ブログトップ | ログイン

岩佐徹のOFF-MIKE

toruiwa.exblog.jp

実況、ドラマなど放送全般、映画、スポーツ全般、 旅、食、友 etc

「笑っていいとも」終わる~31年半、おつかれさまでした~04/01

d0164636_8542198.jpg
「笑っていいとも」が31年半の歴史に幕を下ろしました。
最終日になった昨日は昼も夜も盛大に盛り上がっていました。
d0164636_8543895.jpg
この種の生バラエティでは“異色”の長寿番組でした。
…そうは言っても、一つの番組が終わったにすぎません。
「タモリ倶楽部」や「ミュージックステーション」は続きますし、
よく言われるような「一つの時代が終わった」わけではありません。
時間ができてフリーになったタモリを生かした新しい番組もいずれ
始まることでしょう。

つまり、タモリは健在です。どこにも消えないし、相変わらず
画面に登場して、力むことなく、マイペースで視聴者を楽しませ
続けることでしょう。
d0164636_855459.jpg
しかし、「いいとも」終了が発表されてからの“騒ぎ”は、「一つの
番組が終わる」を超えていました。「SMAPxSMAP」のビストロに
登場したと思えば「食わず嫌い王」にも火曜日のレギュラーたちと
出演していました。しかも、レギュラーの一人、さまぁ~ず・大竹が
四国で「モヤモヤさまぁ〜ず」のロケをしている現場に割り込んで。
当然、事前に話し合っているとはいえ、このむちゃくちゃぶりは、
とんねるずらしいしフジテレビらしかったですが。ハハハ。

とにかく、タモリがいなくなってしまうかのような騒ぎはある意味、
“異常”でした。一つのバラエティ番組がこれだけ惜しまれながら
終わるというのも珍しいことです。
たしかに、31年半と言えば、人が生まれ、成長し、恋をして結婚し、
子供ができて親になる…それだけの年数ですからね。

スタートしたのは1982年の10月でした。
私はその年の2月1日に“報道局報道センター”に異動する辞令を
受け取っていました。夕方のニュースでスポーツ・コーナーを作る
仕事をしていましたから、出社はいつも11時前後でした。
露木茂と頼近美津子が組んだ「FNNニュースレポート」が終わると
正午の時報とともに「笑っていいとも」が始まっていたのですが、
うつうつとして楽しまず…という心境で日々を過ごしていましたから
その頃の記憶は確かじゃありません。ハハハ。

そういえば、B&B(島田洋七・洋八)、ツー・ビート(たけし・きよし)、
紳助・竜介…といった、当時の売れっ子芸人たちが司会した前番組の
タイトルは「笑ってる場合ですよ」でした。
私は笑って場合じゃありませんでした。ハハハ。

その頃のフジテレビは、営業成績は振るわず、視聴率も他局に引き離され、
社内の空気は沈滞していました。どの時間帯も苦戦していました。
わずかな資料で振り返ってみても、翌日、世間で話題になるような番組は
「サザエさん」をはじめ、「小川宏ショー」「3時のあなた」「スター千一夜」
「家族対抗歌合戦」「スタードッキリ㊙報告」「夜のヒットスタジオ」
「欽ちゃんのドンとやってみよう」「銭形平次」「なるほど!ザ・ワールド」…
そんなものでした。
d0164636_8553145.jpg
正午からの時間帯もいい企画に恵まれず、番組は長続きしませんでした。
半年、1年という短いサイクルで次々に番組が消えていく中で、前番組の
「笑ってる場合ですよ」が珍しく、2年続いたあとを受けて始まったのが
「いいとも」だったのです。

前番組は司会陣に人気の漫才コンビを起用していましたから、それなりの
数字が出ていたと記憶しています。その番組を打ち切り、しかもそのあと、
深夜のイメージが強いタモリの司会で大丈夫かという声が当然のように
局内外で多く聞かれましたが、制作陣には自信も成算もあったようです。
31年半も続くとは思わなかったでしょうが。ハハハ。

私にとって、タモリは不思議な芸人です。
イグアナ、生まれたての仔馬、着地するコンドル、四ヶ国語麻雀 etc
抱腹絶倒の芸も持っていますが、普段の話はさんまやたけしにくらべれば
それほど面白いとは思いません。テレフォンショッキングでは日替わりの
ゲストをうまくさばいていますが、“話術”という点では上記の二人ほど
うまくはありません。「いいとも」ではコーナーごとに別の出演者が司会を
つとめますし、「タモリ倶楽部」を“仕切る”のはほかのタレントです。
それでも番組全体を染めるのはタモリ色…だからタモリなんですね。

最近10年、15年のタモリからは“文化人”のにおいが漂います。
音楽、鉄道、酒、地図、船、食…趣味の幅が広く、語らせれば、かなりの
知識を持っています。放送では片鱗しか聞けませんが、いつも、その先を
聞いてみたいなと思います。その辺の話術は一級品です。ハハハ。
d0164636_8554675.jpg
惜しまれつつ、一つの番組が終わりました。
そして、タモリが昼のテレビからは消えます。
気が付けば森田一義も68歳ですか。
「しばらくはゆっくりしたい」と言っているとか。
しかし、テレビがほうっておかないでしょう。
「ボキャブラ天国」や「トリビアの泉」のような
のんびりやれる番組で、まだまだ茶の間に笑いを
届けてほしいですね。

昨日深夜のパーティで乾杯の音頭をとったタモリが
「また機会があったら手を貸してください」と言った
らしいです。ファンにとっては一縷の望み…。ハハハ。

d0164636_921111.jpg
昨日は、目黒川の桜を見に行ってきました。
ほぼ満開でした。この週末までは見頃が
続くでしょう。

by toruiwa2010 | 2014-04-01 08:56 | 放送全般 | Comments(4)
Commented by デルボンバー at 2014-04-02 12:33 x
前日の記事に対してのコメントで申し訳ないのですが、それにしても、岩佐さんがそれほどタモリを好き(というか評価?)していたとは意外でしたね。なんか基本的には普通の人ですよね?
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-02 12:39
デルボンバーさん、こんにちは。

どこかで多くの芸人の一人…と考えていましたが、
それでいながら、ここまでの人気をえていることに
一種のリスペクトがあります。
師である赤塚不二夫の葬儀で白紙を見ながら、
そこに書かれているものを読むかのように
よどみない弔辞をささげたあたりから、そんな
気持ちになった気がします。
Commented by Yumi at 2014-04-02 17:55 x
お久ぶりです。私は子供の頃、ちびっ子ダンサーで数回出演した子供の歌合戦番組で同じく出演されていたタモリさんを知りました。眼帯時代のタモリさんです。その後人気が出て、この番組が始まりました。まさか、こんな大御所になる方とは(笑) でも「友達の友達は皆友達。世界に広げよう友達の輪」って本当にパワフルなステートメントだと今でも思います。
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-02 18:30
Yumiさん、こんばんは。

眼帯時代のたっもり…ずいぶん前ですね。
「大御所」にはなってほしくないのですが、
彼の薀蓄はなかなかです。
明日は黒田ですね。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。