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岩佐徹のOFF-MIKE

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自薦・厳選300? ゴルフvsテニス 2 14/04/13

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ゴルフとテニス 再び (2006.12.26 初出)

30歳と24歳。優勝回数は48と37。メジャーのタイトルは10と7。
初メジャーは21歳4ヶ月と21歳11ヶ月。
…ゴルフとテニスをくらべるのが無理なことは承知していますが、タイガー・ウッズと
ロジャー・フェデラーがこれまでに残した数字です。
蛇足ですが、客観的に見て、競技の複雑さ、プレー・コンディションの影響度を考えれば、
勝つことが難しいのは明らかにゴルフでしょう。(0603「Federer vs Tiger!」06/04/04)

APの“Male Athlete of 2006”(男子最優秀アスリート)にウッズが選ばれたという記事を
今朝読んだとき、真っ先に頭に浮かんだのは2006年の4月初めに書いたこのエントリーの
書き出しの部分でした。
テニスとゴルフはまったく競技方法が違いますからくらべるのはもともと無理があります。
しかし、あえて比較すれば、テニスは試合ごとの気象などの条件が対戦するプレーヤーに
公平で、行く手をはばむ相手とはかならず直接対決のチャンスがあり、力さえあれば
タイトルを獲れる可能性がきわめて高い競技です。グランド・スラム優勝者のそのときの
ランキングを見れば分かります。
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一方のゴルフはあらゆるスポーツの中でプレー・コンディションの差が勝敗の行方に
もっとも大きな影響力を持つ競技と言ってもいいでしょう。
朝8時に快晴無風、芝が湿気を含んでいるときにプレーする選手と、強い風が吹き始めて
グリーンが乾いてくる午後2時にスタートする選手では気の毒なぐらい条件が違います。
しかも、ゴルフでは競争相手のプレーを封じることは出来ません。自分が最高のプレーを
しても、他人がそれを上回ったら勝てないのです。強い選手でもなかなか勝てないのが
ゴルフです。これも、メジャーの優勝者一覧を見れば分かります。

だから、競技としてゴルフのほうがテニスより“上等”だというのではなく、ゴルフで
勝つのはテニスで勝つより難しいと書いたつもりでしたが、明らかに言葉足らず…。
いや、競技方法を少し考えたら賛成していただけると思い、“論争”になるなどとは予想も
しなかったのです。浅慮…。ハハハ。
私も少しムキになって過去最多の4回もレスをしてしまいました。言いたいことがうまく
伝わらず、見当はずれの議論を仕掛けてくる方に反応してしまいました。ハハハ。

世界的なスケールで考えたら、ウッズの受賞は妥当のような気がします。
今年、父親を亡くしたあとのUSオープンでメジャーでは初めての予選落ち(プロ入り後)
したときにはダメージの大きさをうかがわせましたが、すぐに立ち直り、全英オープンと
PGA(全米プロ)でメジャー通算11-12勝目をあげ、最後は出場した試合に6連勝するなど、
後半の彼には他を寄せ付けない強さがありました。

アメフトのトムリンソン(サンディエゴ・チャ-ジャース)、テニスのフェデラーを抑えて
4度目の受賞となったウッズですが、本人は受賞を喜びつつも、友人のフェデラーではなく、
なぜ自分が選ばれたのか不可解だったようです。
「彼がテニス界でやったことは僕がゴルフで成し遂げたことよりはるかにすごいと思うよ。
負けたのは…なんだっけ…3年間で5試合だけでしょう?すばらしいことだよ」

APの記者もさすがに<実際はもう少し負けているが、それでもそんなには多くはない>と
やんわり訂正しています。ハハハ。
ちなみに世界中のスポーツ・エディターによる投票の結果は以下の通りです。(ポイント制)

260 ウッズ
230 トムリンソン
110 フェデラー


今年、ウインブルドンのロイヤル・ボックスにも姿を見せていたベテラン・ゴルファーの
フレッド・カプルスが上位3人の誰に投票するかとなると難しいとしながら面白い見方を
披露しています。

「トムリンソンはいずれタッチ・ダウンの記録を大幅に塗り替えるだろう。すばらしいよ。
もし、僕がフェデラーだったら、今年取れなければ、いったいどうすれば取れるのかと
思うだろうね。タイガーは…ふさわしくないと言うんじゃないけどね。出場した大会の55%
(15大会で8勝)で優勝か?シャキル・オニールのフリー・スローよりいいんじゃないかな」。
…ハハハ。

シーズン8勝以上は彼のキャリアで3度目です。
2年連続でメジャー2勝以上は史上初めてだそうです!
「ゴルフで50%以上の勝率を収めればそれはいい年だったということでしょう。どれだけ
大変なことかを僕は知っています。メディアやファンはなかなかその難しさを分かって
くれません。プレーヤーたちは分かってくれます。これまでに彼らが僕に言ってくれた
ことはとても大切です」


ゴルフのウッズとテニスのフェデラー…ふたりとも“勝って当たり前”の高みまで駆け
上がってしまいました。当面、彼らの“敵”は選手ではなく、むしろ彼ら自身でしょう。
フェデラーがロンドンで語っています。
「モチベーションについては今もこれから数年間もまったく問題はないよ。全仏の優勝は
夢の実現になるけど、ウインブルドンとNo1にとどまることは何よりも優先するね。
選手として人間としての僕の今があるのはこの二つのおかげだから」

その後の8年間で、脂がのっていたフェデラーは
グランド・スラムのタイトルを10個積み上げましたが、
けがが多くなり、スキャンダルにも見舞われたタイガーは
メジャーで4勝しかできていません。

by toruiwa2010 | 2014-04-13 06:57 | 自薦・厳選300? | Comments(0)
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