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岩佐徹のOFF-MIKE

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小保方晴子氏の会見~納得しないという意見も多いが~14/04/10

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04/09のツイート

小保方さん…思ったより元気そうでよかった。
「STAP細胞を論文の体裁上の間違いで否定しないでほしい」
…会見に臨むにあたってのコメントの中でそう語っている。
その通りだね。
大騒ぎしたあと、今度はヒステリックに批判する…マスコミも
世間も冷静になりたい。


2時間半以上に及ぶ長い会見になりました。
4月1日、理研の最終調査報告が出たとき「承服できない」と言うなら、いくつかの論文で
パクリっぽいところがあることをきちんと説明しないといけないと書きました。
しかし、実際には難しいだろうと思っていました。これだけ激しいバッシングを受けた
ダメージは想像する以上に大きいと思われ、否応なく好奇の目にさらされることになる
記者会見には耐えられないだろうと思ったからです。よく、会見に応じたと思います。
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STAP細胞発見“騒動”のときの会見はじっくり見ていませんでしたが、冒頭に、直立して
「不注意、不勉強、未熟だった」とか細い声で謝罪する彼女からは実年齢よりはるかに
幼い印象を受けました。しかし、以後の質疑も含め、彼女の態度は一貫して誠実だったし、
正直だったと思います。75年、“人間”を見てきた経験から、その顔は“改ざん・ねつ造”が
ばれて追及され逃げ場を失った人のものには見えませんでした。
たしかにミスはしたけれど、すでに訂正した。その点を除けば、自分がやってきたことは
間違っていない。自信もほこりも持っている…という人の顔でした。
少なくとも、悪意をもって何かをたくらむ人には見えませんでした。会見の場でうそを
ついているとも思えませんでした。
ただし、科学の世界で「体裁上の間違い」が通用するかどうかは別問題です。

理研調査委の報告を聞いたときからその中で使われている“改ざん”や“ねつ造”という
強い言葉には違和感がありました。昨日の弁護士の発言にもあったように事実がないのに
あるように見せかけるのがねつ造です。改ざんも然り。少なくとも、一般社会では。
しかし、ことは科学の話、それも“世界的な大発見”に関わる話ですから、それだけでは
済みません。では、どうすれば理研やネイチャー誌、マスコミ、世間が納得するかです。
“落としどころ”はすごく難しいですね。

昨日の会見の中で彼女が話したことは一つ一つ今後、メディアが検証します。
特に、彼女とは関係なく(インデペンデントで)、第三者が細胞の作製に成功したという
発言には重みがあります。当面はこの人物の特定に集約されることになります。
事実なら、細胞が存在することに真実味が増すからです。
逆に、この人物についての話があいまいになると小保方バッシングはさらに激しいものに
なるでしょう。「個人名だし、あまりにも公の場なので」と名前の公表を渋った点が非常に
気になります。

佐村河内守がゴーストライターを使って作曲したものを自分の作曲であるかのように
発表してきた行為には明らかな悪意がありましたが、彼女のケースは違うでしょう。
しかし、会見の空気は途中から“尋問”のようになっていきました。
相手が若い女性だからか、質問の調子が馬鹿にしているように聞こえる記者もいました。
自分で“結論”を持っていて、そこに誘導しようとしているのが見え見えの記者も。

実験のときにかっぽう着を着ていることについて尋ねたニッポン放送、日刊スポーツの
記者にはあきれました。デスクの指示で仕方なく聞いたかもしれませんが、天下に恥を
さらしましたね。
研究室で何を着ているかまでが報道されることに、初めは“面白がって”いたようですが、
「恐ろしかったです。正直言って」と話していました。グサッと来る一言でした。
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フジテレビ記者「STAP細胞はあるんですか、ないんですか?」
小保方さん「STAP細胞はあります」
記者「私たちは、何をもって信じればいいんですか?」。
…なんと幼い聞き方でしょう!さんざん考えたつもりでしょうが、情けないです。
ただし、これも、番組での使い方を考えた上での聞き方だった可能性があります。
今日の「とくダネ」の中でそっくり再生されても驚きません。冒頭で流すかもしれません。
ハハハ。

時に涙を流す場面もありましたが、気丈に対応していました。
見かけ以上に芯の強い女性なのでしょう。叩かれても仕方がない間違いをおかしたのは
確かですが、立ち直る力も持っていることが分かりました。
理研のやり方には“組織を守る”という意識を強く感じますし、研究者の先輩たちからは
「それ見たことか」と言わんばかりのコメントしか出てこないのが残念です。

