ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

話題の2作品を見た~「ダラス…」85&「それでも…」80~03/10

d0164636_8553429.jpg
本音を言えば、この2本は見たいと思って見たものではありません。
アカデミー賞で主要5部門中、作品賞、主演男優賞、助演男女優賞を制したとなれば
見ないわけにいきません。感想としては2作とも“見なくてもいいんじゃないですか”
というところです。オスカーにふさわしいと思うのは主演男優賞のマコノヒーだけです。
ええ、素人の感想です。ハハハ。

ちなみに、日本アカデミー賞は作品賞(舟を編む)、主演男女優賞(松田龍平&真木よう子)、
助演男女優賞(リリー・フランキー&真木よう子)をすべて的中させましたが、何か?
毎年、とんでもなくかけ離れた結果だっただけに、逆に呆然としました。ハハハ。


03/06のツイート

映画「ダラス・バイヤーズ・クラブ」…
評価が難しい。間違いないのはマコノヒーの
演技力のすごさだなあ。ディカプリオ、オスカーを
獲れなかったのもしょうがないわ。
ただ助演賞の方はどうだろう?
私にはジョナ・ヒルの方が上だけど。

「ダラス・バイヤーズ・クラブ」85


1985年、テキサス州ダラス。
電気技師として仕事をしているロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)はロデオ・
カウボーイでもあった。酒と女とドラッグに明け暮れる日々を送っていた。
ある日、事故で機械に巻き込まれた不法労働者を助け出すために電源を切ろうとしたとき、
彼もまたケガをして病院に担ぎ込まれる。

ケガは大したことはなかったものの、医師から告げられた血液検査の結果は衝撃だった。
HIVに陽性の反応があったという。しかも“余命は30日”!
初めは信じなかったロンもさまざまな資料を読んでいくうちに自分の運命を知る。同時に、
生き延びるために、有効な薬を手に入れることに奔走した。ときには国境を越えて…
d0164636_8551454.jpg
この作品を見るまで、「ウルフ・オブ…」のディカプリオが初めてオスカーを手にするかも
知れないと思っていました。しかし、授賞式から3日後にロンを演じるマコノヒーを見て
彼が主演男優賞を獲ったのは当然だなと納得しました。
役作りのための極端な体重の増減にも驚きますが、カウボーイを気取って強がってみても、
迫りくる死への恐怖を隠し切れないロンの必死さが肌で感じられるほどでした。

助演賞に輝いたジャレッド・レトは病院でロンと知り合い、ビジネス・パートナーになる
ゲイのレイヨンに扮しています。難しい役柄だとは思いますが、演技のレベルとしては
「ウルフ・オブ…」のジョナ・ヒルの方が数段 上に見えます。「マネー・ボール」を見て
ヒルにすっかり惚れ込んでしまった“弱み”でしょうか。ハハハ。

1981年にアメリカで初めて症例が報告されてから、エイズは瞬く間に、燎原の火のごとく
世界に広がっていきました。映画ではロンがFDA(アメリカ食品医薬品局)の目をかすめて
テスト中の薬品類を入手・販売しながら、医師の予告をはるかに超えて生き延びるさまを
描いています。作品としての評価は迷います。作品賞の候補になっていますが、私がもし
審査員だったら、「ウルフ・オブ…」と並んで早めに選考対象から外したでしょう。ハハハ。


03/08のツイート

アカデミー賞(本家の…)で作品賞を獲った
「それでも夜は明ける」を見た。
過去のアメリカにこういう事実があった
ということは知っていても突きつけられる
映像の過酷さはつらいものがあった。
原題を知らなければ12年の時の流れが
よく分からないのは大きなマイナス点だ。

