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岩佐徹のOFF-MIKE

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小保方博士、やりましたねえ!~“リケジョ”は差別と叫ぶコラムも~ 14/02/03

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01/30のツイート

STAP細胞を発見?した小保方晴子さん、すごいね。
万能細胞…山中教授のipsのときもそうだったが、
どう説明されても何の事だかよくわからない。でも、すごい。
大学を出て8年なら、普通は研究の「お手伝い」をするのが
精いっぱいではないのか。久々の明るいニュースだ。

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これこそ、まさに“快挙”ですね。
今回の報道で心地いいのは、読んだり聞いたりした範囲では、“若い”ことには驚いても
“女性”であることを強調したものが5年前、10年前に比べれば減っていることです。
彼女がリーダーを務めるユニットも女性ばかりだし、今やあらゆる分野で男性とまったく
対等の仕事をしている時代ですから当然なんですが。(後述)

それでも、30歳という年齢にはビックリします。しかも、ネイチャー誌に論文の掲載を
拒否された経緯を考えたら、“仕組み”自体にたどり着いたのは“もっと前”ですから
ますますオドロキです。物理学はおろか、“バケガク”の段階でお手上げだった私には
無限のリスペクトしかありません。ニュースを聞いたとき、世界の最先端の研究をする
グループのリーダーが30歳であることは女性であることよりはるかにすごいことだと
思いました。少しずつですが、時代は変わりつつあります。

たちまちマスコミが飛びつきました。私と同じで何のことか分からないままでしょうが、
ご承知の通りの美人だし、しょうがないでしょうね。例によって、子供のころの作文が
出てきたり、先生や同級生、研究所の同僚たちが追い回されたりしているようです。
今のところ2chにも彼女を中傷したり攻撃したりするものがないらしいのは何よりです。
中傷・攻撃の要素が何もないのですから当然です。
しかし、とかく、成功は“妬みそねみ”の対象になりがちです。いずれ、ゆがんだ方向に
向かう可能性は十分です。餌食にならないことを祈りますが、早くも取材・報道が過熱し、
自粛を依頼する羽目に追い込まれています。気の毒に。
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それにしても、ipsの上を、あるいは先を行くという今回の発見、「すごい、すごい」と
言われても“何がどうすごいのか”が全く分かりません。

「マウスの細胞を、弱酸性の液体で刺激するだけで、
どんな細胞にもなれる万能細胞に変化する」


まぎれもない日本語で書かれているのにさっぱり意味が分からない。こわい。ハハハ。

それでも、これだけの騒がれ方を見れば、大変な“発見”らしいことは分かります。
ただし、私の情けないレベルでは「…それで、どういうこと?」という疑問が頭の中を
駆け巡るばかりです。
驚くのは、一般紙には彼女の発表を聞き、周辺の取材をすることでその業績のすごさを
解説できる記者がいることでした。
ノーベル賞級の発明・発見がどんなにすばらしくても、一般人はマスコミを通じてしか
その中身を知ることはできません。
起こるかどうかわからない事態に備えて人材を確保し育成するのは並大抵ではありません。
その意味では一般紙(我が家では朝日)の対応はそつがなかったようです。

感心したのはNHKです。
昭和天皇が倒れたとき、宮内庁から発表される医学用語だらけの病状をやさしい言葉に
置き換えて視聴者に伝えた橋本大二郎記者(のちに高知県知事)や福島原発の事故のとき、
やはり分かりやすい解説をした水野倫之解説委員(そういえば、その後どうした?)など、
これまでにも優れた人材がいましたが、今回も当日のNW9で解説したのは科学文化部の
記者でした。民放テレビではできないことです。受信料で成り立っている“国営”放送と
自らの手で稼がなければいけない民放の差ですね。トホホ。

さて、冒頭に書いた通り、私には“女性”を強調する取り上げ方が減っているように
見えるのですが、ネットには「どうしても気になる」という意見も出ていました。
そりゃまあ、“リケジョ”とか“祖母の割烹着で実験”とか書いていますから、女性目線で
見れば減っているようには見えないかもしれませんね。
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そんな意見の中に逆に私が気になるものがありました。

攻撃の対象になってはいけませんから“イギリス在住の日本人女性ライターで情報通信
コンサルタントのTさん”とだけ書いておきます。
欧米メディアと比較して日本メディアの取り上げ方に不満があるようです。

発見とは全く関係ない事が報道され、服やデート中云々、
研究室の壁の色など、女性を強調することが報道されている。
一方、海外の「一流紙」や「公共放送」では、発見についてのみ
報道されている。

そして、“小保方さん”と呼ぶことにも異議を唱えています。

海外の一流紙などは“Dr Haruko Obokata”と明記されているだけで、
年齢や性別には触れていない。イギリスでは博士号がある人の事は
ドクター何々と呼ぶのが当たり前。