街のアンケートでは小保方さんの説明に“納得した”人は少ないようです。
才能のある人ですから、うそをついていないことが証明されたら、“つぶす”のではなく、
能力を生かす道を見つける方向で進んでほしい…甘いのかもしれませんが、そう願います。
ハハハ。
by toruiwa2010 | 2014-04-10 07:27 | 岩佐徹的考察 | Comments(9)
Commented by yukky528 at 2014-04-10 13:50 x
こんにちは。
私は理数系はサッパリなので真偽のほどは後できちんと証明できればと思います。
会見そのものは誠実に答えようとしていて良かったと思います。
どこかの企業の不祥事での偉い人達の会見、北の方の鉄道会社、反社会的勢力への融資が問題になった大手銀行などと比較すると、ずっと実直な対応だったと。

そもそも、彼女一人の問題じゃなくて、論文のチェック体制とかも悪かったわけだし。
Commented by reiko71 at 2014-04-10 14:50 x
実はアメリカのNature誌に指摘された時には、正直「あ~手柄欲しさに、お嬢さん、やっちゃったのか。。?」と思いました。

今回の会見を全部は見てはいませんが、ニュースで見た彼女の印象と、岩佐さんの”人を見る目”を信頼すると、実験とその結果はホンモノなのだろうと推察します。 ただおっしゃるように、科学の世界で「体裁上の間違い」が通用するかどうかは別問題ですね。

これまたおっしゃるように、彼女とは関係なく(インデペンデントで)、第三者が細胞の作製に成功したという人物、ココが大きなポイントになると思われます。ご本人が名乗り出てくれば話は早いのですけどね。。

しかし、理研の「トカゲのしっぽ切り」的態度と、ここぞとばかりに獲物を得たマスコミのレベルの低さは、なんとも胸が悪くなりそうでガッカリです。

学閥やらテリトリーやらに関係なく、もし可能なら、ips細胞研究でノーベル賞受賞者の山中教授あたりが、本人と実験丸ごと引き取って継続させるなんてことがあれば素晴らしいのに、なんて妄想するランチタイムでありました。そうなったらスゴイことだなあ。でもムリだろうなあ。。(^^;
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-10 17:08
yukky528さん、こんばんは。

態度はよかった。それは間違いないと思います。
問題は、今大事なのは誠実かどうかではなく
200回以上の成功は事実かどうか、ほかに成功して人が
実在するかどうか・・・ですね。
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-10 17:11
reiko71さん、こんばんは。

すぱっと割り切れる、答えが一つしかないのが
科学の世界なのでしょうが、同時に、魑魅魍魎が
住んでいるのもこの世界だ…というのが問題ですね。
Commented by ヱビスの黒生 at 2014-04-11 01:12 x
岩佐さん、こんばんは。

最初の発表の直後に、やれ「リケ女」だ、やれ「割烹着」だと大騒ぎしたのがそもそもおかしな状況だったと感じています。そして、論文に不備な点があるとわかったとたんに絵に描いたような手のひら返し。謝罪会見では小保方さんに悪意があったことを示す具体的な事例を示すでもなく、状況証拠だけで問い詰めるだけに終始してたように思います。
これでマスコミはやっていけるんですからいい商売なんだなと。

これで論文取り下げになったらSTAP細胞が本当にあったかどうかわからないまま葬り去られてしまいます。彼女の論文におかしいところがあるならば、誰かが「こういう点についてはおかしい」という論文を発表して反論すればいいだけの話しです。彼女が研究者として復帰できることがなくても、STAP細胞の存在については、今後も研究を続けられる道を残してほしいと思います。

長々と失礼しました。
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-11 07:15
ヱビスの黒生サン、おはようございます。

論文作成の過程で彼女がおかした間違いを
追及するのはいいですが、「悪いがあった」と
決めつけてかかるのはいかがかと。
自分たちが調査委員会であるかのごとく、
「言うだけで証拠を示さなかった」と批判する。
証拠の品は今後の調査で示せばいいのだと。
Commented by ヱビスの黒生 at 2014-04-11 13:34 x
岩佐さん、こんにちは。

念のためですが、自分は小保方さんに悪意があったとは思ってません。

悪意があったと思っているマスコミが、会見ではそれを証明ような具体的な事例を提示していなかったなと。マスコミも結局は具体的に何かつかんだわけでもないのに、勝手に悪意があったと言ってるだけなんだな、と思いまして。
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-11 13:55
ヱビスの黒生さん、心配ご無用です。
私のコメントはメディアに向けたつもりでしたが、
書き方が悪かったですね。
Commented by ヱビスの黒生 at 2014-04-11 14:12 x
いえ、こちらこそお手を煩わせてしまいましてすみません。

このようなメディアの態度というかやり方は今に始まったことではないと思いますが、今後も続くんでしょうね。受け取る側としては十分気をつけなければなりませんね。
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