「それでも夜は明ける」80


1842年、ニューヨーク州サラトガ。
ソロモン・ノーサップは妻と二人の子供と幸せに暮らしていた。大工仕事とバイオリンで
家族を養う彼は奴隷ではなく“自由黒人”という身分で周囲の白人たちからも「サー」で
呼ばれていた。
ある日、彼に二人の男が近づいてきた。「サーカスで上質の音楽を提供したいので」と
ワシントンに招かれた。しかし、それは“かくれみの”で、ある晩、食事に仕込まれた
薬で昏睡したノーサップが目覚めると両手足が鎖で拘束されていた。
12年に及ぶ予想もしない悪夢の始まりだった…
d0164636_856634.jpg
オスカーを獲っていなければ、たぶん見ることはなかったと思います。
全編、虐げられ、苦しむ黒人たちの映像を見ることになりました。物語のベースとして、
また、事実として黒人の歴史を描いておくことは大事なことなのでやむをえません。
目をそむけてはならないと分かっていても、人間が同じ人間を動物以下に扱う画面を
直視し続けるのは胸の痛むことでした。

…“だから”評価が低いわけではありません。ブラッド・ピットを初めとする制作陣が
この映画で訴えようとしていることは何なのかがよく分からないのです。

アフリカから黒人を連れて来て奴隷にすることが禁じられて、当時、アメリカ国内では
ロンのような自由黒人が拉致されて南部の農場主などに売り飛ばされたようです。
「それでも…」は、拉致されたロンが最後には自由黒人であることが証明されて家族の
もとに戻るまでを描いています。その中で、19世紀の半ば、奴隷解放宣言の20年ほど前に
黒人奴隷が置かれた過酷な状況がこれでもかとばかりに突きつけられます。

正直に書けば、自分が、そう遠くない過去に奴隷制度があったという“負い目”を持つ
アメリカ人ではないからか、私にはこの映画の何が作品賞に値すると判断されたのかが
分かりません。投票権を持つアカデミー会員の平均年齢が60歳を超えているそうですが、
平均的なアメリカ人がどう評価するのかをぜひ聞いてみたいですね。
候補にもならなかった「大統領の執事の涙」より映画としてどこが優れているのかも。

それにしても、アカデミー作品賞を80点とは…とあきれるかもしれませんが、この映画、
「12 YEARS A SLAVE(奴隷としての12年)」という原題を知らなければ、オープニング・
シーンからエンディングまでに12年もの月日が経過しているように描かれていないのです。
見方が悪いのさ、と言われそうですが、私だって75年生きて来てます。自分が見ている
物語が何年間にわたるものかぐらい普通は分かりますよ。ハハハ。

85 ダラス・バイヤーズ・クラブ 評価が難しい作品だがマコノヒーの演技はすごい
80 それでも夜は明ける 奴隷制度を皮膚感覚で知らない日本人には無理ではないか?
by toruiwa2010 | 2014-03-10 08:57 | 映画が好き | Comments(6)
Commented by ヤップンヤン at 2014-03-10 15:06 x
チャライ男を演じるのが得意のマコノヒーというイメージがあったので、そのギャップのせいか私は驚かされました(笑)。HBOが製作したドラマ「True Detective」も見る機会がありましたらぜひご覧になってください。ダラス~の前に出演したと思いますが、これがシリアス路線または路線変更にいくきっかけにもなったようです。マコノヒーがゴールデングローブとオスカーを取ったせいか知りませんが、HBOはTrue~の再放送が増やしたみたいです(笑)。
Commented by toruiwa2010 at 2014-03-10 15:17
ヤップンヤンさん、こんにちは。

true detective・・・メモしときます。
もっとも、WOWOWぐらいしか放送しそうもないですね。
Commented at 2014-03-10 17:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toruiwa2010 at 2014-03-10 17:52
カギ付きさん・・・

ごめんなさい。
SFは受け付けていません。ハハハ。
Commented at 2014-03-10 18:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by toruiwa2010 at 2014-03-10 19:24
大丈夫です。私の見間違いでした。
ま、どこかが放送しなくちゃ話になりませんが。
ハハハ。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。