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岩佐徹のOFF-MIKE

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最高!「神様のカルテ2」~一般の評価は低いようだけど~03/24

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03/21のツイート

オープンしたばかりのTOHOシネマ一本スプーン…
じゃなかった、“日本橋”で「神様のカルテ2」を見た。
前作を上回ってすばらしい出来だ!
「永遠の0」「小さいおうち」「家路」…今年は邦画に
90点が揃ったが、現在は僅かな差でこれがNo1か。

「神様のカルテ 2」90


息を切らした栗原一途(=いちと:櫻井翔)が稜線で妻の榛名(宮崎あおい)に追いついた。
二言、三言、言葉を交わしたとき、突風が吹いた。気が付くと榛名が消えていた。
…夢だった。
激務の合間を縫って、ほんのわずかな睡眠をとろうとベッドに横になってからわずか5分、
看護師からの電話にたたき起こされたのだ。「救急車が10分で到着する」と言う。
24時間、365日 患者を受け入れることを売りにしている長野県松本市の本庄病院では、
栗原が当直の日、救急車で搬送される患者が特に多いというのは定説だった…
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ある日、栗原が会議に遅れて大先輩、貫田(柄本明)の隣の席に滑りこむと、反対側の男を
「新しく来てくれた先生だ」と言って紹介されます。血液内科が専門だそうです。
“進藤”という名前を聞き、貫田越しにその顔をのぞきこんだ栗原が思わず懐かしそうに
声を上げます。「タツヤッ!」。
二人は地元の大学の同期生、部員の少ない将棋部の仲間でしたが、大学病院からの熱心な
誘いを断って地域密着の本庄病院に残った栗原と東京の大病院を選んだ進藤(藤原竜也)は
数年ぶりに再会したのです。

同じ職場で働くことになった二人ですが、仕事への取り組み方は対照的でした。
妻の理解があって当直の連続もいとわない栗原に対して、勤務時間外に連絡が取れない、
患者への病状の説明を渋る、5時になるとさっさと帰ってしまう進藤は看護師たちの評判も
芳しくありません。

栗原の勤務状況からは医療現場の過酷さがうかがえます。進藤と再会したときにかけた
「ようこそ、医療の底辺へ」という言葉は“自虐”以上の意味があります。
一方、同じ医師の妻を東京に残し、娘を連れて故郷に戻ってきた進藤の不可解な行動にも
何か理由がありそうです。

掛け声だけ大きいものの、なかなか進まない医療改革という重いテーマのからませ方に
少し“無理”がありますが、作品全体の雰囲気はとてもいいです。
夏目漱石、芥川龍之介、志賀直哉を愛読し、めったに腹を立てない栗原と、そんな夫を
いい距離感でニコニコと眺め、支える榛名…相変わらずいい感じの関係に心がなごみます。

桜井が出演する映画・ドラマはあまり見ないのですが、3年前の「神様のカルテ」に続いて
この作品もよかったです。俳優を生かすも殺すも役柄次第だなあと思います。
宮崎、藤原、柄本もよかったし、短い出番でしたが、池脇千鶴、吹石一恵、西岡徳馬も
いい味を出しています。

西岡は柄本の同期生で大学教授に扮しています。貫田の病状を聞いて大学病院への転院を
勧めますが、入院中の本庄病院を訪ねて「No」の返事を栗原から聞き、そのまま会わずに
帰ろうとします。理由を聞かれたときの彼の答えが心にしみます。
「今日は医者の顔をしてきましたから」。

「貫田には医者ではなく、友人として会いたい」という思いが伝わります。
このセリフは素晴らしいと思います。しかし、惚れるべきが原作者なのか脚本家なのかが
分からないという…。ハハハ。

それにしても、公開は去年ですが今年の映画賞の対象になる?「永遠の0」に始まって、
「小さいおうち」、「家路」と90点の作品が続きます。同じ90点でも微妙な差があって、
現時点でどれかを選べと言われたら、この作品を推します。今ネットを見て、あまりにも
一般の人の評価が低いのに驚きます。特に、桜井が出ていることで“ジャニーズ”系を
無意味に批判する書き込みがかなりありました。私もふだんは批判派ですが、この映画の
桜井を見て“ジャニーズだ”と思うことはいっさいありませんでした。

