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岩佐徹のOFF-MIKE

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カンペキ!田中2勝目~ダルビッシュ 勝敗つかずagain~04/18

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田中、“8回完封”!
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8回 107球(76ストライク) 2安打 1四球・10三振 0点 2勝目

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タイトルは勢いで(ハハハ)“カンペキ”としましたが、本人も決して問題がなかったとは
言っていません。自分を冷静に見ていていいと思います。
結果としてバント・ヒット2本に抑えたものの、前回と同様、鋭い打球が見られました。
特に怖いのは“ピッチャー返し”です。わずか3試合の登板ですが、これまでに脚の間や
顔の真横を抜けていく強烈な打球をいくつか見ています。あとで触れます。

立ち上がりは慎重でした。過去2試合、2回までに失点しているせいでしょう。
「2試合で言われたくありません」と本人も語っているように“たまたま”です。もちろん、
ヤンキー・スタジアムを含めて、当分は、初めての球場、初めてのマウンドからの投球が
多いわけですから、マウンドの傾斜など“環境”に慣れるには時間が必要です。地元紙に
「ロッカーでもすっかり溶け込んでいることに驚く」というジラルディ監督の談話が出て
いましたが、この人の“適応能力”は高いですから、そんなにはかからないと思いますが。

ヤンキー・スタジアムは2度目です。
過去2試合はともに3回まで58球を要していたのに、この日は44球で投げ終えました。
1回に珍しくフォアボールを出しましたが、開始時の気温が6度ぐらいだったようですから
その影響もあったのでしょう。前日の雨は途中から雪に変わったそうですから、この時期、
アメリカ東部の天候はめまぐるしく変わります。それにも慣れることが必要ですね。

2回にはうまく処理したはずのセーフティ・ントがチャレンジの結果セーフとなったのと
合わせて1,2回には二人の走者を出しましたが、直後の3~6回の4イニングは三者三振の
3回を含め3人ずつで片づけ、まったく付け入るスキを与えませんでした。ストレートは
コーナーを突き、スプリットがいい高さから落ちていました。なにより、キャッチャー、
マッキャンとのサインの交換に迷いが見られなかったのが好調の印だったかもしれません。

7回、先頭の3番・リゾがシフトしてがら空きになっているサード前にセーフティバントを
決めて出塁しました。この試合でカブスは何人かの選手がバント・ヒットを狙いましたが、
それだけ、スカウトを通じて攻略のむつかしさが伝わっていたということでしょう。
初めてノー・アウトのランナーを許したあと、4番・シアーホルツの打球は投げ終わった
ばかりの田中の真正面に飛びました。反射的に差し出したグラブに当たり、カバーした
ショートがさばいて1塁でアウトにしました。
ウエブのところに四葉のクローバーがデザインされていましたね。“ご利益”でしょうか?
ハハハ。
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万一、1年目の田中が“つまずく”とすれば、その理由はケガではないかと思っています。
それも肩やひじではなく、打球が当たるアクシデントです。
意識的かどうかは分かりませんが、マウンドの周辺に返ってくる打球が多いですね。
日本のバッターの力なら球威で抑え込めるのに、あそこまで強列にはねかえしてくるのは
やはりメジャーのパワーだからなのかと、考えてしまいます。

昨日ほど、スプリットがいいところに決まれば当分、大きく崩れることはなさそうです。
デビューから3試合の奪三振が28個でヤンキースの記録だそうですが、それほど大きな
意味があるとは思いません。田中も、そんなことで自分を見失うことはないでしょう。
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この日の“8回完封”にはツキも味方したと思います。
7回のシアーホルツの“投触遊ゴロ”(ピッチャーが触れたあとショートが処理)はアウトに
なりましたが、カブスがチャレンジしたほど微妙でした。
判定が出るまでにかなりの時間を要していました。私にはセーフでもおかしくないように
見えました。
初めて得点圏にランナーが進みましたが、カストロのかなり強い当たりのサードゴロも
うまくさばいてくれました。
どんなスポーツでも多少のツキはあるものだし、ツキがあるうちは利用すればいいのです。
“それも実力のうち”ですから。

デビューからの3試合、7,7,8回を投げ切りました。立派なもんです。
前回登板のあと、しばらくは苦しむと思うと書きましたが、堂々たるピッチングでした。
恐れ入りました。

野茂:5回、4回2/3,4回
黒田:デビュー戦7回のあと、5回2/3,6回
松坂:7,7,6回
ダルビッシュ:5回2/3,5回2/3,6回1/3


…だったのと比較すると安定感が際立ちます。

次は、中5日で日本時間23日のレッドソックス戦、その次は、中4日でエンゼルス戦に
登板することになるようです。

2試合連続、勝ち負けなし
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7回 107球(66ストライク) 7安打 2四球・8三振 2点

