォア・ミッドナイト 面白いのだがせりふが多すぎる まるで舞台劇だった
85 小さいおうち 惜しい 最後の15分で5点下がってしまった 松たか子がいい
by toruiwa2010 | 2014-01-31 07:50 | 映画が好き | Comments(0)
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