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岩佐徹のOFF-MIKE

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団結しようぜ&乱闘~‘80年のMLB十大ニュー ス~ 14/03/20

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Number創刊14号に寄稿した「米大リーグ1980年の十大ニュース」は
オールド・ファンには懐かしい名前が出てきます。
先日“面白いものがありますから開幕までに数回に分けて再録します”と
書いてそのままになっていました。
“しばし休養中”ですが、MLBファンのために…



~‘80年のMLB十大ニュース~その3~ ( Number )

⑧ あのたくましいパーカーやスタージェルがピケを張って
“労働者の団結”を守ったというお話


4月2日の朝、オーランド空港・・・。
ナショナル航空21便にアストロズのキャベルが座っていた。
前日、選手会のミラー代表が声明を出していた。
「2日以降のオープン戦はキャンセル。
ペナントレースを予定通り開幕することには同意するが、現在進行中の
新しいアグリーメントについての交渉が5月23日午前0時までに合意に
達しなければただちにストに入る」――。

キャベルはオープン戦をボイコットすれば手当がもらえないし、自前で
キャンプ地にいるより10日の開幕までヒューストンの自宅で過ごそうと
考えたのだが、どっこい、そうはいかなかった。
あと5分で出発というときになってユニフォーム姿の男が二人、機内に
入ってきたのである。彼にはもちろんすぐに誰だか分かった。親しい
チームメイト、リチャードとモーガンである。キャベルの近づいた
モーガンが言った。「さあ、降りよう。ストには入ったけど、今、
ばらばらになってはいけないんだ。我々は仲間じゃないか。残って
一緒にトレーニングを続けようぜ」。さらに「いやだと言うなら、
ここでケンカになるぜ」とも付け加えた。シートベルトを外した
キャベルが乗員にスーツケースを下ろしてくれと頼む。
二人の顔に初めて笑いが浮かんだ。
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同じころ、パイレーツのキャンプ地、ブラデントンではクラブハウスの
入口にパーカーと並んで立ったキャプテンのスタージェルが全員に
話しかけていた。
「どこへ行くのも君たちの自由だ。ただし、ここから出ていくには、
俺たち二人を倒さなければならんだろうよ」
全員がキャンプ地に残って、監督・コーチ抜きの自主練習をした
チームは少ない。両チームの開幕ダッシュが良かったのは決して
偶然ではないだろう。

さて、開幕以後の焦点は、タイムリミットまでに交渉がまとまるか
どうかに合わされたのだが、オーナー側が求める「フリーエイジェント
選手を獲得する際の代償」をめぐって雲行きは怪しかった。大きな代償が
必要となれば手を出すチームが減り、値段を抑えることになる。
選手も、高く売れないのなら、フリーにならず適当な条件でチームに
残るようになるだろう、とオーナーたちは考えたわけだ。
選手会は猛反発。
この問題では両者どうしても譲らず“その日”はどんどん近づいてくる。
誰もが’72年以来8年ぶりのスト突入を信じて疑わなかったから、交渉
最終日の5月22日、ニューヨークのシェイ・スタジアムでは、試合前に
いつもと違うレコードが流れていた。「How Long Does It Last(いつまで
続くの)」「Till We Meet Again(また逢う日まで)」「You Can’t Get What
You Want(望み通りにはならないよ)」…広報係のユーモアである。

シアトルからミルウォーキーに帰ったブリュワーズの選手たちは、互いに
サヨナラを言い合い、まるでシーズンが終わったかのようだった。そんな
状況の中で異例の徹夜交渉は続き、ついに午前5時前、ドンデン返しとも
いうべきスト回避がアナウンスされた。養老年金への拠出金の増額や
最低賃金のアップなどは、ほぼ選手会の案通りに決まり、代償問題は
委員会を作って検討することで合意に達したのである。
「よかった。とにかくよかった」と野球関係者は喜びあい、ファンも
野球シーズンが続くことを歓迎したが、肝心の代償問題が未解決では
安心できるものではない。来年の春にはスト騒ぎを繰り返すことだろう。