なるほど。
確かに、ipsのときには“山中教授”という呼び方が圧倒的に多かった気がしますから、
不平等と言えば不平等ですね。
しかし、では、海外ではどう書いているかと見てみると、発見の事実だけを伝えていると
彼女がURLを紹介している“一流紙”のいくつかがHaruko Obokataと呼び捨てでした!?
論文を掲載したNatureのHPですら、“Dr”も“Ms”もなしです。どういうこと?
英語力に自信がないだけに、私がどこかで間違えている可能性はありますが。

Tさんは“リケジョ”を差別用語と断じ、日本の一流メディアがこの様な報道をする理由を
こう書いています。

それは、記者や記事を選ぶ人々がこう考えているからです

「若い女性は泣かなければいけない」
「女というのは感情的ですぐに泣くのだ」
「可愛い物に興味がない女なんてありえないわ。だってアタシは
ムーミンが好きだもの」
「若い女性はデートをする物だ。そう、普通は仕事なんかどうでも
いいと思ってんだ。性交が忙しいのさ」
「女の子が好きな色はピンクなのよね★ それが当たり前なのよ。
だってアタシも好きなんだもの」
「業績や医学への貢献なんてうちのバカな読者達は理解できないさ。
だから説明なんかいらないよ」


…こりゃダメだ。時代錯誤も甚だしい。
この女性はいったい何年前に日本を出て行ったのだろう?
一連の報道の中で、新万能細胞発見の快挙とは別の意味で最もビックリしたのはTさんの
頭の中身だったかもしれない。ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-02-03 08:15 | 岩佐徹的考察 | Comments(10)
Commented by えそらいろ at 2014-02-03 10:11 x
Natureのサイトで"呼び捨て"は普通だと思います。英語・日本語にかかわらず、論文の中で他の研究者の論文を引用するときには、Dr.とか博士などの称号はつけないのが一般的ですし、呼び捨てにされている"一流紙"はその感覚なのかもしれません。

それはそれとして、田中耕一さんがノーベル賞をとった時は、企業の研究員だったからかもしれませんが、「田中さん」と呼ばれていたように記憶していますし、Tさんは的外れなところで怒っていらっしゃるようですね。

研究の仕事は、頭の柔らかさとともに体力勝負ですから、優れた研究成果が若い研究者によって産み出されるのは驚くべきことではないと思います。今回は、"リケジョ"のイメージを一変させた"業績"も注目に値するものかなと、凡人としてはそう思います(笑)
Commented by リエコ at 2014-02-03 10:23 x
おはようございます。
本当にスゴイですよねぇ。
こういうニュースを見ると、自分も何かしなくては‼っと奮い立たされます。
もちろん些細な事ですが、ハハハ。


Commented by toruiwa2010 at 2014-02-03 10:26
えそらいろサン、こんにちは。

凡人としてはそう思います、、、
ご謙遜を。ハハハ。
Commented by toruiwa2010 at 2014-02-03 10:28
リエコさん、こんにちは。

奮い立つ、、、

まさに。
Commented by Yumi at 2014-02-03 12:44 x
この記事を見つけてFBにも投稿、懇親の記者さんからも筆者への反論が出ました。一方、普通の人たちの反応は、「そうだね」「自分たちも気をつけなくては」というような素直な反応でした。やっぱりメディアのプロの目は違うのだなと実感しました。

それにしても凄い発見なんですよね。彼女のように他分野でも優秀な若い女性は沢山いると思うのですが、大企業になるほど、年上の上司や男性からのやっかみなどで苦労している人も多いのではと思います。男女雇用均等法で頑張った世代の先輩たちのように、頑張って欲しいなと願うところです。まぁ、この世代の男性はその頃の男性陣とはキャラクターが違うので期待したいです。
Commented by toruiwa2010 at 2014-02-03 12:58
Yumiさん、こんにちは。

”この記事”とは、つまり、Tさんのコラムのこと、
”筆者”もTさんんことと考えていいのかしら?
そして、反論とはどんなものだったか?
知りたいですね。

それから、ざっとしか見てませんが、アメリカの新聞も
呼び捨てが多かったような。

若い世代では仕事や勉強の場での
男女の区別はなくなりつつある気がしています。
漠然とですが。
Commented by ヤップンヤン at 2014-02-03 15:54 x
私的には、肩書きをほぼ確実につけるのは、大雑把にいいます社長、大臣とSirの称号を持つ人という印象です。
Commented by toruiwa2010 at 2014-02-03 16:06
ヤップンヤンさん、こんにちは。

ただ、BBCやThe Independent は
Drをつけてるんですよ。
困っちゃいます。ハハハ。
Commented by ヤップンヤン at 2014-02-03 17:44 x
SirとかはMUSTだけど、Drはshouldみたいな感じでしょうか。もしくはタブロイドはつけないけど、高級紙はつけるとか・・・。
メディアでもDrの扱いはまだ統一されていない感じですね。
Commented by toruiwa2010 at 2014-02-03 17:47
ヤップンヤンさん、どちらにしても、敬称なし=
呼び捨てではないんでしょうね。
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