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過去2試合にくらべると苦しいピッチングになりました。
1回、先頭のアルモンテにポテンヒットを許したあと、3人に痛打されていました。
センターへのライン・ドライブ2本とファースト・ゴロは野手がさばいて無失点でした。
2回もライトへのライナーのあと右中間を破られるなど3安打にフォアボールがからんで
2点を失いました。今シーズン初めての失点です。

3回以後も普段のダルビッシュらしさが感じられませんでした。波に乗れません。
大きな原因は制球力のなさでした。この日のべ30人の打者と対戦しましたが、3ボールに
なったケースが7回もありました。そのうち3回は3-0!多くの球種でストライクが取れる
ダルビッシュにはあまり見られないことです。

余計だったこと

4回2死から打席に迎えた2番・ミラーに対して2-2からの内角ストレートは、たしかに
ズバッといいコースに決まったかと思いました。ダルビッシュはフォロースルーからの
流れでダグアウト方向に向かいました。ストライク間違いなしと思ったのでしょう。
判定はボールでした。ダルビッシュは大きな声を出していました。
やめた方がいいですね。審判に「なに、自分でストライクだと決めてんだ、この野郎」と
思わせて得になることは一つもありません。
その裏、同じような判定をされたときの相手のヘルナンデスは何事もなかったかのように
投球を続けました。

5回にダルビッシュがマウンドに上がったとき、前回のきわどい判定のVTRを見せて
Jスポーツの放送では「うーん、厳しいですねえ」と言っていましたが、“すべき話”が
違うのではないかと思いました。私だけでしょうが。ハハハ。

その4回、1死1塁から左中間に打球が飛びました。センター、レフト、どちらも捕れる
位置でした。それでも、センターのマーチンがキャッチするだろうと思って見ていると
レフトのチューが最後まで追ってきたため両者が譲り合ってヒットにしてしまいました。
「おいおい。移籍してきたばかりとはいってもMLB10年目だろう。なに考えてんだ」と
呆れました。

MLBでは“センターは外野のキャプテン”と呼ばれます。
どちらも捕れる打球の場合、センターが捕ります。イチローだって譲ります。ハハハ。
数十年前に言われて“目からうろこ”でしたが、右中間、左中間に飛ぶ打球は、飛べば
飛ぶほどセンターに近寄っていきますから“リーズナブル”なんです。
チームを作るときからセンターには足が速く守備範囲の広い選手を配します。マーチンも
そういう選手です。6回にはアクリーのセンター後方への長打になりそうな当たりを背走し、
最後はジャンプしてキャッチしていました。
失点にはつながりませんでしたが、チューはまったく余計なことをしました。繰り返し、
アップになっていたのは気の毒でしたが。ハハハ。
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7回1死から2番・ミラーに2-2から投じたのはカーブでした。
この一球でセカンド・ゴロに仕留めたあと、ダルビッシュが親指を気にし始めました。
また、ほかの指の爪で親指の“甲”の皮膚をひっかいたようです。
前回登板でも同じことが起きていましたし、癖になっているようです。
ピッチャーには“ありがち”だと聞きますし、気にはなるでしょうが、“ボールに触れる”
側ではないのであまり問題はないと思います。出血をものともせず…みたいな伝え方には
笑うしかありません。ハハハ。


松坂がメジャーに昇格しましたが、GMによれば、
当面は中継ぎのようです。コントロールが悪いのに中継ぎ…
どんなものかと思いますが、結果を出して先発に戻って
ほしいですね。

by toruiwa2010 | 2014-04-18 09:39 | メジャー&野球全般 | Comments(4)
Commented by 赤ぽん at 2014-04-18 12:31 x
岩佐さん、こんにちは。

タイトルの「カンペキ」、けっこう勢いつけましたねw
しかし寒さとスライド登板の条件下でこれだけの投球、四死球の
少なさといい素晴らしい。松坂の7、7、6回よりも多いんですね。
確かに打球の強さが気になりますが、怪我無く過ごして欲しいものです。

次のボストンが楽しみでありひとつ序盤のポイントとなりそうな気が…
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-18 15:28
赤ぽんサン、こんにちは。

フェンウェイのマウンドに適応できるかどうか…。
ペドロイア、オルティーズ…厄介な相手に
どうたいおうするか…。
Commented by ヤップンヤン at 2014-04-18 16:13 x
高校時代に北海道にいたことが、ニューヨークの寒さにも対応できた理由の1つでしょう・・・培った経験をしっかり生かせる選手なので、今後も楽しみです。
Commented by toruiwa2010 at 2014-04-18 16:23
ヤップンヤンさん、こんにちは。

高校時代の苫小牧に加えて仙台での7年間も
寒さに強くしているでしょうね。
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