⑦ なぜか今シーズン、乱闘が多かった

9月1日、タイガー・スタジアムのホームプレート上では因縁のライバル、
タイガースのコウエンスとホワイトソックスのファーマーが固い握手を
交わしていた。約1年前、コウエンスのアゴはファーマーの快速球で
砕かれていた。今年の6月26日、そのファーマーにショートゴロに
打ち取られたコウエンスは1塁に走るのも忘れ、江戸の仇は長崎でと
ばかり、バットを持ってファーマーに殴り掛かった。
この二人の“ライバル”のためにタイガースのアンダーソン監督が
素晴らしい儀式をセットしたのだ。

それにしても、今年の大リーグは乱闘が多すぎた。
6月17日、カブスのキャピラ投手がアストロズのプールにぶつける。
これは、7‐1の大量リードにもかかわらず盗塁を狙ってきたプールに
腹を立てたゴーメッズ監督の指示によるもの。

さらに8月25日。
フィリーズのマグロー投手がドジャースのラッセルに近目の球を
3球続けた挙句脇腹へ――。
これは、前の打者、ファーガソンが敬遠のボールを叩いてダメ押し
タイムリー打ったことへの仕返しだという。

いずれも投手が故意に狙った投球が発端なのだが、マウンドに向かって
投手を脅した打者はもちろん退場。一方、投手の方は事前に警告されて
いない限り、たとえ故意と判定されても50ドルの罰金で済むという。
「そんなもの、子供の貯金箱からでも払えるさ。命がけでボールに
向かって行く打者の方がずっと不利だ」と打者の不満はくすぶるばかり。

大リーグの歴史の中で、デッドボールのために死亡したのは1人だが、
このままでは第2、第3の犠牲者が出る可能性は十分。
快速球で打者を脅すのも、そのボールをひっくり返って逃げるのも
大リーグの迫力ということかもしれないが、デッドボールが本当の
死球にならなければよいがと願うばかりである。

03/19のツイート

Spring has カモ to my place.
Yes,they are back 11straight years!!


フジテレビ時代の仲間との麻雀に出かけるとき、マンションの中の
小さな人工池にカルガモが来ていました。
同じ個体かどうかは確認できませんが、引っ越してきてから11年、
毎年、本格的な春の到来を告げてくれます。
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by toruiwa2010 | 2014-03-20 08:01 | メジャー&野球全般 | Comments(2)
Commented by イレザー・シート at 2014-03-20 14:04 x
こんにちは岩佐さん。
わが家近くを流れる川に住み着いている鴨さん達。
川沿いに広がる水田に水が張っている間はそちらに、水田に水が無くなれば川の方に”お引越し”。それがわが街の定例行事になっています。
ところが昨年の11月ごろから川の改修工事が始まり、鴨さんには受難の冬か?と案じておりました。
ところが鴨さん達、重機(建設機械)が動いている間は少し上流や下流に避難しますが、お昼休みや休憩時間になると重機の横をスイスイと泳いでいます。
「寄らば大樹の陰」ならぬ「寄らば重機の横に」、工事関係者以外の人も他の鳥も近づかない工事現場がお気に入りのようです。
最近は男社会の土木工事の分野にも女性が進出し”ドボジョ(土木系女子)”と呼ばれています。今度は”ドボカモ(土木系鴨)”の誕生かもしれません(笑)。
Commented by toruiwa2010 at 2014-03-20 14:34
イレザー・シートさん、こんにちは。

4年前にマンションの池で9羽のひなが生まれました。
その日のうちに、母ガモはひなを連れて直線距離でも
500メートルぐらい離れている神田川に移動しました。

川があることは知っていたにしても、そこまでのコースを
どう調べたのか? 動物の本能・知恵に感心しました。

http://toruiwa.exblog.jp/19811676/

ドボカモ…いただきました。ハハハ。
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