えーと、TOHOシネマ日本橋は再開発が進む地域にオープンしたばかりのシネコンですが、
ほかの映画はともかく、この作品を見るのにTCXやDOLBY ATMOSは不要だと思います。
ハハハ。


「あなたを抱きしめる日まで」85

検査の結果、異常はないと告げられたが、マーティンは落ち込んでいた。
覚えのない疑いをかけられて政府顧問としての仕事を失い、途方に暮れていた。
旧知のドクターに「これからどうする?」と尋ねられ、「本を書く。好きなロシアの
歴史について。売れないだろうけどね」と力なく答えるのがやっとだった。
そんなマーティンに1人の女性が声をかけた。「母のことを調べて書かないか?」…
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50年前、一度の過ちで妊娠した彼女の母、フィロミナ(ジュディ・デンチ)は修道院で
出産しました。諸費用を払うために4年間、無料奉仕をしますが、その間に最愛の
息子は彼女に無断で養子に出されてしまい、その後、行方が分からないのです。
秘密主義の修道院からは協力を得られず、わずかな手がかりを頼りにマーティンと
フィロミナは息子の行方を捜す“旅”に出ます。

実話に基づいているそうですから描かれていることの多くは事実なのでしょうが、物語の
発端はまるで中世の話のように見えてしまいます。地域、時代、宗教をよく知らないと、
この物語を正確に理解するのは難しいのかもしれません。

山場に乏しいこの作品を価値あるものにしているのは何と言ってもデンチの演技でしょう。
刻まれた深いシワさえ意味を持っているような彼女独特のたたずまいに惹かれました。


03/14のツイート

映画「オール・イズ・ロスト」…今や老優、ロバート・
レッドフォードが文字通り一人で106分頑張った。
海の真ん中での奮闘、孤独、絶望…辛坊治郎を思い出した。
CGがなあ。特に救命ボート周辺に魚が現れるあたりから
怪しい。そしてストローハットはどこから出てきたんだ?


「オール・イズ・ロスト」80

陸地から3000キロ以上離れたインド洋上のヨット“バージニア・ジーン”で男が目を
覚ましたとき、海水が船内に流れ込んでいた。寝入っている間に、海上を漂っていた
コンテナーに衝突したのだ。冷静に応急手当てをし、最悪の事態を免れたが、救いを
求める通信手段は失われていた。
しかも、次に襲ってきた嵐によってヨットは破壊され、放棄することになった。
救命ボートに乗り移った男の当てのない漂流が始まった…
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レッドフォード以外の登場人物はいません。セリフもほとんどありません。
この映画も、これと言った山場があるわけではありません。
ひたすら、狭い船内でトラブルと格闘するレッドフォードを見続けることになります。
もう少し“仕掛け”があるかと思いましたが、特にはありませんでした。ハハハ。
期待が大きかった分、評価は低くなりました。残念です。

“ストローハット”…ヨットが沈みそうだと分かって慌ただしく救命ボートを膨らませ、
必要最低限のものだけを投げ込んで乗り移るのですが、数分後に、救命ボートの中で
それを見つけて頭に乗せるのです。「あんな、生きるか死ぬかの瀬戸際にムギわら帽子を
必要だと思うか?」という話です。おかしいわ。ハハハ。
 
90 神様のカルテ2 前作を上回った 良さが分からないという世間に絶望するw
80 オール・イズ・ロスト インド洋上を漂うヨットにただ一人…それだけだった
85 あなたを抱きしめる日まで デンチの演技と存在感はいいけど分かりにくい映画だ
80 LIFE! 妄想シーン?が好きじゃないので序盤で帰りそうになった 後半はまずまず
80 ウォルト・ディズニーの約束 メリー・ポピンズにまつわる話 退屈だった ゴメン
by toruiwa2010 | 2014-03-24 08:56 | 映画が好き | Comments(0)
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